昨日も朝から雪が降り,いよいよ冬がやって来たなあと思っていたが,午前中に雨に変わり道路の雪も溶けて,まあ最初はこんなものだろうと思っていた.
ところが,今朝は早朝か大雪で国道でも前が見えないほどの大雪になり,いきなり冬道の長距離運転でどっと疲れてしまった.新千歳からの出発便も四時間遅れだったようで、待ち時間が長くて搭乗した人たちは出発前にすっかり疲れ果ててしまったことだろう.
長く北海道に住んでいるが,今日ほど雪に疲れた日はなかったと思う.それでも,家族みんなが無事に過ごせたからまあ良かったということにしよう.
ところが,今朝は早朝か大雪で国道でも前が見えないほどの大雪になり,いきなり冬道の長距離運転でどっと疲れてしまった.新千歳からの出発便も四時間遅れだったようで、待ち時間が長くて搭乗した人たちは出発前にすっかり疲れ果ててしまったことだろう.
長く北海道に住んでいるが,今日ほど雪に疲れた日はなかったと思う.それでも,家族みんなが無事に過ごせたからまあ良かったということにしよう.
『NHK受信料訴訟 最高裁が初判断へ 一、二審は支払い命令
最高裁第三小法廷(大谷剛彦裁判長)は二日、テレビを持ちながら受信契約を拒否した男性にNHKが受信料を求めた訴訟の審理を、大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)に回付した。受信契約がどう成立するかや、受信料制度を定めた放送法の規定の合憲性について、大法廷が来年中に初の判断を示すとみられる。
受信料の支払い義務がある世帯のうち未契約は約二割に上るとみられ、判断はNHKの徴収実務に大きな影響を与えそうだ。
争われているのは「テレビの設置者は受信契約をしなければならない」とする放送法六四条一項の解釈。男性は、手続きをしていないので契約は成立せず、受信料を支払う必要はないと主張。放送法は契約する自由を制限しており違憲だとも訴えている。
これに対しNHKは、契約はNHKが求めた時点で成立し、その時点から支払い義務が生じると解釈されると指摘。仮にこの主張が認められないとしても、裁判所が契約の締結を命じるべきだとしている。
同種の訴訟では、受信料支払いを命じる判断が定着しているが、最高裁は判決で明確な基準を示す必要があると判断したとみられる。(1)何によって契約が成立するか(2)放送法の合憲性(3)拒否していた場合にいつから受信料の支払い義務を負うか-などについて判例を示す見通しだ。
一、二審判決によると、男性は東京都在住。二〇一一年九月、NHKは男性宅に受信契約締結の申込書を送ったが、男性は拒否した。
一審東京地裁判決は、申込書が届いた時点では契約が成立しないと指摘する一方、放送法の規定は「テレビ設置者に放送費用を分担させるものだ」として、契約締結と受信料約二十万円の支払いを男性に命じた。二審東京高裁も支持した。
NHKは大法廷回付について「最高裁でもこれまでの主張を述べていきたい」とコメントした。』
争点が契約の自由ということであれば,憲法を守る立場の最高裁はそれを尊重せざるを得ないだろうし,税金で運営され国家公務員が仕事をしているのでもないのに法律で収益が保証されるような企業が存在するというのは自由主義の世界では普通に考えておかしな話だろう.日本で最初に自動車を作ったのはトヨタだからトヨタに使用料を払わなければならないという法律があったらどう思うだろうか.
今やテレビはテレビ放送を見るためだけの機器でもないし,テレビやラジオだけが映像や音声を世界に伝えるための手段でもなくなっているから放送法の規定自体が時代遅れだと思うのだが,テレビ放送を守るためにNHKだけを特別扱いして税金以外に国民に負担を強いるというのが放送法の目的だというなら,もはやNHKの受信料は形を変えた税金と考えるしかないだろう.
戦時中にあった大本営発表への反省なのか,NHKは国民によって運営される放送局だからこそ存在価値があるという大義名分をNHKは主張したいのだろうが,今やNHK自体が政治家の影響力を受けすぎていると思われているのだから,NHKを選択しないという選択肢があってもいいように思うし,ネットに接続しているだけでNHKの受信料が発生するなんてのは論外である.
そういった選択の自由もなく,疑問を自分で考えることをやめて多数に従うということこそ情報に操作されるということなのだが,毎日NHKだけを見ていたらそんなこともわからなくなることだろう.そろそろNHKは分割して有料の趣味・娯楽放送と税金で運営する教育放送に分けた方がいいと思うのだがどうだろうか.政府の都合ばかりを放送する政府官庁専用放送なんていうのもあればわかりやすくてむしろ面白いのではないだろうか.
来年中には結論が出るらしいが,優秀な最高裁の判事さんたちには情報技術の進化を考慮に入れた上で放送法とNHKのあり方に一石を投じるような判決を期待したいと思う.
最高裁第三小法廷(大谷剛彦裁判長)は二日、テレビを持ちながら受信契約を拒否した男性にNHKが受信料を求めた訴訟の審理を、大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)に回付した。受信契約がどう成立するかや、受信料制度を定めた放送法の規定の合憲性について、大法廷が来年中に初の判断を示すとみられる。
受信料の支払い義務がある世帯のうち未契約は約二割に上るとみられ、判断はNHKの徴収実務に大きな影響を与えそうだ。
争われているのは「テレビの設置者は受信契約をしなければならない」とする放送法六四条一項の解釈。男性は、手続きをしていないので契約は成立せず、受信料を支払う必要はないと主張。放送法は契約する自由を制限しており違憲だとも訴えている。
これに対しNHKは、契約はNHKが求めた時点で成立し、その時点から支払い義務が生じると解釈されると指摘。仮にこの主張が認められないとしても、裁判所が契約の締結を命じるべきだとしている。
同種の訴訟では、受信料支払いを命じる判断が定着しているが、最高裁は判決で明確な基準を示す必要があると判断したとみられる。(1)何によって契約が成立するか(2)放送法の合憲性(3)拒否していた場合にいつから受信料の支払い義務を負うか-などについて判例を示す見通しだ。
一、二審判決によると、男性は東京都在住。二〇一一年九月、NHKは男性宅に受信契約締結の申込書を送ったが、男性は拒否した。
一審東京地裁判決は、申込書が届いた時点では契約が成立しないと指摘する一方、放送法の規定は「テレビ設置者に放送費用を分担させるものだ」として、契約締結と受信料約二十万円の支払いを男性に命じた。二審東京高裁も支持した。
NHKは大法廷回付について「最高裁でもこれまでの主張を述べていきたい」とコメントした。』
争点が契約の自由ということであれば,憲法を守る立場の最高裁はそれを尊重せざるを得ないだろうし,税金で運営され国家公務員が仕事をしているのでもないのに法律で収益が保証されるような企業が存在するというのは自由主義の世界では普通に考えておかしな話だろう.日本で最初に自動車を作ったのはトヨタだからトヨタに使用料を払わなければならないという法律があったらどう思うだろうか.
今やテレビはテレビ放送を見るためだけの機器でもないし,テレビやラジオだけが映像や音声を世界に伝えるための手段でもなくなっているから放送法の規定自体が時代遅れだと思うのだが,テレビ放送を守るためにNHKだけを特別扱いして税金以外に国民に負担を強いるというのが放送法の目的だというなら,もはやNHKの受信料は形を変えた税金と考えるしかないだろう.
戦時中にあった大本営発表への反省なのか,NHKは国民によって運営される放送局だからこそ存在価値があるという大義名分をNHKは主張したいのだろうが,今やNHK自体が政治家の影響力を受けすぎていると思われているのだから,NHKを選択しないという選択肢があってもいいように思うし,ネットに接続しているだけでNHKの受信料が発生するなんてのは論外である.
そういった選択の自由もなく,疑問を自分で考えることをやめて多数に従うということこそ情報に操作されるということなのだが,毎日NHKだけを見ていたらそんなこともわからなくなることだろう.そろそろNHKは分割して有料の趣味・娯楽放送と税金で運営する教育放送に分けた方がいいと思うのだがどうだろうか.政府の都合ばかりを放送する政府官庁専用放送なんていうのもあればわかりやすくてむしろ面白いのではないだろうか.
来年中には結論が出るらしいが,優秀な最高裁の判事さんたちには情報技術の進化を考慮に入れた上で放送法とNHKのあり方に一石を投じるような判決を期待したいと思う.
広島カープのジャクソン選手が中田選手にフォアボール,ピッチャーのバース選手にヒットを許し,最後はレアード選手に満塁ホームランを打たれ試合が決まってしまった.
なんともあっけない最後だったが,私には中田選手が打席に立った時にネクストバッターボックスに大谷選手を入れた栗山監督の陽動作戦にジャクソン選手が負けたように見えた.
中田選手をアウトにすれば大谷選手は関係ないのに,そっちに気を取られて中田選手に集中できなかったことが敗因だろうと思う.そして大谷選手が実際に打席に立つことはなかったわけだから,ますますそういう気がしてくる.
プレッシャーに負けずに平常心を保つことこそ実力を発揮するために最も必要かつ難しいことだということを改めて認識させてもらった.今年の日本シリーズはなかなか楽しめました.
なんともあっけない最後だったが,私には中田選手が打席に立った時にネクストバッターボックスに大谷選手を入れた栗山監督の陽動作戦にジャクソン選手が負けたように見えた.
中田選手をアウトにすれば大谷選手は関係ないのに,そっちに気を取られて中田選手に集中できなかったことが敗因だろうと思う.そして大谷選手が実際に打席に立つことはなかったわけだから,ますますそういう気がしてくる.
プレッシャーに負けずに平常心を保つことこそ実力を発揮するために最も必要かつ難しいことだということを改めて認識させてもらった.今年の日本シリーズはなかなか楽しめました.
普段はTVで野球など見ないのですが,10年ぶりの優勝がかかっているのと札幌で2連勝したので今夜は見てしまいました.
私が見てると大抵応援している方が負けるので,どうしようかと思いながらも当直しながらTVをつけたり消したり.
同点になり9回裏まできて1塁への誤送球とデッドボールで満塁になりなんだか雰囲気はメークドラマになってるなと思ったら,2番西川選手の満塁ホームランで試合終了.
ファイターズは札幌ドームで3連勝したのであとは広島で頂上決戦です.
私が見てると大抵応援している方が負けるので,どうしようかと思いながらも当直しながらTVをつけたり消したり.
同点になり9回裏まできて1塁への誤送球とデッドボールで満塁になりなんだか雰囲気はメークドラマになってるなと思ったら,2番西川選手の満塁ホームランで試合終了.
ファイターズは札幌ドームで3連勝したのであとは広島で頂上決戦です.
そろそろかなあと思っていたら,今朝突然群れが畑に降りていた.昨日までは一羽も飛んでいなかったので撮影機材はいつもショルダーバッグにいれてあるコンパクトデジカメのみ.通勤途中で時間もないのでとりあえず記録用に数枚撮った.
調べてみるとここ数年は11月の7−10日頃だったので,今年は少し早かったようだ.白鳥の群れが旅立つとすぐに本格的な雪になるから, 半月もしないうちに雪が積もるかもしれない.
調べてみるとここ数年は11月の7−10日頃だったので,今年は少し早かったようだ.白鳥の群れが旅立つとすぐに本格的な雪になるから, 半月もしないうちに雪が積もるかもしれない.
昨夜,帰宅時に雪がちらついていたので今朝起きて外を確認すると雪が積もっていた.
幸い気温が3度あったのと,通勤路は交通量が多いため路面の雪はすでに溶けていたので,路面状況に気をつけながら車で病院まで来ることができた.
帰りもまだ気温が高いので大丈夫だろうが,来週どうなるかはわからない.なんとなくそんな予感がしていたので,今週末にタイヤ交換の予約を入れておいた.
紅葉の写真を撮りに行きたいと思っていたが,ラストコールが終わるやいなや雪が積もるとは今年は冬が来るのが早そうだ.
幸い気温が3度あったのと,通勤路は交通量が多いため路面の雪はすでに溶けていたので,路面状況に気をつけながら車で病院まで来ることができた.
帰りもまだ気温が高いので大丈夫だろうが,来週どうなるかはわからない.なんとなくそんな予感がしていたので,今週末にタイヤ交換の予約を入れておいた.
紅葉の写真を撮りに行きたいと思っていたが,ラストコールが終わるやいなや雪が積もるとは今年は冬が来るのが早そうだ.
『大阪知事、「土人」発言の機動隊員に「出張ご苦労様」
日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事
大阪府警の機動隊員による「土人」発言を巡り、松井一郎大阪府知事は19日夜、自身のツイッターに「ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」と投稿した。
大阪府警を所轄する立場の知事が、機動隊員が暴言を吐く動画を確認した上でかばい、ねぎらったことになる。松井氏は日本維新の会の代表も務めている。』
「だまれ、こら、シナ人」と発言した別の機動隊員も大阪府警から派遣された20代の男性機動隊員だったらしい.
松井一郎大阪府知事がどの程度の知性の持ち主かは知らないが,頭がいい人が故意にこういう言い方をしたのであれば,それは沖縄の人を「土人」と呼ぶことを内心では支持していると考えられるだろうし,そこまで考えずに不用意にこんな発言をしたのであればよほど日本語の使い方を知らない人なのだろう.
大阪府警の隊員が沖縄県民を侮蔑するという一大不祥事を起こしたのに、自戒して厳正に処分をすべき側の人がこの程度だとは大阪の良識ある人たちはさぞかし恥ずかしいことだろう.
日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事
大阪府警の機動隊員による「土人」発言を巡り、松井一郎大阪府知事は19日夜、自身のツイッターに「ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」と投稿した。
大阪府警を所轄する立場の知事が、機動隊員が暴言を吐く動画を確認した上でかばい、ねぎらったことになる。松井氏は日本維新の会の代表も務めている。』
「だまれ、こら、シナ人」と発言した別の機動隊員も大阪府警から派遣された20代の男性機動隊員だったらしい.
松井一郎大阪府知事がどの程度の知性の持ち主かは知らないが,頭がいい人が故意にこういう言い方をしたのであれば,それは沖縄の人を「土人」と呼ぶことを内心では支持していると考えられるだろうし,そこまで考えずに不用意にこんな発言をしたのであればよほど日本語の使い方を知らない人なのだろう.
大阪府警の隊員が沖縄県民を侮蔑するという一大不祥事を起こしたのに、自戒して厳正に処分をすべき側の人がこの程度だとは大阪の良識ある人たちはさぞかし恥ずかしいことだろう.
『 被写体に自殺中2・賞撤回 - 遺族が写真公開「娘誇らしく」
青森市立中2年の女子生徒(当時13歳)が8月、いじめ被害を訴える書き込みをスマートフォンのアプリに残して自殺した問題で、青森県黒石市の夏祭り「黒石よされ」の写真コンテストで最高賞に内定した写真にこの生徒が写っていたため、内定が取り消されていたことが分かった。生徒の父、葛西剛さん(38)は17日、氏名をりまさんと明らかにしたうえで、「いじめられている子の力になれば」と、受賞予定だった写真を公表した。
毎日新聞の取材に対し、葛西さんは公表に踏み切った理由について「写真には笑顔の娘が写っている。娘は私たち家族に『笑っていてほしい』と思って会いに来てくれたのではないか。写真を公表することで、いじめられている子に力を与えたり、勇気づけられたりできれば。こんな笑顔の子も、いじめで命を失うという残酷さも伝わってほしい」と話した。
コンテストは黒石市や黒石観光協会などで構成する実行委員会が主催。約150点の応募作品から今月11日の審査で、青森市のアマチュア写真家が撮影したカラー写真を最高賞の市長賞候補に選んだ。
実行委担当者らによると、肖像権の確認のため踊りの団体に連絡したところ、りまさんが自殺する10日前の8月15日に撮影された写真と判明。葛西さんも撮影者も了承したため、この写真を市長賞に内定した。
しかし、後になって審査会内部から異議が出たうえ、高樋憲市長も「そもそも亡くなった方がメインの写真を表彰、展示するのは、よされまつりを盛り上げるというコンテストの趣旨になじまない」と再考を促し、審査員が再協議したうえで13日に内定を取り消したという。
実行委担当者は「写真を市長賞として発表すれば、写真鑑賞とは違う目的で話題となり、他の出展者に迷惑がかかる。映像が複写され、ネットなどで拡散しかねない」と取り消し理由を説明。17日に今年の市長賞は「該当なし」と発表した。
実行委は、りまさんの四十九日である12日にいったん授賞の連絡をし、14日になって経緯の説明と合わせ取り消しを知らせたという。
葛西さんは「賞をもらった娘を誇らしく思った。写真を見て家族で涙を流した」と話し、取り消しについては「面倒に巻き込まれたくないからとも感じたが、一度だけでも選んでもらえて感謝している」と述べた。』
まあ、確かに「よされまつりを盛り上げるというコンテストの趣旨になじまない」と言えばそうかもしれないが,写真としての価値は亡くなった子が一生懸命祭りを楽しんだ姿を捉えている点でむしろ感動的なものだと思うし,生きるという意味を考えさせられる意味でも貴重なものであるだろう.
私だったらこの写真には特別賞を作ってでも入選させてあげたいと思うが,ネットなどで拡散されるのが怖くてそれさえもできないのだろうか.お祭り騒ぎが大好きでもっと大切なことには目を向けず,問題になるのを恐れるのを事なかれ主義というのではないのだろうか.
市長にしてこれだから教育委員会も学校の先生もいじめは無かったことにするという体質なのではないだろうか.黒石市だけではなく全国の首長はもっといじめの問題に正面から向き合う姿勢が必要だと思うのだがどうだろうか.
写真は以下にあります.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-18110127-webtoo-l02
追記:日記を書いた後にニュースを見たらこんなことになってました.
『自殺中2女子の写真、一転してコンテストの最高賞に 批判高まり方針転換 青森・黒石
青森県黒石市の写真コンテストで、自殺をした女子中学生が被写体だったことを理由に、内定していた最高賞が取り消された問題で、写真コンテストの主催者が19日、一転して最高賞の市長賞を授与すると発表した。賞の撤回に批判が高まり、方針転換した。
この問題は同市の写真コンテストで、今年8月に自殺した青森市立浪岡中学校2年の葛西りまさん=当時(13)=を被写体として応募された作品が、いったんは市長賞に決定したものの、「賞の趣旨になじまない」などとして入賞が取り消された。
この問題では、同市役所に全国から抗議や賞の復活を求める電話やメールなどが殺到していた。』
青森市立中2年の女子生徒(当時13歳)が8月、いじめ被害を訴える書き込みをスマートフォンのアプリに残して自殺した問題で、青森県黒石市の夏祭り「黒石よされ」の写真コンテストで最高賞に内定した写真にこの生徒が写っていたため、内定が取り消されていたことが分かった。生徒の父、葛西剛さん(38)は17日、氏名をりまさんと明らかにしたうえで、「いじめられている子の力になれば」と、受賞予定だった写真を公表した。
毎日新聞の取材に対し、葛西さんは公表に踏み切った理由について「写真には笑顔の娘が写っている。娘は私たち家族に『笑っていてほしい』と思って会いに来てくれたのではないか。写真を公表することで、いじめられている子に力を与えたり、勇気づけられたりできれば。こんな笑顔の子も、いじめで命を失うという残酷さも伝わってほしい」と話した。
コンテストは黒石市や黒石観光協会などで構成する実行委員会が主催。約150点の応募作品から今月11日の審査で、青森市のアマチュア写真家が撮影したカラー写真を最高賞の市長賞候補に選んだ。
実行委担当者らによると、肖像権の確認のため踊りの団体に連絡したところ、りまさんが自殺する10日前の8月15日に撮影された写真と判明。葛西さんも撮影者も了承したため、この写真を市長賞に内定した。
しかし、後になって審査会内部から異議が出たうえ、高樋憲市長も「そもそも亡くなった方がメインの写真を表彰、展示するのは、よされまつりを盛り上げるというコンテストの趣旨になじまない」と再考を促し、審査員が再協議したうえで13日に内定を取り消したという。
実行委担当者は「写真を市長賞として発表すれば、写真鑑賞とは違う目的で話題となり、他の出展者に迷惑がかかる。映像が複写され、ネットなどで拡散しかねない」と取り消し理由を説明。17日に今年の市長賞は「該当なし」と発表した。
実行委は、りまさんの四十九日である12日にいったん授賞の連絡をし、14日になって経緯の説明と合わせ取り消しを知らせたという。
葛西さんは「賞をもらった娘を誇らしく思った。写真を見て家族で涙を流した」と話し、取り消しについては「面倒に巻き込まれたくないからとも感じたが、一度だけでも選んでもらえて感謝している」と述べた。』
まあ、確かに「よされまつりを盛り上げるというコンテストの趣旨になじまない」と言えばそうかもしれないが,写真としての価値は亡くなった子が一生懸命祭りを楽しんだ姿を捉えている点でむしろ感動的なものだと思うし,生きるという意味を考えさせられる意味でも貴重なものであるだろう.
私だったらこの写真には特別賞を作ってでも入選させてあげたいと思うが,ネットなどで拡散されるのが怖くてそれさえもできないのだろうか.お祭り騒ぎが大好きでもっと大切なことには目を向けず,問題になるのを恐れるのを事なかれ主義というのではないのだろうか.
市長にしてこれだから教育委員会も学校の先生もいじめは無かったことにするという体質なのではないだろうか.黒石市だけではなく全国の首長はもっといじめの問題に正面から向き合う姿勢が必要だと思うのだがどうだろうか.
写真は以下にあります.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-18110127-webtoo-l02
追記:日記を書いた後にニュースを見たらこんなことになってました.
『自殺中2女子の写真、一転してコンテストの最高賞に 批判高まり方針転換 青森・黒石
青森県黒石市の写真コンテストで、自殺をした女子中学生が被写体だったことを理由に、内定していた最高賞が取り消された問題で、写真コンテストの主催者が19日、一転して最高賞の市長賞を授与すると発表した。賞の撤回に批判が高まり、方針転換した。
この問題は同市の写真コンテストで、今年8月に自殺した青森市立浪岡中学校2年の葛西りまさん=当時(13)=を被写体として応募された作品が、いったんは市長賞に決定したものの、「賞の趣旨になじまない」などとして入賞が取り消された。
この問題では、同市役所に全国から抗議や賞の復活を求める電話やメールなどが殺到していた。』
NIKKOR 105mmを比較する - 2 Bokeh(ボケ)
2016年10月10日 私の写真集
次にボケ具合だが,画像は上からAi-S 105mmF1.8,105mmF1.4で絞りは解放で撮影したものである.撮影距離は約1mで元画像の中央部分を切り出してある.
あまり説明の必要もないが,F1.4とF1.8でこれくらい差があってボケ具合もやはりF1.4の方が滑らかで綺麗である.ピントが合っている部分の解像感もF1.4の方が高い.
注目したいのは青いおもちゃの懐中電灯の鎖の金属が光っている部分で,F1.8では光のボケた中に芯がはっきりと見えるのに対し,F1.4では全体が大きくボケて光の芯が気にならないほどまで溶けるようにボケているところである.
前景や背景のボケの中に芯があると,それが目についてうるさい感じになるので,溶けるようにボケていくのは落ち着いた印象になり好ましい絵になるものだ.まあ,たったそれだけのことかもしれないが,たったそれだけのことでも人間の脳はその違いを認識して美しいと感じるものなのである.
写真の理屈なんてわからなくても,この2枚の画像を見てどっちが綺麗に見えるかを聞いたら大抵の人は下の方を選ぶのではないだろうか.
あまり説明の必要もないが,F1.4とF1.8でこれくらい差があってボケ具合もやはりF1.4の方が滑らかで綺麗である.ピントが合っている部分の解像感もF1.4の方が高い.
注目したいのは青いおもちゃの懐中電灯の鎖の金属が光っている部分で,F1.8では光のボケた中に芯がはっきりと見えるのに対し,F1.4では全体が大きくボケて光の芯が気にならないほどまで溶けるようにボケているところである.
前景や背景のボケの中に芯があると,それが目についてうるさい感じになるので,溶けるようにボケていくのは落ち着いた印象になり好ましい絵になるものだ.まあ,たったそれだけのことかもしれないが,たったそれだけのことでも人間の脳はその違いを認識して美しいと感じるものなのである.
写真の理屈なんてわからなくても,この2枚の画像を見てどっちが綺麗に見えるかを聞いたら大抵の人は下の方を選ぶのではないだろうか.
NIKKOR 105mmを比較する - 1 解像感
2016年10月9日 私の写真集
少し時間ができたので,ニコンの新しい105mmレンズの性能は過去のものと比べてどれくらい良くなったかを確認してみることにした.
私が現在持っているニコンの105mmレンズはAi-Sでは105mmF1.8,105mmF2.5の2本.Micro-NIKKORが105mmF2.8,105mmF4の2本.そして今回購入した105mmF1.4の計5本である.
画像は上から順にMicro-NIKKOR 105mmF4,Ai-S 105mmF1.8,そして105mmF1.4で絞りは解放で撮影したものである.
結果は見ての通りで,解放絞りでは105mmF1.4が一番明るいレンズであるにも関わらずもっともシャープに撮れているのがわかる.105mmF2.5も撮って見たが,結果はF1.8とF4の間で解放絞りF2.8なりの画像だった.
F4まで絞るとF1.8もF2.5も実用十分なレベルに画質は向上しMicro-NIKKORの開放と比べてもあまり変わらないくらいにはなる.
F1.4はF4まで絞り込むと画質はさらに上がって周辺画質も良くなりこのレンズの最高画質になるようだが,開放のF1.4でも既に素晴らしい画質であるのが新設計で高価なレンズであることの証の一つだろう.ボケについては次回に書く予定.
私が現在持っているニコンの105mmレンズはAi-Sでは105mmF1.8,105mmF2.5の2本.Micro-NIKKORが105mmF2.8,105mmF4の2本.そして今回購入した105mmF1.4の計5本である.
画像は上から順にMicro-NIKKOR 105mmF4,Ai-S 105mmF1.8,そして105mmF1.4で絞りは解放で撮影したものである.
結果は見ての通りで,解放絞りでは105mmF1.4が一番明るいレンズであるにも関わらずもっともシャープに撮れているのがわかる.105mmF2.5も撮って見たが,結果はF1.8とF4の間で解放絞りF2.8なりの画像だった.
F4まで絞るとF1.8もF2.5も実用十分なレベルに画質は向上しMicro-NIKKORの開放と比べてもあまり変わらないくらいにはなる.
F1.4はF4まで絞り込むと画質はさらに上がって周辺画質も良くなりこのレンズの最高画質になるようだが,開放のF1.4でも既に素晴らしい画質であるのが新設計で高価なレンズであることの証の一つだろう.ボケについては次回に書く予定.
iPhone 7が到着した.まだ格安SIMは手に入らず本体をアクティベートすることは出来ないので,噂のLightning端子変換アダプターを使ってiPhone6で従来の3.5mmプラグのイヤホンを使ってみた.
iPhone6に付属したものではあまり差がわからなかったが,JVCのウッドコーンのイヤホンではよく言えばメリハリの効いた立体感の強い音に聞こえた.しかし,悪く言えば音の滑らかさが無くなったような感じ.
純正の変換アダプターは別途購入しても900円と格安品なので,情報量が落ちるのは仕方がないことなのかもしれないが,iPhone4sまでの音質重視路線からはちょっと離れたような感じもする.
もっとも音にこだわる人は,音のいいBluetoothヘッドフォンかより高級なDA変換器を内蔵したLightning端子変換アダプター機能を持ったヘッドホンアンプを使えということなのかもしれない.
接続の容易さという点では純正のAir Podsがもっともいいかもしれないが,音質の割には価格が高いと思う人も多いのではないかと思う.ただし,よく電話を受けたりSiriを使う人には便利かもしれない.
iPhone6に付属したものではあまり差がわからなかったが,JVCのウッドコーンのイヤホンではよく言えばメリハリの効いた立体感の強い音に聞こえた.しかし,悪く言えば音の滑らかさが無くなったような感じ.
純正の変換アダプターは別途購入しても900円と格安品なので,情報量が落ちるのは仕方がないことなのかもしれないが,iPhone4sまでの音質重視路線からはちょっと離れたような感じもする.
もっとも音にこだわる人は,音のいいBluetoothヘッドフォンかより高級なDA変換器を内蔵したLightning端子変換アダプター機能を持ったヘッドホンアンプを使えということなのかもしれない.
接続の容易さという点では純正のAir Podsがもっともいいかもしれないが,音質の割には価格が高いと思う人も多いのではないかと思う.ただし,よく電話を受けたりSiriを使う人には便利かもしれない.
例年なら新しいカメラで満月を撮影するのだが,D500の高感度性能がものすごく良いのがもうわかってしまったので撮る気になれない.
満月のせいなのか今夜はlunaticが多いようだ.
満月のせいなのか今夜はlunaticが多いようだ.
『ワンセグ携帯にも「NHK受信契約の義務」 高市総務相
さいたま地裁が8月、ワンセグ放送を受信できる携帯電話を持っているだけではNHKの受信料を支払う「義務はない」と判断したことについて、高市早苗総務相は2日の閣議後記者会見で「携帯受信機も受信契約締結義務の対象と考えている」と述べた。
ワンセグ携帯、NHK受信料の支払い義務なし 地裁判決
裁判では、ワンセグ機能つき携帯電話の所有者が、放送法64条1項で受信契約の義務があると定められている「放送を受信できる受信設備を設置した者」にあたるかが争われた。高市氏は「NHKは『受信設備を設置する』ということの意味を『使用できる状況に置くこと』と規定しており、総務省もそれを認可している」と説明した。
NHK広報部は2日、朝日新聞の取材に「現在、控訴の手続きを進めている」とした。高市氏は「訴訟の推移をしっかりと見守っていく」と述べた。』
現在のNHK受信料問題の本質はNHKの視聴は必要としていないが,NHKが受信機と規定するテレビやパソコンやスマホは使う必要がある人に受信契約しない自由を認めようとしない点だ.
そして,受信契約を強要する理由がNHKの放送電波やストリーミング放送を受信し視聴できるからということだそうだ.しかし,これは例えてみれば道路で大音量で音楽を流しておいて,聞きたくなかった人にも聞こえただろうから料金を払えと言っているようなもので,押し売りよりもひどい話だ.
そこには選択の自由がないのだ.だからNHKはスクランブル放送にして視聴したくない人からは料金を取らないようにする義務があると思う.いつまでも古い法律を盾に利権を貪るようなNHKは見るに堪えない.
今のNHKの理屈を認めれば,インターネットを使う人は受信料を払わなければならないことになるのだろう.私はそんなことをされてまでNHKを視聴したいとは思わないからその理屈を通してはならないと思う.
NHKを視聴したい人だけが受信契約をしてNHKを視聴することができるというのが,正しい受信契約のあり方だと私は思う.受信契約をしないで視聴できるのもおかしいし,NHKなどほとんど見もしないのに払いたくもない受信料を払わされるというのもまたおかしな話だろう.
高市総務相も政治家なら国民が自由意志でNHKの受信契約ができるようにするのが,本来の仕事ではないのだろうか.まあ,今どきの政治家には言っても無駄かもしれないが...
総務省がNHKに強い発言権を持ち国民に受信料を強制的に払わせたいなら,さっさと国営にして税金で運営すればいいのだ.どうせ政府の提灯持ち放送なんだからむしろそのほうがNHKにはお似合いだろう.
さいたま地裁が8月、ワンセグ放送を受信できる携帯電話を持っているだけではNHKの受信料を支払う「義務はない」と判断したことについて、高市早苗総務相は2日の閣議後記者会見で「携帯受信機も受信契約締結義務の対象と考えている」と述べた。
ワンセグ携帯、NHK受信料の支払い義務なし 地裁判決
裁判では、ワンセグ機能つき携帯電話の所有者が、放送法64条1項で受信契約の義務があると定められている「放送を受信できる受信設備を設置した者」にあたるかが争われた。高市氏は「NHKは『受信設備を設置する』ということの意味を『使用できる状況に置くこと』と規定しており、総務省もそれを認可している」と説明した。
NHK広報部は2日、朝日新聞の取材に「現在、控訴の手続きを進めている」とした。高市氏は「訴訟の推移をしっかりと見守っていく」と述べた。』
現在のNHK受信料問題の本質はNHKの視聴は必要としていないが,NHKが受信機と規定するテレビやパソコンやスマホは使う必要がある人に受信契約しない自由を認めようとしない点だ.
そして,受信契約を強要する理由がNHKの放送電波やストリーミング放送を受信し視聴できるからということだそうだ.しかし,これは例えてみれば道路で大音量で音楽を流しておいて,聞きたくなかった人にも聞こえただろうから料金を払えと言っているようなもので,押し売りよりもひどい話だ.
そこには選択の自由がないのだ.だからNHKはスクランブル放送にして視聴したくない人からは料金を取らないようにする義務があると思う.いつまでも古い法律を盾に利権を貪るようなNHKは見るに堪えない.
今のNHKの理屈を認めれば,インターネットを使う人は受信料を払わなければならないことになるのだろう.私はそんなことをされてまでNHKを視聴したいとは思わないからその理屈を通してはならないと思う.
NHKを視聴したい人だけが受信契約をしてNHKを視聴することができるというのが,正しい受信契約のあり方だと私は思う.受信契約をしないで視聴できるのもおかしいし,NHKなどほとんど見もしないのに払いたくもない受信料を払わされるというのもまたおかしな話だろう.
高市総務相も政治家なら国民が自由意志でNHKの受信契約ができるようにするのが,本来の仕事ではないのだろうか.まあ,今どきの政治家には言っても無駄かもしれないが...
総務省がNHKに強い発言権を持ち国民に受信料を強制的に払わせたいなら,さっさと国営にして税金で運営すればいいのだ.どうせ政府の提灯持ち放送なんだからむしろそのほうがNHKにはお似合いだろう.
『ワンセグ携帯、NHK受信料不要 地裁判決
埼玉県朝霞市議の男性(40)が、ワンセグ付きの携帯電話を所有する人はNHK受信料の契約を結ぶ義務があるかどうかを争った訴訟の判決で、さいたま地裁(大野和明裁判長)は26日、契約義務がないとの判断を示し、市議側の訴えを認めた。受信料の支払い義務がないことを認めた。
大野裁判長は判決理由で、携帯電話の所持は放送法上、受信契約を締結する義務があると定める受信設備の設置には当たらないと指摘。男性は携帯電話を携帯しただけで、設置者ではないと判断した。
放送法64条は「受信設備を設置した者は受信契約をしなければならない」とし、NHKは64条の「設置」に「携帯」の意味も含まれると主張。
これに対して判決は、同法の別の条文では「設置」と「携帯」の用語を区別して使っており、64条で定める「設置」に、電話の「携帯」の意味を含めるのは「無理がある」と退けた。
NHK広報局は「判決は受信設備の設置についての解釈を誤ったものと理解しており、ただちに控訴します」とのコメントを出した。
判決などによると、男性は単身赴任生活で自宅にテレビがなく、ワンセグ付きの携帯電話を所有しているものの視聴はしていない。男性は「ワンセグは持っているだけで設置していない。仮に設置に当たるとしても、放送の受信が目的ではないので契約義務はない」と主張。NHK側は「ワンセグも受信設備であり、放送が受信できる状況にある以上、契約義務はある」と反論していた。』
NHKの言い分はもうほとんど押し売りみたいなものだ.そもそもワンセグと通常放送ではデータの量も違い画質も格段に悪いのに同じ料金というのもおかしな話である.NHKはPCやスマホもネットで放送が見られるから受信設備と言いたいようだが,これもほとんど言いががりみたいなものだ.
放送法64条の「受信設備を設置した者は受信契約をしなければならない」というのもかなり強引な話で、テレビが放送受信機としてしか使えなかった頃にできた古い法律を盾にひたすら強引に集金しようとするのはそもそも無理な話だろう.テレビをPCのディスプレイ代わりにしてネットを使うだけで受信料が発生するなんて誰が考えてもおかしいだろう.
もっとも放送法を時代に則したまともなものに変えることを議論すると,それならNHKを見なくてもいいという人が続出して国とNHKが困ることになるのは当人たちが一番よくわかっているようで,国は受信料を下げたいのにNHKが自分たちの高給を下げたくないので抵抗しながら,さらに集金を強引に進めようとしているのだろう.
だから、たとえ受信料が高くなろうともNHKはスクランブル放送にすればいいのだ.災害時や政府広報や教育関連には税金を使って無料放送にすれば十分だろう.受信料が高いから見る人が減るのなら,あとは企業努力で補うしかないのである.そうなればNHKの高給も民間並みに是正されることだろう.
古い法律を盾に利権をむさぼり,あまり必要のないものを他人に売りつけるのは押し売りと同じで卑しい行為だということをNHKの人たちもそろそろ自覚するべきだろう.
埼玉県朝霞市議の男性(40)が、ワンセグ付きの携帯電話を所有する人はNHK受信料の契約を結ぶ義務があるかどうかを争った訴訟の判決で、さいたま地裁(大野和明裁判長)は26日、契約義務がないとの判断を示し、市議側の訴えを認めた。受信料の支払い義務がないことを認めた。
大野裁判長は判決理由で、携帯電話の所持は放送法上、受信契約を締結する義務があると定める受信設備の設置には当たらないと指摘。男性は携帯電話を携帯しただけで、設置者ではないと判断した。
放送法64条は「受信設備を設置した者は受信契約をしなければならない」とし、NHKは64条の「設置」に「携帯」の意味も含まれると主張。
これに対して判決は、同法の別の条文では「設置」と「携帯」の用語を区別して使っており、64条で定める「設置」に、電話の「携帯」の意味を含めるのは「無理がある」と退けた。
NHK広報局は「判決は受信設備の設置についての解釈を誤ったものと理解しており、ただちに控訴します」とのコメントを出した。
判決などによると、男性は単身赴任生活で自宅にテレビがなく、ワンセグ付きの携帯電話を所有しているものの視聴はしていない。男性は「ワンセグは持っているだけで設置していない。仮に設置に当たるとしても、放送の受信が目的ではないので契約義務はない」と主張。NHK側は「ワンセグも受信設備であり、放送が受信できる状況にある以上、契約義務はある」と反論していた。』
NHKの言い分はもうほとんど押し売りみたいなものだ.そもそもワンセグと通常放送ではデータの量も違い画質も格段に悪いのに同じ料金というのもおかしな話である.NHKはPCやスマホもネットで放送が見られるから受信設備と言いたいようだが,これもほとんど言いががりみたいなものだ.
放送法64条の「受信設備を設置した者は受信契約をしなければならない」というのもかなり強引な話で、テレビが放送受信機としてしか使えなかった頃にできた古い法律を盾にひたすら強引に集金しようとするのはそもそも無理な話だろう.テレビをPCのディスプレイ代わりにしてネットを使うだけで受信料が発生するなんて誰が考えてもおかしいだろう.
もっとも放送法を時代に則したまともなものに変えることを議論すると,それならNHKを見なくてもいいという人が続出して国とNHKが困ることになるのは当人たちが一番よくわかっているようで,国は受信料を下げたいのにNHKが自分たちの高給を下げたくないので抵抗しながら,さらに集金を強引に進めようとしているのだろう.
だから、たとえ受信料が高くなろうともNHKはスクランブル放送にすればいいのだ.災害時や政府広報や教育関連には税金を使って無料放送にすれば十分だろう.受信料が高いから見る人が減るのなら,あとは企業努力で補うしかないのである.そうなればNHKの高給も民間並みに是正されることだろう.
古い法律を盾に利権をむさぼり,あまり必要のないものを他人に売りつけるのは押し売りと同じで卑しい行為だということをNHKの人たちもそろそろ自覚するべきだろう.
2013年11月20日に購入したiMacの内蔵HDDが故障したようだ.もう2年9ヶ月にもなるから,そろそろかなと思っていたところだったが,最初はウィルスにでも感染したのかと思っていた.このiMacはアップルの言うフュージョンドライブなので,起動時はスピードがあまり変わらないらしく最初は気がつかなかったのだ.
調子が悪いのでOSをクリーンインストールしようとデータのバックアップ作業をしたところ,途中でHDDのマウントが解除されてしまうのでHDDの異常に気がついたのだ.今のところSDカード上に作成した予備のシステムで動くので写真のプリントやビデオの編集作業以外なら問題ないが,夏休みの旅行の写真の整理をするにはちょっと困ったことになった.
以前のiMac27(late 2009)に比べれば,このiMac27(late2012)のHDD交換は簡単そうではあるのだが,そのかわり液晶画面を固定している両面テープの張り替え作業は面倒そうだし,もうすぐ新しいMacOSが出てくるようなので,しばらくはこのまま予備のシステムで使おうかと思っている.
そして,9月初旬にはiPhone7が出てくるようなので,iPhone7に格安SIMを入れる予定の11月頃までにはiMacも修理しようかと思っているが,新しいOSの登場にあわせて5KのiMac27にマイナーチェンジがあった場合や新しいMac Book Proが出てきた場合には新機種に移行するかどうかで悩むことになるだろう.
年末にかけていろいろと新しいものが出てくるようで忙しくなりそうだ.
調子が悪いのでOSをクリーンインストールしようとデータのバックアップ作業をしたところ,途中でHDDのマウントが解除されてしまうのでHDDの異常に気がついたのだ.今のところSDカード上に作成した予備のシステムで動くので写真のプリントやビデオの編集作業以外なら問題ないが,夏休みの旅行の写真の整理をするにはちょっと困ったことになった.
以前のiMac27(late 2009)に比べれば,このiMac27(late2012)のHDD交換は簡単そうではあるのだが,そのかわり液晶画面を固定している両面テープの張り替え作業は面倒そうだし,もうすぐ新しいMacOSが出てくるようなので,しばらくはこのまま予備のシステムで使おうかと思っている.
そして,9月初旬にはiPhone7が出てくるようなので,iPhone7に格安SIMを入れる予定の11月頃までにはiMacも修理しようかと思っているが,新しいOSの登場にあわせて5KのiMac27にマイナーチェンジがあった場合や新しいMac Book Proが出てきた場合には新機種に移行するかどうかで悩むことになるだろう.
年末にかけていろいろと新しいものが出てくるようで忙しくなりそうだ.
座位による健康リスクを帳消しに
2016年8月12日 スポーツ『1時間の運動は8時間の座位を帳消しにする
One Hour of Activity Offsets Risks From 8 Hours of Sitting
Zosia Chustecka / Medscape 2016/07/27
座り過ぎは危険だということを聞いたことがない人はいないと思うが、デスクワークをする人にとって良い知らせがある。1時間の中強度の身体活動は、8時間の座位による健康リスクを帳消しにするというものだ。
これは対象者100万人超のメタ解析から得られた結論で、Lancet誌オンライン版7月27日号に掲載された。間近に迫ったオリンピックに合わせて、身体活動をテーマにした特別連載の1つだ。
Lancet誌がこういったシリーズを掲載するのはこれが2度目だ。運動不足は命取りになる、というのが4年前、前回のオリンピック時の主なメッセージであった。運動不足により1年間に世界全体で530万人が早期に死亡しており、これは喫煙による死亡数と同規模であり、肥満関連死の2倍に相当する。この所見により「座り過ぎは新しい喫煙だ」、「長時間の座位は命取りになる」といった注意喚起の公衆衛生キャンペーンが促進された。
今回の新しいメッセージは、「十分に活動的であるなら、スポーツを始めたりジムに通ったりしなくても、これらのリスクは低減でき、完全に取り除くことさえ可能ということだ」と、メタ解析の筆頭著者である Norwegian School of Sports Sciences(オスロ)およびケンブリッジ大学(英国)のUlf Ekelund氏は述べた。
研究では、1日8時間の座位による健康リスクは、早歩き(5.6km/h)や楽しみとしてのサイクリング(16km/h)といった中強度の活動を1時間行うことによって帳消しにできることがわかった。この研究の参加者の4分の1は、このレベルの身体活動を行っていた。
しかし研究者たちは、活動時間がもっと短くても(公衆衛生ガイドラインでしばしば推奨されているのは1日約25分)、長時間の座位に関連した死亡率が低減したことに気付いた。
「オフィス・ベースの仕事のために通勤する多くの人にとって、長時間の座位から逃れる方法はない」とEkelund氏は声明で述べた。「とりわけこういった人たちには運動が重要で、ランチタイムの散歩、朝のジョギング、仕事場への自転車通勤など、何でもよいからとにかく運動することだ。1時間の身体活動が理想的だが、それが無理なら少なくとも毎日少し運動をすることでリスクは低減できる」と彼は述べた。
「世界は身体活動について真剣に考える必要がある」。Lancet誌の編集者は付随論説で述べている。Ekelund氏らの研究が示したのは「定期的な身体活動が、いかに長時間の座位による死亡リスクを低減できるかということ。また、現在は座位時間の縮小だけが焦点となっているが、定期的な身体活動にも重点を置いた焦点へのシフトを支援すべきだということである」と彼らは付け加えた。
百万人を超える対象者のデータ
これは座位時間と身体活動レベルの異なる人々の死亡率を、調和的アプローチを用いて直接比較した初のメタ解析だと研究者たちはコメントした。彼らは米国、ヨーロッパ、オーストラリアにおける16件の研究から、100万5,791例(45歳超)のデータを使用した。
研究チームは長時間の座位は、全死因死亡率の増加と関連するという所見を確認した。これらの死亡の約75%は心血管疾患およびがん(乳、結腸、結腸直腸)によるものだったとEkelund氏はコメントした。
参加者個人の1日当たりの座位時間を考慮するとともに、研究者たちは報告された身体活動の時間によって、参加者たちを同等サイズの4グループに分割した。最も非活動的なグループの活動量は5分/日未満であり、25~35分/日、50~65分/日と続き、最も活動的なグループの活動量は60~75分/日だった。
「最も活動的なグループでは、座位時間と死亡率の有意な関連が認められず、これは高い身体活動レベルが、長時間の座位による死亡率増加を帳消しにしたことを示唆している」と研究者たちは述べた。
しかし身体活動量が減少するにつれ、早期死亡リスクは増加した。
「全死因死亡リスクは、座位時間の増加と低い身体活動レベルの組み合わせによりほぼ曲線的に増加し、明らかな用量依存的関連性が認められた」と研究者たちはコメントした。
最も活動的なグループは分析の参照群として用いた(ハザード比[HR]:1)。
最もリスクが高かったのは、1日当たりの座位時間が長くなくても最も少ない活動量を報告した人たちだった。最も非活動的(5分/日未満)だが座位時間が最も短い(4時間/日未満)グループにおいて、早期死亡のHRは1.27だった。
これは最も活動的(身体活動60~75分/日)だが、最も長時間座っている(8時間/日超)と報告した人と比べても有意に高かった(p<0.0001)。その場合の早期死亡のHRは1.04であった。
このHRは参照群との比較においては有意差が認められないことから、1時間の身体活動が8時間の座位を帳消しにできるという主な結論が導かれた。
この所見は、1日当たりの座位時間に関係なく身体活動の重要性を示唆するものだ、と研究者たちは強調した。
ロンドンで行われたLancet誌の記者会見でEkelund氏は記者に対し、これらの所見の背後にある生物学的メカニズムは不明だが、運動不足とある種のホルモン産生減少の関連性が、動物研究から示唆されていると話した。
また同氏は「もっと動こう」というメッセージを強調し、人々はできる限り歩くようにすべきであり、長く座っていなければならない人は、1時間ごとに5分歩くなどの短い身体活動を繰り返すことで座位時間を分散させるべきだと提案した。
Medscape Medical Newsに、自身も提唱するような活動を実践しているのかと問われると、長身で引き締まった体型のEkelund氏は笑い、「実践している。私は最も活動的なグループの1人だ」と答えた。彼は熱心なクロスカントリー・スキーヤーで毎週5~7時間の運動をしている。
The authors have disclosed no relevant financial relationships.
Lancet. Published online July 27, 2016. Abstract Editorial 』
運動が健康に良いという話は最近いろいろなところで科学的データとして示されているが,「十分に活動的であるなら、スポーツを始めたりジムに通ったりしなくても、これらのリスクは低減でき、完全に取り除くことさえ可能ということだ」というのはつまりジョギンギやサイクリングやスポーツジムでなくとも十分に健康を保つ事ができるという事だろう.
早歩き(5.6km/h)や楽しみとしてのサイクリング(16km/h)とあるが,これは通勤時の歩行速度やママチャリで流す程度の速度だから誰にでも可能な事で,多くの人は通勤時間でこれくらいの運動はしている事だろう.
運動と筋力維持について言えば,最近の研究では5分くらいの運動をこま切れにやっても一時間やれば持続してやったのと同じ効果が出るらしいし,運動強度を上げてもあまり上げなくても運動時間が必要十分にあれば筋力増強効果は同じだという話もある.
こうなると,要は毎日トータルで30分くらいの適度な運動をしていれば健康と筋力の維持には十分で,さらに認知機能の低下も予防できるという話になる.必要以上の有酸素運動はフリーラジカルが発生して動脈硬化の原因になるかもしれないだろう.
結局,食事も運動も7分目くらいにしておくのがいいということなのかもしれない.
One Hour of Activity Offsets Risks From 8 Hours of Sitting
Zosia Chustecka / Medscape 2016/07/27
座り過ぎは危険だということを聞いたことがない人はいないと思うが、デスクワークをする人にとって良い知らせがある。1時間の中強度の身体活動は、8時間の座位による健康リスクを帳消しにするというものだ。
これは対象者100万人超のメタ解析から得られた結論で、Lancet誌オンライン版7月27日号に掲載された。間近に迫ったオリンピックに合わせて、身体活動をテーマにした特別連載の1つだ。
Lancet誌がこういったシリーズを掲載するのはこれが2度目だ。運動不足は命取りになる、というのが4年前、前回のオリンピック時の主なメッセージであった。運動不足により1年間に世界全体で530万人が早期に死亡しており、これは喫煙による死亡数と同規模であり、肥満関連死の2倍に相当する。この所見により「座り過ぎは新しい喫煙だ」、「長時間の座位は命取りになる」といった注意喚起の公衆衛生キャンペーンが促進された。
今回の新しいメッセージは、「十分に活動的であるなら、スポーツを始めたりジムに通ったりしなくても、これらのリスクは低減でき、完全に取り除くことさえ可能ということだ」と、メタ解析の筆頭著者である Norwegian School of Sports Sciences(オスロ)およびケンブリッジ大学(英国)のUlf Ekelund氏は述べた。
研究では、1日8時間の座位による健康リスクは、早歩き(5.6km/h)や楽しみとしてのサイクリング(16km/h)といった中強度の活動を1時間行うことによって帳消しにできることがわかった。この研究の参加者の4分の1は、このレベルの身体活動を行っていた。
しかし研究者たちは、活動時間がもっと短くても(公衆衛生ガイドラインでしばしば推奨されているのは1日約25分)、長時間の座位に関連した死亡率が低減したことに気付いた。
「オフィス・ベースの仕事のために通勤する多くの人にとって、長時間の座位から逃れる方法はない」とEkelund氏は声明で述べた。「とりわけこういった人たちには運動が重要で、ランチタイムの散歩、朝のジョギング、仕事場への自転車通勤など、何でもよいからとにかく運動することだ。1時間の身体活動が理想的だが、それが無理なら少なくとも毎日少し運動をすることでリスクは低減できる」と彼は述べた。
「世界は身体活動について真剣に考える必要がある」。Lancet誌の編集者は付随論説で述べている。Ekelund氏らの研究が示したのは「定期的な身体活動が、いかに長時間の座位による死亡リスクを低減できるかということ。また、現在は座位時間の縮小だけが焦点となっているが、定期的な身体活動にも重点を置いた焦点へのシフトを支援すべきだということである」と彼らは付け加えた。
百万人を超える対象者のデータ
これは座位時間と身体活動レベルの異なる人々の死亡率を、調和的アプローチを用いて直接比較した初のメタ解析だと研究者たちはコメントした。彼らは米国、ヨーロッパ、オーストラリアにおける16件の研究から、100万5,791例(45歳超)のデータを使用した。
研究チームは長時間の座位は、全死因死亡率の増加と関連するという所見を確認した。これらの死亡の約75%は心血管疾患およびがん(乳、結腸、結腸直腸)によるものだったとEkelund氏はコメントした。
参加者個人の1日当たりの座位時間を考慮するとともに、研究者たちは報告された身体活動の時間によって、参加者たちを同等サイズの4グループに分割した。最も非活動的なグループの活動量は5分/日未満であり、25~35分/日、50~65分/日と続き、最も活動的なグループの活動量は60~75分/日だった。
「最も活動的なグループでは、座位時間と死亡率の有意な関連が認められず、これは高い身体活動レベルが、長時間の座位による死亡率増加を帳消しにしたことを示唆している」と研究者たちは述べた。
しかし身体活動量が減少するにつれ、早期死亡リスクは増加した。
「全死因死亡リスクは、座位時間の増加と低い身体活動レベルの組み合わせによりほぼ曲線的に増加し、明らかな用量依存的関連性が認められた」と研究者たちはコメントした。
最も活動的なグループは分析の参照群として用いた(ハザード比[HR]:1)。
最もリスクが高かったのは、1日当たりの座位時間が長くなくても最も少ない活動量を報告した人たちだった。最も非活動的(5分/日未満)だが座位時間が最も短い(4時間/日未満)グループにおいて、早期死亡のHRは1.27だった。
これは最も活動的(身体活動60~75分/日)だが、最も長時間座っている(8時間/日超)と報告した人と比べても有意に高かった(p<0.0001)。その場合の早期死亡のHRは1.04であった。
このHRは参照群との比較においては有意差が認められないことから、1時間の身体活動が8時間の座位を帳消しにできるという主な結論が導かれた。
この所見は、1日当たりの座位時間に関係なく身体活動の重要性を示唆するものだ、と研究者たちは強調した。
ロンドンで行われたLancet誌の記者会見でEkelund氏は記者に対し、これらの所見の背後にある生物学的メカニズムは不明だが、運動不足とある種のホルモン産生減少の関連性が、動物研究から示唆されていると話した。
また同氏は「もっと動こう」というメッセージを強調し、人々はできる限り歩くようにすべきであり、長く座っていなければならない人は、1時間ごとに5分歩くなどの短い身体活動を繰り返すことで座位時間を分散させるべきだと提案した。
Medscape Medical Newsに、自身も提唱するような活動を実践しているのかと問われると、長身で引き締まった体型のEkelund氏は笑い、「実践している。私は最も活動的なグループの1人だ」と答えた。彼は熱心なクロスカントリー・スキーヤーで毎週5~7時間の運動をしている。
The authors have disclosed no relevant financial relationships.
Lancet. Published online July 27, 2016. Abstract Editorial 』
運動が健康に良いという話は最近いろいろなところで科学的データとして示されているが,「十分に活動的であるなら、スポーツを始めたりジムに通ったりしなくても、これらのリスクは低減でき、完全に取り除くことさえ可能ということだ」というのはつまりジョギンギやサイクリングやスポーツジムでなくとも十分に健康を保つ事ができるという事だろう.
早歩き(5.6km/h)や楽しみとしてのサイクリング(16km/h)とあるが,これは通勤時の歩行速度やママチャリで流す程度の速度だから誰にでも可能な事で,多くの人は通勤時間でこれくらいの運動はしている事だろう.
運動と筋力維持について言えば,最近の研究では5分くらいの運動をこま切れにやっても一時間やれば持続してやったのと同じ効果が出るらしいし,運動強度を上げてもあまり上げなくても運動時間が必要十分にあれば筋力増強効果は同じだという話もある.
こうなると,要は毎日トータルで30分くらいの適度な運動をしていれば健康と筋力の維持には十分で,さらに認知機能の低下も予防できるという話になる.必要以上の有酸素運動はフリーラジカルが発生して動脈硬化の原因になるかもしれないだろう.
結局,食事も運動も7分目くらいにしておくのがいいということなのかもしれない.
『ホーキング博士が強く警告 「今すぐ大聖堂を建設せよ」「トランプ支持者は低レベル」
「車椅子の天才物理者」ことスティーヴン・ホーキング博士が今の社会に警鐘を鳴らしている。価値観が富に偏重した文明は、必ず滅びるというのだ。
■嫉妬と孤立主義が社会を崩壊へ導く
スティーヴン・ホーキング博士が英紙「Guardian」に寄稿した記事が話題を呼んでいる。以前はあまりメディアに姿を現さなかったホーキング博士だが、この1、2年、積極的に社会問題について意見を発信するようになっている。メディアに寄せた今回の最新発言は、EU離脱を国民投票で決議した母国イギリスの動向を受けてのもののようだ。
ホーキング博士はイギリスのEU離脱はまったくの間違いであることを、国民投票の前から主張してきた。しかし何故、イギリス国民はEU離脱を選んだのか。それは昨今の社会を覆う、“富”に偏重した価値観によるものだという。そして価値観が極端に“富”に傾いているからこそ、人々は不公平感を抱くのだとホーキング博士は説明している。それを最もよく表しているのが、デイビッド・キャメロン氏から首相の座を引き継いだ、テレサ・メイ氏の就任時の発言だ。
「国家の資産を、多くの国民に分け与える経済改革が必要とされています」(テレサ・メイ首相)
もちろん博士も、個人が自由に生きられるという意味でのお金の重要性は痛感しており、ある程度の生活費がなければ自身のこれまでのキャリアがなかったことも認めている。しかしそれでも、純粋な資産を所有することについては、大いに疑問であるという。価値観が“富”に偏重することで、持たざる者は嫉妬心を募らせ、持つ者が孤立主義を深めるといった閉塞的な社会は崩壊へ向かうということだ。
「お金は知識や経験よりも重要ですか? 所有することは満足感を得る手段ですか? そもそも我々は本当に資産を所有することなどできるのですか? それは単に、つかの間、預かっているだけに過ぎないのでは?」(スティーヴン・ホーキング博士)
こうした危機の時代にこそ必要なのが、“大聖堂建設計画”であるとホーキング博士は主張している。“大聖堂”というのはもちろんもののたとえだが、地上から天上を目指し、今の世代から将来の世代に引き継がれる壮大なプロジェクトが必要とされているということだ。その意味では確かに、宇宙開発分野はそのスケールの大きさからいっても人々を束ねる格好のプロジェクトになるということだろうか。
■「トランプは最も低レベルの扇動政治家」
昨今進化が目覚しいAI(人工知能)に対しても、いち早く警戒を呼びかけてきたホーキング博士だが、最近のインタビューでは、やはり人間の強欲さがAIにも匹敵する現代の最大の脅威のひとつであると主張している。
「私たちは強欲さを失っていませんし、愚かさも改善されていません。それらに加えて、私は6年前から環境汚染と人口問題も懸念しています。そしてこれらの問題は、今なお悪化しているのです」(スティーヴン・ホーキング博士)
また、現在の米大統領選についても自説を表明している。共和党の大統領候補に指名されたトランプ氏の人気が理解できないということだ。テレビのモーニングショー番組で意見を求められたホーキング博士だが、「(トランプ氏は)国民の最も低レベルの多数派を代表している扇動政治家のように見えます」と答え、現在のトランプ旋風に苦言を呈している。混迷を深める世界情勢の諸現象に、これほど積極的に発言するホーキング博士というのも前代未聞だろう。
「国民にEU離脱を選ばせた妬みと孤立主義はイギリスだけの出来事ではなく世界に蔓延しているものです。“富”の狭い定義と公平な再分配の失敗は、国境の壁を高いものにするでしょう。これが行き過ぎた場合、長期的な観点から私は人類の行く末について楽観的になることができません」(スティーヴン・ホーキング博士)
今後の人類の行方に楽観的にはなれないというホーキング博士だが、まだ我々には成功を収める余地は残されているということだ。
「人間はいつでも臨機の才に溢れた存在であり、柔軟に環境に適応してきました。我々は“富”の定義に知識、自然資源、人間の能力などを加えて、より幅広いものにしなければなりません。そして同時に“富”をより公平にシェアすることを学ばなければなりません。これができれば、社会が一体になることに何の制限もなくなります」(スティーヴン・ホーキング博士)
豊かな生活は、現代の市場社会においてはある程度のお金がなければ実現しないようにも思える。しかし実際はお金だけではないことを、ホーキング博士はこのタイミングで改めて強く訴えたということだろう。時折博士は、まくし立てるように激しい表現も用いているが、これは良い意味でトカナが常々予想してきた「ホーキング博士の発狂」が現実のものになったと言えるかもしれない。同時代に生きる天才物理学者の発言に今後も耳を傾けたい。』
「私たちは強欲さを失っていませんし、愚かさも改善されていません。」というのは人間の特徴であると思う.お金にして富を蓄えることができるのが強欲さの元凶だろう.すでに十分に持っているのにさらに増やそうと思うのが強欲ということだ.
豊かな生活というのは人によって捉え方が違うだろうが,私は心身ともに健康的に生活できることが豊かだと思う.お金があれば物を買うことが出来るが,お金があればあるだけ買うものの値段が高くなり所有欲は満たせるのだろうが,それもつかの間ですぐに次が欲しくなるのは誰しも経験することではないだろうか.
歴史は繰り返すと言うが,中国の一党独裁制もトランプ氏の扇動による民衆のコントロールも根っこは同じで要は自分の生活に不満を持つ人たちの目を国外に向けさせることによる問題のすり替えに過ぎず,これはかつてヒトラーがドイツ人をマインドコントロールしたのと同じ図式だろう.
だが,こと宗教に関して言えば,知的であると思われる人たちも精神的には脆いものである.かつてホーキング博士は宇宙には創造主は必要ないと言っている.私は神が人間を創造したのではなく,人間が神を創造したと思っている.神がいるいないを議論しても意味がないばかりか,今や神は祖国と同じく人間同士の争いの種にさえなっている.
私はホーキン博士は賢者だと思うが,残念ながら人間は賢者の意見を聞くようには出来ていない.多くの人は自分の欲をかなえてくれそうな,声の大きい人やお金や権力を持った人の言うことを聞くようにできている.そして、おそらくこの点では人間の脳はここ数千年は全く進化していないのだろう.
しかし,一方で人間の持つ環境破壊の力は巨大になっている.第一次世界大戦の頃までは戦線,第二次世界大戦ではそれが都市の破壊で済んでいたが,これからはそうはいかないだろう.原爆だけでなくIT兵器や宇宙兵器といったものが登場してより広範な地球破壊ができるようになるだろう.
しかし,相変わらずそのきっかけとなるのは過去と同じ種類の人間の間違いに過ぎないのだとしたら,もはや人類の滅亡は防ぎようがなくなるに違いない.その前に人間が自ら間違いが起きるのを防げるようになるのか,はたまた人工知能が人間を制してくれるのか,あるいは人工知能に人類が地球に不要なものとして処理されるのか.
もっとも,過去に地球では何度か地球規模の絶滅が起きていて,今が人類の時代になっているだけなのだろうから,人類が好きなようにやって自滅するのも自然の摂理なのかもしれない.もし神がいたとしてもノアの箱船ですでに一度失敗しているからもう助けてはくれないだろう.
「車椅子の天才物理者」ことスティーヴン・ホーキング博士が今の社会に警鐘を鳴らしている。価値観が富に偏重した文明は、必ず滅びるというのだ。
■嫉妬と孤立主義が社会を崩壊へ導く
スティーヴン・ホーキング博士が英紙「Guardian」に寄稿した記事が話題を呼んでいる。以前はあまりメディアに姿を現さなかったホーキング博士だが、この1、2年、積極的に社会問題について意見を発信するようになっている。メディアに寄せた今回の最新発言は、EU離脱を国民投票で決議した母国イギリスの動向を受けてのもののようだ。
ホーキング博士はイギリスのEU離脱はまったくの間違いであることを、国民投票の前から主張してきた。しかし何故、イギリス国民はEU離脱を選んだのか。それは昨今の社会を覆う、“富”に偏重した価値観によるものだという。そして価値観が極端に“富”に傾いているからこそ、人々は不公平感を抱くのだとホーキング博士は説明している。それを最もよく表しているのが、デイビッド・キャメロン氏から首相の座を引き継いだ、テレサ・メイ氏の就任時の発言だ。
「国家の資産を、多くの国民に分け与える経済改革が必要とされています」(テレサ・メイ首相)
もちろん博士も、個人が自由に生きられるという意味でのお金の重要性は痛感しており、ある程度の生活費がなければ自身のこれまでのキャリアがなかったことも認めている。しかしそれでも、純粋な資産を所有することについては、大いに疑問であるという。価値観が“富”に偏重することで、持たざる者は嫉妬心を募らせ、持つ者が孤立主義を深めるといった閉塞的な社会は崩壊へ向かうということだ。
「お金は知識や経験よりも重要ですか? 所有することは満足感を得る手段ですか? そもそも我々は本当に資産を所有することなどできるのですか? それは単に、つかの間、預かっているだけに過ぎないのでは?」(スティーヴン・ホーキング博士)
こうした危機の時代にこそ必要なのが、“大聖堂建設計画”であるとホーキング博士は主張している。“大聖堂”というのはもちろんもののたとえだが、地上から天上を目指し、今の世代から将来の世代に引き継がれる壮大なプロジェクトが必要とされているということだ。その意味では確かに、宇宙開発分野はそのスケールの大きさからいっても人々を束ねる格好のプロジェクトになるということだろうか。
■「トランプは最も低レベルの扇動政治家」
昨今進化が目覚しいAI(人工知能)に対しても、いち早く警戒を呼びかけてきたホーキング博士だが、最近のインタビューでは、やはり人間の強欲さがAIにも匹敵する現代の最大の脅威のひとつであると主張している。
「私たちは強欲さを失っていませんし、愚かさも改善されていません。それらに加えて、私は6年前から環境汚染と人口問題も懸念しています。そしてこれらの問題は、今なお悪化しているのです」(スティーヴン・ホーキング博士)
また、現在の米大統領選についても自説を表明している。共和党の大統領候補に指名されたトランプ氏の人気が理解できないということだ。テレビのモーニングショー番組で意見を求められたホーキング博士だが、「(トランプ氏は)国民の最も低レベルの多数派を代表している扇動政治家のように見えます」と答え、現在のトランプ旋風に苦言を呈している。混迷を深める世界情勢の諸現象に、これほど積極的に発言するホーキング博士というのも前代未聞だろう。
「国民にEU離脱を選ばせた妬みと孤立主義はイギリスだけの出来事ではなく世界に蔓延しているものです。“富”の狭い定義と公平な再分配の失敗は、国境の壁を高いものにするでしょう。これが行き過ぎた場合、長期的な観点から私は人類の行く末について楽観的になることができません」(スティーヴン・ホーキング博士)
今後の人類の行方に楽観的にはなれないというホーキング博士だが、まだ我々には成功を収める余地は残されているということだ。
「人間はいつでも臨機の才に溢れた存在であり、柔軟に環境に適応してきました。我々は“富”の定義に知識、自然資源、人間の能力などを加えて、より幅広いものにしなければなりません。そして同時に“富”をより公平にシェアすることを学ばなければなりません。これができれば、社会が一体になることに何の制限もなくなります」(スティーヴン・ホーキング博士)
豊かな生活は、現代の市場社会においてはある程度のお金がなければ実現しないようにも思える。しかし実際はお金だけではないことを、ホーキング博士はこのタイミングで改めて強く訴えたということだろう。時折博士は、まくし立てるように激しい表現も用いているが、これは良い意味でトカナが常々予想してきた「ホーキング博士の発狂」が現実のものになったと言えるかもしれない。同時代に生きる天才物理学者の発言に今後も耳を傾けたい。』
「私たちは強欲さを失っていませんし、愚かさも改善されていません。」というのは人間の特徴であると思う.お金にして富を蓄えることができるのが強欲さの元凶だろう.すでに十分に持っているのにさらに増やそうと思うのが強欲ということだ.
豊かな生活というのは人によって捉え方が違うだろうが,私は心身ともに健康的に生活できることが豊かだと思う.お金があれば物を買うことが出来るが,お金があればあるだけ買うものの値段が高くなり所有欲は満たせるのだろうが,それもつかの間ですぐに次が欲しくなるのは誰しも経験することではないだろうか.
歴史は繰り返すと言うが,中国の一党独裁制もトランプ氏の扇動による民衆のコントロールも根っこは同じで要は自分の生活に不満を持つ人たちの目を国外に向けさせることによる問題のすり替えに過ぎず,これはかつてヒトラーがドイツ人をマインドコントロールしたのと同じ図式だろう.
だが,こと宗教に関して言えば,知的であると思われる人たちも精神的には脆いものである.かつてホーキング博士は宇宙には創造主は必要ないと言っている.私は神が人間を創造したのではなく,人間が神を創造したと思っている.神がいるいないを議論しても意味がないばかりか,今や神は祖国と同じく人間同士の争いの種にさえなっている.
私はホーキン博士は賢者だと思うが,残念ながら人間は賢者の意見を聞くようには出来ていない.多くの人は自分の欲をかなえてくれそうな,声の大きい人やお金や権力を持った人の言うことを聞くようにできている.そして、おそらくこの点では人間の脳はここ数千年は全く進化していないのだろう.
しかし,一方で人間の持つ環境破壊の力は巨大になっている.第一次世界大戦の頃までは戦線,第二次世界大戦ではそれが都市の破壊で済んでいたが,これからはそうはいかないだろう.原爆だけでなくIT兵器や宇宙兵器といったものが登場してより広範な地球破壊ができるようになるだろう.
しかし,相変わらずそのきっかけとなるのは過去と同じ種類の人間の間違いに過ぎないのだとしたら,もはや人類の滅亡は防ぎようがなくなるに違いない.その前に人間が自ら間違いが起きるのを防げるようになるのか,はたまた人工知能が人間を制してくれるのか,あるいは人工知能に人類が地球に不要なものとして処理されるのか.
もっとも,過去に地球では何度か地球規模の絶滅が起きていて,今が人類の時代になっているだけなのだろうから,人類が好きなようにやって自滅するのも自然の摂理なのかもしれない.もし神がいたとしてもノアの箱船ですでに一度失敗しているからもう助けてはくれないだろう.
’16 TDR day 3
2016年8月3日 私の写真集
毎度のことですが,最終日の朝食後は荷物をスーツケースに詰めたり,お土産を詰めた段ボール箱を宅急便に預けたりするのに時間がかかり,入場したのは午前9時を過ぎていた.
まずはマーメイドラグーンへ向かったがアリエルのショーはシステム調整のため公演中止だったので,ワールプールとプレイグラウンドだけでまたお土産探しで切り上げて,最後の1枚をFPはロストリバーデルタのインディージョーンズで使った.やっぱりインディージョーンズは仕掛けが凝っていて面白かった.
FPは使い果たしたし,またも抽選で外れてしまったビッグバンドビートをもう一度見たいと娘が言うので,わりと空いていたエレクトリックレールウェイを使ってアメリカンウォーターフロントまで急いで戻り2回席の待ち行列に加わった.
先日の雷雨が嘘のように天気が良くなったので雨具として買った傘を日傘代わりにじっと暑さに耐えること40分で再びビッグバンドビートを見ることが出来た.娘も妻も満足して出てきたところに,ちょうどミッキー,ミニー,ダッフィー,ジェラトーニの乗ったクラッシクリムジンが通りかかりいい写真が撮れた.
昼食の時間になったが,もう一度ダッフィのショーが見たいというので,50分ほど並んでケープコッドクックオフでハンバーガーセットを食べた.私は2度ともスペシャルセットにしたが結構美味しかった.今回は座席が前方の中央だったので2部の方はD500にマイクをセットして4Kビデオで撮ってみた.
残り時間も2時間となりイル・ポスティーノ・ステーショナリーで買い物をするために歩いていくと,ちょうどミニーのトロピカルスプラッシュが始まった.おかげで通路まで水が飛んできて大変だったが,ちょうどイル・ポスティーノ・ステーショナリーの横には坂道がありここを少し上がったところからは人垣を超えてショーがよく見えることに気がついた.
今回,部屋からファンタズミックを撮るために80-400mmを持ってきていたのだが,近すぎて使えなかったこのレンズがここで大活躍.遠くからミッキーやミニーやチップとデールを存分に撮影することができた.D500の発売が遅れたためにこれまであまり活躍できなかったレンズがここに来てD500とともに性能を発揮し,今までには撮れなかったような写真が撮れて私も大満足だった.
ショーも終わり娘の買い物も終わったが,まだ時間があったので最後はアラビアンコーストのアグラバーマーケットプレイスでボールを転がしてゴールに入るとチップかデールのぬいぐるみが貰えるゲームをやった.混んでいるせいか1人1回しかできず3人で挑戦したがダメで残念賞のピンバッジを3個もらった.残念ながらもう一回列に並ぶ時間はないので,名残を惜しみながらホテルまで戻った.
今回は落雷によるトラブルに巻き込まれるという前代未聞の事件があったが,ハーバーサイドの部屋からショーを満喫するというイベントもあり何度も来ているのに初めてのことが色々あって面白かった.TDSが今年15周年ということだが,我が家がTDRに来るようになったのもちょうど15年前だった.来年の夏休みは旅行はないだろうが,TDRにはまた来たいと思わせる何かがあるのは間違いなさそうだ.
まずはマーメイドラグーンへ向かったがアリエルのショーはシステム調整のため公演中止だったので,ワールプールとプレイグラウンドだけでまたお土産探しで切り上げて,最後の1枚をFPはロストリバーデルタのインディージョーンズで使った.やっぱりインディージョーンズは仕掛けが凝っていて面白かった.
FPは使い果たしたし,またも抽選で外れてしまったビッグバンドビートをもう一度見たいと娘が言うので,わりと空いていたエレクトリックレールウェイを使ってアメリカンウォーターフロントまで急いで戻り2回席の待ち行列に加わった.
先日の雷雨が嘘のように天気が良くなったので雨具として買った傘を日傘代わりにじっと暑さに耐えること40分で再びビッグバンドビートを見ることが出来た.娘も妻も満足して出てきたところに,ちょうどミッキー,ミニー,ダッフィー,ジェラトーニの乗ったクラッシクリムジンが通りかかりいい写真が撮れた.
昼食の時間になったが,もう一度ダッフィのショーが見たいというので,50分ほど並んでケープコッドクックオフでハンバーガーセットを食べた.私は2度ともスペシャルセットにしたが結構美味しかった.今回は座席が前方の中央だったので2部の方はD500にマイクをセットして4Kビデオで撮ってみた.
残り時間も2時間となりイル・ポスティーノ・ステーショナリーで買い物をするために歩いていくと,ちょうどミニーのトロピカルスプラッシュが始まった.おかげで通路まで水が飛んできて大変だったが,ちょうどイル・ポスティーノ・ステーショナリーの横には坂道がありここを少し上がったところからは人垣を超えてショーがよく見えることに気がついた.
今回,部屋からファンタズミックを撮るために80-400mmを持ってきていたのだが,近すぎて使えなかったこのレンズがここで大活躍.遠くからミッキーやミニーやチップとデールを存分に撮影することができた.D500の発売が遅れたためにこれまであまり活躍できなかったレンズがここに来てD500とともに性能を発揮し,今までには撮れなかったような写真が撮れて私も大満足だった.
ショーも終わり娘の買い物も終わったが,まだ時間があったので最後はアラビアンコーストのアグラバーマーケットプレイスでボールを転がしてゴールに入るとチップかデールのぬいぐるみが貰えるゲームをやった.混んでいるせいか1人1回しかできず3人で挑戦したがダメで残念賞のピンバッジを3個もらった.残念ながらもう一回列に並ぶ時間はないので,名残を惜しみながらホテルまで戻った.
今回は落雷によるトラブルに巻き込まれるという前代未聞の事件があったが,ハーバーサイドの部屋からショーを満喫するというイベントもあり何度も来ているのに初めてのことが色々あって面白かった.TDSが今年15周年ということだが,我が家がTDRに来るようになったのもちょうど15年前だった.来年の夏休みは旅行はないだろうが,TDRにはまた来たいと思わせる何かがあるのは間違いなさそうだ.
’16 TDR day 2
2016年8月2日 私の写真集
2日目はショーの練習をする水上スクーターの音で目が覚めてオチェアーノでバイキングの朝食.メニューに多少の変更はあったのだろうが,気がついたのはミッキーの形をしたパンケーキがただの丸い形になったことぐらい.
優先入場の人たちが入場するのを見ながら朝食を取って,まずはモノレールでTDLへ移動した.TDLで真っ先に乗ったのはグランドサーキットレースウェイ.いつ来ても15分くらいで乗れるので人気がないからなのかもうすぐなくなってしまうらしい.娘が初めて自分でハンドルを握れたのがこれで,写真を撮るにも好都合なので私も結構好きだったのでちょっと残念.
映画では3D映像がリアルとほとんど区別がつかなくなってきているし,USJのハリーポッターのアトラクションみたいな現実を超える疑似体験が人気なのはわかるけれども,その一方でリアルにアクセルを踏んでエンジンが回り,ハンドルを切って曲がるというシンプルだけど実体験が伴うゴーカートが消えてしまうのは寂しい気がする.
次に向かったのは前回FPを最後にとっておいたのに故障のため乗れなかったスプラッシュマウンテン.今回は何の問題もなく乗れたが,乗った後に雨が降ってきて雷雨になり近くに落ちたと思ったらTDRが落雷による停電になったことをネットニュースで知りました.
雨が一番強い頃はちょうどカントリーベアレストランでカレーライスを食べていましたが,アプリでアトラクションの待ち時間を見たらほとんどのアトラクションが中止になっていました.午後2時過ぎには回復したものが多かったですが,アリエルのショーは今でも公演中止になったままみたいです.
スターツアーズがなかなか復帰しないので,スティッチ,モンスターズインクで時間を潰しているうちにようやくスターツアーズが回復しました.今年はエピソード7上映でスターツアーズもSTAR WARSバージョンになっており,乗船してすぐにダースベーダーが登場しスターツアーズに反乱軍のスパイが乗っていると言ってそのスパイの顔写真がコックピット脇の画面に映し出されました.よく見るとそれはランドですでに疲れ果てた妻の顔でした.
3Dの映像は映画で見たようなシーンが結構ありましたが,基本的には従来のものとそれほど変わりまありませんでした.それでも4Dシアター以上に迫力は十分ですし,スペシャルバージョンということでSTAR WARSファンなら一度は体験しておくべきだと思います.来年はエピソード8の年ですが,今から映画の上映がとても楽しみになりました.
バズライトイヤーもしばらくダウンしていましたが,この頃には復帰していたので入場することができました.このアトラクションは最初の頃はすごく面白いと思ったのですが,最近はもう慣れてしまって一生懸命に高得点を狙うというような気には慣れなくなってしましました.シューティングタイプのアトラクションとしてはもうトイストリーマニアが新しいですが,実はウェスタンランドシューティングギャラリーの昔ながらの射撃が私のお気に入りです.今回も満点が出るまで3回もやりましたが,金色のバッジはもらえませんでした.
雷雨で予定が狂ってしまいましたが,それなりに遊んでショッピングもしたのでホテルに一度戻って態勢を立て直してから夕食をTDSのボルケーノレストランでとりましたが結構混んでいて時間がかかりました.今回はホテルの部屋からファンタズミック!を見るのが目的だったので食事が終わるとすぐに部屋に戻りましたが,ちょうど開演10分前で時間的には結構ギリギリでした.
今回は予約の段階で今までとれなかった部屋がとれたのですが,実際に部屋に入るまではどのあたりの部屋になるのかわからずちょっと心配していましたが,3階で大きな障害物もなくファンタズミック!の全体がちょうど斜め30度くらいから見える部屋でした.距離的には正面から見るよりも近くて迫力がありました.
ファンタズミック!を見るのは3回目だと思うのですが,いい角度で最後まで観れたことはなかったし,写真を撮るにも観客の頭越しになるのでなかなか思うような絵にならなかったのですが,今回は部屋の中から比較的広い視野で障害物のない条件だったので写真を撮るにも好都合で十分にショーを堪能することができました.
その後再びTDSに入場しライトアップを楽しみながらセンターオブジアース,マジックランプシアター,シンドバッドをまわって帰ってきました.閉園時間間近はどこも空いていて夜景の写真もたくさん撮れました.
優先入場の人たちが入場するのを見ながら朝食を取って,まずはモノレールでTDLへ移動した.TDLで真っ先に乗ったのはグランドサーキットレースウェイ.いつ来ても15分くらいで乗れるので人気がないからなのかもうすぐなくなってしまうらしい.娘が初めて自分でハンドルを握れたのがこれで,写真を撮るにも好都合なので私も結構好きだったのでちょっと残念.
映画では3D映像がリアルとほとんど区別がつかなくなってきているし,USJのハリーポッターのアトラクションみたいな現実を超える疑似体験が人気なのはわかるけれども,その一方でリアルにアクセルを踏んでエンジンが回り,ハンドルを切って曲がるというシンプルだけど実体験が伴うゴーカートが消えてしまうのは寂しい気がする.
次に向かったのは前回FPを最後にとっておいたのに故障のため乗れなかったスプラッシュマウンテン.今回は何の問題もなく乗れたが,乗った後に雨が降ってきて雷雨になり近くに落ちたと思ったらTDRが落雷による停電になったことをネットニュースで知りました.
雨が一番強い頃はちょうどカントリーベアレストランでカレーライスを食べていましたが,アプリでアトラクションの待ち時間を見たらほとんどのアトラクションが中止になっていました.午後2時過ぎには回復したものが多かったですが,アリエルのショーは今でも公演中止になったままみたいです.
スターツアーズがなかなか復帰しないので,スティッチ,モンスターズインクで時間を潰しているうちにようやくスターツアーズが回復しました.今年はエピソード7上映でスターツアーズもSTAR WARSバージョンになっており,乗船してすぐにダースベーダーが登場しスターツアーズに反乱軍のスパイが乗っていると言ってそのスパイの顔写真がコックピット脇の画面に映し出されました.よく見るとそれはランドですでに疲れ果てた妻の顔でした.
3Dの映像は映画で見たようなシーンが結構ありましたが,基本的には従来のものとそれほど変わりまありませんでした.それでも4Dシアター以上に迫力は十分ですし,スペシャルバージョンということでSTAR WARSファンなら一度は体験しておくべきだと思います.来年はエピソード8の年ですが,今から映画の上映がとても楽しみになりました.
バズライトイヤーもしばらくダウンしていましたが,この頃には復帰していたので入場することができました.このアトラクションは最初の頃はすごく面白いと思ったのですが,最近はもう慣れてしまって一生懸命に高得点を狙うというような気には慣れなくなってしましました.シューティングタイプのアトラクションとしてはもうトイストリーマニアが新しいですが,実はウェスタンランドシューティングギャラリーの昔ながらの射撃が私のお気に入りです.今回も満点が出るまで3回もやりましたが,金色のバッジはもらえませんでした.
雷雨で予定が狂ってしまいましたが,それなりに遊んでショッピングもしたのでホテルに一度戻って態勢を立て直してから夕食をTDSのボルケーノレストランでとりましたが結構混んでいて時間がかかりました.今回はホテルの部屋からファンタズミック!を見るのが目的だったので食事が終わるとすぐに部屋に戻りましたが,ちょうど開演10分前で時間的には結構ギリギリでした.
今回は予約の段階で今までとれなかった部屋がとれたのですが,実際に部屋に入るまではどのあたりの部屋になるのかわからずちょっと心配していましたが,3階で大きな障害物もなくファンタズミック!の全体がちょうど斜め30度くらいから見える部屋でした.距離的には正面から見るよりも近くて迫力がありました.
ファンタズミック!を見るのは3回目だと思うのですが,いい角度で最後まで観れたことはなかったし,写真を撮るにも観客の頭越しになるのでなかなか思うような絵にならなかったのですが,今回は部屋の中から比較的広い視野で障害物のない条件だったので写真を撮るにも好都合で十分にショーを堪能することができました.
その後再びTDSに入場しライトアップを楽しみながらセンターオブジアース,マジックランプシアター,シンドバッドをまわって帰ってきました.閉園時間間近はどこも空いていて夜景の写真もたくさん撮れました.
’16 TDR day 1
2016年8月1日 私の写真集
去年の夏休みに「やっぱりTDRのほうがいいから,来年からまたTDRにする.」と言われ,そしてホテルはやっぱりミラコスタということでやって来ました.
ホテルにスーツケースを預けた際にチェックインだけ先に済ませることができると言われ,その代わり16時30分まで部屋には入れないのことだったが,どうせ夕食まで戻らないのとフロントがちょうど空いていたのですぐにチェックイン手続きを済ませカードキーを受け取ってTDSに入場した.
入場券も磁気カードではなくQRコードの印刷されたものが事前に届くようになっていたのでチェックインだけが到着後に必要な手続きになり時間が節約できるのは良かった.そして,まずはパスケースを買いに行きそれにアトラクションを目一杯楽しむ3daysというバケーションパッケージのFPを詰め込んでいざ出発.
しかし,真っ先に向かったのはケープコッドタウンのお店.そこへジェラトーニを迎えに行ってからケープコッドクックオフでハンバーガーセットを食べながらミッキーとダッフィーたちのショーを見た.
それからトイストーリーマニアとタワーオブテラーに乗りビッグバンドビートは2階席で見てから海底2万マイルに乗りった.その後はお土産購入のためにショップを周っていたら夕食の時間になりベッラヴィスタ・ラウンジでイタリアンのコースを食べながらファンタズミック!を見て,その後はホテルのショップでまたお土産を探し,最後に昼間にFPを取っておいたタワーオブテラーにもう一度乗って初日を終了した.
ホテルにスーツケースを預けた際にチェックインだけ先に済ませることができると言われ,その代わり16時30分まで部屋には入れないのことだったが,どうせ夕食まで戻らないのとフロントがちょうど空いていたのですぐにチェックイン手続きを済ませカードキーを受け取ってTDSに入場した.
入場券も磁気カードではなくQRコードの印刷されたものが事前に届くようになっていたのでチェックインだけが到着後に必要な手続きになり時間が節約できるのは良かった.そして,まずはパスケースを買いに行きそれにアトラクションを目一杯楽しむ3daysというバケーションパッケージのFPを詰め込んでいざ出発.
しかし,真っ先に向かったのはケープコッドタウンのお店.そこへジェラトーニを迎えに行ってからケープコッドクックオフでハンバーガーセットを食べながらミッキーとダッフィーたちのショーを見た.
それからトイストーリーマニアとタワーオブテラーに乗りビッグバンドビートは2階席で見てから海底2万マイルに乗りった.その後はお土産購入のためにショップを周っていたら夕食の時間になりベッラヴィスタ・ラウンジでイタリアンのコースを食べながらファンタズミック!を見て,その後はホテルのショップでまたお土産を探し,最後に昼間にFPを取っておいたタワーオブテラーにもう一度乗って初日を終了した.