管首相たちには使えなかったカード
2010年11月12日 社会の問題『「ビデオは秘密か」法適用めぐり専門家二分
沖縄・尖閣(せんかく)諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、「流出」を告白した海上保安官(43)は、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で取り調べを受けたが、同法適用をめぐり専門家の意見が分かれている。国会議員にも一部公開されたビデオが法律上の「秘密」に当たるか。映像の公開を求める国民の声が多かった背景もあり、捜査側は難しい判断を迫られそうだ。
■判例は「実質秘説」
最高裁は1977年、国家公務員法違反に問われた税務署職員の裁判で、漏らした情報が(1)公になっていない(2)秘密として保護すべき-の2つの条件を満たす場合に、守秘義務の対象になるという判断を示した。
さらに、日米の沖縄返還協定に関する外交機密を不当に入手したとして、元毎日新聞記者の西山太吉さんが同法違反に問われた刑事裁判で、最高裁は78年「実質的にも秘密として保護するに値するもの」かどうかで守秘義務の対象が決まると判示した。
つまり、行政機関が形式的に秘密として扱っていただけでは、仮に漏らしても罪に問えないという考え方だ。甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は「以前はマル秘の判子が押してある書類は全部秘密という『形式秘説』という考え方だったが、近年は『実質秘説』が主流になっている」と話す。
■国会議員視聴は?
今回の映像については政府が存在を認めている上、国会議員も約6分50秒に編集した映像を見ている。
こうした点から、「実質秘」にあたらないと主張する専門家もいる。
情報公開に詳しい清水勉弁護士は「本当に守秘義務がかかるものならば国会議員にも見せないはずで、守秘義務違反に問うのは無理だろう」と話し、「国会議員は視聴後の取材に、図を書いたりして中身を説明している。実質秘ならば、このように報道に対して明らかにすることも許されないはずだ」と主張する。
一方、園田教授は「微妙な問題だが、ビデオは実質秘にも形式秘にもあたる」との考えだ。園田教授は「ビデオを見れば中国漁船が故意に当たってきたことは一目瞭然。中国への従来の主張への反論になり、日本にとっては重要な外交カードだった」と指摘。その上で、「国会議員にも守秘義務はあり、守秘義務のある人的範囲内で見せたに過ぎず、(議員への公開後も)ビデオの秘密性は保たれているのでは」と話す。
■「起訴は難しい選択」
法務・検察内では「ビデオは秘密に当たる」という見方が大半だ。
法務省幹部は「海保として公開を考えて編集していた段階と、国会で取り扱いが議論になった段階とでは『秘密性』の程度も違ってくる。内容がある程度外部に説明されたら秘密にあたらないという解釈がされると、何でも秘密でなくなってしまう」と話す。
一方で、海上保安官の動機や入出経路次第では「刑事責任の追及は難しい」(検察幹部)との声もある。そもそも同法違反には「職務上知り得たもの」という構成要件があるためだ。
また、体を張って領海の安全を守っている海上保安官が「国民に真実を知ってほしい」などと「国民の知る権利」を主張した場合、「起訴しても、公判で議論となる余地はあるだろう」(法務省幹部)という意見もある。
検察幹部は「起訴するかは難しい選択」と明かし、「ビデオ公開は大半の国民から支持されている。世論に反して起訴したら検察も批判され民主党も持たないのではないか」と話した。』
『【映像流出】中国政府 日本政府批判の表現避ける
尖閣諸島沖の衝突ビデオが流出した事件について、11日午後、中国側が「日中関係に悪い影響を与えることは希望しない」と初めてコメントしました。
外務省・洪磊副報道局長:「我々は、ビデオ問題が日中関係に悪影響をもたらさないよう希望する」
中国外務省の報道官は、不快感は示したものの、胡錦涛国家主席の訪日を前に日本政府を直接、批判する表現は避けました。また、日中首脳会談について、菅総理大臣が「中国側がやるかどうかを判断することだ」と見解を示し、中国側に国際的な共通ルールのなかで責任を果たしていくことを求めたことについて、中国は平和路線を重視する国だと主張しました。
外務省・洪磊副報道局長:「中国は国際社会に責任を持つ国だ。中国は必ずや平和の道を歩んでいく」』
トランプに例えるなら菅首相が切り札だと思い込んでいた手持ちのカードを後ろにいた海上保安官が読み上げてその場にいるみんなに教えたようなものだからルールの上ではなんらかのペナルティがあっていいだろう.
しかし,その後の中国の対応を見ればこのカードは実は切り札でもなんでもなかったのではないだろうか.いや,もしかすると海上保安官が流出させたからこそ中国も日本政府と正面きって戦うことが出来なくなったのかも知れず,対中国という点では結果的にこの事件が菅首相やわが国にとって有利に働いた可能性は否定出来ないだろう.
いずれにしても海上保安官の動機が自分の職を賭してまでも「国民に真実を知ってほしい」ということであったのならば,情状酌量の余地は十分にあるのではないかと私は思う.
沖縄・尖閣(せんかく)諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、「流出」を告白した海上保安官(43)は、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で取り調べを受けたが、同法適用をめぐり専門家の意見が分かれている。国会議員にも一部公開されたビデオが法律上の「秘密」に当たるか。映像の公開を求める国民の声が多かった背景もあり、捜査側は難しい判断を迫られそうだ。
■判例は「実質秘説」
最高裁は1977年、国家公務員法違反に問われた税務署職員の裁判で、漏らした情報が(1)公になっていない(2)秘密として保護すべき-の2つの条件を満たす場合に、守秘義務の対象になるという判断を示した。
さらに、日米の沖縄返還協定に関する外交機密を不当に入手したとして、元毎日新聞記者の西山太吉さんが同法違反に問われた刑事裁判で、最高裁は78年「実質的にも秘密として保護するに値するもの」かどうかで守秘義務の対象が決まると判示した。
つまり、行政機関が形式的に秘密として扱っていただけでは、仮に漏らしても罪に問えないという考え方だ。甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は「以前はマル秘の判子が押してある書類は全部秘密という『形式秘説』という考え方だったが、近年は『実質秘説』が主流になっている」と話す。
■国会議員視聴は?
今回の映像については政府が存在を認めている上、国会議員も約6分50秒に編集した映像を見ている。
こうした点から、「実質秘」にあたらないと主張する専門家もいる。
情報公開に詳しい清水勉弁護士は「本当に守秘義務がかかるものならば国会議員にも見せないはずで、守秘義務違反に問うのは無理だろう」と話し、「国会議員は視聴後の取材に、図を書いたりして中身を説明している。実質秘ならば、このように報道に対して明らかにすることも許されないはずだ」と主張する。
一方、園田教授は「微妙な問題だが、ビデオは実質秘にも形式秘にもあたる」との考えだ。園田教授は「ビデオを見れば中国漁船が故意に当たってきたことは一目瞭然。中国への従来の主張への反論になり、日本にとっては重要な外交カードだった」と指摘。その上で、「国会議員にも守秘義務はあり、守秘義務のある人的範囲内で見せたに過ぎず、(議員への公開後も)ビデオの秘密性は保たれているのでは」と話す。
■「起訴は難しい選択」
法務・検察内では「ビデオは秘密に当たる」という見方が大半だ。
法務省幹部は「海保として公開を考えて編集していた段階と、国会で取り扱いが議論になった段階とでは『秘密性』の程度も違ってくる。内容がある程度外部に説明されたら秘密にあたらないという解釈がされると、何でも秘密でなくなってしまう」と話す。
一方で、海上保安官の動機や入出経路次第では「刑事責任の追及は難しい」(検察幹部)との声もある。そもそも同法違反には「職務上知り得たもの」という構成要件があるためだ。
また、体を張って領海の安全を守っている海上保安官が「国民に真実を知ってほしい」などと「国民の知る権利」を主張した場合、「起訴しても、公判で議論となる余地はあるだろう」(法務省幹部)という意見もある。
検察幹部は「起訴するかは難しい選択」と明かし、「ビデオ公開は大半の国民から支持されている。世論に反して起訴したら検察も批判され民主党も持たないのではないか」と話した。』
『【映像流出】中国政府 日本政府批判の表現避ける
尖閣諸島沖の衝突ビデオが流出した事件について、11日午後、中国側が「日中関係に悪い影響を与えることは希望しない」と初めてコメントしました。
外務省・洪磊副報道局長:「我々は、ビデオ問題が日中関係に悪影響をもたらさないよう希望する」
中国外務省の報道官は、不快感は示したものの、胡錦涛国家主席の訪日を前に日本政府を直接、批判する表現は避けました。また、日中首脳会談について、菅総理大臣が「中国側がやるかどうかを判断することだ」と見解を示し、中国側に国際的な共通ルールのなかで責任を果たしていくことを求めたことについて、中国は平和路線を重視する国だと主張しました。
外務省・洪磊副報道局長:「中国は国際社会に責任を持つ国だ。中国は必ずや平和の道を歩んでいく」』
トランプに例えるなら菅首相が切り札だと思い込んでいた手持ちのカードを後ろにいた海上保安官が読み上げてその場にいるみんなに教えたようなものだからルールの上ではなんらかのペナルティがあっていいだろう.
しかし,その後の中国の対応を見ればこのカードは実は切り札でもなんでもなかったのではないだろうか.いや,もしかすると海上保安官が流出させたからこそ中国も日本政府と正面きって戦うことが出来なくなったのかも知れず,対中国という点では結果的にこの事件が菅首相やわが国にとって有利に働いた可能性は否定出来ないだろう.
いずれにしても海上保安官の動機が自分の職を賭してまでも「国民に真実を知ってほしい」ということであったのならば,情状酌量の余地は十分にあるのではないかと私は思う.
『映像流出、刑事罰に疑問の声も 「秘密性」立証に難しさ
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関する映像がインターネット上に流出した問題で、検察当局が捜査に乗り出した。ただ、映像の一部はすでに国会で明らかにされており、流出させた人物が特定されても刑事罰を科す必要があるのか疑問の声もある。
福岡高検が主体となる捜査班の初めての会議が8日午前10時から最高検であった。その後に勝丸充啓・最高検公安部長が記者会見を開いて、「国家公務員法の守秘義務違反容疑での捜査着手を指示した」と発表。「サイバー犯罪であり、証拠保全の観点から、早期に着手する必要があった」と説明した。
捜査は秘密で進むのが通常で、捜査開始を宣言すること自体が、異例のことだ。捜査を急ぐのは、7日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開幕したこともあり、対外的に捜査している姿勢を示さなければならない事情もあるようだ。
検察幹部の一人は、「捜査して仮に容疑者を起訴すれば、秘密性をめぐって公判で問題になるだろう」と、難しさを認めている。
最高裁は過去に出した決定で、国家公務員法の守秘義務の対象について、各省庁が「部外秘」などと形式的に秘密扱いしただけではなく、実質的に秘密として保護するに値することを求めている。
今回流出した映像について、勝丸部長は「海保が撮影し、国家公務員が保管しているものだから、秘密にあたる」とだけ説明した。
犯罪捜査という公用で那覇地検に提出されたうえ、刑事訴訟法により公判前の証拠の公開も禁じられていたが、映像の一部は衆参両院の理事らに上映された。「公益上の必要があれば公判前でも証拠を公開できる」とする例外規定が刑事訴訟法にあるためだ。
別の検察幹部は、「国民の目線から見れば、映像が明らかになったのはいいことで、法律家の見方と違う面がある。流出させたのは正当な行為とみることもできるのではないか」と語った。』
『尖閣映像、神戸の漫画喫茶パソコンから投稿
尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、東京地検は9日、動画投稿サイト「ユーチューブ」を運営する検索大手グーグルの日本法人(東京都港区)から、映像を投稿したパソコンのIPアドレス(ネット上の住所)を入手した。
分析の結果、同サイトに投稿された映像は、神戸市内の漫画喫茶のパソコンから送信された可能性が高いことが判明。共同で捜査している警視庁はこの漫画喫茶に捜査員を派遣、捜査への協力を求めた。店の防犯カメラ映像や入店客の情報を入手した上、投稿者の特定を進める。
検察当局は内部調査の結果、映像は石垣海上保安部(沖縄県)か那覇地検の内部から流出した疑いが強まったとして、8日から国家公務員法(守秘義務)違反容疑で捜査に乗り出した。神戸市内から投稿されていた可能性が高いことにより、石垣海保や那覇地検職員以外の第三者が関与した疑いも出てくる。匿名性の高い漫画喫茶から投稿されていたことで、捜査が難航する恐れもある。
ユーチューブに流出した映像は6本、計約44分。4日午後に「sengoku38」のアカウント(登録名)で投稿され、5日午前7時40分頃に、投稿者自身によって削除された。
検察当局は9日、グーグルの日本法人に対する差し押さえ令状を取り、この投稿者が使ったパソコンのIPアドレスなどの情報提供を受けた。民間業者に依頼してIPアドレスを分析した結果、神戸市内の漫画喫茶が浮上したという。一方、9日に警視庁と合同捜査本部を設置した沖縄県警も、那覇市内の複数のネットカフェから、客の入店記録などの提供を求めている。
海上保安庁と検察当局の内部調査で、流出映像は、石垣海保が9月7日の事件直後に内部説明用として作成し、同10日頃、CD―Rに収めて那覇地検に提出したものと同一と判明。内部流出の可能性が強まったが、調査では投稿者を特定できず、海保が今月8日、被疑者不詳のまま、同法違反などの容疑で東京地検と警視庁に刑事告発していた。』
映像さえ手に入れてしまえば,どこからでもネットに流すことは可能だからIPアドレスを分析して神戸市内の漫画喫茶ということになった時点で捜査は行き詰まることだろう.そんな程度のことはちょっとネットに詳しい人なら誰でも考えることだ.捜査を担当している人はどう思って仕事しているのだろうか.
国民の注意をそらすためなのか,犯人探しのニュースが刻々と流れてくるのは面白いというか滑稽な感じだ.しかし,そんなことをしても問題の本質が中国人船長の罪を知りながら無駄に逃がしてしまったことであり,その手伝いをした人が政府内にいることであるということを忘れる国民は一人もいないだろう.
追記
『捜査関係者によると、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐるビデオ映像が流出した問題で、兵庫県などを管轄する第5管区海上保安本部の職員が「自分が流出させた」と申し出、海保側が事情を聴いているという情報があり、捜査当局が確認を急いでいる』
昼頃,テレビにニュース速報が出ていました.これが本当だとすると石垣海保や那覇地検職員以外の第三者が関与したことになりますが,ビデオの入手経路を知りたいですね.
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関する映像がインターネット上に流出した問題で、検察当局が捜査に乗り出した。ただ、映像の一部はすでに国会で明らかにされており、流出させた人物が特定されても刑事罰を科す必要があるのか疑問の声もある。
福岡高検が主体となる捜査班の初めての会議が8日午前10時から最高検であった。その後に勝丸充啓・最高検公安部長が記者会見を開いて、「国家公務員法の守秘義務違反容疑での捜査着手を指示した」と発表。「サイバー犯罪であり、証拠保全の観点から、早期に着手する必要があった」と説明した。
捜査は秘密で進むのが通常で、捜査開始を宣言すること自体が、異例のことだ。捜査を急ぐのは、7日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開幕したこともあり、対外的に捜査している姿勢を示さなければならない事情もあるようだ。
検察幹部の一人は、「捜査して仮に容疑者を起訴すれば、秘密性をめぐって公判で問題になるだろう」と、難しさを認めている。
最高裁は過去に出した決定で、国家公務員法の守秘義務の対象について、各省庁が「部外秘」などと形式的に秘密扱いしただけではなく、実質的に秘密として保護するに値することを求めている。
今回流出した映像について、勝丸部長は「海保が撮影し、国家公務員が保管しているものだから、秘密にあたる」とだけ説明した。
犯罪捜査という公用で那覇地検に提出されたうえ、刑事訴訟法により公判前の証拠の公開も禁じられていたが、映像の一部は衆参両院の理事らに上映された。「公益上の必要があれば公判前でも証拠を公開できる」とする例外規定が刑事訴訟法にあるためだ。
別の検察幹部は、「国民の目線から見れば、映像が明らかになったのはいいことで、法律家の見方と違う面がある。流出させたのは正当な行為とみることもできるのではないか」と語った。』
『尖閣映像、神戸の漫画喫茶パソコンから投稿
尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、東京地検は9日、動画投稿サイト「ユーチューブ」を運営する検索大手グーグルの日本法人(東京都港区)から、映像を投稿したパソコンのIPアドレス(ネット上の住所)を入手した。
分析の結果、同サイトに投稿された映像は、神戸市内の漫画喫茶のパソコンから送信された可能性が高いことが判明。共同で捜査している警視庁はこの漫画喫茶に捜査員を派遣、捜査への協力を求めた。店の防犯カメラ映像や入店客の情報を入手した上、投稿者の特定を進める。
検察当局は内部調査の結果、映像は石垣海上保安部(沖縄県)か那覇地検の内部から流出した疑いが強まったとして、8日から国家公務員法(守秘義務)違反容疑で捜査に乗り出した。神戸市内から投稿されていた可能性が高いことにより、石垣海保や那覇地検職員以外の第三者が関与した疑いも出てくる。匿名性の高い漫画喫茶から投稿されていたことで、捜査が難航する恐れもある。
ユーチューブに流出した映像は6本、計約44分。4日午後に「sengoku38」のアカウント(登録名)で投稿され、5日午前7時40分頃に、投稿者自身によって削除された。
検察当局は9日、グーグルの日本法人に対する差し押さえ令状を取り、この投稿者が使ったパソコンのIPアドレスなどの情報提供を受けた。民間業者に依頼してIPアドレスを分析した結果、神戸市内の漫画喫茶が浮上したという。一方、9日に警視庁と合同捜査本部を設置した沖縄県警も、那覇市内の複数のネットカフェから、客の入店記録などの提供を求めている。
海上保安庁と検察当局の内部調査で、流出映像は、石垣海保が9月7日の事件直後に内部説明用として作成し、同10日頃、CD―Rに収めて那覇地検に提出したものと同一と判明。内部流出の可能性が強まったが、調査では投稿者を特定できず、海保が今月8日、被疑者不詳のまま、同法違反などの容疑で東京地検と警視庁に刑事告発していた。』
映像さえ手に入れてしまえば,どこからでもネットに流すことは可能だからIPアドレスを分析して神戸市内の漫画喫茶ということになった時点で捜査は行き詰まることだろう.そんな程度のことはちょっとネットに詳しい人なら誰でも考えることだ.捜査を担当している人はどう思って仕事しているのだろうか.
国民の注意をそらすためなのか,犯人探しのニュースが刻々と流れてくるのは面白いというか滑稽な感じだ.しかし,そんなことをしても問題の本質が中国人船長の罪を知りながら無駄に逃がしてしまったことであり,その手伝いをした人が政府内にいることであるということを忘れる国民は一人もいないだろう.
追記
『捜査関係者によると、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐるビデオ映像が流出した問題で、兵庫県などを管轄する第5管区海上保安本部の職員が「自分が流出させた」と申し出、海保側が事情を聴いているという情報があり、捜査当局が確認を急いでいる』
昼頃,テレビにニュース速報が出ていました.これが本当だとすると石垣海保や那覇地検職員以外の第三者が関与したことになりますが,ビデオの入手経路を知りたいですね.
『尖閣ビデオ流出 石垣海保の編集映像か 44分、中身も一致
沖縄県・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件の様子を撮影したとみられる映像がインターネットの動画サイト「ユーチューブ」に流出した問題で、石垣海上保安部(沖縄県石垣市)が編集して那覇地検に提出した数種類の映像のうち一本が、流出した映像と同一の可能性が高いことが検察関係者への取材で分かった。映像は海保と検察が共有しており、内部流出が疑われることから危機管理のあり方が問われそうだ。
海保によると事件当日の九月七日、巡視船四隻から複数のビデオカメラで中国漁船の行為を撮影。撮影した映像は延べ数時間に及ぶとされ、暗号化されて衛星回線で海上保安庁に送られた上で五分程度に編集し、官邸サイドや前原誠司国交相(当時)らが視聴した。さらに、マスターデータとともに数種類を那覇地検に証拠品として提出した。
検察関係者によると、この映像の中に、今回流出したものと同じ四十四分間の長さで、同一とみられるものがあったという。
海保の鈴木久泰長官は五日夜の記者会見で、国会への映像提出を求める衆院予算委員会の議決後の十月十八日から、責任者を置くなどして映像管理を厳格化していたことを明らかにした。
馬淵澄夫国土交通相の指示で、海保は当時映像を保管していた東京・霞が関の海上保安庁と、第十一管区海上保安本部、石垣海上保安部の三カ所に新たに責任者を配置。映像媒体を封印し金庫で保管した。
その後、石垣海保以外の二カ所で保管していた映像は「リスクが高い」(海保関係者)として廃棄処分にした。鈴木長官は「厳重な管理を行ってきた。流出の可能性は少ないと思った」と話した。
一方、最高検は五日、映像を保存していたサーバーへのアクセス記録などの解析を始めたが、「検察庁から流出した可能性は低い」とした。那覇地検も調査し、結果は週明けにも発表する。
警察関係者によると、ビデオが不正に持ち出されていたとすれば窃盗罪などが、パソコンに不正侵入し、映像をネット上に流せば不正アクセス禁止法違反に該当。流出させたのが国家公務員だった場合、内容が国家公務員法に定める職務上の秘密に当たれば、同法の守秘義務違反になる可能性があるとされ、今回の映像流出は刑事事件に発展する可能性が出てきた。』
情報にアクセスできる内部の人間が本気で情報を漏洩する気になったら防ぐ方法なんてないだろう.アスセス権が与えられていたなら窃盗というのは難しいのではないだろうか.どこまでを職務上の秘密と言えるのかも疑わしい.政府にとって都合の悪いことは全部秘密というのではどこかの国と変わらない.結果として国民の見たがっていた映像を与えたのであるから,国民のために働いている公務員として職務に全く反しているとも言い難いのではないだろうか.
こんな場合,政府や官僚は一種のスケープゴートとして犯人を見つけ出す必要があるのだろうし,日本は法治国家なのだから法律に違反している行為があったら罰するのも当然だろう.しかし,他国の領土に侵入し巡視船に体当たりした中国人を処分保留にしたままで,自分たちに都合の悪いことをした自国民には厳罰を与えるというのでは法の下の平等という原則に反するのではないだろうか.
日本はどこかの国とは違い健全な民主主義国家であるのだから,政府や政党の都合で情報を隠蔽したりマスコミを使って情報操作したり,あるいは自ら法律の解釈を曲げるようなことだけはして欲しくないと思うのは私だけだろうか.
沖縄県・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件の様子を撮影したとみられる映像がインターネットの動画サイト「ユーチューブ」に流出した問題で、石垣海上保安部(沖縄県石垣市)が編集して那覇地検に提出した数種類の映像のうち一本が、流出した映像と同一の可能性が高いことが検察関係者への取材で分かった。映像は海保と検察が共有しており、内部流出が疑われることから危機管理のあり方が問われそうだ。
海保によると事件当日の九月七日、巡視船四隻から複数のビデオカメラで中国漁船の行為を撮影。撮影した映像は延べ数時間に及ぶとされ、暗号化されて衛星回線で海上保安庁に送られた上で五分程度に編集し、官邸サイドや前原誠司国交相(当時)らが視聴した。さらに、マスターデータとともに数種類を那覇地検に証拠品として提出した。
検察関係者によると、この映像の中に、今回流出したものと同じ四十四分間の長さで、同一とみられるものがあったという。
海保の鈴木久泰長官は五日夜の記者会見で、国会への映像提出を求める衆院予算委員会の議決後の十月十八日から、責任者を置くなどして映像管理を厳格化していたことを明らかにした。
馬淵澄夫国土交通相の指示で、海保は当時映像を保管していた東京・霞が関の海上保安庁と、第十一管区海上保安本部、石垣海上保安部の三カ所に新たに責任者を配置。映像媒体を封印し金庫で保管した。
その後、石垣海保以外の二カ所で保管していた映像は「リスクが高い」(海保関係者)として廃棄処分にした。鈴木長官は「厳重な管理を行ってきた。流出の可能性は少ないと思った」と話した。
一方、最高検は五日、映像を保存していたサーバーへのアクセス記録などの解析を始めたが、「検察庁から流出した可能性は低い」とした。那覇地検も調査し、結果は週明けにも発表する。
警察関係者によると、ビデオが不正に持ち出されていたとすれば窃盗罪などが、パソコンに不正侵入し、映像をネット上に流せば不正アクセス禁止法違反に該当。流出させたのが国家公務員だった場合、内容が国家公務員法に定める職務上の秘密に当たれば、同法の守秘義務違反になる可能性があるとされ、今回の映像流出は刑事事件に発展する可能性が出てきた。』
情報にアクセスできる内部の人間が本気で情報を漏洩する気になったら防ぐ方法なんてないだろう.アスセス権が与えられていたなら窃盗というのは難しいのではないだろうか.どこまでを職務上の秘密と言えるのかも疑わしい.政府にとって都合の悪いことは全部秘密というのではどこかの国と変わらない.結果として国民の見たがっていた映像を与えたのであるから,国民のために働いている公務員として職務に全く反しているとも言い難いのではないだろうか.
こんな場合,政府や官僚は一種のスケープゴートとして犯人を見つけ出す必要があるのだろうし,日本は法治国家なのだから法律に違反している行為があったら罰するのも当然だろう.しかし,他国の領土に侵入し巡視船に体当たりした中国人を処分保留にしたままで,自分たちに都合の悪いことをした自国民には厳罰を与えるというのでは法の下の平等という原則に反するのではないだろうか.
日本はどこかの国とは違い健全な民主主義国家であるのだから,政府や政党の都合で情報を隠蔽したりマスコミを使って情報操作したり,あるいは自ら法律の解釈を曲げるようなことだけはして欲しくないと思うのは私だけだろうか.
YouTube観ましたか?
2010年11月5日 コンピュータ コメント (4)
『尖閣沖の衝突ビデオ? 動画サイトに流出
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオと見られる映像が、インターネットの動画サイト「ユーチューブ」に投稿され、5日未明段階で誰でも閲覧できる状態になっていることが分かった。11分を超えるものなど複数の動画が投稿されていた。海上保安庁などは、映像が流出していないか確認を進めている。
投稿されている映像の一つは、「日本の尖閣 海上保安庁5」と題されており、約3分30秒ほど。映像によると、逃走する漁船の左側を、巡視船「みずき」と見られる船が並走している。これまでの海保の説明と同様に、「ビン(ビンは門がまえに虫)晋漁5179」と記された船が海保の巡視船とみられる船の右舷にぶつかる様子が収録されている。映像に収録されている音声には、サイレンが鳴り響いており、巡視船は警告を続けている。
衝突の映像は1日に衆参両院の予算委員会理事らが、国会内で視聴したばかり。このとき公開された映像は6分50秒ほどに編集されたもので、今回サイトに投稿された映像と同じものかは不明。
これまでに漁船が巡視船に衝突する様子のビデオを見たことがある海上保安庁幹部は、「本物かどうかは確認中」としながらも、「自分たちが見たものよりも多くの映像が含まれている」と驚いた様子で話している。』
『尖閣の衝突画像、ネット流出=海保が確認、国会提出分以外も
沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国漁船が衝突した事件で、状況を記録したビデオ映像がインターネット上に流出したことが5日、分かった。海保が画像を確認した。海保によると、国会に提出したもの以外の映像も含まれているという。
流出した画像は6本に分けられ、計約44分ある。漁船が巡視船に衝突した瞬間の映像も含まれていた。海保職員とみられる男性の声で、「挑発的な動きを見せています」「本船に当てました。今の位置を確認」などと話す音も入っている。
海保などによると、中国漁船は9月7日午前、尖閣諸島沖の日本領海で、立ち入り検査のため停船を命じた巡視船「みずき」に衝突。海上保安官の職務を妨害したとして船長が逮捕されたが、船長は25日、処分保留で釈放され帰国した。』
今朝もトレーニングのためにベッドを出て,いつものようにiPhoneのGoogleでニュースをチェックしていたら上のような驚きのニュースが出ていた.
さっそくiPhoneのYouTubeで「日本の尖閣 海上保安庁」を検索したら青い中国漁船が巡視船の右後方に衝突している映像が見れた.舳先というよりは左舷前方を押し付けるような感じで車の事故などに比べるとそれほど大した衝突ではないように感じたが,普通に見れば故意に衝突させたことは明らかで危険な行為であることは間違いないだろう.
国会議員の先生方は自分たちだけ見て勝手な感想を色々述べていたようだが,事実を知る権利は国民にもあるのだからビデオは当然公表されるべきだと私は思っていた.そして密かに誰かがYouTubeに流してくれることを期待していたのでこの映像を見てやっと情報を手に入れることへの欲求が満たされたような気がする.
本当は中国海軍大佐かどうかは知らないが,巡視船の警告に逆上した酔っぱらいの船長が巡視船に体当たりして逃げようとしたということなら日本の国内法で粛々と裁いて国外退去処分くらいにしておけば良かったものを,まだ政権担当経験の浅い民主党政府が対応を誤ったというのがこの騒ぎの本質だろう.
この映像を見て反日デモで大騒ぎした中国人たちがどう思うかは知らないが,この程度の国際問題の処理を間違えたばかりに中国に自国民を人質にとられたり,レアアースを禁輸されてしまった大臣の方々のほうが本当はこれが流出して欲しくなかったのじゃないだろうか.それにしてもネットの時代.真に恐るべきはGoogleとYouTubeだろう.
*その後オリジナル映像は投稿者によって削除されたようです.
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオと見られる映像が、インターネットの動画サイト「ユーチューブ」に投稿され、5日未明段階で誰でも閲覧できる状態になっていることが分かった。11分を超えるものなど複数の動画が投稿されていた。海上保安庁などは、映像が流出していないか確認を進めている。
投稿されている映像の一つは、「日本の尖閣 海上保安庁5」と題されており、約3分30秒ほど。映像によると、逃走する漁船の左側を、巡視船「みずき」と見られる船が並走している。これまでの海保の説明と同様に、「ビン(ビンは門がまえに虫)晋漁5179」と記された船が海保の巡視船とみられる船の右舷にぶつかる様子が収録されている。映像に収録されている音声には、サイレンが鳴り響いており、巡視船は警告を続けている。
衝突の映像は1日に衆参両院の予算委員会理事らが、国会内で視聴したばかり。このとき公開された映像は6分50秒ほどに編集されたもので、今回サイトに投稿された映像と同じものかは不明。
これまでに漁船が巡視船に衝突する様子のビデオを見たことがある海上保安庁幹部は、「本物かどうかは確認中」としながらも、「自分たちが見たものよりも多くの映像が含まれている」と驚いた様子で話している。』
『尖閣の衝突画像、ネット流出=海保が確認、国会提出分以外も
沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国漁船が衝突した事件で、状況を記録したビデオ映像がインターネット上に流出したことが5日、分かった。海保が画像を確認した。海保によると、国会に提出したもの以外の映像も含まれているという。
流出した画像は6本に分けられ、計約44分ある。漁船が巡視船に衝突した瞬間の映像も含まれていた。海保職員とみられる男性の声で、「挑発的な動きを見せています」「本船に当てました。今の位置を確認」などと話す音も入っている。
海保などによると、中国漁船は9月7日午前、尖閣諸島沖の日本領海で、立ち入り検査のため停船を命じた巡視船「みずき」に衝突。海上保安官の職務を妨害したとして船長が逮捕されたが、船長は25日、処分保留で釈放され帰国した。』
今朝もトレーニングのためにベッドを出て,いつものようにiPhoneのGoogleでニュースをチェックしていたら上のような驚きのニュースが出ていた.
さっそくiPhoneのYouTubeで「日本の尖閣 海上保安庁」を検索したら青い中国漁船が巡視船の右後方に衝突している映像が見れた.舳先というよりは左舷前方を押し付けるような感じで車の事故などに比べるとそれほど大した衝突ではないように感じたが,普通に見れば故意に衝突させたことは明らかで危険な行為であることは間違いないだろう.
国会議員の先生方は自分たちだけ見て勝手な感想を色々述べていたようだが,事実を知る権利は国民にもあるのだからビデオは当然公表されるべきだと私は思っていた.そして密かに誰かがYouTubeに流してくれることを期待していたのでこの映像を見てやっと情報を手に入れることへの欲求が満たされたような気がする.
本当は中国海軍大佐かどうかは知らないが,巡視船の警告に逆上した酔っぱらいの船長が巡視船に体当たりして逃げようとしたということなら日本の国内法で粛々と裁いて国外退去処分くらいにしておけば良かったものを,まだ政権担当経験の浅い民主党政府が対応を誤ったというのがこの騒ぎの本質だろう.
この映像を見て反日デモで大騒ぎした中国人たちがどう思うかは知らないが,この程度の国際問題の処理を間違えたばかりに中国に自国民を人質にとられたり,レアアースを禁輸されてしまった大臣の方々のほうが本当はこれが流出して欲しくなかったのじゃないだろうか.それにしてもネットの時代.真に恐るべきはGoogleとYouTubeだろう.
*その後オリジナル映像は投稿者によって削除されたようです.
D7000の高感度をテスト
2010年11月3日 趣味 コメント (2)
D300とD7000の高感度での画像をテストしてみた.三脚に固定して蛍光灯下で簡易階調再現性テストチャートを用いてISO感度を変えながら撮影した.レンズはAF-S VR 16-85mmを用いた.
結果は,ISO800以上ではD7000の圧勝という感じだった.特に感心したのはD7000のホワイトバランスと階調再現性の優秀さだったが,低感度ではD7000でブレによると思われる画像の甘さがみられたので実際の撮影にはシャッタースピードに注意する必要がありそうだ.
テストの結果から私の場合は通常撮影ではISO800までが許容範囲だが,暗所ではシャッタースピードとの兼ね合いでISO1600または3200で使用することになりそうだ.それ以上の悪条件では機材の重さを我慢してもやはりD3を使ったほうがいいみたいだ.
*写真上はD7000で左からISO200,800,1600,3200でRAW撮影したものをJPEG変換しリサイズしています.1600,3200ではノイズで色味が変わってきます.
*D7000の検索でのアクセスが多いようなので粒状性の変化がわかるように写真下に部分拡大したものを追加しました.ISO200のものは少しブレて粒状性の参考にならないので省きました.
結果は,ISO800以上ではD7000の圧勝という感じだった.特に感心したのはD7000のホワイトバランスと階調再現性の優秀さだったが,低感度ではD7000でブレによると思われる画像の甘さがみられたので実際の撮影にはシャッタースピードに注意する必要がありそうだ.
テストの結果から私の場合は通常撮影ではISO800までが許容範囲だが,暗所ではシャッタースピードとの兼ね合いでISO1600または3200で使用することになりそうだ.それ以上の悪条件では機材の重さを我慢してもやはりD3を使ったほうがいいみたいだ.
*写真上はD7000で左からISO200,800,1600,3200でRAW撮影したものをJPEG変換しリサイズしています.1600,3200ではノイズで色味が変わってきます.
*D7000の検索でのアクセスが多いようなので粒状性の変化がわかるように写真下に部分拡大したものを追加しました.ISO200のものは少しブレて粒状性の参考にならないので省きました.
今シーズンは期待できそう
2010年10月31日 趣味 コメント (2)
『初滑り:天然雪で最速オープン 北海道喜茂別
北海道喜茂別町のスキー場「中山峠スキー場」が30日、今シーズンの営業を始めた。同スキー場によると、天然雪のスキー場では全国で最も早いオープンという。
26~27日にまとまった雪が降ったためで、10月中の営業開始は初めて。09年よりも21日早いという。積雪は約45センチあり、スキーヤーやスノーボーダーが初滑りを楽しんでいた。友人2人と来たという札幌市の大学院生、遠山智之さん(23)は「こんなに雪があると思っていなかったのでびっくり。シーズン初めに、これだけの量があれば十分」と満足そうに話していた。今年の営業は12月19日まで。11年4月1日に再オープンする。』
中山峠スキー場は学生時代に何度か初滑りに行ったところだが,一時閉鎖されたこともあり医師になってからはシーズン初めに初滑りに行くこともなくなった.しかし,雪の状態はいいし斜面は緩やかなので初滑りとしては非常に満足度の高いスキー場だった記憶がある.
今年は例年より雪が降るのもはやく量も多かったので,スキーに適したシーズンになるかも知れない.子供の頃に夏が暑かった年は雪が多いという話を聞いたような気がするし,事実そういうことが多かったような気もする.
昨年はあまり雪質が良くなくて地球温暖化の影響かなどと思うくらいで,娘とのスキーもほとんど行けなかったので今年は大いに期待している.
北海道喜茂別町のスキー場「中山峠スキー場」が30日、今シーズンの営業を始めた。同スキー場によると、天然雪のスキー場では全国で最も早いオープンという。
26~27日にまとまった雪が降ったためで、10月中の営業開始は初めて。09年よりも21日早いという。積雪は約45センチあり、スキーヤーやスノーボーダーが初滑りを楽しんでいた。友人2人と来たという札幌市の大学院生、遠山智之さん(23)は「こんなに雪があると思っていなかったのでびっくり。シーズン初めに、これだけの量があれば十分」と満足そうに話していた。今年の営業は12月19日まで。11年4月1日に再オープンする。』
中山峠スキー場は学生時代に何度か初滑りに行ったところだが,一時閉鎖されたこともあり医師になってからはシーズン初めに初滑りに行くこともなくなった.しかし,雪の状態はいいし斜面は緩やかなので初滑りとしては非常に満足度の高いスキー場だった記憶がある.
今年は例年より雪が降るのもはやく量も多かったので,スキーに適したシーズンになるかも知れない.子供の頃に夏が暑かった年は雪が多いという話を聞いたような気がするし,事実そういうことが多かったような気もする.
昨年はあまり雪質が良くなくて地球温暖化の影響かなどと思うくらいで,娘とのスキーもほとんど行けなかったので今年は大いに期待している.
タイヤ交換のために早朝から車に冬タイヤを積み込んだ.市街の雪はほとんど溶けたが,日陰には溶けてほとんど氷のようになった雪がまだ残っている.
先週末は紅葉がきれいだったが,今朝はもう色あせて落ち葉になっていた.今年の夏は暑くて長かったが,それだけ秋は短くなってしまったみたいだ.
先週末は紅葉がきれいだったが,今朝はもう色あせて落ち葉になっていた.今年の夏は暑くて長かったが,それだけ秋は短くなってしまったみたいだ.
『平年より1日、昨年より6日早い降雪
札幌管区気象台は26日、札幌市で初雪を観測した。
同気象台によると、今年の初雪は平年より1日、昨年より6日早い記録。札幌では過去5年間、11月に入ってから初雪が観測されていた。1876年の統計開始以降、最も早い記録は1880年の10月5日、最も遅い記録は1890年の11月20日。市内では26日朝から降った。』
昨日は朝から雪が降り,夜には一旦ミゾレ混じりの雨になったが,深夜から再び雪になったらしく今朝は立派な積雪になっていた.私は例年11月の最初の休日にタイヤ交換をしているが,ここ20数年間それで通勤に支障が出たことは1度もなかった.
だが,今朝はさすがに夏タイヤで走るのは危険と感じたので初めて公共交通機関で通勤した.所要時間は5分も違わなかったのだが,寒い朝に人混みの中を歩くのはずいぶん久しぶりだったのと,まわりに通学の高校生が多かったのでなんだか高校時代に戻ったような錯覚を起こしてしまった.
札幌管区気象台は26日、札幌市で初雪を観測した。
同気象台によると、今年の初雪は平年より1日、昨年より6日早い記録。札幌では過去5年間、11月に入ってから初雪が観測されていた。1876年の統計開始以降、最も早い記録は1880年の10月5日、最も遅い記録は1890年の11月20日。市内では26日朝から降った。』
昨日は朝から雪が降り,夜には一旦ミゾレ混じりの雨になったが,深夜から再び雪になったらしく今朝は立派な積雪になっていた.私は例年11月の最初の休日にタイヤ交換をしているが,ここ20数年間それで通勤に支障が出たことは1度もなかった.
だが,今朝はさすがに夏タイヤで走るのは危険と感じたので初めて公共交通機関で通勤した.所要時間は5分も違わなかったのだが,寒い朝に人混みの中を歩くのはずいぶん久しぶりだったのと,まわりに通学の高校生が多かったのでなんだか高校時代に戻ったような錯覚を起こしてしまった.
ますます乗りたくなくなった.
2010年10月24日 社会の問題 コメント (1)『日航:機長目前、悪夢の中へ
「あなたにもう、活躍の場はない」。経営再建中の日本航空で、会社から希望退職に応じるよう求められた一人のベテラン副操縦士(52)が、22日に退職届を出した。この日が応募の締め切り日。退職者が予定数に達しない場合、経営陣は一方的に雇用契約を解除する「整理解雇」の方針も示していた。「大空へのあこがれで訓練や資格取得に頑張ってきた。今までの努力は何だったのか。悪い夢の中にいるようだ」と悔しさをにじませた。
◇「白紙のスケジュール」届く
「決断しました。私も辞めることにしました」。今月20日夕方、滑走路の見える成田国際空港内の喫茶店。勤続28年、飛行時間9000時間の副操縦士が記者に打ち明けた。
9月25日。羽田空港の運航本部に出勤し、自分のメールボックスに届いた10月の乗務スケジュールを見て目を疑った。行き先や便名でびっしり埋まっているはずなのに、面談(ミーティング)を示す「MTG」や休日の「H」の記載がぱらぱらとあるだけ。乗務はすべて外されている。「白紙のスケジュール」はコックピットでうわさにはなっていた。「とうとう来たか。何だよこれ」
その10日後、面談の相手は一緒に飛んだこともあるパイロット出身の部長職だった。「あなたに活躍の場はありません。社外で活躍してください」。年齢が退職勧奨の理由だった。
◇年収4割減に
1982年入社。航空機関士(FE)としてボーイング747などに乗務してきた。90年代にFEを必要としない機種が主流となり、会社から地上職への配転か退職を迫られた。労使交渉でパイロットへの職種転換が認められ、長い訓練の末に99年、副操縦士としての乗務が始まった。09年には機長になるための国家資格を取得。念願の機長昇格に向けて座学や訓練が始まった直後、経営破綻(はたん)に見舞われ、夢は断たれた。
航空機関士時代、リストラにさらされた苦い記憶は消えていない。大切にしまっていた機関士の制服を着て面談に臨んだ。「部長、この制服を着てきた意味が分かりますか。2度もこんな目に遭わせるのですか」
面談では退職勧奨を突っぱねたが、会社に残っても賃金は下がり続け、年収は来年度以降、今の4割減となる見通し。整理解雇の可能性もある。家族は妻と大学生の息子2人。「今なら退職金の上積みで家のローンが返せます。家族を守りたい」。11月まで会社に籍があり、その先には職探しの日々が待つ。「私がパートに出るから大丈夫」という妻の言葉が胸にしみた。
訓練の行き届いた日航パイロットへの評価は高く、会社の掲示板に各国の航空会社の求人票が張られている。中東の航空会社も最近、東京都内で、日航現役組向けの転職説明会を開いた。だが求人は主に機長要員で、副操縦士の口はほとんどない。
◇先輩機長、泣き崩れ
副操縦士は22日、朝一番に羽田空港の運航本部へ出向いた。部長が立ち上がって迎えた。「決断されましたか。これまで日本航空のために働いてくれてありがとう」
機長昇格訓練で指導役だった先輩機長にも電話で報告した。「あと少しで一人前の機長だったのに……。申し訳ない」。先輩は受話器の向こうで泣き崩れた。
乗務する機に、これまで家族を一度も乗せたことがない。「機長としての初フライトに乗せたかったが。ラストフライトもできないまま、卒業です」。副操縦士は小さく笑った。』
高校一年生の頃,同級に航空管制官をめざしているという人がいてパイロットもいいなあと思ったのだが,身体検査で中学の時に1.5あった視力が0.7に落ちていることを知ってすぐに諦めた記憶がある.
もしパイロットを目指して日航に就職していたら今頃はリストラと減給の不安に怯えながら操縦桿を握っていたのかもしれないと思うとこの副操縦士さんが本当に気の毒だ.会社の再建のために他に方法がないのかもしれないが,こんなことまでして会社なんて残す必要があるのだろうか.
もともと日航は旧国鉄みたいな体質で会社としてのイメージも悪いし,今回の件で恨みを持って辞めていく人も多いだろうから厭な感じがしてますます利用を控えたい気分になった.
「あなたにもう、活躍の場はない」。経営再建中の日本航空で、会社から希望退職に応じるよう求められた一人のベテラン副操縦士(52)が、22日に退職届を出した。この日が応募の締め切り日。退職者が予定数に達しない場合、経営陣は一方的に雇用契約を解除する「整理解雇」の方針も示していた。「大空へのあこがれで訓練や資格取得に頑張ってきた。今までの努力は何だったのか。悪い夢の中にいるようだ」と悔しさをにじませた。
◇「白紙のスケジュール」届く
「決断しました。私も辞めることにしました」。今月20日夕方、滑走路の見える成田国際空港内の喫茶店。勤続28年、飛行時間9000時間の副操縦士が記者に打ち明けた。
9月25日。羽田空港の運航本部に出勤し、自分のメールボックスに届いた10月の乗務スケジュールを見て目を疑った。行き先や便名でびっしり埋まっているはずなのに、面談(ミーティング)を示す「MTG」や休日の「H」の記載がぱらぱらとあるだけ。乗務はすべて外されている。「白紙のスケジュール」はコックピットでうわさにはなっていた。「とうとう来たか。何だよこれ」
その10日後、面談の相手は一緒に飛んだこともあるパイロット出身の部長職だった。「あなたに活躍の場はありません。社外で活躍してください」。年齢が退職勧奨の理由だった。
◇年収4割減に
1982年入社。航空機関士(FE)としてボーイング747などに乗務してきた。90年代にFEを必要としない機種が主流となり、会社から地上職への配転か退職を迫られた。労使交渉でパイロットへの職種転換が認められ、長い訓練の末に99年、副操縦士としての乗務が始まった。09年には機長になるための国家資格を取得。念願の機長昇格に向けて座学や訓練が始まった直後、経営破綻(はたん)に見舞われ、夢は断たれた。
航空機関士時代、リストラにさらされた苦い記憶は消えていない。大切にしまっていた機関士の制服を着て面談に臨んだ。「部長、この制服を着てきた意味が分かりますか。2度もこんな目に遭わせるのですか」
面談では退職勧奨を突っぱねたが、会社に残っても賃金は下がり続け、年収は来年度以降、今の4割減となる見通し。整理解雇の可能性もある。家族は妻と大学生の息子2人。「今なら退職金の上積みで家のローンが返せます。家族を守りたい」。11月まで会社に籍があり、その先には職探しの日々が待つ。「私がパートに出るから大丈夫」という妻の言葉が胸にしみた。
訓練の行き届いた日航パイロットへの評価は高く、会社の掲示板に各国の航空会社の求人票が張られている。中東の航空会社も最近、東京都内で、日航現役組向けの転職説明会を開いた。だが求人は主に機長要員で、副操縦士の口はほとんどない。
◇先輩機長、泣き崩れ
副操縦士は22日、朝一番に羽田空港の運航本部へ出向いた。部長が立ち上がって迎えた。「決断されましたか。これまで日本航空のために働いてくれてありがとう」
機長昇格訓練で指導役だった先輩機長にも電話で報告した。「あと少しで一人前の機長だったのに……。申し訳ない」。先輩は受話器の向こうで泣き崩れた。
乗務する機に、これまで家族を一度も乗せたことがない。「機長としての初フライトに乗せたかったが。ラストフライトもできないまま、卒業です」。副操縦士は小さく笑った。』
高校一年生の頃,同級に航空管制官をめざしているという人がいてパイロットもいいなあと思ったのだが,身体検査で中学の時に1.5あった視力が0.7に落ちていることを知ってすぐに諦めた記憶がある.
もしパイロットを目指して日航に就職していたら今頃はリストラと減給の不安に怯えながら操縦桿を握っていたのかもしれないと思うとこの副操縦士さんが本当に気の毒だ.会社の再建のために他に方法がないのかもしれないが,こんなことまでして会社なんて残す必要があるのだろうか.
もともと日航は旧国鉄みたいな体質で会社としてのイメージも悪いし,今回の件で恨みを持って辞めていく人も多いだろうから厭な感じがしてますます利用を控えたい気分になった.
『Apple MacにFaceTimeを提供
Appleは本日、MacユーザとiPhone 4およびiPod touchユーザまたは別のMacユーザとのビデオ通話を可能にする全く新しいアプリケーション、FaceTime for Macのパブリックベータ版を発表しました。簡単に使えるインターフェースを備えたFaceTime for Macはユーザのアドレスブックにある連絡先に自動的にアクセスするので友達リストを新たに用意する必要はなく、Macのノートブック、iMac、そしてApple LED Cinema Displayに内蔵されたカメラやマイクともシームレスに連係動作します。』
自宅のMacに試しにインストールしてみました.iPhoneのカメラが優秀なせいか映像は非常にきれいです.LAN環境でないと使えないのがちょっと不便ですが,いざとなればE-Mobileを使えばなんとかなりそうです.とりあえずiPhoneを持って病院の自室内から自宅にテレビ電話するには問題なさそうです.他にも使い方はありそうなので何に使おうかと考えるのが楽しみです.
同時に発表になったMac Book Air も思わず欲しくなるほど薄くてきれいなのですが,もうひとつの発表であるMac OS Lionが来年夏には発売されるようです.その頃には次期iPadの仕様もわかるかもしれないし,Mac Book AirにはLionが搭載されて内蔵メモリやフラッシュストレージが増量されている可能性が高いと思います.
これを書いているPower Book G4はまだ使えるし,Panasonic GH2もちょっと気になっているので携帯用のMacは来年の夏休み前くらいまでは様子をみようかと思っています.もっともiLife ’11の新しいiMovieはすぐにでも使ってみたいので今日発注しておきました.
Appleは本日、MacユーザとiPhone 4およびiPod touchユーザまたは別のMacユーザとのビデオ通話を可能にする全く新しいアプリケーション、FaceTime for Macのパブリックベータ版を発表しました。簡単に使えるインターフェースを備えたFaceTime for Macはユーザのアドレスブックにある連絡先に自動的にアクセスするので友達リストを新たに用意する必要はなく、Macのノートブック、iMac、そしてApple LED Cinema Displayに内蔵されたカメラやマイクともシームレスに連係動作します。』
自宅のMacに試しにインストールしてみました.iPhoneのカメラが優秀なせいか映像は非常にきれいです.LAN環境でないと使えないのがちょっと不便ですが,いざとなればE-Mobileを使えばなんとかなりそうです.とりあえずiPhoneを持って病院の自室内から自宅にテレビ電話するには問題なさそうです.他にも使い方はありそうなので何に使おうかと考えるのが楽しみです.
同時に発表になったMac Book Air も思わず欲しくなるほど薄くてきれいなのですが,もうひとつの発表であるMac OS Lionが来年夏には発売されるようです.その頃には次期iPadの仕様もわかるかもしれないし,Mac Book AirにはLionが搭載されて内蔵メモリやフラッシュストレージが増量されている可能性が高いと思います.
これを書いているPower Book G4はまだ使えるし,Panasonic GH2もちょっと気になっているので携帯用のMacは来年の夏休み前くらいまでは様子をみようかと思っています.もっともiLife ’11の新しいiMovieはすぐにでも使ってみたいので今日発注しておきました.
『反日デモ、実は官製=政府系学生会が組織—香港紙
17日付の香港各紙は16日に中国各地で起きた尖閣諸島問題をめぐる反日デモについて、各大学の政府系学生会が組織したものだったと伝えた。中国政府は「一部の大衆が日本側の誤った言動に義憤を表明した」(外務省スポークスマン)と説明しているが、実際には官製デモだったことになる。
中国系香港紙・文匯報によると、四川省成都市のデモ参加者たちは「各大学の学生会が1カ月前から準備を開始した」「校内で日本製品ボイコットの署名活動も行った」と話した。
また、リンゴ日報も「デモに参加したある大学生がインターネット上で、デモは学生会が組織したことを明らかにした」と報じた。
中国の大学学生会はすべて政府や共産党の指導下にあり、自主的な政治活動は一切認められていない。 』
『中国政府、自制呼び掛け=党重要会議中に異例の反日デモ−北京で抑制、内陸で容認か
中国政府は17日、尖閣諸島の領有権をめぐり、中国各地で16日に起きた大規模な反日デモを受け、「理性的に愛国の熱情を表明すべきで、理性を欠いた違法行為には賛成しない」とする馬朝旭外務省報道局長談話を発表し、国民に冷静な行動を呼び掛けた。
16日の反日デモは、数日前からインターネットを使って呼び掛けられており、東京での対中抗議集会を事前に察知して、周到に準備していたとみられる。
尖閣諸島沖での漁船衝突事件で険悪化した日中関係が修復に向かい始めた後も、日本の国会議員が上空から尖閣諸島を視察したり、中国を「あしき隣人」と発言したりしていることに、中国指導部には強い不満がある。馬局長が談話で「日本側の誤った言動に怒りを表すのは理解できる」と言及したのは不満を受けたものと言える。
ただ、北京では次期5カ年計画を討議する中国共産党の第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が開会中で、通常ならば社会の安定を揺るがす活動は断固取り締まるはずだ。この時期にデモが行われたのは指導部内で対日強硬派の意見が強いことを示しており、北京などではデモを抑え込む一方で、内陸部の都市で大学生らのデモを「容認」した可能性がある。
しかし、成都市などでは日系企業に被害が出るなど、統制の範囲を超える事態となり、暴動にエスカレートする危険性もはらんでいる。当局は反日デモの拡大によって社会の安定が乱れることを懸念。「愛国の情熱は(学業など)自らの務めで実際の行動に反映させ、安定の大局を守ってくれると信じている」(馬局長談話)として、自制を呼び掛けた。』
日本政府の対応もどうかとは思ったが,中国政府はそれにも増しておかしなことをやっているように見える.政府の言いなりになって反日デモをする大学生がいるなんて私には考えられないことだ.これならまだ日本の大学生のほうが幸せかもしれない.そもそも領土問題に興味がある日本の大学生なんていったいどれほどいるのだろうか.
領土問題を一人で解決できるほど人生は長くないから,反日デモなんかしている暇があったら自分自身の自由のために時間を使ったほうがいいのではないだろうか.
17日付の香港各紙は16日に中国各地で起きた尖閣諸島問題をめぐる反日デモについて、各大学の政府系学生会が組織したものだったと伝えた。中国政府は「一部の大衆が日本側の誤った言動に義憤を表明した」(外務省スポークスマン)と説明しているが、実際には官製デモだったことになる。
中国系香港紙・文匯報によると、四川省成都市のデモ参加者たちは「各大学の学生会が1カ月前から準備を開始した」「校内で日本製品ボイコットの署名活動も行った」と話した。
また、リンゴ日報も「デモに参加したある大学生がインターネット上で、デモは学生会が組織したことを明らかにした」と報じた。
中国の大学学生会はすべて政府や共産党の指導下にあり、自主的な政治活動は一切認められていない。 』
『中国政府、自制呼び掛け=党重要会議中に異例の反日デモ−北京で抑制、内陸で容認か
中国政府は17日、尖閣諸島の領有権をめぐり、中国各地で16日に起きた大規模な反日デモを受け、「理性的に愛国の熱情を表明すべきで、理性を欠いた違法行為には賛成しない」とする馬朝旭外務省報道局長談話を発表し、国民に冷静な行動を呼び掛けた。
16日の反日デモは、数日前からインターネットを使って呼び掛けられており、東京での対中抗議集会を事前に察知して、周到に準備していたとみられる。
尖閣諸島沖での漁船衝突事件で険悪化した日中関係が修復に向かい始めた後も、日本の国会議員が上空から尖閣諸島を視察したり、中国を「あしき隣人」と発言したりしていることに、中国指導部には強い不満がある。馬局長が談話で「日本側の誤った言動に怒りを表すのは理解できる」と言及したのは不満を受けたものと言える。
ただ、北京では次期5カ年計画を討議する中国共産党の第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が開会中で、通常ならば社会の安定を揺るがす活動は断固取り締まるはずだ。この時期にデモが行われたのは指導部内で対日強硬派の意見が強いことを示しており、北京などではデモを抑え込む一方で、内陸部の都市で大学生らのデモを「容認」した可能性がある。
しかし、成都市などでは日系企業に被害が出るなど、統制の範囲を超える事態となり、暴動にエスカレートする危険性もはらんでいる。当局は反日デモの拡大によって社会の安定が乱れることを懸念。「愛国の情熱は(学業など)自らの務めで実際の行動に反映させ、安定の大局を守ってくれると信じている」(馬局長談話)として、自制を呼び掛けた。』
日本政府の対応もどうかとは思ったが,中国政府はそれにも増しておかしなことをやっているように見える.政府の言いなりになって反日デモをする大学生がいるなんて私には考えられないことだ.これならまだ日本の大学生のほうが幸せかもしれない.そもそも領土問題に興味がある日本の大学生なんていったいどれほどいるのだろうか.
領土問題を一人で解決できるほど人生は長くないから,反日デモなんかしている暇があったら自分自身の自由のために時間を使ったほうがいいのではないだろうか.
『「反日デモはマスゲーム」中国有名作家が「愛国」に一石
反日デモは政府に踊らされたマスゲーム——。尖閣諸島沖の衝突事件で日中の緊張が高まった先月、中国の若手人気作家、韓寒さん(28)が自身のブログで発表した文章で、民族主義的な反日の動きを冷ややかに切り捨てた。当局によってすぐに削除されたが賛否両論を呼び、多様化する市民の声を映しだした。
「内政の問題ではデモのできない民族が、外国に抗議するデモをしても意味はない。単なるマスゲームだ」。文章を発表したのは、中国各地で反日デモの呼びかけが広がった9月17日。ネットなどで燃え上がった反日世論とは一線を画す立場を鮮明にした。
主張を貫くのは、中国国内に多くの矛盾を抱える中、政府が外国と対立するたびに庶民が「愛国」を叫ぶことへの疑問と、政治には踊らされないという冷めた視線だ。
政府の土地開発で立ち退きを迫られて抗議の自殺をした庶民や、当局に拘束された作家の名前を挙げ、「もし唐福珍や謝朝平のためのデモをすることができるなら、釣魚島や(妨害された北京)五輪聖火リレーのために自分もデモに参加しよう」とした。
土地の私有が認められていない中国の国情を踏まえ、こう問いかけてもいる。「土地を持たないものが他人のために土地を争い、尊厳の与えられていないものが他人の尊厳を守ろうとする。そんな安っぽい人間でいいのか」
文章はその日のうちに削除されたが、ネット上で広がり議論を呼んだ。「失望した」「かっこつけの政府批判」との批判と同じくらい、「よくぞ言った」「自分の気持ちをこれほど明快に表現した文章はない」といった支持が集まったという。
韓さんを知る上海の編集者、秦俟全氏は「文章は政府や極端に民族主義的なグループと一線を画す、少なくない中国の声を反映した。中国社会が変化のただ中にあり、民間にも多様な声があることの表れだ」と話している。
韓さんは若者からカリスマ的な支持を集め、ブログの閲覧数は4億回を超える。米タイム誌で今年、「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。』
政府やマスコミに洗脳され自分で考える事ができないのは中国の人たちだけではない.情報操作され事実が伝わらないということもあるだろうが,自分で情報を集め自分で考えようとしない人たちは,誤った情報から結果的に自分で自分の首を絞めることになっても気がつかないのだろう.
そんな例が私の身の回りにもたくさんあるのだが,せっかく情報提供しても自分で考えて利用することができない人も多い.これでは時間をかけて教えてあげる気も失せるというものだ.何度教えても変わらない人とはもう話もしたくないと思うのは私だけだろうか.
反日デモは政府に踊らされたマスゲーム——。尖閣諸島沖の衝突事件で日中の緊張が高まった先月、中国の若手人気作家、韓寒さん(28)が自身のブログで発表した文章で、民族主義的な反日の動きを冷ややかに切り捨てた。当局によってすぐに削除されたが賛否両論を呼び、多様化する市民の声を映しだした。
「内政の問題ではデモのできない民族が、外国に抗議するデモをしても意味はない。単なるマスゲームだ」。文章を発表したのは、中国各地で反日デモの呼びかけが広がった9月17日。ネットなどで燃え上がった反日世論とは一線を画す立場を鮮明にした。
主張を貫くのは、中国国内に多くの矛盾を抱える中、政府が外国と対立するたびに庶民が「愛国」を叫ぶことへの疑問と、政治には踊らされないという冷めた視線だ。
政府の土地開発で立ち退きを迫られて抗議の自殺をした庶民や、当局に拘束された作家の名前を挙げ、「もし唐福珍や謝朝平のためのデモをすることができるなら、釣魚島や(妨害された北京)五輪聖火リレーのために自分もデモに参加しよう」とした。
土地の私有が認められていない中国の国情を踏まえ、こう問いかけてもいる。「土地を持たないものが他人のために土地を争い、尊厳の与えられていないものが他人の尊厳を守ろうとする。そんな安っぽい人間でいいのか」
文章はその日のうちに削除されたが、ネット上で広がり議論を呼んだ。「失望した」「かっこつけの政府批判」との批判と同じくらい、「よくぞ言った」「自分の気持ちをこれほど明快に表現した文章はない」といった支持が集まったという。
韓さんを知る上海の編集者、秦俟全氏は「文章は政府や極端に民族主義的なグループと一線を画す、少なくない中国の声を反映した。中国社会が変化のただ中にあり、民間にも多様な声があることの表れだ」と話している。
韓さんは若者からカリスマ的な支持を集め、ブログの閲覧数は4億回を超える。米タイム誌で今年、「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。』
政府やマスコミに洗脳され自分で考える事ができないのは中国の人たちだけではない.情報操作され事実が伝わらないということもあるだろうが,自分で情報を集め自分で考えようとしない人たちは,誤った情報から結果的に自分で自分の首を絞めることになっても気がつかないのだろう.
そんな例が私の身の回りにもたくさんあるのだが,せっかく情報提供しても自分で考えて利用することができない人も多い.これでは時間をかけて教えてあげる気も失せるというものだ.何度教えても変わらない人とはもう話もしたくないと思うのは私だけだろうか.
今日は午後から休みがもらえたので,少し早めに帰宅し撮影機材一式を持って円山公園に散歩に出かけた.気温は日中なのに16度で歩いていても少し肌寒い.おまけにきれいな紅葉の木もほとんど見当たらず,茶色い落ち葉が地面に敷き詰められているだけだった.気分も寒々としてきたのでそこそこに帰ろうと思ったら公園の花壇にきれいな花がいくつか咲いていたので少しだけ撮影してきた.
35mmフィルムであれば一般的には50mmが標準レンズで昔はカメラを買う時に必ずいっしょに購入したものだった.私が初めて使ったのは Nikon Photomic FTNに付いてきた Auto Nikkor 50mm F1.4 だった.しかし,最近では標準ズームと言われる焦点距離28-70mm前後のズームレンズがよく使われている.
DXフォーマットでは35mmフルサイズに換算して焦点距離52.5mmになる35mmが標準レンズとされているが,単焦点レンズを最初に購入する理由はあまりないので私は標準ズームを使ってきた.D2Hの頃は18-35mm F3.5-4.5Dと35-70mm F2.8Dを使い,D70が出た時には18-70mm F3.5-4.5Gを,D2Xの時には17-55mmF2.8Gを,そして現在はD300に16-85mm F3.5-5.6G ED VRを使っている.
よく使っている16-85mm F3.5-5.6G ED VRはブレ防止機構も付き幅広い撮影条件に対応できて非常に便利だが,歪曲収差と解像力に少し不満が残る部分もある.考えてみるとDXフォーマット専用の単焦点レンズはD2Hといっしょに買った10.5mmF2.8しか持っていなかったので,DXの標準レンズである35mmF1.8Gを買うことにした.
少し試写してみたのだが,高い解像力によるナチュラルでやや淡泊な描写,そして少しうるさい感じのする後ボケ,という良くも悪くもニコンらしい標準レンズである.今月末にはD7000が発売になるが,1620万画素の解像力でD3と同程度の高感度撮影ができるらしいので,このレンズとの組み合わせで夜間撮影がどの程度までできるのかが楽しみだ.
久しぶりにブログ脳外科医のGalleryを更新しました.
http://nougekai.blogdns.net/web/index.html
(過去にこのブログに載せた写真をまとめてアップしたものです.)
DXフォーマットでは35mmフルサイズに換算して焦点距離52.5mmになる35mmが標準レンズとされているが,単焦点レンズを最初に購入する理由はあまりないので私は標準ズームを使ってきた.D2Hの頃は18-35mm F3.5-4.5Dと35-70mm F2.8Dを使い,D70が出た時には18-70mm F3.5-4.5Gを,D2Xの時には17-55mmF2.8Gを,そして現在はD300に16-85mm F3.5-5.6G ED VRを使っている.
よく使っている16-85mm F3.5-5.6G ED VRはブレ防止機構も付き幅広い撮影条件に対応できて非常に便利だが,歪曲収差と解像力に少し不満が残る部分もある.考えてみるとDXフォーマット専用の単焦点レンズはD2Hといっしょに買った10.5mmF2.8しか持っていなかったので,DXの標準レンズである35mmF1.8Gを買うことにした.
少し試写してみたのだが,高い解像力によるナチュラルでやや淡泊な描写,そして少しうるさい感じのする後ボケ,という良くも悪くもニコンらしい標準レンズである.今月末にはD7000が発売になるが,1620万画素の解像力でD3と同程度の高感度撮影ができるらしいので,このレンズとの組み合わせで夜間撮影がどの程度までできるのかが楽しみだ.
久しぶりにブログ脳外科医のGalleryを更新しました.
http://nougekai.blogdns.net/web/index.html
(過去にこのブログに載せた写真をまとめてアップしたものです.)
昨日は札幌マラソンで走ってきました.もう今年最後なので思い残す事がないように最初からいつもより少し早いペースで行き15kmの給水までは良かったのですが,給水でちょっとおかしくなりその後ペースダウンしてしまいました.
原因は色々あるのかもしれませんし,単に気候と体調の問題だったのかもしれません.今年は北海道マラソンのおかげでレース中の多少のアクシデントにも余裕を持てるようになったような気がします.
先週は,何事も経験が物を言うということを改めて実感した1週間でした.
原因は色々あるのかもしれませんし,単に気候と体調の問題だったのかもしれません.今年は北海道マラソンのおかげでレース中の多少のアクシデントにも余裕を持てるようになったような気がします.
先週は,何事も経験が物を言うということを改めて実感した1週間でした.
『尖閣の主権守る…外相「船長逮捕は当然」
参院外交防衛委員会(田中直紀委員長)は28日午前、尖閣諸島沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件などをテーマに閉会中審査を行った。
前原外相は、漁船が故意に海保の巡視船に衝突したと強調した。また、小川敏夫法務副大臣は、逮捕した中国人船長を「日中関係への配慮」などを理由に釈放した那覇地検の判断には問題がないとする考えを示した。
前原氏は「尖閣諸島は日本の領土で、主権をしっかり守っていく」としたうえで、衝突の様子を撮影した海上保安庁のビデオの内容を踏まえ、「中国漁船がかじをきって体当たりしてきた。故意ではなくミスなら、エンジンを逆回転して離れる措置をとるはずだが、そうした形跡はまったくない。公務執行妨害での逮捕は当然だ」と語った。
さらに、中堅ゼネコン「フジタ」の日本人社員4人を「軍事目標」を撮影したとして拘束した中国の対応に対し、前原氏は「(状況の)具体的な説明がない。(日本大使館員の)面会も25日に一度だけで、それも途中で打ち切られた」と不満を表明した。
小川氏は、事件を担当した那覇地検が船長の釈放決定前日の23日に外務省から日中関係に関する説明を受けたことを認めた。一方で、「刑事訴訟法248条により、検察官は様々な状況を勘案して(処分を)決定する。社会に起きている事象もすべて判断したうえで、検察も判断する」と述べ、検察の釈放の判断には問題がないとした。「検察の捜査は政治が主導するものではない。捜査は独立している」と、検察の判断への政治介入も否定した。
検察が保管しているビデオの扱いについては、小川氏は「(事件に)一応の結論らしきものが出て事情が変わっていることを踏まえ、国会等から要望があれば、適切な対応を地検においてするものと信じている」と語り、国会への提出に前向きな考えを示した。』
私は外交のことなんかわからないが,事実を知るのは国民の権利だろうから中国漁船が故意に海保の巡視船に衝突したことを証明するビデオがあるなら公開するべきだと思う.そこが一番大切な点であって,その事実に基づいて海保の巡視船が逮捕したのなら当然の業務だろう.
中国がこの一件をきっかけに領土問題に持ち込もうとするのは国策なのかもしれないが,強引に尖閣諸島とその周辺の海洋資源を手に入れようとするのならば中国と領土問題を抱える他のアジアの国々と同様に緊張関係に耐えながら今後の外交戦略を立てるしかないだろう.
中国漁船がスパイ船だったとしたら体当たりも外交上の作戦だったということになるのだろうが,単に逆上した中国人漁師が体当たりをしかけたにしても小さな問題を大げさに騒ぎ立てるのがクレーマーの常套手段であるから,海保もそれなりの対策マニュアルでも作っておいたらどうなんだろうか.
参院外交防衛委員会(田中直紀委員長)は28日午前、尖閣諸島沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件などをテーマに閉会中審査を行った。
前原外相は、漁船が故意に海保の巡視船に衝突したと強調した。また、小川敏夫法務副大臣は、逮捕した中国人船長を「日中関係への配慮」などを理由に釈放した那覇地検の判断には問題がないとする考えを示した。
前原氏は「尖閣諸島は日本の領土で、主権をしっかり守っていく」としたうえで、衝突の様子を撮影した海上保安庁のビデオの内容を踏まえ、「中国漁船がかじをきって体当たりしてきた。故意ではなくミスなら、エンジンを逆回転して離れる措置をとるはずだが、そうした形跡はまったくない。公務執行妨害での逮捕は当然だ」と語った。
さらに、中堅ゼネコン「フジタ」の日本人社員4人を「軍事目標」を撮影したとして拘束した中国の対応に対し、前原氏は「(状況の)具体的な説明がない。(日本大使館員の)面会も25日に一度だけで、それも途中で打ち切られた」と不満を表明した。
小川氏は、事件を担当した那覇地検が船長の釈放決定前日の23日に外務省から日中関係に関する説明を受けたことを認めた。一方で、「刑事訴訟法248条により、検察官は様々な状況を勘案して(処分を)決定する。社会に起きている事象もすべて判断したうえで、検察も判断する」と述べ、検察の釈放の判断には問題がないとした。「検察の捜査は政治が主導するものではない。捜査は独立している」と、検察の判断への政治介入も否定した。
検察が保管しているビデオの扱いについては、小川氏は「(事件に)一応の結論らしきものが出て事情が変わっていることを踏まえ、国会等から要望があれば、適切な対応を地検においてするものと信じている」と語り、国会への提出に前向きな考えを示した。』
私は外交のことなんかわからないが,事実を知るのは国民の権利だろうから中国漁船が故意に海保の巡視船に衝突したことを証明するビデオがあるなら公開するべきだと思う.そこが一番大切な点であって,その事実に基づいて海保の巡視船が逮捕したのなら当然の業務だろう.
中国がこの一件をきっかけに領土問題に持ち込もうとするのは国策なのかもしれないが,強引に尖閣諸島とその周辺の海洋資源を手に入れようとするのならば中国と領土問題を抱える他のアジアの国々と同様に緊張関係に耐えながら今後の外交戦略を立てるしかないだろう.
中国漁船がスパイ船だったとしたら体当たりも外交上の作戦だったということになるのだろうが,単に逆上した中国人漁師が体当たりをしかけたにしても小さな問題を大げさに騒ぎ立てるのがクレーマーの常套手段であるから,海保もそれなりの対策マニュアルでも作っておいたらどうなんだろうか.
自転車はシーズン終了
2010年9月26日 趣味 コメント (4) 今朝は盤渓への登りでウォームアップしてから石狩方面へ行ってみようかと思っていたのだが,盤渓から宮の沢へ向かう途中でヒョウ混じりの冷たい雨が降ってきた.路面が濡れてくるし,せっかく暖まってきた体も急速に冷えてきてモチベーションも急降下.宮の沢に出たところで右折して帰ってきてしまった.
来週は札幌マラソンでそれが終わると寒くて自転車はほとんど無理になるから実質的には今日で自転車はシーズン終了ってことになるのだろう.10月から3ヶ月ほどはスキーもできないので屋内で自転車に乗るかエアロバイクしかなくなってしまう.もっともこの時期は仕事も忙しくなる時期なのでそれで丁度いいのかもしれないが...
来週は札幌マラソンでそれが終わると寒くて自転車はほとんど無理になるから実質的には今日で自転車はシーズン終了ってことになるのだろう.10月から3ヶ月ほどはスキーもできないので屋内で自転車に乗るかエアロバイクしかなくなってしまう.もっともこの時期は仕事も忙しくなる時期なのでそれで丁度いいのかもしれないが...
久しぶりに円山動物園まで家族で散歩に行って来た.私の目的はもちろん好きな動物たちの撮影だが,今回はEOS 5D mark IIでのビデオ撮影が主で,写真のほうはあまり撮るつもりはなかった.というよりも,ビデオ撮影用のルーペ付きフードを着けてしまうと光学ファインダーを覗くことができなくなるのだ.
だから写真もライブビューで撮ることになるのだが,シャッターを切ると画面が1秒くらい真っ暗になるのでどんな写真になっているのか見当がつかなくなる.特に動く物を撮る時には動きに合わせてカメラも動かしながらシャッターを切ることになるのでフレーミングさえも心もとなくなってしまうのである.撮影後にモニターで確認できるが,これではなかなか思うような写真は撮れないのだ.
それでも何枚も撮っていれば偶然ちゃんと写っていることもあるから面白い.頭の中で撮る写真をイメージしながらシャッターを切り,思ったような写真が撮れていた時にはどんなカメラであっても嬉しいものだ.
だから写真もライブビューで撮ることになるのだが,シャッターを切ると画面が1秒くらい真っ暗になるのでどんな写真になっているのか見当がつかなくなる.特に動く物を撮る時には動きに合わせてカメラも動かしながらシャッターを切ることになるのでフレーミングさえも心もとなくなってしまうのである.撮影後にモニターで確認できるが,これではなかなか思うような写真は撮れないのだ.
それでも何枚も撮っていれば偶然ちゃんと写っていることもあるから面白い.頭の中で撮る写真をイメージしながらシャッターを切り,思ったような写真が撮れていた時にはどんなカメラであっても嬉しいものだ.
夜中に雨が降ったらしく今朝は路面が濡れていたので,久しぶりにエアロバイクで体力測定とヒルクライムをやりました.
今はとても天気がいいですが,今日は午後から脳神経外科学会の地方会に出席するために札幌医科大学まで出かける予定です.
今はとても天気がいいですが,今日は午後から脳神経外科学会の地方会に出席するために札幌医科大学まで出かける予定です.