『 苫東厚真火力発電所4号機が再稼働
北海道電力は地震のあと停止していた苫東厚真火力発電所の4号機について、安全が確認されたとして25日未明から再稼働させました。
北海道最大の火力発電所、苫東厚真発電所は、地震によって1号機、2号機、4号機が運転を停止し、大規模停電のきっかけとなりました。
北海道電力は、今月19日に出力35万キロワットの1号機を再稼働させましたが、出力が最も大きい70万キロワットの4号機はタービンから火が出たため、当初、復旧が11月以降になるとしていました。
北海道電力によりますと、点検の結果、タービンの損傷が見込みより小さいことが分かり、24日から試運転を行っていましたが安全が確認されたとして、25日午前3時から再稼働させたということです。
4号機の稼働で北海道電力の供給力は461万キロワットまで増え、去年の実績でみた北海道の10月の電力需要の最大423万キロワットを上回ることになります。
一方、今週前半の再稼働を目指していた2号機については、不具合が見つかったため復旧が10月中旬になるとしています。』
北海道全域停電となった日から3週間経った.すでに節電要請は解除されたようだし,苫東厚真火力発電所4号機も再稼働してとりあえず電力需要は満たされたようでホッとしている.
しかし,実家の片付けをしていたら,実家の照明器具はほとんどLED化されていなかったことを思い出した.我が家の方は2012年にすでにほとんどの照明器具をLEDに交換したのだが,実家の照明器具に適合するLEDランプが当時は入手できなかったこともありそのままになっていたのだ.
さっそくAmazonで調べてみたらミニクリプトンランプや蛍光灯タイプでも40W相当のものが発売されていて,これなら実家の古い照明器具にも使えそうなので,試しにいくつか注文してみた.
電球タイプのものもLEDフィラメント電球というものが出ていて,これだと従来の電球のような配光になり,しかも調光器にも対応しているらしい.これならシャンデリアの中の電球と置き換えることもできそうだ.
もっとも,LED電球は1個500円から1000円,LED蛍光灯は1000円から1500円するので一度に全部を交換するとなるとかなりな出費となるので,まずは使用頻度の高い居間や食堂といったところから徐々に交換して行くことにした.
もちろん1年で元が取れるはずなどないが,LED電球の寿命が切れるころにはなんとか元が取れるのではないかと思っている.
北海道電力は地震のあと停止していた苫東厚真火力発電所の4号機について、安全が確認されたとして25日未明から再稼働させました。
北海道最大の火力発電所、苫東厚真発電所は、地震によって1号機、2号機、4号機が運転を停止し、大規模停電のきっかけとなりました。
北海道電力は、今月19日に出力35万キロワットの1号機を再稼働させましたが、出力が最も大きい70万キロワットの4号機はタービンから火が出たため、当初、復旧が11月以降になるとしていました。
北海道電力によりますと、点検の結果、タービンの損傷が見込みより小さいことが分かり、24日から試運転を行っていましたが安全が確認されたとして、25日午前3時から再稼働させたということです。
4号機の稼働で北海道電力の供給力は461万キロワットまで増え、去年の実績でみた北海道の10月の電力需要の最大423万キロワットを上回ることになります。
一方、今週前半の再稼働を目指していた2号機については、不具合が見つかったため復旧が10月中旬になるとしています。』
北海道全域停電となった日から3週間経った.すでに節電要請は解除されたようだし,苫東厚真火力発電所4号機も再稼働してとりあえず電力需要は満たされたようでホッとしている.
しかし,実家の片付けをしていたら,実家の照明器具はほとんどLED化されていなかったことを思い出した.我が家の方は2012年にすでにほとんどの照明器具をLEDに交換したのだが,実家の照明器具に適合するLEDランプが当時は入手できなかったこともありそのままになっていたのだ.
さっそくAmazonで調べてみたらミニクリプトンランプや蛍光灯タイプでも40W相当のものが発売されていて,これなら実家の古い照明器具にも使えそうなので,試しにいくつか注文してみた.
電球タイプのものもLEDフィラメント電球というものが出ていて,これだと従来の電球のような配光になり,しかも調光器にも対応しているらしい.これならシャンデリアの中の電球と置き換えることもできそうだ.
もっとも,LED電球は1個500円から1000円,LED蛍光灯は1000円から1500円するので一度に全部を交換するとなるとかなりな出費となるので,まずは使用頻度の高い居間や食堂といったところから徐々に交換して行くことにした.
もちろん1年で元が取れるはずなどないが,LED電球の寿命が切れるころにはなんとか元が取れるのではないかと思っている.
携帯電話としてはiPhone7で十分に間に合っているし、ピアノブラック仕上げはこれしかないので当分は買い替えるつもりもなくなったはずだったが、Mavic 2 Proの送信機に付けるモニター探しをしていて大きさ、重さと液晶の見易さを重視して検討したら、結局iPhone Xs MAXが現状では最適ということになってしまった。
送信機の液晶モニターはMavic 2 ProのHasselblad L1D-20cカメラの言わばファインダーにあたる部分なので、やはりこれは重要なパーツだから交換レンズを買うことを思えば割安と思うことにしてiPhone Xs MAXを予約した。
Mavic 2 Proの発売から1ヶ月ほどでiPhone Xs MAXが発売になるというのも、最近発表されたNikon Z7が期待はずれだったのも、Hasselblad 503CWとSWCがもの足りなくなったのも偶然だろうが、私にとってはとても偶然とは思えないタイミングである。
iPhone Xs MAXにしてもカメラとして考えるとA12 Bionicチップの8コアNeural Engineを使用した新しい深度コントロールにより、撮影後、いつでも編集で被写界深度を自由に変えられる機能が搭載されているなどソフトウェアでリアルタイムにレンズの性能を補完する機能がありすごく革新的だ。
カメラの未来を変える技術になるかもしれず、その方向に進むと将来はAIと高性能な機械学習エンジンにより誰でも美しい写真がより簡単に撮れるカメラが出てくるのだろう。もっとも撮影アングルだけは物理的な制約が大きくて、人間がカメラを持って撮るのでは撮れる場所が限られてしまい、そこを人工知能で補うことは不可能だろう。
撮影者がカメラを持ったり、三脚で撮る風景写真では自ずと撮影ポイントは限られてしまい、変化を狙っても天候と撮影時刻で光の当たり具合を変えるくらいしかなくなるのだが、ドローンカメラでは撮影アングルの制約が少なくなるので今まで見たこともない写真が撮れる可能性がある。
さらにドローンは航空機やヘリコプターより機体が非常に小さく低空でも安定しているし、ジンバルのおかげで安定した画像を簡単に得られるなど従来の航空写真では得られないアングルや映像の安定性を簡単に手に入れられる可能性が高いだろう。
私がトイドローンでテストしてみて感じたのはこういったことで、ドローンでの撮影は私の写真の可能性を大きく広げてくれることが期待できそうだと思ったのだ。そのためならMavic 2 ProとiPhone Xs MAXへの投資は無駄ではないと思っているのだが、さて結果はどうなるだろうか?
送信機の液晶モニターはMavic 2 ProのHasselblad L1D-20cカメラの言わばファインダーにあたる部分なので、やはりこれは重要なパーツだから交換レンズを買うことを思えば割安と思うことにしてiPhone Xs MAXを予約した。
Mavic 2 Proの発売から1ヶ月ほどでiPhone Xs MAXが発売になるというのも、最近発表されたNikon Z7が期待はずれだったのも、Hasselblad 503CWとSWCがもの足りなくなったのも偶然だろうが、私にとってはとても偶然とは思えないタイミングである。
iPhone Xs MAXにしてもカメラとして考えるとA12 Bionicチップの8コアNeural Engineを使用した新しい深度コントロールにより、撮影後、いつでも編集で被写界深度を自由に変えられる機能が搭載されているなどソフトウェアでリアルタイムにレンズの性能を補完する機能がありすごく革新的だ。
カメラの未来を変える技術になるかもしれず、その方向に進むと将来はAIと高性能な機械学習エンジンにより誰でも美しい写真がより簡単に撮れるカメラが出てくるのだろう。もっとも撮影アングルだけは物理的な制約が大きくて、人間がカメラを持って撮るのでは撮れる場所が限られてしまい、そこを人工知能で補うことは不可能だろう。
撮影者がカメラを持ったり、三脚で撮る風景写真では自ずと撮影ポイントは限られてしまい、変化を狙っても天候と撮影時刻で光の当たり具合を変えるくらいしかなくなるのだが、ドローンカメラでは撮影アングルの制約が少なくなるので今まで見たこともない写真が撮れる可能性がある。
さらにドローンは航空機やヘリコプターより機体が非常に小さく低空でも安定しているし、ジンバルのおかげで安定した画像を簡単に得られるなど従来の航空写真では得られないアングルや映像の安定性を簡単に手に入れられる可能性が高いだろう。
私がトイドローンでテストしてみて感じたのはこういったことで、ドローンでの撮影は私の写真の可能性を大きく広げてくれることが期待できそうだと思ったのだ。そのためならMavic 2 ProとiPhone Xs MAXへの投資は無駄ではないと思っているのだが、さて結果はどうなるだろうか?
『- Hasselbladカメラ搭載のMavic 2 Pro -
スウェーデン製のHasselbladカメラは、人間工学に基づいた象徴的なデザイン、妥協のない映像品質、そしてスウェーデンの熟練のクラフトマンシップで世界的に知られています。 1941年の創立以来、人類初の月面着陸を初めとした象徴的な瞬間を、Hasselbladのカメラは常に世界中で捉え続けています。Hasselbladとのパートナーシップによる2年間の精力的な共同研究を経て、Mavic 2 ProにはHasselblad L1D-20cカメラを遂に搭載しました。 L1D-20cは、Hasselbladが独自に開発したハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション(HNCS) 5 技術を搭載し、色彩の細部まで忠実に再現できる20MPの空撮映像を撮影できます。』
何事にもタイミングと言うものがあるが、実は興味はあったものの私の要求するスペックとコストパフォーマンスの兼ね合いからドローンでの写真撮影に踏み切れないまま2年近くが経っていた。
それが、ついにトイドローンを購入し遊びのつもりで飛ばしてみたら空撮が簡単に出来てしまった。こうなると以前より撮りたかった風景写真やビデオを本格的に空撮でやってみたくなる。
そこで、ネットで色々調べているうちにHasselblad L1D-20cという20MPのカメラを積んだ最新型のドローンがちょうど発売になった事を知ってしまったのだ。とは言え購入するとなれば結構なお値段なのでどうしたものかと思ったが、ハッセルブラッドという言葉で手持ちの503CWとSWCの事を思い出した。
フィルムカメラにも愛着はあるのだが、Nikon D850と105mmF1.4とPC Nikkor 19mmF4がある今となっては名レンズと言われたプラナー80mmF2.8もビオゴン38mmF4.5も私にはもの足りなくなってしまっていた。
ならば、2台の中判フィルムカメラには引退してもらって新しいハッセルブラッドのレンズを積んだドローンに乗り換えるのも時代の流れ、カメラを売却しドローンを購入することにした。
古いカメラとは言え、そこは流石にハッセルブラッド、2台を売却するとDJI Mavic 2 Pro + Fly More キット + DJI Care Refreshが十分買えてしまうのだ。
まだ宅配便は完全に復旧してないようだが、今月中には届くだろうから秋の風景の空撮には十分間に合うだろうと楽しみにしている。
スウェーデン製のHasselbladカメラは、人間工学に基づいた象徴的なデザイン、妥協のない映像品質、そしてスウェーデンの熟練のクラフトマンシップで世界的に知られています。 1941年の創立以来、人類初の月面着陸を初めとした象徴的な瞬間を、Hasselbladのカメラは常に世界中で捉え続けています。Hasselbladとのパートナーシップによる2年間の精力的な共同研究を経て、Mavic 2 ProにはHasselblad L1D-20cカメラを遂に搭載しました。 L1D-20cは、Hasselbladが独自に開発したハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション(HNCS) 5 技術を搭載し、色彩の細部まで忠実に再現できる20MPの空撮映像を撮影できます。』
何事にもタイミングと言うものがあるが、実は興味はあったものの私の要求するスペックとコストパフォーマンスの兼ね合いからドローンでの写真撮影に踏み切れないまま2年近くが経っていた。
それが、ついにトイドローンを購入し遊びのつもりで飛ばしてみたら空撮が簡単に出来てしまった。こうなると以前より撮りたかった風景写真やビデオを本格的に空撮でやってみたくなる。
そこで、ネットで色々調べているうちにHasselblad L1D-20cという20MPのカメラを積んだ最新型のドローンがちょうど発売になった事を知ってしまったのだ。とは言え購入するとなれば結構なお値段なのでどうしたものかと思ったが、ハッセルブラッドという言葉で手持ちの503CWとSWCの事を思い出した。
フィルムカメラにも愛着はあるのだが、Nikon D850と105mmF1.4とPC Nikkor 19mmF4がある今となっては名レンズと言われたプラナー80mmF2.8もビオゴン38mmF4.5も私にはもの足りなくなってしまっていた。
ならば、2台の中判フィルムカメラには引退してもらって新しいハッセルブラッドのレンズを積んだドローンに乗り換えるのも時代の流れ、カメラを売却しドローンを購入することにした。
古いカメラとは言え、そこは流石にハッセルブラッド、2台を売却するとDJI Mavic 2 Pro + Fly More キット + DJI Care Refreshが十分買えてしまうのだ。
まだ宅配便は完全に復旧してないようだが、今月中には届くだろうから秋の風景の空撮には十分間に合うだろうと楽しみにしている。
新しいiPhoneが発表された。CPUがA12になり従来機より15%速くなったそうで、ニューラルエンジンも刷新されてより高性能になったそうである。しかし、単純比較するとそれでもCPUは私のiPhone7より1.5倍くらい速くなった程度である。ムーアの法則は昨年ぐらいで限界に達したと言われているようだから、3年で2倍の性能というのはもう無理だとしても、1.5倍では体感的に劇的に速くなったとは感じないだろう。
そのせいかどうかは知らないけれど、アップルはそれ以外のところで劇的変化を感じられるようにディスプレイをより大型化したり、耐水性能を高めたり、iOS12で起動時間を短縮したりと涙ぐましい努力を続けていると好意的にとらえてあげる事にした。しかし、仕事中はマスクを常用している私にとってはTouch IDが無いのは不便である。
Apple PayはすでにApple Watchでやっているので、コンビニで決済するのにいちいちFace IDをやるという恥ずかしい事はしなくていいのだが、今ならボタンを廃止しても指紋認証は残せたはずなのに、残さなかったのはもうすでにiPhoneXでやってしまったからなのか、それともApple Watchを普及させるためなのだろうか。
結論を言うと今のところiPhone7で間に合っているし、ピアノブラック仕上げはこれしかないので当分は買い替えるつもりもなくなった。
ここで話がタイトルに戻るが、実は私が今いちばん必要としているアップル製品はiPhoneではなくMac miniなのである。今使っているのはMac mini (Mid 2011)で、自宅でたまにしか使わないつもりで2.5 GHz Intel Core i5という廉価版のCPUにしたのだが、Mac OSがバージョンアップして動作が重くなり、ついに次期アップデートでは対象機種からはずれる事になっている。
なぜ自宅ではMac miniなのかというと、それはディスプレイが液晶テレビでこれにMac miniやDVD Playerや録画用HDやamazon Fire TVなどを接続しているからなのである。職場ではiMac27と液晶テレビ2台をそれぞれ別用途で使うことが出来るスペースがあるが、今の自宅の私の机はライティングビューローなので液晶テレビとオーデオコンポのスピーカー2個で天板は満員になってしまうのだ。
アップルがプロ向け新型Mac miniを年内に発売するという噂が最近流れているようで、私が心待ちにしているのはそちらの方だ。デジタルカメラが46MPになりビデオが4Kになって自宅の自室で写真やビデオの編集は事実上不可能になり、Mac miniがボトルネックになっているので、早くプロ向け新型Mac miniが発表されないかと首を長くして待っているのである。
だから、今の私にとってはさほどのインパクトのなかったiPhoneが出てきても、「それじゃない!」となってしまうのである。
そのせいかどうかは知らないけれど、アップルはそれ以外のところで劇的変化を感じられるようにディスプレイをより大型化したり、耐水性能を高めたり、iOS12で起動時間を短縮したりと涙ぐましい努力を続けていると好意的にとらえてあげる事にした。しかし、仕事中はマスクを常用している私にとってはTouch IDが無いのは不便である。
Apple PayはすでにApple Watchでやっているので、コンビニで決済するのにいちいちFace IDをやるという恥ずかしい事はしなくていいのだが、今ならボタンを廃止しても指紋認証は残せたはずなのに、残さなかったのはもうすでにiPhoneXでやってしまったからなのか、それともApple Watchを普及させるためなのだろうか。
結論を言うと今のところiPhone7で間に合っているし、ピアノブラック仕上げはこれしかないので当分は買い替えるつもりもなくなった。
ここで話がタイトルに戻るが、実は私が今いちばん必要としているアップル製品はiPhoneではなくMac miniなのである。今使っているのはMac mini (Mid 2011)で、自宅でたまにしか使わないつもりで2.5 GHz Intel Core i5という廉価版のCPUにしたのだが、Mac OSがバージョンアップして動作が重くなり、ついに次期アップデートでは対象機種からはずれる事になっている。
なぜ自宅ではMac miniなのかというと、それはディスプレイが液晶テレビでこれにMac miniやDVD Playerや録画用HDやamazon Fire TVなどを接続しているからなのである。職場ではiMac27と液晶テレビ2台をそれぞれ別用途で使うことが出来るスペースがあるが、今の自宅の私の机はライティングビューローなので液晶テレビとオーデオコンポのスピーカー2個で天板は満員になってしまうのだ。
アップルがプロ向け新型Mac miniを年内に発売するという噂が最近流れているようで、私が心待ちにしているのはそちらの方だ。デジタルカメラが46MPになりビデオが4Kになって自宅の自室で写真やビデオの編集は事実上不可能になり、Mac miniがボトルネックになっているので、早くプロ向け新型Mac miniが発表されないかと首を長くして待っているのである。
だから、今の私にとってはさほどのインパクトのなかったiPhoneが出てきても、「それじゃない!」となってしまうのである。
次から次へと未経験な出来事が続いた一週間が終ろうとしている.
まだ,地震の余波で以前の状態に戻ったとまでは言えないが,どうにか普通の生活を取り戻しつつある.
人間の力はまだまだ弱く,自然の力には抗えないということを再び痛感する事となった.
明日からはまた心機一転して毎日を今を大切にして生きていきたいと思います.
ネット上で匿名にも関わらず私の事を心配してくださった皆さまに,心より御礼申し上げます.
今後ともよろしくお願いします.
まだ,地震の余波で以前の状態に戻ったとまでは言えないが,どうにか普通の生活を取り戻しつつある.
人間の力はまだまだ弱く,自然の力には抗えないということを再び痛感する事となった.
明日からはまた心機一転して毎日を今を大切にして生きていきたいと思います.
ネット上で匿名にも関わらず私の事を心配してくださった皆さまに,心より御礼申し上げます.
今後ともよろしくお願いします.
考えられることは起きるというのが私の持論だけれど、こういう状況になるとは私自身考えてもいなかったです。
全道規模で停電です。札幌市中央区がいまだに停電中です。
今週は未経験な事態の連続で、一つ一つに臨機応変に対応して行くだけで精一杯になっています。
とりあえず実家に到達しましたが、自分の家族とは連絡も十分に取れないほど通信環境が悪化しています。
アマチュア無線免許でもとっておけばよかったです。
全道規模で停電です。札幌市中央区がいまだに停電中です。
今週は未経験な事態の連続で、一つ一つに臨機応変に対応して行くだけで精一杯になっています。
とりあえず実家に到達しましたが、自分の家族とは連絡も十分に取れないほど通信環境が悪化しています。
アマチュア無線免許でもとっておけばよかったです。
もう終ってしまうのが残念?
もう終ってしまうのか?
あっけない最期?
寿命が延びたと言っても人の一生はやはり短いものですね。
もう終ってしまうのか?
あっけない最期?
寿命が延びたと言っても人の一生はやはり短いものですね。
『欧州委員会、サマータイムの廃止提案へ
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は31日、サマータイム(夏時間)の廃止を提案する方針を決めた。欧州では夏時間を巡って、夜間の省エネルギー効果などが乏しいうえに、健康面への悪影響から廃止論が強まっている。7月から8月中旬にかけて欧州委が実施したパブリックコメント(意見公募)では84%が廃止を支持。これを受けて、廃止法案を欧州議会と加盟国に提案する準備に入った。
欧州委が31日公表した夏時間の廃止の是非を問うパブコメ結果の速報によると、460万人から寄せられた意見の84%が廃止を支持した。省エネルギー効果が小さい、健康にマイナス、交通事故の原因になっている、といった意見が多く寄せられたという。
ユンケル欧州委員長は31日、ドイツ公共放送ZDFのインタビューで「数百万人の市民がこれ以上、(夏時間と冬時間の間で)時計を変えたくないと言っている」と指摘。「欧州委は彼らが言っていることをするだろう」と表明した。
EUの夏時間は加盟28カ国すべてを対象に、3月の最終日曜日に時計を1時間進めて夏時間とし、10月の最終日曜日に標準時間(冬時間)へ戻す仕組み。欧州では1970年代後半から本格的な夏時間が普及してきた。
ただ近年は高齢者や子どもの健康に悪影響を及ぼしているとの懸念から廃止論が高まっていた。欧州議会が2017年10月にまとめた報告書は、体内時計への悪影響による睡眠障害や、注意力低下に伴う事故の増大、心臓発作のリスク増などの可能性を指摘していた。
加盟国ごとにバラバラな対応になれば、交通網や域内の貿易のコストを大幅に引き上げる懸念があるため、EUで統一して廃止を目指す構えだ。廃止の実現には、欧州議会と加盟国の承認が必要となる。
日本でも2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて「暑さ対策」として、夏時間導入の是非の検討が進む。しかし40年以上にわたって定着していた欧州は逆に廃止への一歩を踏み出すことになり、日本の議論にも影響を与えそうだ。』
今回のサマータイムは本当のところ、アメリカ国内のテレビ放送におけるゴールデンタイムの莫大な「放映権料」を支払うアメリカの放送局の都合による東京五輪への圧力だろう。政治家のほうから話が出ること自体、政府へトランプからなんらかの圧力があり阿部さんがその気になったのではないだろうか。
サマータイム導入によるコンピュータトラブルが心配されていたりもするが、実際にはどのような弊害が各所に及ぶのかはやってみなければわからないことである。しかし、一般国民にとってはメリットはほとんどないだろう。むしろ生活のリズムや職場の労働環境の変化で体調を崩す人が続出するだろうと想像出来る。
東京五輪のために全国の人が体調を崩すなんていうことがあってもいいことだとは思えない。政治家の日和見主義で迷惑するのは嫌だから、私は断固反対であるが、そんな矢先にこのニュース。
欧米がやってるとすぐに真似したがる人たちには、ぜひ率先して見習ってもらいたいものだ。
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は31日、サマータイム(夏時間)の廃止を提案する方針を決めた。欧州では夏時間を巡って、夜間の省エネルギー効果などが乏しいうえに、健康面への悪影響から廃止論が強まっている。7月から8月中旬にかけて欧州委が実施したパブリックコメント(意見公募)では84%が廃止を支持。これを受けて、廃止法案を欧州議会と加盟国に提案する準備に入った。
欧州委が31日公表した夏時間の廃止の是非を問うパブコメ結果の速報によると、460万人から寄せられた意見の84%が廃止を支持した。省エネルギー効果が小さい、健康にマイナス、交通事故の原因になっている、といった意見が多く寄せられたという。
ユンケル欧州委員長は31日、ドイツ公共放送ZDFのインタビューで「数百万人の市民がこれ以上、(夏時間と冬時間の間で)時計を変えたくないと言っている」と指摘。「欧州委は彼らが言っていることをするだろう」と表明した。
EUの夏時間は加盟28カ国すべてを対象に、3月の最終日曜日に時計を1時間進めて夏時間とし、10月の最終日曜日に標準時間(冬時間)へ戻す仕組み。欧州では1970年代後半から本格的な夏時間が普及してきた。
ただ近年は高齢者や子どもの健康に悪影響を及ぼしているとの懸念から廃止論が高まっていた。欧州議会が2017年10月にまとめた報告書は、体内時計への悪影響による睡眠障害や、注意力低下に伴う事故の増大、心臓発作のリスク増などの可能性を指摘していた。
加盟国ごとにバラバラな対応になれば、交通網や域内の貿易のコストを大幅に引き上げる懸念があるため、EUで統一して廃止を目指す構えだ。廃止の実現には、欧州議会と加盟国の承認が必要となる。
日本でも2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて「暑さ対策」として、夏時間導入の是非の検討が進む。しかし40年以上にわたって定着していた欧州は逆に廃止への一歩を踏み出すことになり、日本の議論にも影響を与えそうだ。』
今回のサマータイムは本当のところ、アメリカ国内のテレビ放送におけるゴールデンタイムの莫大な「放映権料」を支払うアメリカの放送局の都合による東京五輪への圧力だろう。政治家のほうから話が出ること自体、政府へトランプからなんらかの圧力があり阿部さんがその気になったのではないだろうか。
サマータイム導入によるコンピュータトラブルが心配されていたりもするが、実際にはどのような弊害が各所に及ぶのかはやってみなければわからないことである。しかし、一般国民にとってはメリットはほとんどないだろう。むしろ生活のリズムや職場の労働環境の変化で体調を崩す人が続出するだろうと想像出来る。
東京五輪のために全国の人が体調を崩すなんていうことがあってもいいことだとは思えない。政治家の日和見主義で迷惑するのは嫌だから、私は断固反対であるが、そんな矢先にこのニュース。
欧米がやってるとすぐに真似したがる人たちには、ぜひ率先して見習ってもらいたいものだ。
『東京医大目指し2浪の女性「当事者として差別を受けたのは初めて」
-「女性を手助けしたいと医師を志したのに、女性だから、という理由でチャンスが奪われるとは皮肉です」-
東京医科大で女子受験生の点数を一律減点していたことが報道で明るみになり、波紋を呼んでいる。
ハフポスト日本版がこの問題について初めて報じた8月2日、同大を2度受験し、不合格になった女性からメールが送られてきた。
今回の問題について、「あからさまな性別による差別を当事者として受けるのは初めて」などと綴り、差別への無念さを隠さない。
同大の対応は、女子受験生の気持ちにどんな影響をもたらしたのか。内容を紹介する。
-初めて受けた女性差別だった-
わたしは現在20歳の浪人生です。
社会に貢献したいと思い、親類に医師はいませんが産婦人科医を志して医学部を受験し、現在2浪目です。今回問題となっている東京医科大も昨年度と今年度の入試を受験し、昨年度は1次で不合格、今年度は1次試験は通過したものの2次試験(面接と小論文、適性検査)で不合格となりました。
文科省幹部の子どもの「裏口入学」に関する一連の報道には「やっぱりね」と驚きも怒りも湧きませんでしたが、今回の女子受験生に不利になるような点数操作の報道には大きなショックを受けています。
男女平等、性差別をなくそうと言われている今日、このようなあからさまな性別による差別を当事者として受けるのは初めてのことでした。
医学部を受験するにあたり、医師の世界はまだまだ男性社会であるということは知っていました。
大学の教員をしているわたしの母から、小学校に入って間もない頃に男女の間で給与の格差があるなど、男性優位の社会で女性が対等に仕事をすることの難しさは聞いていました。しかしそれも15年ほど前の話ですが。
-女性を手助けしたいのに、女性がゆえにチャンスを奪われる-
ここ数年では、医師にかかわらずどんな職業でも結婚や出産が女性のキャリア形成の障壁になっていることは問題だと、メディアなどで取り上げられていて、解消しなければならない問題であることは明白です。
そんな現状に一石を投じることができるならと思い、あえて男性社会に飛び込み女性と男性が対等に活躍できるような働きかけが自分にできればと意気込んでいました。
一方で私たち女性は身体の機能としてどうしても子孫を残すタイムリミットがあるのは認めざるを得ません。ですがそのリミットも医療の発展によって伸びてきています。
私自身、不妊治療や生殖医療に関わり、女性達が仕事も子供を持つこともどちらも諦めなくて済むような手助けをしたいとも思っていただけに、女性であるから、という理由でそのチャンスが奪われるような立場としてみられていたことは皮肉なことだと思います。
-友人は花火や旅行...貴重な時間が無駄になった-
私は高校時代からやりたいことをセーブして他の同級生よりも勉強に時間を割いてきたはずです。それなのに高校を卒業して1年以上たった今も未だに大学受験の勉強をしています。
現役時代に切磋琢磨した同級生はインスタグラムで昨日の花火大会の様子や旅行に行っている写真を載せています。なぜ、私は20歳にもなって友達も恋人も作れずにかつて親しかった友人とも疎遠になり、ひとりで勉強しているのだろうと虚しくなります。
今回私が点数操作によって不合格になったのかどうかは分かりません。単に実力が足りなかった、と言われてしまえばそれまでです。
しかしながら東京医大がとったそのような行為によって、不合格になった女子受験生は、1年間の努力が踏みにじられただけでなく、健康で体力もエネルギーもある貴重な1年間の時間を無駄にされたことになります。
地位や名誉や学歴はお金で買えるかもしれませんが、どんなにお金を払っても時間や若さを買うことはできません。そのことに憤りとやるせなさを覚えます。
-適性試験の「性生活に満足?」という質問に違和感-
試験内容にも違和感を抱きました。
2次試験で、面接小論文と同時に行われていた適性検査ですが、自動車免許の適性検査よりも圧倒的に質問数が多く、その分の質問項目には健康状態を聞くものから、あくまで公的な入試の場面で聞くのはあまりにも不適切なのではないか?という質問が含まれていました。
「あなたは現在の性生活に満足していますか?」というようなセクシュアリティーに関わるような内容の質問が3問ほどあり、回答中に面食らったことを覚えています。
全てマークシート形式で答えていくので誰かに詳細に回答を見られるということはないのでしょうが、明らかに全ての受験生に対する「セクシャル・ハラスメント」ですし、そういったセンシティブな質問がなんの躊躇もなく入試で出る、というのは、東京医大のハラスメントやジェンダーに対する認識が世間一般のそれとは乖離していることを表しているような気がします。
ただ、適性検査の問題は回収されてしまっていますし、大学も詳しい内容は公表していません。
-それでも来年も東京医大を受けざるを得ない事情-
今回の件を受けて来年度の東京医大の受験を見合わせるかと問われればそれは複雑なところです。
私立医大の学費の相場は3000万円代半ばで、かなり高額です。そのうち東京医大は6年間総額で3000万円弱と比較的安いほうです。また私立医学部の入試の倍率は20倍30倍はザラで熾烈な競争です。
医者の子どもでもない医学部受験生は僅かでもチャンスをものにするため、学校を選り好みするという贅沢はできないというところが本音です。
今回の報道で明るみに出たのは氷山の一角にすぎないかもしれません。医学部では平然と行われている行為なのかもしれません。またそのような行為は一般的に就職活動の場面でも行われているという意見もあります。
-不条理な状況に声を上げる-
男女平等がうたわれているなかで育ち、あからさまな差別を受けたと自覚する機会もなく、「男女は平等であるべきだ」して扱われてきた私たちの世代は、男女差別に「鈍感」なのかもしれません。それか、仕方ないことだと割り切っているのかもしれません。
ですが私は不条理なこの状況に敏感になり、当事者として声を上げなければならないと思いました。
わたしたちの世代は主張や議論で対立することはダサいと思っている人が少なくありません。大人に反抗すること、権力にたてつくこと、社会問題に言及することはしらけるという風潮があると思っています。
それは、思考停止であり、自分が何をしても何も変わらないんじゃないかというあきらめがあるのかもしれません。ただ、こうした問題を他人事だと思って受け流し続けていくことが、問題の解決をさまたげていることになるのだと、今回の問題で気づきました。
思考停止をしてはいけないと、改めて思っています。』
私立の医学部が6年間総額で3000万円もかかるとは知らなかったので、あらためて驚いた。
ちなみに私の場合は、入学金は多分数10万円で学費は1年間で30万円くらいだったような気がするが、随分昔のことなので正確なことは憶えていない。
それはさて置き、東京医大の入試における不正と差別はあまりにも時代錯誤的で滑稽でさえある。しかし、わが国の女性差別あるいは男女格差に関しては、今では米国の黒人差別以上に根強くて酷いものなのではないだろうか。
まあ、それでも女性の政治家も増えたことだし、女医も増えているので悪い方向には進んでいないようにも思えるが、東京医大のみならず女性の合格率が異常に低い私立医大は他にもあるようだから、アンケートが形だけの調査に終らないことを期待したい。
ついでに言わせてもらえば、医師国家試験の合格率も卒業者数に対するものだけでなく入学者数に対するものも公表した方がいいだろう。私立とはいえ国から多額の補助金をもらっているのだから、入試の透明性だけでなく、医学教育の効率についてもしっかり検証して補助金額に反映させるべきではないだろうか。
3000万円も払ってそれでも来年も東京医大を受けざるを得ない事情なんてあるのだろうかと私は思うのだけど、それでも医師になりたいならなればいいだろう。これからの医師は私達の世代よりもきっと大変な時代になると思うけれど、どれほど大変になるのかはなってみなければわからないから。
働きかた改革も医師は別枠にしようと医師会は画策していることだし、健康保険制度はいずれ破綻するだろうし、医師の給与はほかの職種に比べて相対的には下がる一方だろうからモチベーションを維持するのは大変だろうが、それでも世の為、人の為に献身的に働ける人ならやっていくことはできるんじゃないだろうか。
少なくとも楽してお金を儲けようと思っているのだったら、そういう時代はもう終わりだと思っていた方がいいだろう。
-「女性を手助けしたいと医師を志したのに、女性だから、という理由でチャンスが奪われるとは皮肉です」-
東京医科大で女子受験生の点数を一律減点していたことが報道で明るみになり、波紋を呼んでいる。
ハフポスト日本版がこの問題について初めて報じた8月2日、同大を2度受験し、不合格になった女性からメールが送られてきた。
今回の問題について、「あからさまな性別による差別を当事者として受けるのは初めて」などと綴り、差別への無念さを隠さない。
同大の対応は、女子受験生の気持ちにどんな影響をもたらしたのか。内容を紹介する。
-初めて受けた女性差別だった-
わたしは現在20歳の浪人生です。
社会に貢献したいと思い、親類に医師はいませんが産婦人科医を志して医学部を受験し、現在2浪目です。今回問題となっている東京医科大も昨年度と今年度の入試を受験し、昨年度は1次で不合格、今年度は1次試験は通過したものの2次試験(面接と小論文、適性検査)で不合格となりました。
文科省幹部の子どもの「裏口入学」に関する一連の報道には「やっぱりね」と驚きも怒りも湧きませんでしたが、今回の女子受験生に不利になるような点数操作の報道には大きなショックを受けています。
男女平等、性差別をなくそうと言われている今日、このようなあからさまな性別による差別を当事者として受けるのは初めてのことでした。
医学部を受験するにあたり、医師の世界はまだまだ男性社会であるということは知っていました。
大学の教員をしているわたしの母から、小学校に入って間もない頃に男女の間で給与の格差があるなど、男性優位の社会で女性が対等に仕事をすることの難しさは聞いていました。しかしそれも15年ほど前の話ですが。
-女性を手助けしたいのに、女性がゆえにチャンスを奪われる-
ここ数年では、医師にかかわらずどんな職業でも結婚や出産が女性のキャリア形成の障壁になっていることは問題だと、メディアなどで取り上げられていて、解消しなければならない問題であることは明白です。
そんな現状に一石を投じることができるならと思い、あえて男性社会に飛び込み女性と男性が対等に活躍できるような働きかけが自分にできればと意気込んでいました。
一方で私たち女性は身体の機能としてどうしても子孫を残すタイムリミットがあるのは認めざるを得ません。ですがそのリミットも医療の発展によって伸びてきています。
私自身、不妊治療や生殖医療に関わり、女性達が仕事も子供を持つこともどちらも諦めなくて済むような手助けをしたいとも思っていただけに、女性であるから、という理由でそのチャンスが奪われるような立場としてみられていたことは皮肉なことだと思います。
-友人は花火や旅行...貴重な時間が無駄になった-
私は高校時代からやりたいことをセーブして他の同級生よりも勉強に時間を割いてきたはずです。それなのに高校を卒業して1年以上たった今も未だに大学受験の勉強をしています。
現役時代に切磋琢磨した同級生はインスタグラムで昨日の花火大会の様子や旅行に行っている写真を載せています。なぜ、私は20歳にもなって友達も恋人も作れずにかつて親しかった友人とも疎遠になり、ひとりで勉強しているのだろうと虚しくなります。
今回私が点数操作によって不合格になったのかどうかは分かりません。単に実力が足りなかった、と言われてしまえばそれまでです。
しかしながら東京医大がとったそのような行為によって、不合格になった女子受験生は、1年間の努力が踏みにじられただけでなく、健康で体力もエネルギーもある貴重な1年間の時間を無駄にされたことになります。
地位や名誉や学歴はお金で買えるかもしれませんが、どんなにお金を払っても時間や若さを買うことはできません。そのことに憤りとやるせなさを覚えます。
-適性試験の「性生活に満足?」という質問に違和感-
試験内容にも違和感を抱きました。
2次試験で、面接小論文と同時に行われていた適性検査ですが、自動車免許の適性検査よりも圧倒的に質問数が多く、その分の質問項目には健康状態を聞くものから、あくまで公的な入試の場面で聞くのはあまりにも不適切なのではないか?という質問が含まれていました。
「あなたは現在の性生活に満足していますか?」というようなセクシュアリティーに関わるような内容の質問が3問ほどあり、回答中に面食らったことを覚えています。
全てマークシート形式で答えていくので誰かに詳細に回答を見られるということはないのでしょうが、明らかに全ての受験生に対する「セクシャル・ハラスメント」ですし、そういったセンシティブな質問がなんの躊躇もなく入試で出る、というのは、東京医大のハラスメントやジェンダーに対する認識が世間一般のそれとは乖離していることを表しているような気がします。
ただ、適性検査の問題は回収されてしまっていますし、大学も詳しい内容は公表していません。
-それでも来年も東京医大を受けざるを得ない事情-
今回の件を受けて来年度の東京医大の受験を見合わせるかと問われればそれは複雑なところです。
私立医大の学費の相場は3000万円代半ばで、かなり高額です。そのうち東京医大は6年間総額で3000万円弱と比較的安いほうです。また私立医学部の入試の倍率は20倍30倍はザラで熾烈な競争です。
医者の子どもでもない医学部受験生は僅かでもチャンスをものにするため、学校を選り好みするという贅沢はできないというところが本音です。
今回の報道で明るみに出たのは氷山の一角にすぎないかもしれません。医学部では平然と行われている行為なのかもしれません。またそのような行為は一般的に就職活動の場面でも行われているという意見もあります。
-不条理な状況に声を上げる-
男女平等がうたわれているなかで育ち、あからさまな差別を受けたと自覚する機会もなく、「男女は平等であるべきだ」して扱われてきた私たちの世代は、男女差別に「鈍感」なのかもしれません。それか、仕方ないことだと割り切っているのかもしれません。
ですが私は不条理なこの状況に敏感になり、当事者として声を上げなければならないと思いました。
わたしたちの世代は主張や議論で対立することはダサいと思っている人が少なくありません。大人に反抗すること、権力にたてつくこと、社会問題に言及することはしらけるという風潮があると思っています。
それは、思考停止であり、自分が何をしても何も変わらないんじゃないかというあきらめがあるのかもしれません。ただ、こうした問題を他人事だと思って受け流し続けていくことが、問題の解決をさまたげていることになるのだと、今回の問題で気づきました。
思考停止をしてはいけないと、改めて思っています。』
私立の医学部が6年間総額で3000万円もかかるとは知らなかったので、あらためて驚いた。
ちなみに私の場合は、入学金は多分数10万円で学費は1年間で30万円くらいだったような気がするが、随分昔のことなので正確なことは憶えていない。
それはさて置き、東京医大の入試における不正と差別はあまりにも時代錯誤的で滑稽でさえある。しかし、わが国の女性差別あるいは男女格差に関しては、今では米国の黒人差別以上に根強くて酷いものなのではないだろうか。
まあ、それでも女性の政治家も増えたことだし、女医も増えているので悪い方向には進んでいないようにも思えるが、東京医大のみならず女性の合格率が異常に低い私立医大は他にもあるようだから、アンケートが形だけの調査に終らないことを期待したい。
ついでに言わせてもらえば、医師国家試験の合格率も卒業者数に対するものだけでなく入学者数に対するものも公表した方がいいだろう。私立とはいえ国から多額の補助金をもらっているのだから、入試の透明性だけでなく、医学教育の効率についてもしっかり検証して補助金額に反映させるべきではないだろうか。
3000万円も払ってそれでも来年も東京医大を受けざるを得ない事情なんてあるのだろうかと私は思うのだけど、それでも医師になりたいならなればいいだろう。これからの医師は私達の世代よりもきっと大変な時代になると思うけれど、どれほど大変になるのかはなってみなければわからないから。
働きかた改革も医師は別枠にしようと医師会は画策していることだし、健康保険制度はいずれ破綻するだろうし、医師の給与はほかの職種に比べて相対的には下がる一方だろうからモチベーションを維持するのは大変だろうが、それでも世の為、人の為に献身的に働ける人ならやっていくことはできるんじゃないだろうか。
少なくとも楽してお金を儲けようと思っているのだったら、そういう時代はもう終わりだと思っていた方がいいだろう。
「本意でなかったが、他力を選んだ。1次リーグ突破のため、究極の選択だった」
2018年6月29日 スポーツ色々な考え方や意見はあるのだろうが、私は戦わずして勝てるのならそれが最も賢い選択だと思う。孫氏の兵法にも、不要な戦いを避け、自分が主導権を握り、細部にまでこだわった観察と臨機応変に対応することが大切とあります。
所詮、予選はトップでも最下位でも通過するだけのものであって、真の勝利とは関係ないのだから、1次リーグ突破のためにボール回しで切り抜けるという選択をした監督はまさに智将と言うべきでしょう。
主力選手を温存し、決勝戦に進めたのだから結果的に最高の選択をしたと思います。
ロシアW杯は日本が決勝戦に進むなんて思ってなかったので、まったく見ていませんでした。7月3日の試合には興味が湧きましたが、私が観ると日本が負けるような気がするので、どうしようかと思っています。
所詮、予選はトップでも最下位でも通過するだけのものであって、真の勝利とは関係ないのだから、1次リーグ突破のためにボール回しで切り抜けるという選択をした監督はまさに智将と言うべきでしょう。
主力選手を温存し、決勝戦に進めたのだから結果的に最高の選択をしたと思います。
ロシアW杯は日本が決勝戦に進むなんて思ってなかったので、まったく見ていませんでした。7月3日の試合には興味が湧きましたが、私が観ると日本が負けるような気がするので、どうしようかと思っています。
ミケルソン、お前もか
2018年6月20日 スポーツ『ゴルフの根底をくつがえしかねないミケルソン問題
全米オープンは近年、受難続きのメジャー大会と呼ばれています。
昨年は優勝スコア16アンダー(ブルックス・ケプカ)と、あまりに良い成績が出すぎてしまったことで、全米オープンらしからぬ事態と揶揄されました。一昨年は優勝したダスティン・ジョンソンの異例の罰打によるルーリングの問題が発覚。その前年はチェンバーズベイGCが開催コースとして適切でなかったと問題視される声が上がりました。そして今年、また新たな問題が発生してしまったのです。
3日目の13番、フィル・ミケルソンがパットを打った直後に、小走りでボールを追いかけ、動いている状態のままカップに向けて打ち返しました。ミケルソンの行為に対し、USGAはゴルフ規則14-5より2罰打を科しただけという処罰を下しました。
ミケルソンはその後の発言で、これまでも同行為のチャンスをうかがっていたと明かし、「ルールを戦略的に使っただけ」と発言しています。彼が主張する通り、ルール違反の行為として罰打を受けたことで、その後とやかく言われるものでもありません。彼の思索が良い悪いという前に、止まっているボールを打つというゴルフの根本を破っても、成立してしまうルールに問題があると思っています。
極端なことを言うと、パットを打った直後ボールに追いつき、カップに外れたと分かった時点で、ボールに触れてカップインさせる。アイスホッケーの要領でボールを操作してしまうことも許されてしまう。これはもはやパッティングの技術というより、瞬発力を問う別のスポーツとして、ゴルフの概念とはかけ離れてしまう行為だと思うのです。
結果的にこのホールだけで「+6」を要したミケルソン。大きなダメージを負ったことで擁護する声も上がっています。ですが、私の中ではやはり、フェアプレーを心がけて犯してしまった2罰打と、故意にルールを利用した2罰打が、同じ結果として許されてしまう部分に違和感を覚えます。
原因はいろいろ考えられますが、3日目の問題はUSGAが設定したピンポジションに起因することも否めません。「天気予報が予想外だった」と弁解したUSGA側。ただ、“天気予報はそもそも外れるもの”として考えていなかったことに問題はあったと考えられます。私も国内ツアーのセッティングに携わっている一員として、いろいろ自問自答している日々ですが、天気予報は外れるものとして、想定の範囲内でセッティングをしていくことが不可欠です。特に世界の頂点を決めるメジャー大会ではなおさらと思いました。
シネコック・ヒルズで行われた2004年の全米オープンでも、急遽全組のプレーの合間に、毎回水を撒くホールを作るなど、セッティングの問題が浮上したことがありました。それでも選手は同じセッティング、同じ条件で戦っているのだから、仕方ないと考える意見もあります。ですが今回も、そのときと同じようにグリーンが速すぎて、どのような戦略を練っても運がない限り転がり落ちてしまう。フェアさを欠いた状況になってしまったように見えました。
松山英樹選手が、3日目に4パットを2回喫していますが、そのどちらも4回のパットがミスというミスではないのに4パットとなっています。要因は、グリーンの速さを考慮せず過酷なピンポジションを設定してしまったこと。転げ落ちるボールは、技術を求められて失敗したものではなく、運による部分が大きくなってしまったと思えてしまう状況でした。ゴルフは「運も実力のうち」という部分は確かにありますが、あまりに運に偏ってしまうとナイスパットもミスパットも関係なく、運があるかないかで勝敗が決まる大会となり得てしまうものです。
全米オープンは、米男子ツアーの中では唯一のUSGA主催大会(そのほか全米女子、全米シニア、全米アマチュアゴルフ選手権などがある)。いつもツアーを執りしきっているPGAが主催した場合、また別の展開になっていたのでは、と思うのは私だけではない気がします。来季はペブルビーチで行われる全米オープン。USGAにはぜひ、過去を過去とせず、教訓に生かしてほしいと思いました。(解説・佐藤信人)』
ゴルフルールには、自分や他の選手に著しく有利な状況を作り出す目的で ボールの動きを 故意に変えたり、ボールを動かした時。(規則 1-2)で失格となるという規則があるはずなのに、大会側が失格にしなかったことで問題になっているようだ。
最近の日本の政治も、スポーツ界もはたまた北朝鮮の非核化の問題も、事実を矮小化して大きな問題とはとらえたくない人たちの思惑で動いているようで、見苦しいし気持ちの悪いことが多い。
ゴルフは紳士のスポーツのはずで、ましてやあのフィル・ミケルソンがこんなことをやるとはまったく残念だ。
全米オープンは近年、受難続きのメジャー大会と呼ばれています。
昨年は優勝スコア16アンダー(ブルックス・ケプカ)と、あまりに良い成績が出すぎてしまったことで、全米オープンらしからぬ事態と揶揄されました。一昨年は優勝したダスティン・ジョンソンの異例の罰打によるルーリングの問題が発覚。その前年はチェンバーズベイGCが開催コースとして適切でなかったと問題視される声が上がりました。そして今年、また新たな問題が発生してしまったのです。
3日目の13番、フィル・ミケルソンがパットを打った直後に、小走りでボールを追いかけ、動いている状態のままカップに向けて打ち返しました。ミケルソンの行為に対し、USGAはゴルフ規則14-5より2罰打を科しただけという処罰を下しました。
ミケルソンはその後の発言で、これまでも同行為のチャンスをうかがっていたと明かし、「ルールを戦略的に使っただけ」と発言しています。彼が主張する通り、ルール違反の行為として罰打を受けたことで、その後とやかく言われるものでもありません。彼の思索が良い悪いという前に、止まっているボールを打つというゴルフの根本を破っても、成立してしまうルールに問題があると思っています。
極端なことを言うと、パットを打った直後ボールに追いつき、カップに外れたと分かった時点で、ボールに触れてカップインさせる。アイスホッケーの要領でボールを操作してしまうことも許されてしまう。これはもはやパッティングの技術というより、瞬発力を問う別のスポーツとして、ゴルフの概念とはかけ離れてしまう行為だと思うのです。
結果的にこのホールだけで「+6」を要したミケルソン。大きなダメージを負ったことで擁護する声も上がっています。ですが、私の中ではやはり、フェアプレーを心がけて犯してしまった2罰打と、故意にルールを利用した2罰打が、同じ結果として許されてしまう部分に違和感を覚えます。
原因はいろいろ考えられますが、3日目の問題はUSGAが設定したピンポジションに起因することも否めません。「天気予報が予想外だった」と弁解したUSGA側。ただ、“天気予報はそもそも外れるもの”として考えていなかったことに問題はあったと考えられます。私も国内ツアーのセッティングに携わっている一員として、いろいろ自問自答している日々ですが、天気予報は外れるものとして、想定の範囲内でセッティングをしていくことが不可欠です。特に世界の頂点を決めるメジャー大会ではなおさらと思いました。
シネコック・ヒルズで行われた2004年の全米オープンでも、急遽全組のプレーの合間に、毎回水を撒くホールを作るなど、セッティングの問題が浮上したことがありました。それでも選手は同じセッティング、同じ条件で戦っているのだから、仕方ないと考える意見もあります。ですが今回も、そのときと同じようにグリーンが速すぎて、どのような戦略を練っても運がない限り転がり落ちてしまう。フェアさを欠いた状況になってしまったように見えました。
松山英樹選手が、3日目に4パットを2回喫していますが、そのどちらも4回のパットがミスというミスではないのに4パットとなっています。要因は、グリーンの速さを考慮せず過酷なピンポジションを設定してしまったこと。転げ落ちるボールは、技術を求められて失敗したものではなく、運による部分が大きくなってしまったと思えてしまう状況でした。ゴルフは「運も実力のうち」という部分は確かにありますが、あまりに運に偏ってしまうとナイスパットもミスパットも関係なく、運があるかないかで勝敗が決まる大会となり得てしまうものです。
全米オープンは、米男子ツアーの中では唯一のUSGA主催大会(そのほか全米女子、全米シニア、全米アマチュアゴルフ選手権などがある)。いつもツアーを執りしきっているPGAが主催した場合、また別の展開になっていたのでは、と思うのは私だけではない気がします。来季はペブルビーチで行われる全米オープン。USGAにはぜひ、過去を過去とせず、教訓に生かしてほしいと思いました。(解説・佐藤信人)』
ゴルフルールには、自分や他の選手に著しく有利な状況を作り出す目的で ボールの動きを 故意に変えたり、ボールを動かした時。(規則 1-2)で失格となるという規則があるはずなのに、大会側が失格にしなかったことで問題になっているようだ。
最近の日本の政治も、スポーツ界もはたまた北朝鮮の非核化の問題も、事実を矮小化して大きな問題とはとらえたくない人たちの思惑で動いているようで、見苦しいし気持ちの悪いことが多い。
ゴルフは紳士のスポーツのはずで、ましてやあのフィル・ミケルソンがこんなことをやるとはまったく残念だ。
『〈移行期間における更新要件について〉
■第3グループ専門医
2019 年度が専門医更新年にあたる第3グループ専門医は、2014 年 1 月~2018 年 12 月の 5 年間のうち下記のA.「学会専門医更新に必要となる 4 年分(2014~2017 年分)に準じる基 準」と、B.「機構更新基準の直近 1 年分(2018 年分)」とを満たせば機構認定専門医の審査を 受けることができます。
A.「学会専門医更新に必要となる 4 年分(2014~2017 年分)に準じる基準」とは以下 を指します。
(1) 脳神経外科の診療に従事していること。
(2) 5年間の認定期間に最低1回ずつ、本学会学術総会及び日本脳神経外科コングレス総会の各々に参会すること。
(3) 5年間の認定期間に最低1回、本学会が開催する医療安全講習会を受講すること。 (4) 5年間の認定期間に生涯教育クレジット120点以上を取得すること。
B.「新更新基準(機構要件)の直近 1 年分(2018 年分)」とは以下を指します。8 単位 以上の取得が必要です。
i) 診療実績の証明(単位換算しません)
単位にはなりませんが、2018 年 1 月以降の手術症例・非手術症例を学会データベースへ登録してください。
ii) 専門医共通講習(1 単位以上必須)
前述Aの医療安全講習受講歴が、1単位に換算されます。 他に、院内講習や医師会講習などで 2018 年 1 月以降の受講歴があれば受講証の提出 により単位が加算されます。受講証は、更新申請受付期間中に学会に提出してください。
iii) 脳神経外科領域講習(4 単位以上必須)
2018 年開催の日本脳神経外科学会学術総会および支部会ならびに日本脳神経外科コ ングレス総会等の関連学会(クレジット対象学会)で開催される講習に出席してください。 受講の前に必ず会員証カードを提示し受講記録を付けてください。 最新診療講習(e-learning)の受講も単位になります。
iv) 学術業績・診療以外の活動実績(2 単位以上必須)
2018 年開催の日本脳神経外科学会学術総会および支部会ならびに日本脳神経外科コ ングレス総会等の関連学会(クレジット対象学会)に参加した単位が加算されます。 学会発表や論文発表(査読付き)は申請により、認められれば単位になります。申請書は、 更新申請受付期間中に学会に提出してください。』
専門医機構などというものができたおかげで、最初の移行期に当たってしまった私は、今年は最低2つの学会に参加し学会で開催される講習に最低5時間以上出席しないといけないことになった。まあ、学会場に5〜6時間座っていればいいだけだと言えばそうなのだけれども、こんなことで専門医資格を維持することになにか意味を見出そうとしても、余計なお世話だという気がしないでもない。
脳神経外科の専門医になってもう25年にもなろうというのに、症例登録と講習で維持する専門医に意味づけするなら、やはり診療報酬と給与で差をつけてもらいたいところだが、脳神経外科専門医の今年の希望者が0の都道府県が13もあったそうだから、脳神経外科専門医はなんの恩恵も受けないまま激減していくのだろうと思う。
博士号と同じで日本では持っていてもほとんど恩恵のない脳神経外科専門医ではあるが、そうは言っても一応苦労して取得した資格なので今回は更新することにして、来月は大阪での学会に出席して必要な単位を取ることにした。
先日は、北大で支部会があったので出席したのだが、脳神経外科医も今や開頭術と血管内手術と脊髄とてんかんと小児のそれぞれの専門家に分かれているようで、私のような古典的な脳外科医にはもはや血管内手術の話は使用するデバイスの名前がまずわからない。だが、治療方針には疑問な点もあったりして、そのうち血管内治療は脳神経外科から離れていくような気がした。
今や市中病院の古典的脳外科医の仕事は頭蓋内血腫を伴う緊急手術が必要な例のみとも言える状況だが、それは昼夜を問わず呼び出されるということだから安楽なドクターライフを夢見て医師になった最近の若者には脳外科は敬遠されるということなのだろう。血管内治療をやるにしても別に脳神経外科専門医でなくてもいいのだからなおさらだろう。
今や脳神経外科専門医の血管外科医としての仕事は以前の1/10くらいになったし、脳外科専門医の希望者も激減したので、10年後には脳外科医の数は半減することだろう。その前に次の専門医の更新時期がくるのだが、果たしてその時にもう1回更新する気になれるような状況になっているのだろうか。
■第3グループ専門医
2019 年度が専門医更新年にあたる第3グループ専門医は、2014 年 1 月~2018 年 12 月の 5 年間のうち下記のA.「学会専門医更新に必要となる 4 年分(2014~2017 年分)に準じる基 準」と、B.「機構更新基準の直近 1 年分(2018 年分)」とを満たせば機構認定専門医の審査を 受けることができます。
A.「学会専門医更新に必要となる 4 年分(2014~2017 年分)に準じる基準」とは以下 を指します。
(1) 脳神経外科の診療に従事していること。
(2) 5年間の認定期間に最低1回ずつ、本学会学術総会及び日本脳神経外科コングレス総会の各々に参会すること。
(3) 5年間の認定期間に最低1回、本学会が開催する医療安全講習会を受講すること。 (4) 5年間の認定期間に生涯教育クレジット120点以上を取得すること。
B.「新更新基準(機構要件)の直近 1 年分(2018 年分)」とは以下を指します。8 単位 以上の取得が必要です。
i) 診療実績の証明(単位換算しません)
単位にはなりませんが、2018 年 1 月以降の手術症例・非手術症例を学会データベースへ登録してください。
ii) 専門医共通講習(1 単位以上必須)
前述Aの医療安全講習受講歴が、1単位に換算されます。 他に、院内講習や医師会講習などで 2018 年 1 月以降の受講歴があれば受講証の提出 により単位が加算されます。受講証は、更新申請受付期間中に学会に提出してください。
iii) 脳神経外科領域講習(4 単位以上必須)
2018 年開催の日本脳神経外科学会学術総会および支部会ならびに日本脳神経外科コ ングレス総会等の関連学会(クレジット対象学会)で開催される講習に出席してください。 受講の前に必ず会員証カードを提示し受講記録を付けてください。 最新診療講習(e-learning)の受講も単位になります。
iv) 学術業績・診療以外の活動実績(2 単位以上必須)
2018 年開催の日本脳神経外科学会学術総会および支部会ならびに日本脳神経外科コ ングレス総会等の関連学会(クレジット対象学会)に参加した単位が加算されます。 学会発表や論文発表(査読付き)は申請により、認められれば単位になります。申請書は、 更新申請受付期間中に学会に提出してください。』
専門医機構などというものができたおかげで、最初の移行期に当たってしまった私は、今年は最低2つの学会に参加し学会で開催される講習に最低5時間以上出席しないといけないことになった。まあ、学会場に5〜6時間座っていればいいだけだと言えばそうなのだけれども、こんなことで専門医資格を維持することになにか意味を見出そうとしても、余計なお世話だという気がしないでもない。
脳神経外科の専門医になってもう25年にもなろうというのに、症例登録と講習で維持する専門医に意味づけするなら、やはり診療報酬と給与で差をつけてもらいたいところだが、脳神経外科専門医の今年の希望者が0の都道府県が13もあったそうだから、脳神経外科専門医はなんの恩恵も受けないまま激減していくのだろうと思う。
博士号と同じで日本では持っていてもほとんど恩恵のない脳神経外科専門医ではあるが、そうは言っても一応苦労して取得した資格なので今回は更新することにして、来月は大阪での学会に出席して必要な単位を取ることにした。
先日は、北大で支部会があったので出席したのだが、脳神経外科医も今や開頭術と血管内手術と脊髄とてんかんと小児のそれぞれの専門家に分かれているようで、私のような古典的な脳外科医にはもはや血管内手術の話は使用するデバイスの名前がまずわからない。だが、治療方針には疑問な点もあったりして、そのうち血管内治療は脳神経外科から離れていくような気がした。
今や市中病院の古典的脳外科医の仕事は頭蓋内血腫を伴う緊急手術が必要な例のみとも言える状況だが、それは昼夜を問わず呼び出されるということだから安楽なドクターライフを夢見て医師になった最近の若者には脳外科は敬遠されるということなのだろう。血管内治療をやるにしても別に脳神経外科専門医でなくてもいいのだからなおさらだろう。
今や脳神経外科専門医の血管外科医としての仕事は以前の1/10くらいになったし、脳外科専門医の希望者も激減したので、10年後には脳外科医の数は半減することだろう。その前に次の専門医の更新時期がくるのだが、果たしてその時にもう1回更新する気になれるような状況になっているのだろうか。
面白い記事を見つけた.もしこれが事実なら,安倍首相の国会答弁が公文書の削除,書き換えの発端になった可能性はかなり高いだろう.
安倍首相が直接指示したかどうかは,もはや問題ではなく首相の国会答弁に官僚が忖度するような誤った官僚支配の構造をつくりあげた安倍首相にやはり責任があるということだろう.
安倍首相は人事権で高級官僚を支配したつもりだったのかもしれないが,それが結果的に官僚の国民への背信行為につながったのだとしたら責任は免れないだろう.
政府が国会での予算の審議を通じて官僚に適切な仕事をさせるという当たり前のことをきちんとやらずに,人事権という権力を安易に用いて官僚に言うことを聞かせようとしたのが間違いの元ということだろう.
『 政権の「佐川主犯」物語に終止符! 一年前のある発言から明らかになる「綻び」
ハーバー・ビジネス・オンライン更新日:2018/03/18
削除、書き換え、計300箇所以上――。
財務省が12日に公開した『決裁文書の書き換えの状況』(参照:NHK「森友学園決裁文書全文書掲載」)であきらかになった「決裁書改竄」の実態は、あまりにも衝撃的だ。
平沼赳夫、鴻池祥肇、北川イッセイ、そして、安倍昭恵と、政治家・公人の名前はことごとく消されている上に、安倍昭恵が年に2度も塚本幼稚園を訪問し森友学園との関係が濃密であった平成26年の「経緯」は綺麗さっぱり削りとられている。さらには「特殊性」など、国有地取引の異例さを示唆する文言はすべて削除する念の入れよう。財務省はあくまでも「書き換え」だと主張するが、ここまで故意性、恣意性、そして徹底性がある以上、「改竄」あるいは「捏造」と表現するのが妥当だ。そこまでして財務省は何かを隠蔽するために、これほどの犯罪に手を染めたのだ。
ここまで大規模な書類改竄や事実の隠蔽作業を、官僚の一存でやったとは到底考え難い。だが政権はあくまでも、「佐川前理財局長が自分で判断して改竄を指示した」とのストーリーを展開しようとしている。
◆ボロだらけだが「佐川主犯説」で押し通そうとする安倍政権
しかし、この政権側のストーリーは土台、無理がある。政権の主張を信じるならば、「佐川は国会発言の後に、自分の国会発言と書類の内容に齟齬があることに気づいた」ということにならざるを得ない。あくまでも、閣僚答弁と決裁文書内容との齟齬ではなく、佐川発言と決裁文書内容にのみ齟齬があったのだとしたいのなら、そう解釈するしかない。だとすると同時にこれは、これまで安倍晋三、麻生太郎が「佐川の国税庁長官任命は、適材適所」と繰り返し答弁してきた内容と矛盾することになる。「佐川は、国会発言の後に、書類との齟齬に気づいた」と主張することは、「佐川は、書類に基づいた発言さえできぬ無能である」と言っているに等しい。そのような無能を国税庁長官に任命することは「適材適所」とは言えまい。
このように、政権の展開する様々な「ストーリー」を覆していくことは、もはや赤子の手をひねるより容易い。鉄壁と思われた官邸のガードも、いまや基本的なダメージコントロールさえ不能の状態。おそらくそれを一番理解しているのは、当の財務省だろう。3月16日の参院予算委員会で、共産党・辰巳孝太郎議員への答弁に立った太田理財局長は「答弁を主にしていたのは(当時の)理財局長だが、首相や大臣(麻生太郎副総理兼財務相)も答弁がある。政府全体の答弁は気にしていた」と、半ば、首相答弁の影響を認めた。もう財務省は白旗を上げているのだ。
しかし現時点では、いまだ政権は「佐川主犯説」を捨てていない。全てを佐川の責任として、この難局を切り抜けようとしている。
では、政権の主張する「佐川の答弁と決裁文書の内容に齟齬が生じたので、書類改竄に手を染めた」という「佐川主犯説」の内容を再度検討してみよう。
「決裁文書の内容との齟齬」を生じた佐川の答弁の初出は「面会等の記録につきましては、財務省の行政文書管理規則に基づきまして保存期間1年未満とされておりまして、具体的な廃棄時期につきましては、事案の終了ということで取り扱いをさせていただいております」という2017年2月24日の衆院予算委員会答弁だ。
そして同日午後の記者会見で菅官房長官も「面会等の記録については、保存期間が1年未満とされているということで、具体的な廃棄をする、その時期については、説明したとおりだったという風に思っています」と発言している。
かくてこの日、「面会記録は廃棄し残っていない」が政府の共通見解となった。政権の主張する「佐川主犯説」を信ずるならば、決裁文書改竄は、この見解に歩調を合わせるために行われた――つまり、財務省が改竄に手を染めはじめたのは、物理的には2月24日以降でしかありえないと政権は言っているわけだ。これは同時に、政権が「改竄の必要性が生じたのは2月24日のことだから、2月17日の安倍首相による『総理も議員も辞める』答弁と改竄は無関係である」と主張しているということでもある。
なるほど、よく練られたストーリーではある。確かに説得力もある。この筋でおしとおせば、安倍晋三を庇うこともできるだろう。
だが、このストーリーには大きな見落としがある。
おそらくこのストーリーを練り上げた人物は、国会答弁や官房長官記者会見など東京で起こった出来事しか見ていなかったのだろう。森友事件の現場・大阪で2017年2月24日前後、何が起こっていたのかが完全に見落とされている。あのころ、森友事件の現場を歩きつづけていた、日本全国の優秀なテレビマン・新聞記者・雑誌記者、フリーの記者が大阪で何を見ていたのか、そして今もって何を覚えているのかがこのストーリーからは完全に欠落している。
◆現場をずっと追っていたなら知っていた籠池理事長の「失踪」
朝日新聞が森友問題の第一報を出したのは2017年2月9日のこと。その直後から、日本中のメディアが森友学園周辺に集まり出した。学園と安倍昭恵の関係、幼稚園で行われていた異様な教育実態、ますます謎めく土地取引の疑惑、そして何よりも籠池理事長夫妻の特異なキャラクターなどなど、「メディア向け」の素材が次から次へと噴出し、一時期、森友学園本拠地である塚本幼稚園周辺はメディアスクラムが常態化し、近隣住民と報道陣の間でトラブルが発生するような有様だった。
記者たちが狙っていたものは、たった一つ。籠池泰典氏のインタビューだ。朝日新聞の第一報があった2月9日からの数日間、籠池氏は「予定が合えば、どのメディアの取材も受ける」とのスタンスだった。例えば朝日第一報の4日後の2月13日には、朝日放送と毎日放送を始めとする複数のTV局のインタビューに応じている。今も記録が残っている籠池氏と籠池氏の代理人を当時務めていた酒井康生弁護士の二人組のインタビュー映像などが撮影されたのはこの頃のこと。森友学園が購入した国有地の隣接国有地を豊中市が高額で買い取っている件に関し、酒井弁護士が「豊中市がそんなに高い値段で買ったこと自体がチョンボだと思う」と発言した「チョンボ」発言等を覚えておられる方も多かろう。
しかし突如、籠池氏はメディアの前から姿を消す。自宅を訪問しても不在。幼稚園にも出勤している様子はない。「籠池が消えた」との情報で現地の報道陣は色めきだった。籠池氏の「素材としての価値」は再度急上昇し、各社が血眼になって親族周辺を取材しだした。しかし探せども探せども、籠池氏の姿は見当たらない。数週間して豊中市の自宅に戻っている姿が確認されたが、それまでの方針とうって変わって、籠池氏は貝のように口を閉ざし、一切メディアにむけて発言することはなくなった。
その後、籠池氏の表立ったメディア露出は、「私学設置認可を自ら取り下げる」と公表した3月10日の記者会見まで待たねばならない。証人喚問以降に発揮された籠池氏の饒舌ぶりでもう忘れられてしまったが、2017年2月中旬のある時点から3月10日まで、籠池氏が徹底的にメディアを避けていたことは、あの頃、森友事件の取材を重ねていた者ならば誰しもいまだに鮮明に記憶するまぎれもない事実だ。
2017年3月15日。籠池氏は外国人記者クラブでの会見をキャンセルし、東京港区内にある私の事務所に突如来訪する。「籠池氏が来た」との事務所からの報告が届いた時、私は大阪で取材中だった。すぐさまその場で取材を中断し、東京行きの飛行機に飛び乗った。羽田から事務所へ普段は使わぬタクシーで移動。とにかく急いでいたのだ。
事務所周辺に蝟集する報道陣をかき分けて事務所玄関をあけると、籠池氏が座っている。応対しているのは私のスタッフと、スタッフ一人では荷が重かろうと「事務所に籠池氏がいるから対応してくれ」と私が移動中に電話で依頼し急遽事務所に駆けつけてくれた、扶桑社の担当編集者の二人だけ。みな黙りこくっている。部屋の中は水を打ったように静かだ。メディアスクラムの喧騒をかき分けて這々の体で部屋に戻った私には、外の喧騒と中の静寂の極端な対比が異様なものに思えた。
私の姿を認めた籠池氏は「話を聞いてもらいたい」と言い出した。だが外のメディアをなんとかしてほしいという。「あれやと、ゆっくりしゃべることもできへん」と。このもっともな申し出にこたえるために行ったのが、私が応じたあの囲みの取材だ。
あの囲みの中で私は、「籠池氏は、『財務省の佐川理財局長にいわれて、10日間ほど姿を隠していた』と言っている」とメディアの質問に答えている。囲み取材のまえに籠池氏からもらっていた証言をそのまま紹介したわけだが、この発言に強く反発した人物がいる。当時の籠池氏の代理人・酒井康生弁護士だ。
◆酒井弁護士は籠池氏に電話で何を話したのか?
同日夜、酒井康生弁護士は、報道各社に対して「本日、菅野氏の報道各社に対する発言において、籠池理事長夫妻から聞いた話として、『財務省の佐川理財局長から「しばらく身を隠してはどうか」ということを代理人弁護士を通じて言われた』という趣旨の話があったようですが、事実誤認でありますのでその旨お伝えいたします。佐川理財局長とは面識もありませんし、話をしたこともありません。また、財務省の他の方からもそのようなことを言われたこともありません」とのファックスを送達し、「佐川理財局長からの指示で身を隠していた」との籠池証言を否定してみせた。
そしてこのファックス声明文の中で酒井弁護士は、「本日(2017年3月15日)午後4時30分に(代理人辞任)の了承を得ました」と、籠池代理人辞任したことを報道各社に伝えている。
酒井弁護士が迂闊だったのは、酒井氏の言う「2017年3月15日午後4時30分」、籠池氏の隣に、私と私のスタッフと扶桑社の担当編集が座っていたことを想起しえなかったことだろう。
我々は「2017年3月15日午後4時30分」に酒井弁護士から籠池氏にかかってきた電話の内容をつぶさに聞いている。酒井弁護士が電話で「佐川理財局長本人からの指示じゃないって言ったでしょ。佐川さんの部下のシマダさんからの指示だと言ったでしょ」と発言したのをしっかりと聞いている。繰り返すが、その発言を聞いたのは私だけではない。私のスタッフ、扶桑社編集部員も同時に聞いている。
2017年当時、財務省理財局国有財産企画課に嶋田課長補佐が在籍していたことは、財務省職員録からも確認できる事実だ。
酒井弁護士がメディアに送達したファックスの内容は、あきらかに架電内容と相違する。しかもあたかも依頼人の方が嘘をついているかのように主張する文面をメディア各社に送達するなど、酒井弁護士のやり様は、弁護士にあるまじき不誠実さというしかないだろう。さらにはテレビ中継を見ていたならば「籠池氏は菅野の事務所の中にいる」ことは誰でも理解できるはずなのに、隣に菅野とその関係者が居合わせることを想起せず大声で電話で話すなど、迂闊という他ない。酒井弁護士はなにをそんなに焦っていたのか。
ともあれ、メディア向けに公表したファックスの内容ではなく、籠池氏に対して内々に酒井弁護士が架電で伝えた内容にもとづいて考えれば、理財局は、国有財産企画課の嶋田賢和課長補佐の口から、籠池氏の代理人であった酒井弁護士に「籠池を隠せ」と命じたことになる。
理財局は籠池氏を隠したかった。ここまでは明らかだ。しかし、なぜ隠したかったのか? いつから隠そうと思ったのか? 疑問が残る。
酒井弁護士は目下、メディアからの取材アプローチをすべて断っている。近づいてきた取材者に「告訴も辞さない」と言い放つこともあるという。また、上記のように話をしても嘘をつく弁護士だ。話を聞いてもまともな答えは返ってくるまい。となるともっとも確かなソースは、籠池氏本人だということになる。しかしなにせ本人の身柄は大阪拘置所の中。しかも接見禁止処分がついており話を聞くことができない。
◆籠池氏が「身を隠した」日の直前に国会で何が起きたのか
1年前のあのころ。籠池氏の周りには多数の支援者がいた。その一部はいまも籠池氏を支援し続けている。そうした人々に今回あらためて取材してみると、籠池氏が身を隠した瞬間が特定できた。
「籠池さんは、荻上チキ氏のラジオ番組への出演後、夜中なのに夫婦つれだって旅立った」
複数の支援者がそう証言する。
TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に籠池氏が出演したのは、2017年2月20日のこと。この番組は22時スタートの生放送。籠池氏の出演は23時過ぎに終わっている。証言だけではなく、翌21日に潜伏先のアパホテルから籠池夫人が送った「ホテルの部屋が狭くて汚い変えてほしい」と訴えるメールが支援者の携帯電話に今も残っている。「20日深夜に旅立った」という証言を裏付ける物証といえよう。
これで間違いがない。籠池夫妻が、財務省の指示で姿を消したのは、2017年2月20日深夜だ。
先述のように、政権のストーリーは、書類改竄のきっかけは2月24日の佐川答弁だというものだ。あの答弁と決裁文書内容に齟齬が生じたために始まったという隠蔽工作は、24日以降からスタートしたと政権は主張する。しかし事実は違う。24日スタート説が成立するのは、「東京で発生した出来事だけ」でストーリーを組み立てた場合にのみ限られる。
大阪ではすでに、財務省理財局による隠蔽工作が2017年2月20日からスタートしているではないか。佐川が「面会記録の廃棄」を答弁する24日以前に、すでに大阪では「籠池を隠す」という形の、「事実の隠蔽作業」がスタートしているではないか。
なぜ財務省は、20日の段階で籠池氏に身を隠せと言ったのか?
20日以前の政府答弁に何があったのか?
2017年2月20日は月曜日。
前日19日は日曜日。前々日18日は土曜日。当然国会は休みだ。
2017年2月20日月曜日の直前国会は、2017年2月17日金曜日ということになる。
2017年2月17日金曜日。
この日、安倍晋三は、衆院予算委員会で、
「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もしかかわっていたのであれば、これはもう私は総理大臣も議員もやめるということでありますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。」
と、答弁している……。
<取材・文/菅野完>』
安倍首相が直接指示したかどうかは,もはや問題ではなく首相の国会答弁に官僚が忖度するような誤った官僚支配の構造をつくりあげた安倍首相にやはり責任があるということだろう.
安倍首相は人事権で高級官僚を支配したつもりだったのかもしれないが,それが結果的に官僚の国民への背信行為につながったのだとしたら責任は免れないだろう.
政府が国会での予算の審議を通じて官僚に適切な仕事をさせるという当たり前のことをきちんとやらずに,人事権という権力を安易に用いて官僚に言うことを聞かせようとしたのが間違いの元ということだろう.
『 政権の「佐川主犯」物語に終止符! 一年前のある発言から明らかになる「綻び」
ハーバー・ビジネス・オンライン更新日:2018/03/18
削除、書き換え、計300箇所以上――。
財務省が12日に公開した『決裁文書の書き換えの状況』(参照:NHK「森友学園決裁文書全文書掲載」)であきらかになった「決裁書改竄」の実態は、あまりにも衝撃的だ。
平沼赳夫、鴻池祥肇、北川イッセイ、そして、安倍昭恵と、政治家・公人の名前はことごとく消されている上に、安倍昭恵が年に2度も塚本幼稚園を訪問し森友学園との関係が濃密であった平成26年の「経緯」は綺麗さっぱり削りとられている。さらには「特殊性」など、国有地取引の異例さを示唆する文言はすべて削除する念の入れよう。財務省はあくまでも「書き換え」だと主張するが、ここまで故意性、恣意性、そして徹底性がある以上、「改竄」あるいは「捏造」と表現するのが妥当だ。そこまでして財務省は何かを隠蔽するために、これほどの犯罪に手を染めたのだ。
ここまで大規模な書類改竄や事実の隠蔽作業を、官僚の一存でやったとは到底考え難い。だが政権はあくまでも、「佐川前理財局長が自分で判断して改竄を指示した」とのストーリーを展開しようとしている。
◆ボロだらけだが「佐川主犯説」で押し通そうとする安倍政権
しかし、この政権側のストーリーは土台、無理がある。政権の主張を信じるならば、「佐川は国会発言の後に、自分の国会発言と書類の内容に齟齬があることに気づいた」ということにならざるを得ない。あくまでも、閣僚答弁と決裁文書内容との齟齬ではなく、佐川発言と決裁文書内容にのみ齟齬があったのだとしたいのなら、そう解釈するしかない。だとすると同時にこれは、これまで安倍晋三、麻生太郎が「佐川の国税庁長官任命は、適材適所」と繰り返し答弁してきた内容と矛盾することになる。「佐川は、国会発言の後に、書類との齟齬に気づいた」と主張することは、「佐川は、書類に基づいた発言さえできぬ無能である」と言っているに等しい。そのような無能を国税庁長官に任命することは「適材適所」とは言えまい。
このように、政権の展開する様々な「ストーリー」を覆していくことは、もはや赤子の手をひねるより容易い。鉄壁と思われた官邸のガードも、いまや基本的なダメージコントロールさえ不能の状態。おそらくそれを一番理解しているのは、当の財務省だろう。3月16日の参院予算委員会で、共産党・辰巳孝太郎議員への答弁に立った太田理財局長は「答弁を主にしていたのは(当時の)理財局長だが、首相や大臣(麻生太郎副総理兼財務相)も答弁がある。政府全体の答弁は気にしていた」と、半ば、首相答弁の影響を認めた。もう財務省は白旗を上げているのだ。
しかし現時点では、いまだ政権は「佐川主犯説」を捨てていない。全てを佐川の責任として、この難局を切り抜けようとしている。
では、政権の主張する「佐川の答弁と決裁文書の内容に齟齬が生じたので、書類改竄に手を染めた」という「佐川主犯説」の内容を再度検討してみよう。
「決裁文書の内容との齟齬」を生じた佐川の答弁の初出は「面会等の記録につきましては、財務省の行政文書管理規則に基づきまして保存期間1年未満とされておりまして、具体的な廃棄時期につきましては、事案の終了ということで取り扱いをさせていただいております」という2017年2月24日の衆院予算委員会答弁だ。
そして同日午後の記者会見で菅官房長官も「面会等の記録については、保存期間が1年未満とされているということで、具体的な廃棄をする、その時期については、説明したとおりだったという風に思っています」と発言している。
かくてこの日、「面会記録は廃棄し残っていない」が政府の共通見解となった。政権の主張する「佐川主犯説」を信ずるならば、決裁文書改竄は、この見解に歩調を合わせるために行われた――つまり、財務省が改竄に手を染めはじめたのは、物理的には2月24日以降でしかありえないと政権は言っているわけだ。これは同時に、政権が「改竄の必要性が生じたのは2月24日のことだから、2月17日の安倍首相による『総理も議員も辞める』答弁と改竄は無関係である」と主張しているということでもある。
なるほど、よく練られたストーリーではある。確かに説得力もある。この筋でおしとおせば、安倍晋三を庇うこともできるだろう。
だが、このストーリーには大きな見落としがある。
おそらくこのストーリーを練り上げた人物は、国会答弁や官房長官記者会見など東京で起こった出来事しか見ていなかったのだろう。森友事件の現場・大阪で2017年2月24日前後、何が起こっていたのかが完全に見落とされている。あのころ、森友事件の現場を歩きつづけていた、日本全国の優秀なテレビマン・新聞記者・雑誌記者、フリーの記者が大阪で何を見ていたのか、そして今もって何を覚えているのかがこのストーリーからは完全に欠落している。
◆現場をずっと追っていたなら知っていた籠池理事長の「失踪」
朝日新聞が森友問題の第一報を出したのは2017年2月9日のこと。その直後から、日本中のメディアが森友学園周辺に集まり出した。学園と安倍昭恵の関係、幼稚園で行われていた異様な教育実態、ますます謎めく土地取引の疑惑、そして何よりも籠池理事長夫妻の特異なキャラクターなどなど、「メディア向け」の素材が次から次へと噴出し、一時期、森友学園本拠地である塚本幼稚園周辺はメディアスクラムが常態化し、近隣住民と報道陣の間でトラブルが発生するような有様だった。
記者たちが狙っていたものは、たった一つ。籠池泰典氏のインタビューだ。朝日新聞の第一報があった2月9日からの数日間、籠池氏は「予定が合えば、どのメディアの取材も受ける」とのスタンスだった。例えば朝日第一報の4日後の2月13日には、朝日放送と毎日放送を始めとする複数のTV局のインタビューに応じている。今も記録が残っている籠池氏と籠池氏の代理人を当時務めていた酒井康生弁護士の二人組のインタビュー映像などが撮影されたのはこの頃のこと。森友学園が購入した国有地の隣接国有地を豊中市が高額で買い取っている件に関し、酒井弁護士が「豊中市がそんなに高い値段で買ったこと自体がチョンボだと思う」と発言した「チョンボ」発言等を覚えておられる方も多かろう。
しかし突如、籠池氏はメディアの前から姿を消す。自宅を訪問しても不在。幼稚園にも出勤している様子はない。「籠池が消えた」との情報で現地の報道陣は色めきだった。籠池氏の「素材としての価値」は再度急上昇し、各社が血眼になって親族周辺を取材しだした。しかし探せども探せども、籠池氏の姿は見当たらない。数週間して豊中市の自宅に戻っている姿が確認されたが、それまでの方針とうって変わって、籠池氏は貝のように口を閉ざし、一切メディアにむけて発言することはなくなった。
その後、籠池氏の表立ったメディア露出は、「私学設置認可を自ら取り下げる」と公表した3月10日の記者会見まで待たねばならない。証人喚問以降に発揮された籠池氏の饒舌ぶりでもう忘れられてしまったが、2017年2月中旬のある時点から3月10日まで、籠池氏が徹底的にメディアを避けていたことは、あの頃、森友事件の取材を重ねていた者ならば誰しもいまだに鮮明に記憶するまぎれもない事実だ。
2017年3月15日。籠池氏は外国人記者クラブでの会見をキャンセルし、東京港区内にある私の事務所に突如来訪する。「籠池氏が来た」との事務所からの報告が届いた時、私は大阪で取材中だった。すぐさまその場で取材を中断し、東京行きの飛行機に飛び乗った。羽田から事務所へ普段は使わぬタクシーで移動。とにかく急いでいたのだ。
事務所周辺に蝟集する報道陣をかき分けて事務所玄関をあけると、籠池氏が座っている。応対しているのは私のスタッフと、スタッフ一人では荷が重かろうと「事務所に籠池氏がいるから対応してくれ」と私が移動中に電話で依頼し急遽事務所に駆けつけてくれた、扶桑社の担当編集者の二人だけ。みな黙りこくっている。部屋の中は水を打ったように静かだ。メディアスクラムの喧騒をかき分けて這々の体で部屋に戻った私には、外の喧騒と中の静寂の極端な対比が異様なものに思えた。
私の姿を認めた籠池氏は「話を聞いてもらいたい」と言い出した。だが外のメディアをなんとかしてほしいという。「あれやと、ゆっくりしゃべることもできへん」と。このもっともな申し出にこたえるために行ったのが、私が応じたあの囲みの取材だ。
あの囲みの中で私は、「籠池氏は、『財務省の佐川理財局長にいわれて、10日間ほど姿を隠していた』と言っている」とメディアの質問に答えている。囲み取材のまえに籠池氏からもらっていた証言をそのまま紹介したわけだが、この発言に強く反発した人物がいる。当時の籠池氏の代理人・酒井康生弁護士だ。
◆酒井弁護士は籠池氏に電話で何を話したのか?
同日夜、酒井康生弁護士は、報道各社に対して「本日、菅野氏の報道各社に対する発言において、籠池理事長夫妻から聞いた話として、『財務省の佐川理財局長から「しばらく身を隠してはどうか」ということを代理人弁護士を通じて言われた』という趣旨の話があったようですが、事実誤認でありますのでその旨お伝えいたします。佐川理財局長とは面識もありませんし、話をしたこともありません。また、財務省の他の方からもそのようなことを言われたこともありません」とのファックスを送達し、「佐川理財局長からの指示で身を隠していた」との籠池証言を否定してみせた。
そしてこのファックス声明文の中で酒井弁護士は、「本日(2017年3月15日)午後4時30分に(代理人辞任)の了承を得ました」と、籠池代理人辞任したことを報道各社に伝えている。
酒井弁護士が迂闊だったのは、酒井氏の言う「2017年3月15日午後4時30分」、籠池氏の隣に、私と私のスタッフと扶桑社の担当編集が座っていたことを想起しえなかったことだろう。
我々は「2017年3月15日午後4時30分」に酒井弁護士から籠池氏にかかってきた電話の内容をつぶさに聞いている。酒井弁護士が電話で「佐川理財局長本人からの指示じゃないって言ったでしょ。佐川さんの部下のシマダさんからの指示だと言ったでしょ」と発言したのをしっかりと聞いている。繰り返すが、その発言を聞いたのは私だけではない。私のスタッフ、扶桑社編集部員も同時に聞いている。
2017年当時、財務省理財局国有財産企画課に嶋田課長補佐が在籍していたことは、財務省職員録からも確認できる事実だ。
酒井弁護士がメディアに送達したファックスの内容は、あきらかに架電内容と相違する。しかもあたかも依頼人の方が嘘をついているかのように主張する文面をメディア各社に送達するなど、酒井弁護士のやり様は、弁護士にあるまじき不誠実さというしかないだろう。さらにはテレビ中継を見ていたならば「籠池氏は菅野の事務所の中にいる」ことは誰でも理解できるはずなのに、隣に菅野とその関係者が居合わせることを想起せず大声で電話で話すなど、迂闊という他ない。酒井弁護士はなにをそんなに焦っていたのか。
ともあれ、メディア向けに公表したファックスの内容ではなく、籠池氏に対して内々に酒井弁護士が架電で伝えた内容にもとづいて考えれば、理財局は、国有財産企画課の嶋田賢和課長補佐の口から、籠池氏の代理人であった酒井弁護士に「籠池を隠せ」と命じたことになる。
理財局は籠池氏を隠したかった。ここまでは明らかだ。しかし、なぜ隠したかったのか? いつから隠そうと思ったのか? 疑問が残る。
酒井弁護士は目下、メディアからの取材アプローチをすべて断っている。近づいてきた取材者に「告訴も辞さない」と言い放つこともあるという。また、上記のように話をしても嘘をつく弁護士だ。話を聞いてもまともな答えは返ってくるまい。となるともっとも確かなソースは、籠池氏本人だということになる。しかしなにせ本人の身柄は大阪拘置所の中。しかも接見禁止処分がついており話を聞くことができない。
◆籠池氏が「身を隠した」日の直前に国会で何が起きたのか
1年前のあのころ。籠池氏の周りには多数の支援者がいた。その一部はいまも籠池氏を支援し続けている。そうした人々に今回あらためて取材してみると、籠池氏が身を隠した瞬間が特定できた。
「籠池さんは、荻上チキ氏のラジオ番組への出演後、夜中なのに夫婦つれだって旅立った」
複数の支援者がそう証言する。
TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に籠池氏が出演したのは、2017年2月20日のこと。この番組は22時スタートの生放送。籠池氏の出演は23時過ぎに終わっている。証言だけではなく、翌21日に潜伏先のアパホテルから籠池夫人が送った「ホテルの部屋が狭くて汚い変えてほしい」と訴えるメールが支援者の携帯電話に今も残っている。「20日深夜に旅立った」という証言を裏付ける物証といえよう。
これで間違いがない。籠池夫妻が、財務省の指示で姿を消したのは、2017年2月20日深夜だ。
先述のように、政権のストーリーは、書類改竄のきっかけは2月24日の佐川答弁だというものだ。あの答弁と決裁文書内容に齟齬が生じたために始まったという隠蔽工作は、24日以降からスタートしたと政権は主張する。しかし事実は違う。24日スタート説が成立するのは、「東京で発生した出来事だけ」でストーリーを組み立てた場合にのみ限られる。
大阪ではすでに、財務省理財局による隠蔽工作が2017年2月20日からスタートしているではないか。佐川が「面会記録の廃棄」を答弁する24日以前に、すでに大阪では「籠池を隠す」という形の、「事実の隠蔽作業」がスタートしているではないか。
なぜ財務省は、20日の段階で籠池氏に身を隠せと言ったのか?
20日以前の政府答弁に何があったのか?
2017年2月20日は月曜日。
前日19日は日曜日。前々日18日は土曜日。当然国会は休みだ。
2017年2月20日月曜日の直前国会は、2017年2月17日金曜日ということになる。
2017年2月17日金曜日。
この日、安倍晋三は、衆院予算委員会で、
「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もしかかわっていたのであれば、これはもう私は総理大臣も議員もやめるということでありますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。」
と、答弁している……。
<取材・文/菅野完>』
『私の発言きっかけで書き換えなら、全削除箇所に妻の名前=安倍首相
安倍晋三首相は19日午後、森友学園への国有地売却問題に関する参院予算委員会の集中審議で、決裁文書書き換えは、自身と妻がこの問題に関与していれば首相も国会議員も辞めるとの首相発言がきっかけでは、との質問に「私の発言がきっかけとの仮設が事実なら、全ての削除された箇所に妻の記述がなければならない」と述べた。
首相は「妻は(森友学園の)幼稚園を訪問した際に、籠池氏が案内すると言うので(小学校建設予定地に)付いて行った。同行することを求められ時間的余裕があったため」と説明。「籠池氏と上下関係があるわけでないから、『いい土地ですから進めてください』と言うことはない」とした。』
どういう理屈でこんな発言ができるのだろうか.安倍首相は口が達者だと思っているのかもしれないが,さすがにこんな理屈がまかり通ると思う人はあまりいないだろう.
それにしても実につまらないことで足元をすくわれたものだ.付き合う相手をよく選ばないと足を引っ張られることになるといういい教訓になるだろう.
安倍晋三首相は19日午後、森友学園への国有地売却問題に関する参院予算委員会の集中審議で、決裁文書書き換えは、自身と妻がこの問題に関与していれば首相も国会議員も辞めるとの首相発言がきっかけでは、との質問に「私の発言がきっかけとの仮設が事実なら、全ての削除された箇所に妻の記述がなければならない」と述べた。
首相は「妻は(森友学園の)幼稚園を訪問した際に、籠池氏が案内すると言うので(小学校建設予定地に)付いて行った。同行することを求められ時間的余裕があったため」と説明。「籠池氏と上下関係があるわけでないから、『いい土地ですから進めてください』と言うことはない」とした。』
どういう理屈でこんな発言ができるのだろうか.安倍首相は口が達者だと思っているのかもしれないが,さすがにこんな理屈がまかり通ると思う人はあまりいないだろう.
それにしても実につまらないことで足元をすくわれたものだ.付き合う相手をよく選ばないと足を引っ張られることになるといういい教訓になるだろう.
「なぜこんなことが起きたのか」だって?
2018年3月13日 社会の問題『 首相「国民に深くおわび」 麻生氏続投させる考え
安倍晋三首相は12日、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改ざん問題について「行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であり、行政の長として責任を痛感している。国民に深くおわびする」と陳謝した。麻生太郎副総理兼財務相は辞任する必要はないとの認識を示した。官邸で記者団に語った。
同時に「なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進めていく。麻生氏には、その責任を果たしてもらいたい」と強調。「全てが明らかになった段階で、二度とこのようなことが起きないよう、信頼の回復に向け、組織を立て直していくために全力を挙げて取り組んでもらいたい」とした。』
麻生氏には,その責任を果たしたのち辞任してもらうなら良いとして,「なぜこんなことが起きたのか」などというこの首相のおとぼけぶりは厚顔無恥の最たるものと思う.
公文書の改ざんを公務員が行うのだから,これはもう立派な国家反逆罪といっても良いくらいの国民に対する背信行為である.
国会で噓の証言をして,その嘘に合わせて文書を削除し改ざんした事は誰の目にも明らかで議論の余地はないだろう.
首相夫人の関与のもみ消し工作のご褒美に国税庁長官にするくらいのことは高級官僚の人事権を握っている官邸には簡単なことだったのではないだろうか.
首相夫人はもとより関与した公務員,政治家は全て刑法で裁かれるべき案件だろう.国会で野党が追及するのも結構だが,たとえ首相であろうとも関与が疑われれば裁判で身の潔白を証明してもらわなければならないだろう.
誰かさんは美しい日本という言葉が好きなようだが,国家首班が私利私欲の為に権力を利用したと疑われるようではまるでお隣の国みたいで,日本人としては恥ずかしいかぎりだ.
無能な野党との茶番劇や首相に忖度するマスゴミの手抜きに利用される事なく,事件の全容はきっちりと明らかにして責任をとるべき者を洗いだすべきだろう.
安倍晋三首相は12日、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改ざん問題について「行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であり、行政の長として責任を痛感している。国民に深くおわびする」と陳謝した。麻生太郎副総理兼財務相は辞任する必要はないとの認識を示した。官邸で記者団に語った。
同時に「なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進めていく。麻生氏には、その責任を果たしてもらいたい」と強調。「全てが明らかになった段階で、二度とこのようなことが起きないよう、信頼の回復に向け、組織を立て直していくために全力を挙げて取り組んでもらいたい」とした。』
麻生氏には,その責任を果たしたのち辞任してもらうなら良いとして,「なぜこんなことが起きたのか」などというこの首相のおとぼけぶりは厚顔無恥の最たるものと思う.
公文書の改ざんを公務員が行うのだから,これはもう立派な国家反逆罪といっても良いくらいの国民に対する背信行為である.
国会で噓の証言をして,その嘘に合わせて文書を削除し改ざんした事は誰の目にも明らかで議論の余地はないだろう.
首相夫人の関与のもみ消し工作のご褒美に国税庁長官にするくらいのことは高級官僚の人事権を握っている官邸には簡単なことだったのではないだろうか.
首相夫人はもとより関与した公務員,政治家は全て刑法で裁かれるべき案件だろう.国会で野党が追及するのも結構だが,たとえ首相であろうとも関与が疑われれば裁判で身の潔白を証明してもらわなければならないだろう.
誰かさんは美しい日本という言葉が好きなようだが,国家首班が私利私欲の為に権力を利用したと疑われるようではまるでお隣の国みたいで,日本人としては恥ずかしいかぎりだ.
無能な野党との茶番劇や首相に忖度するマスゴミの手抜きに利用される事なく,事件の全容はきっちりと明らかにして責任をとるべき者を洗いだすべきだろう.
開催前は北朝鮮に翻弄される韓国が話題になっていたが、競技が始まって羽生選手のケガからの復活劇を見て感動、そしてそのコメントを聞いて感心。あえてまったく練習しないで本番にかける自信と勇気には本当に感心した。
女子のスピードスケートも小平選手の活躍やコメントも素晴らしかったが、もっとも感動したは女子のパシュートだった。もちろん高木美帆選手は冬季五輪1大会で金銀銅をを獲得するという素晴らしい活躍だったが、私がもっとも感動したのは前から見るとまるで一人しか滑っていないように見えるまでの完璧なエアロフォームのチームワークだった。
オランダは個人の能力には勝っていたのだろうが、一週間では日本のようなフォーメーションを組むのはやはり無理だったのだろう。あれほどまでの完璧なチームプレーをするために一体どれほどの練習時間がかかるのかと思いながら滑りを見ていて鳥肌が立ちそうだった。
今までいくつもの冬季五輪を見てきたけれど、あれほどまで見ていて感動したシーンはなかったように思う。たまたまテレビをつけていてライブで観れたのは実に幸運だったと思う。
今は日本ー韓国のカーリングの準決勝を見ているのだが、悔しいことに韓国のほうが正確性が高いように見える。ここも北海道出身のチームなのでメダルをとれたらいいとは思うのだけどどうなるのだろうか。
勝負は時の運ともいうが、女子フィギュアスケートのザギトワ選手などはあと2ヶ月生まれるのが遅かったら今回の出場はなかったというから、やはり運も実力のうちと言わざるを得ないだろう。
と言ってる間に、日本が追いついて7-7の同点になった。韓国は一瞬勝ったと思ったみたいだけど、流れが変わってきたみたい。
結局、日本はミスが2回続いて負けたみたいですね。残念!
予選で負けたイギリスに勝って銅メダルとってほしいですね。
最後に、毎度思うことだけど女子フィギュアスケートの審査員には問題がある。ジャンプみたいに最高点と最低点はカットするのがいいような気もするが、いずれはカラオケマシーンみたいにAIに審査してもらったほうがいいかもしれない。
女子のスピードスケートも小平選手の活躍やコメントも素晴らしかったが、もっとも感動したは女子のパシュートだった。もちろん高木美帆選手は冬季五輪1大会で金銀銅をを獲得するという素晴らしい活躍だったが、私がもっとも感動したのは前から見るとまるで一人しか滑っていないように見えるまでの完璧なエアロフォームのチームワークだった。
オランダは個人の能力には勝っていたのだろうが、一週間では日本のようなフォーメーションを組むのはやはり無理だったのだろう。あれほどまでの完璧なチームプレーをするために一体どれほどの練習時間がかかるのかと思いながら滑りを見ていて鳥肌が立ちそうだった。
今までいくつもの冬季五輪を見てきたけれど、あれほどまで見ていて感動したシーンはなかったように思う。たまたまテレビをつけていてライブで観れたのは実に幸運だったと思う。
今は日本ー韓国のカーリングの準決勝を見ているのだが、悔しいことに韓国のほうが正確性が高いように見える。ここも北海道出身のチームなのでメダルをとれたらいいとは思うのだけどどうなるのだろうか。
勝負は時の運ともいうが、女子フィギュアスケートのザギトワ選手などはあと2ヶ月生まれるのが遅かったら今回の出場はなかったというから、やはり運も実力のうちと言わざるを得ないだろう。
と言ってる間に、日本が追いついて7-7の同点になった。韓国は一瞬勝ったと思ったみたいだけど、流れが変わってきたみたい。
結局、日本はミスが2回続いて負けたみたいですね。残念!
予選で負けたイギリスに勝って銅メダルとってほしいですね。
最後に、毎度思うことだけど女子フィギュアスケートの審査員には問題がある。ジャンプみたいに最高点と最低点はカットするのがいいような気もするが、いずれはカラオケマシーンみたいにAIに審査してもらったほうがいいかもしれない。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
12月31日から1月3日までお正月休みだったが、今年はどこにも行かずに私は自宅とゴルフ練習場を毎日往復し、年末にやっと手に入れたNintendo Switchでマリオを毎日2時間ほどやって、残りはお酒を飲みながらテレビを観るということを繰り返していた。
マリオは4日もあれば全ステージクリアできると思っていたのだが、結果はクッパとの月での対決のところまでだった。ここをクリアしたら一応のゲーム終了なのかどうかはやってみてのお楽しみ。
ゴルフの練習も毎日300球ほど打っていたら、前日の悪かったところを覚えているのが良かったのかスイングが安定して球筋もだいぶコントロールできるようになった。本当に上達したかどうかはわからないが、練習すれば上手くなるという実感が湧いたのは大きな収穫だった。
お正月は昨年に比べると雪が少なくて元旦の夕方には雨が降るほど暖かかった。
今年もよろしくお願いします。
12月31日から1月3日までお正月休みだったが、今年はどこにも行かずに私は自宅とゴルフ練習場を毎日往復し、年末にやっと手に入れたNintendo Switchでマリオを毎日2時間ほどやって、残りはお酒を飲みながらテレビを観るということを繰り返していた。
マリオは4日もあれば全ステージクリアできると思っていたのだが、結果はクッパとの月での対決のところまでだった。ここをクリアしたら一応のゲーム終了なのかどうかはやってみてのお楽しみ。
ゴルフの練習も毎日300球ほど打っていたら、前日の悪かったところを覚えているのが良かったのかスイングが安定して球筋もだいぶコントロールできるようになった。本当に上達したかどうかはわからないが、練習すれば上手くなるという実感が湧いたのは大きな収穫だった。
お正月は昨年に比べると雪が少なくて元旦の夕方には雨が降るほど暖かかった。
エピソード7で4DXがおもしろかったので,今回も4DXで観てきた.
今回もレイが主役ではあったのだろうが,どちらかと言うとルーク・スカイウォーカーが主役と言っても良いような展開だった.
そして,今回はマスター・ヨーダも登場し,ルークにジェダイとして最後の活躍を促がすシーンはなかなか感慨深かった.懐かしさを感じるシーンだったが,それにしても40年という歳月は長いものだと思う.
ネタバレになるのであまり書かない方がいいのだろうが,ジェダイのフォースはレイへと引き継がれてエピソード9に続くということのようだ.
4DXで水が顔にかかるのが嫌で自分の座席は水が出ないようにスイッチをオフにしたのだが,風と雨のシーンでは隣の座席の水が飛ん来るのはいただけない.
エピソード9が公開される前に4DXもバージョンアップしてもらいたいものだ.
今回もレイが主役ではあったのだろうが,どちらかと言うとルーク・スカイウォーカーが主役と言っても良いような展開だった.
そして,今回はマスター・ヨーダも登場し,ルークにジェダイとして最後の活躍を促がすシーンはなかなか感慨深かった.懐かしさを感じるシーンだったが,それにしても40年という歳月は長いものだと思う.
ネタバレになるのであまり書かない方がいいのだろうが,ジェダイのフォースはレイへと引き継がれてエピソード9に続くということのようだ.
4DXで水が顔にかかるのが嫌で自分の座席は水が出ないようにスイッチをオフにしたのだが,風と雨のシーンでは隣の座席の水が飛ん来るのはいただけない.
エピソード9が公開される前に4DXもバージョンアップしてもらいたいものだ.
アマゾン・プライムで阿部寛が主演だったのでちょっと観てみたのだが、私には予想外に面白かった。キャストに能年玲奈と石原さとみが入っていたのも予想外だったし、全体的にコメディタッチだったのもよかった。映画としてはたいしたことはないのかもしれないが、今の私には人生について考えさせられる面白い映画だった。一発逆転の詐欺が成功して話が終わるかと思ったら、まだ残りが24分もあり最後に大きな伏線のタネが明かされるというどんでん返しがまた面白かった。最後の最後にやっと映画のタイトルの意味がわかったが、実にまったりと味わいのある邦画らしい映画だった。