次はこれ

2007年2月7日 その他
次はこれ
 最近はなかなか写真を撮る時間がないが,夜中になると手持ちの機材の手入れと新しい機材をネットで物色するのだけは欠かさないようにしている.写真を撮るのも好きだが,カメラやレンズは新しい物も古い物も色々使ってみたいものである.

 デジタル一眼レフ(DSLR)の使用頻度がやはり一番高いのだが,コンパクトデジカメも毎日持ち歩いているくらい使用頻度が高い.でも,1000万画素を超えるDSLRに比べ画素数もレンズ性能も大きく劣る2年前のコンデジではさすがに見劣りがするので,ここ2ヶ月ほど新機種を物色していたのである.

 F31や900ISはとても気になり新機種のF40にも傾きかけたのだが,結局は,Panasonicから3月9日に発売予定のDMC-TZ3をyodobashi.comで予約することにした.サンプル画像が許容できたのとワイドムービー,光学式手ぶれ補正,そして28mm相当からのライカDC VARIO-ELMARレンズとSDHCカード対応といった点が決め手となった.

 まあ,1/2.35型CCDのコンデジだから画質にそれほど大きな期待はしていないのだが,新しいカメラが届く頃には春も近くなって少しは写欲も高まるのではないかと別な効果に期待するのは私だけではないだろう.
『 柳沢厚労相「結婚・子供2人、健全」発言に疑問の声

 柳沢厚生労働相の発言が、また波紋を広げそうだ。野党側が国会運営の正常化に向けて動き始めた矢先。「女は産む機械、装置」発言の波紋が残る中、6日の会見では若者が「結婚し、子どもは2人以上持ちたいという健全な状況にある」などと語った。識者からは改めて疑問の声が上がった。

 コラムニストの天野祐吉さんは「結婚願望とか子どもの数を、統計データを基に、多数派、少数派というならいいが、『健全』という言葉を使うのがおかしい。『産む機械』発言と奥の方でつながっている気がするし、失言というより、彼の人生観、社会観が出たんだろう」とみる。その上で「少子化担当のポストは無理だと思うが、柳沢さんはある意味正直に発言しただけ。政治家だけでなく、多くの人たちの中に無意識に残っているこうした考え方がなくならないと、大臣を代えても問題は解決しないと思う」。

 心理学者の小倉千加子さんも「結婚したい、子供が2人以上ほしい、というのを健全とすること自体、古い道徳観からくる発言で、年齢的な限界を感じる」と言う。「こういう発言が止まらない人が厚生労働大臣をしているから、ピントのずれた政策が続き、少子化が止まらないのだと思う。(夫の発言をメディアでしかった)奥さんはずっとまともな方のようだから、これからは外で何か発言する前に、奥さんにチェックしてもらった方がいい」と話した。

 一方、大日向雅美・恵泉女学園大教授(ジェンダー論)は「発言は適切でないが、これを単なる失言の上塗りと取るべきではない」と指摘。「少子化対策で必要なのは、産みたいと思う人が安心して産める環境整備。その責務は国にあることを厚労相は心にとめて施策に励んでほしい」と言う。

 また、タレントの遙洋子さんは「自民党内で『極めて理知的で温厚』と言われる柳沢大臣ですら、端々に女性を傷つける一連の発言をする価値観にとらわれているのがこの国だ、と知るいい契機になる」と話した。

 社民党の福島瑞穂党首は6日昼、国会内で記者団に「色んな生き方の選択肢があるという問題の本質を理解していない。このような大臣の下で審議はできない。辞任要求を続ける」と述べた。

〈柳沢発言要旨〉

 家庭を営み、子どもを育てるということには、人生の喜びがあるんだという意識の面で、自己実現といった広い範囲で、若い人たちがとらえることが必要だと思う。他方、ご当人の若い人たちは、結婚をしたい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけです。そういう若者の健全な希望に、我々がフィットした政策を出していくということが大事だと思っている。 』

 この発想の延長線上に『認知症や寝たきりの老人は家族が看るべきだ』とか『女性は働くより子供を産んで家庭を守るべきだ』という考え方が見え隠れするような気がするのは私だけでしょうか.一連の行動で自分の価値観だけでしか物を考えられないらしいことがよくわかりました.でも,その価値観を国民に押しつけられては迷惑です.

 こういうシンプルかつ無責任な発言でまわりの人に避けられているおじさんが世の中にはたくさんいるのでしょうが,こんな調子でも開き直ればやってられるからきっと政治家は一度当選すると辞められないんでしょうね.
本日で終了
札幌市民会館は,私にとっても中学から高校にかけて色々な思い出の舞台となった場所であるが,本日,2007年1月31日をもってその大ホールの使用は終了である.
『 ゲイツ会長、新OSビスタPR「使いやすく安全性向上」

 米マイクロソフト(MS)は29日夕(日本時間30日早朝)、新しいパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の個人向け発売に向けてニューヨークで記念イベントを開いた。ビル・ゲイツ会長は「画像などのデジタルデータの管理や検索がより簡単になり、安全性も高めた」と、約5年ぶりとなる新OSをアピールした。

 ビスタは各国で30日に発売され、時差のため主要市場では日本を皮切りに欧米と続く。スティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)はイベントで「一両日中に70カ国、19カ国語版が発売される」と述べ、年内に99カ国語に対応する計画を明らかにした。

 ゲイツ会長は、パソコン普及を加速させた「ウィンドウズ95」を例に引き、ビスタが「『95』に匹敵する」と強調した。だが、市場には「まだ使えるパソコンを買い替えてまでビスタ搭載機を、という人は多くない」と冷めた空気もある。

 開発の遅れで発売が当初予定の06年末からずれ込み、ビスタ待ちの消費者の買い控えで昨年のパソコンの年末商戦が低調だった。メーカーはパソコンの販売を押し上げる効果を期待している。

 MSも06年10〜12月期決算が大幅減益で、ビスタに合わせ、ワープロや表計算ソフトを刷新した「2007オフィスシステム」を発売。「新OS特需」を見込む。

 日本では各地の家電量販店などが30日から「ウィンドウズ・ビスタ」を発売。MS日本法人によると、パソコンメーカー18社が同日から順次、約250機種のビスタ搭載パソコンを発売する予定という。 』

 MS社のヒューストン社長は「PCが仕事と生活の中心となったいま、Vistaは『XP』の2倍、『95』の5倍売れるだろう」とも言っているようだが,そんなに売れるだろうか.パソコンは車と同じようなもので,ネットサーフィンしたりメールを書いたりする程度しか使わない一般ユーザーにとっては高性能でも意味がない.画像やビデオなどの大量のデータを常時処理するようなプロでもないかぎりそれほど高性能なパソコンは必要ないだろう.

 しかし,Windows Vistaを導入するには高性能なパソコンが必要になる.新OSの機能をフルに活用するには多くの人がPC本体の買い替えをしなければならないだろう.大企業ならPCの更新と同時にVistaも導入できるだろうが,中小企業や病院,そして一般家庭が今どきそんなことに資金をまわせるだろうか.そんなことをしてもアプリケーションの操作性がさほど向上しないのにである.

 私もWindows XPは使っているが,OSの機能が向上しても作業のスピードは結局PC本体を買い替えなければ向上しないから当分は導入しない予定である.仮にPC本体を買い替えたとしても向上した性能がOSの新機能に食われることになるかもしれないのでやっぱりVistaは購入しないような気がする.いずれにしても画像とビデオのアプリケーションに関してはかなりヘビーユーザーの私にとっては新OSは当分必要なさそうだ.

 パソコンのことがわかっている人ほどVistaには飛びつかないと思うのだが,それでもWindows XPの2倍も売れると言えるのはどういう訳なのだろうか.それほど自信があるのだったら,もうMS社のサポートは切れてもいいからWindows XP SP2を是非フリーソフトにして欲しいと思うのは私だけだろうか.
『 「女性は子ども産む機械」柳沢厚労相、少子化巡り発言

 柳沢厚生労働相が27日、松江市で開かれた自民県議の後援会の集会で、女性を子どもを産む機械や装置に例えた発言をしていたことが分かった。

 集会に出席した複数の関係者によると、柳沢厚労相は年金や福祉、医療の展望について約30分間講演。その中で少子化問題についてふれた際、「機械と言って申し訳ないけど」「機械と言ってごめんなさいね」などの言葉を入れながら、「15〜50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」などと述べたという。

 会場では発言について異論はなく、主催者からの訂正などもなかったという。』

 厚労相にしてこれだから,わが国の政治家には毎度のことながら失望させられる.「美しい日本」などと唱える前に,美しい日本語で話せる政治家を国民が選ばなければいけないということなのだろうが,会場で異論も訂正もないということは,この人の支持者たちも女性は子供を産むのが役目だと思っているのだろうか.

 病床を削減すれば医療費が削減できると考えて病院を潰している厚労省だから,厚労相は少子化問題も女性の数合わせばかり考えているのだろうか.それにしても,この発言は「ベビーマシーン」という言葉の直訳で,その表現力の乏しさがそのままこの人の本性をあらわしているようで情けない.

 こんな表現力のない人に医療改革のいいアイデアが出せるわけがないし,病気や障害を持った社会的弱者に十分な配慮が出来るはずはないと思うのは私だけだろうか.

http://diarynote.jp/d/41284/20050130.html
『 過労死基準超える残業 忍び寄る崩壊の足音/2(東京)

医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音/2 過労死基準超える残業

 ◇「次世代が増えないと限界」

 横浜市立大母子医療センターの産科主任、奥田美加医師(40)は、夕方過ぎに病院から自宅へ電話を入れるのが日課だ。小学1年生の長男(7)からは、決まって同じことを聞かれる。「ねえ、今日帰ってくるの?」

 月7-8回当直し、連続36時間勤務や土日の呼び出しは当たり前。自宅で食事中に呼び出され、泣きそうな顔の長男を残して出勤することもしばしばだ。予定外の手術も多く、学会発表の準備などもある。勤務時間は週75時間以上に達する。

 奥田さんは「何とかやれているのが本当に不思議。次世代が増えてくれないともう限界」と話す。しかし、産科は研修医から敬遠されている。神奈川県で06年春に初期研修を終えた600人のうち、産婦人科医を選んだのは10人だった。

 厚生労働省の「医師の需給に関する検討会」の調査では、医師は平均で週に63・3時間働いている。平均的な医師でも月90時間以上は時間外労働をしており、同省の過労死認定基準が目安とする「月80時間の時間外労働」を超えている。

   ■   ■

 「医者なんてろくな職業じゃない」。小児科医を目指し、神奈川県の病院で研修医生活を送る千葉智子さん(25)は高校3年だった99年春、小児科医の父、中原利郎さんから医師への道を猛反対された。

 その夏。「父は過度のストレスを感じている」との心配が的中してしまう。白衣姿で勤務先の病院の屋上から飛び降り自殺した。44歳だった。

 自殺の半年前、小児科部長代理になった。責任が重くなる一方、退職や転職で半減した医師の補充もなく、当直日数が増えた。遺書には「経済大国の首都で行われるあまりに貧弱な小児医療。医師を続ける気力も体力もありません」とあった。

 智子さんは、医師の労働条件を整備しようと、厚労省の医系技官を目指した。しかし、小児科の講義で「小児には発達があり未来があり、病気が治る可能性がある」と聞き、父の思いの原点を感じて心が動いた。父親に認めてもらえるような医師が目標だ。

 労災認定を求めて薬剤師の妻、のり子さん(50)が起こした行政訴訟の判決が3月、東京地裁である。のり子さんは「夫のような悲劇が二度と起きない医療現場になってほしい」と訴える。

 一方、大阪高裁では2月、看護師の過労死認定を巡る訴訟の控訴審判決が言い渡される。

 原告は、01年3月にくも膜下出血で亡くなった国立循環器病センター(大阪府吹田市)の看護師、村上優子さん(当時25歳)の遺族。当時、村上さんが友人に送ったメールには「日勤が忙しくて、帰ったのは22時前でした。寝る時間がほとんどなくってそのまま深夜(勤務)に突入。もう始まったときからふらふらでした」とあった。

 1審判決は遺族側全面敗訴だったが、裁判を支援する会の仲村幸治事務局長は「看護師の職場環境は劣悪。村上さんの例は氷山の一角だ」と訴える。

   ■   ■

 05年秋の米国医師会雑誌に、過労による医師の能力低下を調べた論文が掲載された。週80-90時間働き、夜間の呼び出しもある小児科研修医の注意力などの能力は、週44時間勤務の小児科研修医が飲酒した状態と同じ程度に落ちていた。

 医師不足による過労は、患者の安全も脅かしている。』

 医師の息子だった高校時代の同級生たちのことを思い出すが,父親,もしくは両親が立派な医師であればあるほどダメな奴が多かったような気がする.そんな彼らも今では立派な医師になって自分の子供たちに自分と同じ思いをさせているのだろうか.

 数年前にクリニック開業した同級生にある会合で15年ぶりに会った.学生時代から責任感の強い奴だったが,そのためか一人で地方の公立病院でいつまでも大学からの派遣で働かされたあげくに燃え尽きたようだ.今では,開業資金を返済するためにあまりやる気もなく働いているそうだ.そして,やっと子供と話せる時間ができたと思ったら,すでに子供には見限られていたらしい.

 過労死も厭だが,生きる意味を失うのでは生きている価値がない.医師は人命を救う立派な職業だと誰も思っていないと感じるようになってしまったら「医者なんてろくな職業じゃない」という言葉が出てしまうのかもしれない.
『 東京・大阪の公立病院の半数、診療縮小

医療クライシス:東京・大阪の公立病院の半数、診療縮小----毎日新聞調査

 ◇常勤医285人不足

 医師不足などのため、東京都と大阪府内の計54の公立病院のうち、公立忠岡病院(大阪府忠岡町、83床)が3月末に閉院するほか、半数近い26病院で計46診療科が診療の休止・縮小に追い込まれていることが、毎日新聞の調査で分かった。常勤医で定員を満たせない病院は45病院あり、不足する常勤医は計285人に上る。非常勤医で穴埋めできていない病院もあり、医師不足によって病院の診療に支障が出る「医療崩壊」が、地方だけでなく2大都市にも広がり始めている実情が浮かんだ。

 調査は都府立、公立、市立病院(大阪市立大病院を除く)と、都保健医療公社が運営する病院を対象に実施。00年以降の診療休止・縮小の状況や、今月1日現在で常勤医が定員に満たない科の数などを尋ねた。

 閉院を決めた忠岡病院は、03年に12人いた医師が05年には4分の1に激減。昨年4月に皮膚科と泌尿器科、今月は脳神経外科を休止し、病院自体も存続できなくなった。

 診療科別に見ると、休止・縮小したのは、産科・産婦人科が計10病院で最多。次いで小児科6、耳鼻咽喉(いんこう)科が5病院だった。

 不足している常勤医数は、内科が18病院で計47人と最も多く、麻酔科15病院29人、産科・産婦人科が16病院27人、小児科が11病院22人と続いた。不足の理由は、▽04年度導入の新医師臨床研修制度をきっかけに、大学病院が系列病院から医師を引き揚げた▽勤務がきつく、リスクを伴うことが多い診療科が敬遠されている----など。

 診療への影響は、「救急患者の受け入れ制限」(都立大塚病院・豊島区)など、救急医療への影響を挙げる病院が目立つ。住吉市民病院(大阪市)のように、産科医不足による分べん数の制限を挙げる病院も多かった。

 打開策については、都立墨東病院(墨田区)などは「給与水準引き上げ」と回答、府立急性期・総合医療センター(大阪市)が「出産・子育てから復職支援など女性が働きやすい環境作り」を挙げるなど、労働環境の改善を挙げる病院が目立つ。「医療訴訟に対する裁定機関や公的保険制度の確保」や、「地域の病院と連携し、医師の診療応援など交流を図る」などの意見もあった。

 ◇「高額医療費」実は平均以下----OECDデータ

 地方だけでなく、大都市にも「医療崩壊」が広がり始めた背景には、日本の低医療費政策がある。医療費を巡る政策論議では長年、いかに抑制するかがメーンテーマとなってきたが、経済協力開発機構(OECD)の国際比較データからは、正反対の実情が浮かぶ。

 医療費を対国内総生産(GDP)比でみると、日本は1960年代半ばの一時期にOECD加盟国平均に達していた以外は、一貫して平均を下回っている。03年もGDP比8%で、平均の8・8%に届かない。

 特に、先進7カ国(G7)の水準には程遠く、差が広がるばかり。03年のG7平均は10・1%で、日本はG7平均に比べて医療費の支出が2割も少なく、先進国並みに医療にお金をかけているとは言えないのが現実だ。

 人口1000人あたりの診療医師数(診療に従事する医師の数)は、一度もOECD平均を上回ったことがない。差は年々拡大し、04年には平均3・1人に対し日本は2人。OECD平均に達するには、医師を1・5倍に増やす必要がある。』

 東京・大阪がこれじゃあ北海道の地方医療は崩壊して当然なのかもしれない.
『 DJ OZMAに教育再生会議大激怒…首相直属会議にまで

 政府の教育再生会議が19日、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で歌手の「DJ OZMA」と共演した女性ダンサーが裸に見えるボディースーツを着用していた問題について議論したという。OZMA問題が安倍晋三首相直属の会議にまで波及した格好だが、「ほかに論じなくてはいけない問題があるのでは」と会議のあり方そのものを批判する声も出ている。
 会議には、安倍首相ら閣僚3人のほか、演出家の浅利慶太氏、元シンクロナイズドスイミング五輪選手の小谷実可子氏、“ヤンキー先生”こと義家弘介氏ら各界から集まった17人が有識者メンバーに名を連ねている。

 会議は第1次報告最終案に「有害情報から子どもを守る」ことを盛り込んでおり、この日、庶務を務める山谷えり子首相補佐官の発案で、「有害情報」の具体例としてOZMAのステージのビデオ映像を鑑賞することになった。

 メンバーからは「本当にとんでもない」「ショックを受けた」など、演出を問題視する意見が続出。放送倫理・番組向上機構(BPO)など放送倫理に関係する団体との意見交換を検討する方針を決めた。

 これに対し、コラムニストの勝谷誠彦氏は「議論すべき物事の優先順位がわかっていない」と痛烈に批判する。

 OZMAバッシングについて、勝谷氏は「テレビの地上波が“下流社会”のものになっているなか、NHKを別格にするのはおかしい」とした上で、会議の性格について「“性善説”によりかかっている」と指摘。

 「いわば、安倍首相という“若ダンナ”のまわりにいい人ばかりが集まった会議。ジャーナリストが含まれていないのがいい証拠。修学旅行や給食をめぐる利権の問題など、教育現場の“闇”の面に全く踏み込んでいない」と語る。山谷補佐官は会議後の記者会見で「子どものテレビ視聴にもっと社会は関心をもってほしい」と述べたが、自分たちの関心分野を見つめ直すべき?』

 橋本元一会長自らが,「NHKとしてのクオリティーをしっかり守る意識が必要」と言ったそうだから,受信料を集めてまで放送するNHKは別格扱いしなければいけないということなのだろうか.私から見れば,NHKは国民から集めた金を非効率的に運用して,放送文化そのものを堕落させたマスメディア会の厚生労働省といった感じである.

 NHKだけを特別扱いすれば,「有害情報から子どもを守る」ことができるとでも思っているのだろうか.「山谷えり子首相補佐官の発案で、「有害情報」の具体例としてOZMAのステージのビデオ映像を鑑賞する」そうだが,有害情報だらけの今の世の中にあんな程度で驚く子供がいるのだろうか.いい大人までが騙された「あるある大辞典2」のようなやらせ放送のほうがはるかに有害だろう.宴会芸程度のヌードスーツに「ショックを受けた」などとコメントする有識者がいるほうが私には驚きである.

 こういう話を聞くとまったくお気楽な方々が選ばれたものだと感心させられる.これでは以前に問題になった「やらせタウンミーティング」と同じである.もっとも企画した人が同類だから仕方ないのかもしれない.気の合う仲間で世間話をして総理大臣のお気に召す結論を出すだけの著名人の集まりが世の中を良くできるんなら政治家なんて本当にいらないんじゃないだろうか.
 
『 - 米男性、新型ゲーム機「Wii」によるダイエット効果を実証 -

 米ペンシルベニア州フィラデルフィア在住の男性が任天堂の新型ゲーム機「Wii(ウィー)」を使った実験を行い、同ゲーム機の使用でダイエットに効果があることを実証した。

 ミッキー・デロレンゾさん(25)が19日、ロイターとの電話インタビューで明らかにしたところによると、デロレンゾさんは昨年12月3日から実験を開始。食生活は変えず、年末年始も食事制限はしなかったが、毎日30分間、テニス、ボウリング、ボクシングまたは野球のいずれかのゲームを行った。6週間で合計21時間ゲームを行った結果、4キロの減量に成功したという。
 デロレンゾさんは婚約者と同ゲーム機のボクシングゲームをした後に、息切れし汗をかいていたことからこの実験を思い付いたという。』

 21時間で4kgの減量に成功というのは本当なのだろうか.ちょっとオーバーな気もするが,ボクシングゲームならその位は消費するかもしれない.

 わが国では,まだ納豆ダイエットを続けている人がたくさんいるようで,相変わらずスーパーで好みの納豆が手に入らない状態が続いているらしい,健康にいいと聞くと何にでも飛びつく国民性のようだからこんなニュースが知れると高値のWiiがさらに手に入りにくくなるような気がする.

 パークゴルフや血圧データ自動記録ソフトなんかを開発してWii健康セットなんかをつくれば,きっと団塊の世代に売れるんじゃないでしょうか.DSで認知症を予防し,Wiiで運動不足を解消するなんて話がうますぎるような気もするが,実際,Wiiのゲームは面白いのでいいことにしよう.

 私的には部屋に居ながらにして散歩や旅行の気分が味わえるソフトなんかがあるといいんですが,どこかで作ってくれないでしょうか.
迷信だった?
『 -CABGとCEAの同時手術によって死亡および脳卒中のリスクが上昇-

 新規研究は、冠動脈バイパス移植と頸動脈内膜切除の同時手術を受ける患者は、CABG単独手術と比較して死亡または術後脳卒中のリスクが高いことを示している。2番目の報告は、利点が比較的小さい無症候性患者におけるCEAの使用が増加しているようであるが、画期的な試験の後、CEAの使用の妥当性が改善したことを示唆する。

 冠動脈バイパス移植(CABG)と頸動脈内膜切除(CEA)の同時手術を受ける患者は、CABG単独手術と比較して、死亡または術後脳卒中のリスクが約38%上昇したことを、新規研究は示している。

 「同時手術の利点については議論がある」と研究の著者であるカンザス大学医療センター(カンザスシティ)のRichard M. Dubinsky, MDは、米国神経学会 (AAN)の声明で述べている。「この術後脳卒中および死亡の有意な増加を考えると、手術をそれぞれ別の入院時に実施する場合と比較した利点があればそれを決定するために、同時手術のランダム化臨床試験が必要である。」

 別の報告では、不適切な理由により実施されたと考えられる頸動脈内膜切除術の数が、次第に減少していることが示唆されている。マウントサイナイ医科大学(ニューヨーク)のEthan A. Halm, MDを中心とする著者らは、この改善は、動脈内膜切除術に関する画期的なランダム化試験の結果によってもたらされたものだと述べたが、著者らによると手術による正味の利点が小さい、無症候性患者におけるCEAの増加が観察されたことについての懸念を表明している。

 両研究は、『Neurology』1月15日号において発表された。

 同時手術の危険性は低いのではなく高いのか?

 最初の報告において、Dubinsky博士らは、米国におけるすべての急性期入院の20%の層別標本であるNationwide Inpatient Sampleのデータを使用して、CEAとCABGの同時手術を受けた患者における院内死亡および術後脳卒中の発生率をCABG単独手術と比較した。

 同時手術によって期待されたことは、CABG施行中の動脈-動脈間の塞栓性脳梗塞から頸動脈循環を保護すること、およびたとえ同時手術の方が長時間であっても、1回の麻酔で1回だけの手術を行うことによってリスクを軽減することであると、著者らは言及している。

 この解析において、CEAを組み合わせたCABG手術の割合が、当該研究期間中に増加し、1993年には1.1%であったのが2002年には1.58%になったことが明らかになった。共存疾患について調整した後、同時手術を受けた患者はCABG単独手術と比較して、死亡および術後脳卒中の統合アウトカムのリスクが38%上昇した。

 死亡および術後脳卒中の統合エンドポイントにおけるCEA-CABG同時手術とCABG単独手術の比較

Fig.1

 初めて認められたことの1つとして、女性であることはアウトカムに関して防御効果があることが示唆されたと、著者らは指摘している。

 「CEA-CABG同時手術の頻度は増加したが、報告された症例集積研究は、同時手術に利点があるかどうかについての結論を出すには不適切である」と、著者らは結論づけている。「頸動脈および冠動脈のアテローム性動脈硬化を有する患者におけるCEA-CABG同時手術の利点がもしあるなら、それを確認するため、頸動脈狭窄の程度および脳卒中の既往によって層別して、1年以上の経過観察を行うランダム化対照比較臨床試験が、明らかに必要である」。

 付随する論説において、アルバータ大学(エドモントン)のThomas E. Feasby, MDおよびRobarts研究所(オンタリオ州ロンドン)のHenry J.M. Barnett, MDは、この付加リスクは、いくつかの他の最近の研究において報告されたよりも低いが、「通常は無症候性の頸動脈狭窄に対してこれら2つの手術を同時に行うことについて、引き続き注意を促している」と述べている。

 「同時手術の頻度(2002年にはすべての[CEAの]1.58%)を考えると、ランダム化対照比較試験において有効であることが証明されるまでは、熟練した専門家による慎重な施行に適した状況である」と、同博士らは結論づけている。

 妥当性の改善

 別の報告において、Halm博士らは、1990年代末にNorth American Symptomatic Carotid Endarterectomy Trial(NASCET)およびAsymptomatic Carotid Atherosclerosis Study (ACAS)を含む主要なCEA試験が発表されて以来、CEAの妥当性および適応がどのように変化したかを評価した。

 1981年のRAND Health Service Utilization Studyで、Medicare受給者に実施されたCEA手術の32%は、不適切な適応に対して行われていた、と示唆されたことを受けて、それらの試験は開始された。今回の研究であるNew York Carotid Artery Surgery(NYCAS)試験では、1998年1月-1999年6月にニューヨーク州の高齢患者に実施された9,588件のCEA手術の妥当性を評価した。

 詳細なデータを医療記録から抽出し、CEAの1,557の適応リストと比較した。著者らは、大多数の手術は適切と考えられる理由によって行われていたと報告している。すなわち、不適切と考えられたものは8.6%にすぎず、最初のRAND試験における32%から、著しく減少した。

Fig.2

 手術が不適切と判断された最も一般的な理由は、無症候性患者における共存疾患の頻度が高いこと;大きな脳卒中の後の手術であったこと;またはごく軽度の狭窄に対する手術であったことであった。

 72.3%、すなわちほぼ4分の3の患者は無症候性狭窄のためにCEAを行っていたのに対して、18.6%にはTIAがあり、9.1%には脳卒中があった。

 「誰が頸動脈内膜切除術を受けるべきかについての医学研究に大規模な公共投資が行われてから、不適切な理由で手術を受ける患者の数が大幅に減少していることは朗報である」と、Halm博士はAAN声明の中で述べた。「悪い知らせは、主に、閉塞動脈による症状のない患者に対する手術を行う方向へと変化していることであり、そのような患者は手術による利点が小さく、他の疾患のある患者の場合はさらに小さくなる。」

 悪魔は細部に宿る

 同じ論説において、Feasby博士およびBarnett博士も、無症候性患者における手術の多用に関して懸念を表明している。ACASは高度の狭窄を有する患者における手術による利点を示したが、その研究における絶対リスク低下は、わずか2.3%というACASグループにおける周術期脳卒中発生率に基づくものであった、と同博士らは指摘している。

 従って、ACASの結果は「最良のシナリオ」になる。なぜなら、Halm博士らの研究における合併症の発生率は3%であり、米国の10の州における別の最新報告では4.5%であったからである。これだけの患者が手術ではなく内科的治療を受けたら、患者は脳卒中が発生することなく生存した可能性が高かっただろうと考えられる。

 「したがって、[CEAの]妥当性が1980年代と比較して著しく改善したように思われるという、Halm博士らの研究の結果は喜ばしいが、主に無症候性患者に対する手術へと移行する傾向がみられることは重大である」と、同博士らは結論づけている。

 NYCAS試験は、連邦の医療研究・品質調査機構、メディケア・メディケイドサービスセンター、およびRobert Wood Johnson財団からの支援を受けた。

Neurology 2007;187-194, 195-197, 172-173.』

 CABGとCEAの同時手術の話を初めて聞いたのは10年ほど前だったろうか.CABG症例に高率に頚動脈狭窄が合併し,CEAを先行させた二期的手術の術中心筋梗塞発生率が一期的手術での心筋梗塞発生率と比べ有意に高いことから,一期的にCABGとCEAを行うという話だったような気がする.

 しかし,実際にはCEAを体外循環確立前に施行していたようであるから,それでは1回の麻酔で1回だけの手術を行うことによるリスクの軽減以上の効果はないような気がする.そう考えると,CEAを先行させた二期的手術の術中心筋梗塞発生率との差は出ないように感じるのだがどうだろうか.

 脳外科医側から見た場合,CEA術中の心筋梗塞発生は術後の予後に影響を与える因子であるからCABGを先行させたいところであるが,「CEAとの同時手術がCABG単独手術と比較して、死亡または術後脳卒中のリスクが約38%上昇する」というのが本当であれば同時手術を行うメリットは脳外科医にも心臓外科医にもないことになってしまうだろう.今後も同時手術をすすめるべきかどうか悩むことになるだろうか.

 しかし,最近は頚動脈ステントも安全になってきており,患者の希望もあってCEAはほとんど行われなくなってきているし,OPCABの適応が拡大したこともあってCEAとCABGの同時手術も激減しているのではないだろうか.この問題がこの後どうなるのかはわからないが,外科医に安全と信じられていたことが意外とそうでもないということがわかっただけでも大きな収穫だったのではないだろうか.
円山動物園大人化計画
『 札幌市内の経済人や会社員の有志が「円山大人(おとな)化計画」と銘打って、円山動物園(中央区)の応援を始めた。目指すは「大人も楽しめる動物園」。

 第一弾として、来年一月一日から動物園の“人気者”をラベルにデザインした「円山動物園ビール」を園内の売店で販売する。売り上げの一部は、動物の「出演料」として同園に寄付する考えだ。

 有志は会社役員東海林宏志さん(49)ら八人で、市内の異業種交流会のメンバー。

 大人化計画は札幌のまちづくりについての雑談で「大人っぽい動物園があってもいい」という話が出たのがきっかけだった。「大人といえばお酒」という話になり、同園と東区の地ビールメーカー「体験工房手作り麦酒」にビール発売を提案。同社が発売元に決まった。

 ビールはラガー、黒ビールなどの三種類で、七タイプあるラベルには、えとのイノシシの「ヤマコ」や、エゾモモンガの「タロウ」など七匹をそれぞれ起用。コンピューターグラフィックスで赤いマフラーを巻かせ、写真の真ん中に「こころ、はればれ?」など、「動物のイメージに合わせた」(同社)コピーを付けた。

 販売は一日五十本。生産が間に合わないため、とりあえず六日まで計三百本を販売する。その後は一月中旬に九百本を用意できる見込み。三百三十ミリリットル入りで七百円。物語商店『あったかいどう文庫』(http://www.storyshop.jp)でも予約販売を行う。

 東海林さんは「売れ行きが良ければ、ほかの商品も考えたい」と話している。』

 オリジナルビールを売れば大人っぽい動物園というわけでもないだろうが,ビール好きの私としてはまた一つ動物園に行く楽しみが増えたわけで悪い気はしない.というわけで,1月下旬には他の動物園へ転出してしまうというホッキョクグマのピリカちゃんの写真とビールを目当てにさっそく出かけました.

 ホッキョクグマ(エール)とイノシシ(ピルスナー)が人気だそうで,これらとオオワシ(スタウト)の3本を購入してきました.ちょっと甘口ですがなかなかいける味でした.でも330mlで700円というのは動物のえさ代の寄付金付きにしてもちょっと高いような気がするのは私だけでしょうか.
薬のリスクとベネフィット
『 -- 抗凝固療法に伴うICHが増加中 -- 抗凝固薬使用に伴う頭蓋内出血の発生率は1990年代に5倍になり、高齢者では10倍にもなった。ワルファリンは心房細動の多くの症例で今でも有効だが、そのリスクについても依然として慎重に検討する必要がある --

 抗凝固薬の使用に伴う頭蓋内出血(ICH)の発生率が1990年代に5倍に増加し、高齢者では10倍にもなっていると最新の研究が示唆している。

この増加分のほとんどは心房細動(AF)患者に対するワルファリンの使用が増えたことで説明される、と研究者らは述べている。この患者群の脳卒中がこの治療法で減少したことは、この10年間の数多くの研究で確認されている。ワルファリン療法の既知のリスクであるICHの増大が伴うという今回の調査結果は、必ずしも多くの患者にとってこの薬剤のベネフィットがリスクを上回らなくなったことを意味するものではないと、著者らは述べている。

「我々の調査結果で、適切な場合のワルファリンの使用を手控える必要はない」と、筆頭著者であるシンシナティ大学医療センター(オハイオ州)のMatthew L. Flaherty, MDが米国神経学会の記者会見で語った。「医師は、今回の結果を利用して、患者へのワルファリン使用のベネフィットとリスクを正確に測ることができる。研究者にとっては、脳出血患者に対するワルファリンに替わる、より安全な代替薬と有効な治療法の開発を、今回の結果が促進するものであると言える」。

この報告は、『Neurology』1月9日号に掲載されている。

伸びるワルファリンの使用量

ワルファリンを用いた抗凝固療法で、AF患者の脳卒中リスクを有意に低下させることができるということを示したStroke Prevention in Atrial Fibrillation(SPAF)試験などの複数の画期的な試験が1990年代に発表されて以来、ワルファリンの使用量は延び続けている。ワルファリン療法のリスク/ベネフィット比は、患者の脳卒中リスクが高い場合には良好だが、高齢者での一次予防として用いる場合には「リスクとベネフィットの差が縮まり」、ベネフィットが出血リスクで相殺される場合もあると著者らは記している。

この治療の合併症の中で「もっとも恐ろしい」のはICHだが、抗凝固療法関連のICHの正確な推定値は今のところ存在しないと著者らは指摘している。今回の研究においてFlaherty博士らは、グレートシンシナティ/ノースケンタッキー地域の1988年、1993-94年、1999年の3つの時期において、初めてのICHで入院した患者全員を特定した。この3つの時期は、AFにおける抗凝固療法の主要な試験が行われた時期の前後にあたる。出血は、患者がワルファリンまたはヘパリンを使用している場合に、抗凝固薬関連と見なした。

Fig.1

すると、抗凝固薬関連ICHの年間発生数(AAICH)はこれら3つの時期全体にわたって有意に増加しており、全ICH症例の中に占める割合も増加していた。

「AAICHの重大さについて言えば、その全発生率は今ではクモ膜下出血の発生率をわずかに下回るだけであり、都市部では年間10万人あたり6.6例が発生している」とFlaherty博士らは言及している。

80歳以上の患者では、発生率はさらに有意に増加しており、1988年には年間10万人あたり2.5例だったのが1999年には45.9例に増加している(傾向のP値 <0.001)。

1 人あたりのワルファリン使用量が4倍になった1988年-1999年におけるワルファリンのベネフィットを評価するために、研究者らは3つの時期のうち後半の2時期において初めての心原性脳塞栓症による入院の発生率も調べてみた。すると心原性脳塞栓症の発生率は、全体およびAF性のいずれについても、 1993-1994年から1999年にかけて有意な変化が見られなかった。

Fig.2

しかし上記の結果は、AF性の虚血性脳卒中は減少しているとするその他の研究の結果に整合していないことを、著者らは指摘している。また、米国のAF有病率は年齢に関係なく長期にわたって増大している様子があることに著者らは触れている。「その事実からすれば心原性脳塞栓症の発生率は増加するはずである。したがって我々の研究による静的発生率は、虚血性脳卒中の予防におけるワルファリンのベネフィットを表わしている可能性が強いと、我々は考える」。
この研究の資金の一部は、米国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)から提供されている。Neurology. 2007;68:116-121.』

 「納豆禁」で有名なワルファリンであるが,これとバファリンを混同している患者さんがいる.これらは共に脳梗塞を予防する薬であるが別物である.

 ワルファリンは弁膜症を伴わない心房細動(NVAF;不整脈の一種)のある脳梗塞または一過性脳虚血発作(TIA)の再発予防では第一選択であり,これに替わる薬は今のところ無い.納豆が食べられないことは別にリスクでもなんでもないだろうが,過剰投与による出血性合併症は問題で,場合によっては命に関わることもあるということは知らない人も多いのではないだろうか.

 もっと問題なのは,この薬はいつも同じ量を服用していても効果が不安定でINRという指標で定期的に検査する必要があることである.外来通院のたびに採血されるのは苦痛だろうが,これ以外に効果を判定する方法はない.それでも出血性合併症を起したり,脳梗塞になることを思えばきちんと検査を受けてもらう以外ないのである.

 もうひとつ薬を中止した場合のリスクもある.抜歯や胃や大腸の内視鏡検査の際に薬の中止を求められ休薬することがあるのだが,その直後に脳梗塞になったり塞栓症を起こすことがある.どうしても必要な検査や手術であればやむを得ないことなのだが,こういうリスクもあることは意外と知られていないのではないだろうか.

 
『 -- 出演者と覚書交わす防止策検討へ OZMA問題でNHK --

 NHKは11日、大みそかの紅白歌合戦でDJ OZMAのバックダンサーが裸に見える衣装で登場し、視聴者から苦情が寄せられた問題で、出演者とあらかじめ「放送にふさわしくない演出はしない」といった覚書を交わすなどの再発防止策を検討すると発表した。

 カメラアングルを工夫するなど、不測の事態を避けるマニュアル作りも進める。この問題で視聴者から寄せられた苦情や抗議の電話は、10日までに1796件に上ったという。

 橋本元一会長は11日の定例会見で「視聴者の期待を損ねるような不快な念を与えて大変申し訳ない。NHKとしてのクオリティーをしっかり守る意識が必要」と話した。』

 NHKの橋本元一会長(63)は11日の定例会見で、「現場では使いにくい状況はあると思う」との表現で,事実上の“出演禁止”を申し渡したそうだが,視聴者の期待を損ねないと言う意味では,苦情や抗議を言った人よりもう一度見たいという人の方が多かったのではないだろうか.

 仮に,NHKのこの処置に対する抗議が1796件以上あった場合どうするのだろうか.視聴者の声を大事にするなら当然ながら声の大きいほうが勝つということになるはずであるが,会長の言う「NHKとしてのクオリティー」とは一体何なのだろうか.

 いや,それ以上に不思議なのは1796件どころではない受信料支払い拒否の声に対する処置のほうだろう.今は何事につけ自分勝手な解釈と解決法を押し通そうとする組織の体質改善をまず行う必要があるような気がするのだがどうだろうか.
明日から大荒れ
今朝もけっこう冷え込んでいたが,6日から8日にかけて全国的に大荒れだそうだ.
日本海側や北海道では大雪で多い所で1日降雪量が80センチに達するらしい.
連休中に遠出する予定の方はご注意を.
『 NHKお粗末釈明 「知りませんでした」

 12月31日に行われた「第57回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率が2日、ビデオリサーチから発表され、関東地区で第1部が30.6%と90年と並ぶ過去最低で、関西地区で28.5%と過去最低タイ、午後9時30分からの第2部が関東地区で39.8%と04年の39.3%に次ぐワースト2位、関西では04年の38.6%を下回る史上最低だった。また、裸に見えるボディースーツの女性を従えたDJ OZMAの過激なステージへの抗議は、1日午後11時までに750件に上った。NHKは公式HPで「放送まで知りませんでした」と釈明。抗議殺到に加え、数字の低調と年明けから“踏んだり蹴ったり”となった。
 低調な数字がNHKのショックに輪をかけた。OZMAのステージへの抗議殺到に続き、視聴率は東西で厳しい現実を突きつけられた。“みの効果”で巻き返しに成功した05年に続き、さらなるアップを狙ったが…。ふたを開けてみれば歴代ワースト2位となる39・8%と04年に続く40%割れ。関西に至っては史上最低を記録してしまった。
 05年は、みのもんた(62)が白組司会で42・9%をマーク。低落傾向に歯止めをかけた。今回は8年ぶりにSMAPの中居正広(34)を起用し、紅組の仲間由紀恵(27)とフレッシュコンビを結成。出演者もリハーサルから暴走発言を繰り返したOZMAに加え、森進一(59)・森昌子(48)元夫婦が離婚後初共演するなど、話題は少なくなかった。
 期待のOZMAが“地雷”となった。バックダンサーの女性が衣装を脱いで下着姿に。そして、最後は“おっぱい丸出し”で踊る過激な演出(実際はボディースーツ)となったことで、放送直後から苦情が殺到。番組中に総合司会の三宅民夫アナウンサー(54)が前代未聞の生謝罪をした。
 NHK側はこの日までに、HP上で「このような姿になるということは放送まで知りませんでした」と釈明。OZMAの所属レコード会社も「(演出は)知らなかった」とし、実際にリハーサルは“下着まで”だったという情報も。確信犯?のOZMAに怒りをぶつけるように「今回の紅白のテーマにふさわしくないパフォーマンスだったと考えています。一部の視聴者の皆さまに不快な思いをおかけしたことを改めておわび申し上げます」と謝罪した。OZMAのコメントはないものの、“うり二つ”の氣志團・綾小路翔は元日に更新したブログで「昨年はありがとう。今年もよろしくな!おまえらにとって素敵な1年になりますように」と記したのみ。
 裏番組のTBS・MBS系「K-1プレミアム2006格闘技史上最大の祭典Dynamite!!」が平均19・9%をマークするなど、民放の追い上げは年々増している。苦しい立場に追い込まれた“国民的番組”が、首位の座から陥落する日は近いかもしれない』

『 過剰演出のOZMAをNHK突き放す

 昨年大みそか放送のNHK「第57回紅白歌合戦」でDJ OZMA(本名と年齢は非公表)が、裸に見える衣装を着た女性ダンサーを登場させた演出をめぐり、視聴者からの抗議や問い合わせが約750件に上ることが2日、分かった。NHKは公式HPに謝罪文を掲載するなど対応に追われた。DJ OZMAは今後、同局に“出入り禁止”の可能性もある。また、番組の平均視聴率が発表され、問題の場面があった第2部は39・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、ワースト2位だった。

 紅白を盛り上げようと強行したDJ OZMAの“ストリップ演出”。NHKによると、元日の午後11時までに東京の視聴者コールセンターに寄せられた抗議や問い合わせは約750件。内容は「ふざけすぎだ」「子供も見ている時間帯の演出として、いかがなものか」「子供がびっくりしていた」など批判的意見がほとんど。今後、地方局への電話や、メールなどで寄せられた声などの集計がそろえば、1000件を超える可能性がある。

 NHKでは紅白の公式HPトップに「衣装の最終チェックであるリハーサルでは放送のような姿ではありませんでした。今回の紅白のテーマにふさわしくないパフォーマンスだったと考えます」と謝罪コメント。また、番組責任者の制作局第2制作センターエンターテインメント番組・鈴木明部長の名で、「第57回NHK紅白歌合戦を終えて」と題されたコメントを出し、「一部、視聴者の皆さまに不快な思いをおかけしたことを、改めておわび申し上げます」との一文が入れられた。

 紅白では過去にも、サザンオールスターズによる三波春夫さん風衣装(82年)、とんねるずのパンツ1枚(91年)、本木雅弘によるコンドームパフォーマンス(92年)など、局側に極秘で歌手側が決行したサプライズがあった。本木はその後、歌手として出場したことはなく、サザンは翌83年の出場以来、紅白のステージには上がっていない。OZMAについて、NHKは現時点で「関係者が処分されたという話もない」としているが、放送上の要注意人物としてブラックリスト入りしたことは間違いない。

 OZMAは出演後、「リアルに作りすぎたかな…」と反省の色を見せた。しかし、紅白の後も、元日未明のTBS番組に同様の衣装で出演。ライブなどではおなじみの格好だったが、公共放送では刺激が強すぎたようだ。』

 視聴率が30%程度だったから見なかった人のほうが多かっただろうに,この騒ぎはいったい何なのだろうか.私は,ホテルの部屋でたまたまテレビをつけたらちょうどやっていたので見た.DJ OZMAも名前を聞いたことがあるくらいだが,ちょっと80年代ぽいノリが面白いなと思ってみていたのだが,あのパフォーマンスのどこがいけないのだろうか.ちょっと,お茶の間を驚かせる程度のもので,よく見れば本物ではないことがわかるのである.

 アートとして見れば立派なものであって別に放送していけないものとは思われない.もっとも価値観はそれぞれだから1000件くらい抗議する人がいてもそれはそれで不思議でもなんでもないことだろう.むしろ問題は,それに過剰に反応し,謝罪しながらも無責任な対応をするまるで官僚的なNHKの態度にこそあると思われる.薬害エイズの時の厚生労働省を思い出したのは私だけだろうか.

 不祥事が相次ぐNHKとしてはこれ以上批判されたくないのかも知れないが,公共放送を自負するのであれば,自らアーチストの表現の自由を否定するかのような発言はマスコミとしてふさわしくないのではないだろうか.公共放送の役割は決して表面をきれいにつくろう事ではない.批判されたらすぐに謝罪して視聴者の顔色をうかがいながら誠意のない対応をとるその幼稚な判断力に公共放送を名乗る資格はすでにないと思うのだがどうだろうか.

 あれがNHKの演出だったら少しは見直す気にもなったのだが,この一件で来年の紅白,いやNHKの娯楽番組自体が見たくなくなった.ニュースと教育と娯楽は別々のチャンネルにして受信契約も見たいものだけにしたほうがやっぱりリーズナブルだと思うのだがどうだろうか.公共放送の名のもとに政府にコントロールされた番組を有料で見せられるようなことだけはカンベンして欲しいのは私だけではないだろう.

 放送上の要注意人物としてブラックリスト入りするかしないかは別として,アーチストを自負する芸能人は今後NHKへの出演を辞退するくらいの抗議行動をとってもいいような気もするが,わが国の芸能人には果たしてそのような人が何人いるのだろうか.
1年の計は毎日にあり?
昨日から人生の後半に踏み込んだような気がした.
根拠もなく,特に代わり映えすることは何もない.

私はただ自分のやりたい事とやらねばならない事をするだけである.毎日の出来事に対処して生き残るために最大限の努力をするだけである.
御礼
昨夜,28万ヒットに到達いたしました.
今年も一年読んでいただきありがとうございました.

景気は回復しているような事を言われていますが,
ここを始めた3年前と比べて改善したような気がしません.

政治やマスコミに騙されているような違和感がある限り,
たぶんこれからもここに書き続けていくと思います.

また来年もよろしくお願いいたします.
それでは,皆様良いお年をお迎えください.
頭部外傷注意報
雨と融けた雪と夜の闇が災いして,
救急は転倒と交通事故で賑わっております.

道路を歩く際はくれぐれもご注意ください.
スパイク付きの長靴と夜光テープ付きのコートがおすすめです.
『 一律の打ち切りは不適切 リハビリの日数制限で通達 介護への円滑移行促す
    
 厚生労働省は26日までに、脳卒中などを患った人が必要とするリハビリテーションについて、医師がリハビリの日数制限を理由に「一律に打ち切らない」ようにし、利用者を医療から介護サービスへ円滑に引き継ぐよう求める通達を、出先機関や都道府県に出した。

 同省は4月から身体機能の回復効果が高まるよう、発症直後からの短期・集中的なリハビリを重視する制度改革をした。半面、期限や目標があいまいで「漫然とした」リハビリを減らし、介護保険に引き継ぐため、特定の疾患と症状を除き、公的医療保険が使える日数を疾患別に制限(最大180日)。これに対し、国会などで「説明不足」「患者切り捨て」などの批判が起きた。

 このため同省は通達により、利用者が新制度下でも、医療保険と介護保険で切れ目なく必要なリハビリを受けられるよう、医師はじめ関係者に促すことにした。

 医療保険のリハビリには日数制限があるが、上限を超えて続ければ改善が見込まれる失語症や高次脳機能障害など50を超す疾患・症状には日数制限はなく、医師の判断で継続できる。

 ところが、こうした新制度の内容が「医療現場に正確に伝わっていない」という指摘もある。このため通達は医師に対し、日数制限の例外となる疾患の正確な把握と改善が見込まれるかどうかの適切な判断を求め「リハビリを機械的に打ち切ることは適切でない」としている。

 また医療保険が使えるリハビリ終了後、患者の意向に沿い、速やかに介護保険が使えるリハビリを受けられるよう「医療機関と居宅介護支援事業者等の連携強化」を求めている。医療機関は要介護認定の申請手続き、介護事業者への連絡などで患者を支援する。

▽リハビリの日数制限

 リハビリの日数制限 2006年度の診療報酬改定に伴い、公的医療保険が適用される日数の上限が、呼吸器(90日)から脳血管疾患など(180日)まで4疾患ごとに設けられた。同時に1回のリハビリ時間を従来の1・5倍の120分に増やし、医療機関が身体機能の早期改善を目指し、急性期(発症後おおむね1カ月)と回復期(同3-6カ月)のリハビリを重点的に行うようにした。引き続き、維持期(同2-5年)は必要に応じ、介護保険が適用される居宅介護支援事業者が生活機能の維持・向上を目指すリハビリを行う。失語症などの特定疾患には日数制限はない。』

 リハビリの打ち切りについては,最近になり医療機関やリハビリテーション学会からの反論がニュースになっている.医師がリハビリの日数制限を理由に「一律に打ち切らない」ようにと言うが,もとはと言えば,厚生労働省がその根拠や制度の実際の運用について十分な説明もせずにリハビリの日数制限を診療報酬の改定に盛り込んだのが原因である.

 医療現場ではこの日数制限の解釈に困惑したのも事実であり,結局は診療報酬請求を切られるのを恐れて患者さんに病院でのリハビリをあきらめてもらうか,請求せずに赤字覚悟のサービスでリハビリを継続するかの二者択一となったのである.その結果,患者さんのことを第一に考える病院の経営はまたも圧迫されたわけである.

 今回の通達にしても,医師の判断で継続できるとは言うものの具体的にその基準が示されているわけではないから,診療報酬を請求しても査定で切られたり,監査で不正請求よばわりさせる可能性は残されていると思わざるを得ない.社会保険庁のやることはまったく信用できないから疑心暗鬼にもなるわけだ.

 これが,厚生労働省のいつもの手口なのである.きちんと制度の中身を説明せずに相手の出方を見てから自分勝手な解釈をつけて,都合の悪いことは医者や医療機関のせいにするのである.俗に言う「あと出しジャンケン」なのだから,何をやっても決して自分たちに都合の悪いことは起こらないわけである.

 この記事を読むと医師はまるで無慈悲にもリハビリを一律に打ち切った悪者のようである.円滑に引き継ごうにも希望するリハビリを提供してくれる介護サービスが見つからない患者さんたちも今回は大変迷惑したことだろうが,こんな医療制度改革に毎度付き合わされる医師の気持ちも少しは皆さんにわかって欲しいと思うのは私だけでしょうか.
『 -- 手を握るとストレスが減少する可能性 --

    幸せな結婚生活を送る妻は夫の手を握ると、ストレスが減少する

Miranda Hitti
WebMD Medical News
Reviewed By Louise Chang, MD
    
 幸せな結婚生活を送る夫婦では、配偶者の手を握ると、ストレスの軽減に役立つ可能性がある。

この知見はバージニア大学の心理学専門家が幸せな結婚生活を送る夫婦を対象に研究を行って得たものである。

James Coan, PhDらが実施した本研究は、幸せな結婚生活を送る30代はじめ(平均)の夫婦16組を対象とした。

最初に、夫と妻は結婚生活の質について0-151の尺度で評価した。スコアが100未満の場合、不幸せな結婚生活と判断した。本研究の参加には、夫と妻の両方のスコアが高いことを条件とした。

研究対象として選択した夫婦において、夫の平均スコアは126、妻の平均スコアは127であった。これらのスコアは「結婚生活の質が一般に高いことを示す」と研究者らは記している。

手を握るとストレスが軽減

夫婦には、これは手を握ることについて検討する研究であり、軽度の電気ショックを伴うことを説明した。

妻は足首に電極を付け、電気ショックが来ることを警告またはショックが来ないことを保障するスクリーン画面を注視した。

一方で研究者らは、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で妻の脳をスキャンした。Coan博士の研究チームは、夫婦をfMRI装置にあらかじめ慣れさせておいた。

予測された通り、電気ショックが来ることを妻が知った場合、脳スキャン画像では脅威を扱う脳領域の活動が認められた。

しかし、同じ脅威を受ける際に妻が夫の手を握った場合、握っていない場合に比べて、脳スキャン画像は穏やかな状態を示した。

他人の手を握った場合

比較のため、会ったことのない見知らぬ男性の手を握ってもらい、同様に妻を試験した。

他人の手を握っている間、妻の脳スキャン画像は、誰の手も握っていないときより穏やかであったが、夫の手を握っているときと比べると、穏やかさの程度は少なかった。

また、妻は、各実験の不快度およびストレス度について評価した。

誰か(配偶者または他人)の手を握っている場合には、身体的に落ち着きを感じたが、実験の不快度は夫の手を握っている場合のみ軽減された、と妻らは回答した。

つまり、誰の手もまったく握っていないよりは、他人の手を握った方が良かったが、夫の手を握ったときに最良の結果が得られた。

本知見は、孤立より社会的つながりをもつことが有益であり、親密な感情的結びつきが重要であることを示す他の研究結果と一致する。

幸せな結婚生活が重要

本研究に参加した夫婦は、いずれも幸せな結婚生活を送っていた。しかし、一部の夫婦は結婚生活の質について、他の夫婦よりもさらに高く評価していた。

妻の脳スキャン画像では、脅威にさらされた際に配偶者の手を握ることで得られる効果は、夫婦関係がより強固な場合にさらに高かった。

つまり、脅威にさらされた状況で夫の手を握った際、最良の結婚生活を送る妻の脳が最も穏やかであると考えられた。

研究者らは夫の脳スキャンは実施しなかった。したがって、ストレス下で妻の手を握ったとき、夫の脳が穏やかになるかどうかは、明らかでない。
今回の知見はあまり幸せでない夫婦関係にはあてはまらないと考えられる、とCoan博士の研究チームは指摘している。』

 幸せな結婚生活を送っている妻の場合は,信頼している夫の手を握ると安心してストレスが減少するということを科学的に証明する実験ということなのだろうか.

 これをfMRIを用いずにストレスチェッカーみたいなもので実現できたら,結婚生活幸福度チェッカーあるいは浮気度チェッカーとして人気商品になるかもしれない.

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