今シーズン最後のスキーに行ってきました.
今週はずっと天気が良かったので雪質はザラメ雪で春スキーの雰囲気でした.幸いロッカースキーのおかげかゲレンデの細かい凸凹も気にならず,のびのびと滑ることができました.
午後から少し雪が降ったり風が強くなりバーンも硬く締まってきて足への負担が大きくなってきたので,気持ちよく滑れるうちに終了し帰ってきました.考えてみるとロッカースキーも一長一短でしたが,新しい気持ちでまたスキーに興味が持てたことが今シーズンの収穫だったのではないかと思います.
今週はずっと天気が良かったので雪質はザラメ雪で春スキーの雰囲気でした.幸いロッカースキーのおかげかゲレンデの細かい凸凹も気にならず,のびのびと滑ることができました.
午後から少し雪が降ったり風が強くなりバーンも硬く締まってきて足への負担が大きくなってきたので,気持ちよく滑れるうちに終了し帰ってきました.考えてみるとロッカースキーも一長一短でしたが,新しい気持ちでまたスキーに興味が持てたことが今シーズンの収穫だったのではないかと思います.
D7100 vs D7000 vs D5200 (DxO Mark Score)
2013年3月28日 趣味
DxO MarkにD7100のセンサースコアが出たようなのでD5200やD7000と比べてみた.グラフは上からD7100, D7000 , D5200 の順である.
予想された通りD7100とD5200のセンサーはほとんど同一でD7000と比べて高感度特性が少し良くなっている程度だった.とは言っても画素数が1600万画素から2400万画素にアップしての話だからセンサーの性能は相対的にはかなり良くなっているということなのだろう.技術の進歩は衰えていないようだ
解像感は先日書いたとおりだから,全体として実写でどの程度良くなったかを自分の目で確認するのが楽しみだ.
予想された通りD7100とD5200のセンサーはほとんど同一でD7000と比べて高感度特性が少し良くなっている程度だった.とは言っても画素数が1600万画素から2400万画素にアップしての話だからセンサーの性能は相対的にはかなり良くなっているということなのだろう.技術の進歩は衰えていないようだ
解像感は先日書いたとおりだから,全体として実写でどの程度良くなったかを自分の目で確認するのが楽しみだ.
D7100 vs D600 vs 5DMk3 (JPEG画像)
2013年3月27日 趣味
DpreviewにD7100のサンプル画像が上がったので,前回 D800 vs 5DMk3で比較した部分についてJPEG ISO400での画像をD7100とD600と5DMk3で比較してみることにした.
写真はDpreviewのJPEG ISO400のサンプル画像の周辺部を切り出したもので,上からD7100,D600,5DMk3の順である.D800の画像も実は比較してみたのだが,D600とD800は高感度画質も含めてほとんど同じで違うのはピクセル解像度のみと言ってもいいくらいなのでここには取り上げなかった.
私には,APS-Cかフルサイズかということを別にして,単純に2200万画素と2400万画素で同程度のピクセル解像度の画像として比較した場合はD600が抜き出ていてD7100と5DMk3はISO400では同等かややD7100優位に見えた.
前回も書いたが5D Mark3はカラーが少し鮮やかでコントラストもやや高めなぶんノイズが目立つ感じで私にはカラーノイズが多く見えるところが気に入らないのだ.ただしもっと高感度ではD7100はノイズで画質が悪化するから高感度画質ではやはりフルサイズ機にかなわないことは明らかである.
カメラの撮影機能では圧倒的に5DMk3が上で次がD7100,そしてD600という順番だからオールマイティな1台という点ならやはり5DMk3がいいだろうが,価格もそれなりになるわけだ.風景写真などをじっくり高画質で撮るならD600やD800が最適であとはプリント出力に必要なサイズ次第でどちらか決めればいいだろう.
D7100の利点はレンズを含めても軽量で取り回しが良く,カメラの機能も十分でコストパフォーマンスにも優れるところだ.D7000と比較すると高感度画質も確実に上がっているし,解像感は比較にならないほど良くなっているから予算があるならD7000からの買い換えで迷う必要はないだろう.
巷ではフルサイズに憧れながらもD600とD7100を比較して悩んでいる人もいるようだが,三脚を使って風景写真を撮ったり撮影会でポートレイトを撮るような人を除けば,ほとんどの人はよりシャッターチャンスに強いD7100のほうがいい写真が撮れる確率が高いだろう.
写真はDpreviewのJPEG ISO400のサンプル画像の周辺部を切り出したもので,上からD7100,D600,5DMk3の順である.D800の画像も実は比較してみたのだが,D600とD800は高感度画質も含めてほとんど同じで違うのはピクセル解像度のみと言ってもいいくらいなのでここには取り上げなかった.
私には,APS-Cかフルサイズかということを別にして,単純に2200万画素と2400万画素で同程度のピクセル解像度の画像として比較した場合はD600が抜き出ていてD7100と5DMk3はISO400では同等かややD7100優位に見えた.
前回も書いたが5D Mark3はカラーが少し鮮やかでコントラストもやや高めなぶんノイズが目立つ感じで私にはカラーノイズが多く見えるところが気に入らないのだ.ただしもっと高感度ではD7100はノイズで画質が悪化するから高感度画質ではやはりフルサイズ機にかなわないことは明らかである.
カメラの撮影機能では圧倒的に5DMk3が上で次がD7100,そしてD600という順番だからオールマイティな1台という点ならやはり5DMk3がいいだろうが,価格もそれなりになるわけだ.風景写真などをじっくり高画質で撮るならD600やD800が最適であとはプリント出力に必要なサイズ次第でどちらか決めればいいだろう.
D7100の利点はレンズを含めても軽量で取り回しが良く,カメラの機能も十分でコストパフォーマンスにも優れるところだ.D7000と比較すると高感度画質も確実に上がっているし,解像感は比較にならないほど良くなっているから予算があるならD7000からの買い換えで迷う必要はないだろう.
巷ではフルサイズに憧れながらもD600とD7100を比較して悩んでいる人もいるようだが,三脚を使って風景写真を撮ったり撮影会でポートレイトを撮るような人を除けば,ほとんどの人はよりシャッターチャンスに強いD7100のほうがいい写真が撮れる確率が高いだろう.
『 意識なく、治る見込みない場合、7割が人工呼吸器等による延命望まず
「高齢社会をよくする女性の会」は3月10日に、「人生最期の医療に関する調査」結果を発表した。
この調査は、市民や医療・介護従事者が「人生最期の医療のあり方」をどう捉えているのかを調べるもの。調査時期は、2012年12月~2013年2月(p2参照)。
調査対象は、全国の10~90歳代の4744人(女性3485人・男性1259人)で、60歳以上が約半数を占める(p2参照)(p4参照)(p6参照)(p28参照)。回答者の職業は、多い順から「会社員、公務員等」35.2%、「無職」32.4%、「介護関連」22.3%、「看護」6.5%、「医師」3.7%(p5参照)(p7~p8参照)(p28参照)。看取り経験については、「ある」と答えた人が6割で(p5参照)、60歳以上は7割台となっている(p9参照)。
調査結果を眺めてみよう。
まず、意思表示が不可能な状態で、治る見込みがなく、全身の状態が極めて悪化した場合に「鎮痛剤使用を望むか」について、「使ってほしい」が約7割(69.5%)(p10参照)にのぼるが、80歳以上ではやや少ない(53.3%)(p11参照)。
同様の場合に「心肺蘇生(心臓マッサージ等)を行ってほしいか」については、「してほしくない」とする人が7割強(71.2%)で、「延命措置(人工呼吸器の装着)」については9割弱(86.4%)が望んでいない(p13参照)。
看取り経験別に見ると、「心肺蘇生をしてほしくない」との回答は、看取り未経験者に比べて、経験者が10.1ポイント多く、「人工呼吸器」でも同様に7.5ポイントの差があった(p17参照)。
また、同様の場合に「延命のための栄養補給を望むか」に関しては、9割弱が「してほしくない」と回答。具体的には、「胃ろう」で85.0%、「鼻チューブ」で86.6%の人が「してほしくない」と答えている(p18参照)。看取り経験別では、「胃ろう・鼻チューブ」ともに「してほしくない」との回答は、経験者が未経験者より若干多い(p22参照)。
一方、「最期の医療の意志表示」について見てみると、60~70歳代の4割弱が「自分が望む医療を伝えてある」と回答しているものの、他の年齢層では、ほとんどが「話し合っていない」状況(p25参照)。看取り経験別に見ると、「伝えてある」との回答は、経験者が未経験者より12.7ポイント多く、「これから書面にしたい」との回答では、同様に14.7ポイントの差があった(p27参照)。また、「書面にしている」のは、他の年齢に比べて70~80歳代が多いとはいえ、1割程度にとどまっている(p25参照)。』
資料へのリンク
http://www7.ocn.ne.jp/~wabas/enq_201303_2.pdf
意思表示が不可能な状態と意識がない状態というのは同じではないのだが,この場合は意識がなくて意思表示が不可能な状態と考えることにしよう.
それで,私自身だったらどうして欲しいかという結論から言うと,たとえ一時的に延命もしくは蘇生出来ても回復の見込みがない場合には,人工呼吸器も心配蘇生も必要ないし,痛み刺激でも開眼しない遷延性意識障害になった場合は6ヶ月経過をみて回復傾向にない場合は経管栄養を中止して欲しいということだ.
このようなアンケートでは終末期の延命治療はいらないと答えるのは簡単だが,実際の現場では患者さんの状態が終末期なのか回復の可能性がわずかでもあるのかを正確に答えられる場合ばかりでもないし,たとえうまく説明出来たとしても家族が本当にそのことを理解しているのかを確認するのも難しいことである.
癌などの悪性腫瘍の終末期は比較的理解が得られやすいが,脳梗塞などでは急性期には助かりそうもないように見えても回復する事も多いから,治療のために人工呼吸器を装着したり経管栄養することは珍しいことではないし,これを単純に意思表示が不可能で回復が見込めない状態と混同されると大変困ったことになるのだ.
そういうことにならないように患者さん現状と治療での今後の回復の見込みを家族に話し,人工呼吸器の装着なり経管栄養や胃瘻の必要性をその都度説明することになるのだが,その際に気付くのは本人の意思の確認も家族の意志の統一も今までされていない場合がほとんどだということだ.
そういう場合には家族で相談するように促すのだが,結論がでないままに患者さんの状態は悪化し,気がつけば人工呼吸器も中心静脈栄養もはたまた昇圧剤まで投与され延命された挙げ句にすっかり変わり果てた姿で息を引き取るというのが現実だ.
私自身は尊厳を保った死を迎えたいし,患者さんもそのようにあるべきだと考えるが,結局は家族がそういう意志をはっきりと示さない限りは延命治療が行われるのが今の日本の医療だろう.そこに問題があることはわかるが,自分や家族が病気になるまでそれを考えたこともない人たちがほとんどである限り解決は難しいだろう.
「高齢社会をよくする女性の会」は3月10日に、「人生最期の医療に関する調査」結果を発表した。
この調査は、市民や医療・介護従事者が「人生最期の医療のあり方」をどう捉えているのかを調べるもの。調査時期は、2012年12月~2013年2月(p2参照)。
調査対象は、全国の10~90歳代の4744人(女性3485人・男性1259人)で、60歳以上が約半数を占める(p2参照)(p4参照)(p6参照)(p28参照)。回答者の職業は、多い順から「会社員、公務員等」35.2%、「無職」32.4%、「介護関連」22.3%、「看護」6.5%、「医師」3.7%(p5参照)(p7~p8参照)(p28参照)。看取り経験については、「ある」と答えた人が6割で(p5参照)、60歳以上は7割台となっている(p9参照)。
調査結果を眺めてみよう。
まず、意思表示が不可能な状態で、治る見込みがなく、全身の状態が極めて悪化した場合に「鎮痛剤使用を望むか」について、「使ってほしい」が約7割(69.5%)(p10参照)にのぼるが、80歳以上ではやや少ない(53.3%)(p11参照)。
同様の場合に「心肺蘇生(心臓マッサージ等)を行ってほしいか」については、「してほしくない」とする人が7割強(71.2%)で、「延命措置(人工呼吸器の装着)」については9割弱(86.4%)が望んでいない(p13参照)。
看取り経験別に見ると、「心肺蘇生をしてほしくない」との回答は、看取り未経験者に比べて、経験者が10.1ポイント多く、「人工呼吸器」でも同様に7.5ポイントの差があった(p17参照)。
また、同様の場合に「延命のための栄養補給を望むか」に関しては、9割弱が「してほしくない」と回答。具体的には、「胃ろう」で85.0%、「鼻チューブ」で86.6%の人が「してほしくない」と答えている(p18参照)。看取り経験別では、「胃ろう・鼻チューブ」ともに「してほしくない」との回答は、経験者が未経験者より若干多い(p22参照)。
一方、「最期の医療の意志表示」について見てみると、60~70歳代の4割弱が「自分が望む医療を伝えてある」と回答しているものの、他の年齢層では、ほとんどが「話し合っていない」状況(p25参照)。看取り経験別に見ると、「伝えてある」との回答は、経験者が未経験者より12.7ポイント多く、「これから書面にしたい」との回答では、同様に14.7ポイントの差があった(p27参照)。また、「書面にしている」のは、他の年齢に比べて70~80歳代が多いとはいえ、1割程度にとどまっている(p25参照)。』
資料へのリンク
http://www7.ocn.ne.jp/~wabas/enq_201303_2.pdf
意思表示が不可能な状態と意識がない状態というのは同じではないのだが,この場合は意識がなくて意思表示が不可能な状態と考えることにしよう.
それで,私自身だったらどうして欲しいかという結論から言うと,たとえ一時的に延命もしくは蘇生出来ても回復の見込みがない場合には,人工呼吸器も心配蘇生も必要ないし,痛み刺激でも開眼しない遷延性意識障害になった場合は6ヶ月経過をみて回復傾向にない場合は経管栄養を中止して欲しいということだ.
このようなアンケートでは終末期の延命治療はいらないと答えるのは簡単だが,実際の現場では患者さんの状態が終末期なのか回復の可能性がわずかでもあるのかを正確に答えられる場合ばかりでもないし,たとえうまく説明出来たとしても家族が本当にそのことを理解しているのかを確認するのも難しいことである.
癌などの悪性腫瘍の終末期は比較的理解が得られやすいが,脳梗塞などでは急性期には助かりそうもないように見えても回復する事も多いから,治療のために人工呼吸器を装着したり経管栄養することは珍しいことではないし,これを単純に意思表示が不可能で回復が見込めない状態と混同されると大変困ったことになるのだ.
そういうことにならないように患者さん現状と治療での今後の回復の見込みを家族に話し,人工呼吸器の装着なり経管栄養や胃瘻の必要性をその都度説明することになるのだが,その際に気付くのは本人の意思の確認も家族の意志の統一も今までされていない場合がほとんどだということだ.
そういう場合には家族で相談するように促すのだが,結論がでないままに患者さんの状態は悪化し,気がつけば人工呼吸器も中心静脈栄養もはたまた昇圧剤まで投与され延命された挙げ句にすっかり変わり果てた姿で息を引き取るというのが現実だ.
私自身は尊厳を保った死を迎えたいし,患者さんもそのようにあるべきだと考えるが,結局は家族がそういう意志をはっきりと示さない限りは延命治療が行われるのが今の日本の医療だろう.そこに問題があることはわかるが,自分や家族が病気になるまでそれを考えたこともない人たちがほとんどである限り解決は難しいだろう.
昨日,D7100が届いたのでさっそく手持ちのレンズでレンズによる解像感の違いをテストしてみた.D800とEOS 5DMk2でテストした時にはレンズの差よりも撮像素子の画素数の方が解像感に与える影響が大きいような気がしたのが,2400万画素でローパスレスのD7100の撮像素子の性能を引き出すのにD7000で常用していたAF-S DX16-85mmF3.5-5.6で十分なのかがちょっと気になっていたからである.
写真は上から順にPC micro 85mmF2.8D,24-70mmF2.8,DX16-85mmF3.5-5.6でチャートを撮影し,中心付近の一部を100%に拡大したものである.結論から言うと細かく見ると若干FX対応レンズの方が良さそうな感じもするが,DX16-85mmでも十分な解像感が得られる事がわかった.
D7000はもう下取りに出してしまったので直接比較することは出来ないが,これを見る限りDX16-85mmを使っても確実に解像感は上がっているから,D7000からD7100への買い替えは期待通りの結果になるだろう.
D7000に比べるとAFやホワイトバランスなどの性能も上がっているはずだが,それらについては実際に色々な物を撮ってみないとわからないので,今後に期待することにしよう.
写真は上から順にPC micro 85mmF2.8D,24-70mmF2.8,DX16-85mmF3.5-5.6でチャートを撮影し,中心付近の一部を100%に拡大したものである.結論から言うと細かく見ると若干FX対応レンズの方が良さそうな感じもするが,DX16-85mmでも十分な解像感が得られる事がわかった.
D7000はもう下取りに出してしまったので直接比較することは出来ないが,これを見る限りDX16-85mmを使っても確実に解像感は上がっているから,D7000からD7100への買い替えは期待通りの結果になるだろう.
D7000に比べるとAFやホワイトバランスなどの性能も上がっているはずだが,それらについては実際に色々な物を撮ってみないとわからないので,今後に期待することにしよう.
『全柔連理事が助成金の不正受給認める 辞任、全額返還へ
全日本柔道連盟(全柔連)がまた激震に見舞われた。選手の成績に応じて支払われる日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成金を、その選手に対して指導実態のない指導者が受け取っていたことが分かった。全柔連の田中裕之理事は22日、不正受給の実態を認めて全額を返還し、理事を辞任する意向を示した。JSCは上村春樹会長に第三者委員会による調査を指示。組織ぐるみの不正受給が事実なら、年間約3億円にも及ぶ全柔連への助成金停止のペナルティーを科すことを示唆した。
全柔連の現職理事が疑惑を認めた。田中理事は10年に強化委員に就任。全柔連から岐阜県の女性選手を指導するよう指示があったが、東京在住でこの選手とは面識がなかった。3カ月ごとに30万円の助成金を受け取り、このうち10万円を強化委員会に納めていた。
助成金を受け取るには3カ月に1回、活動の内容を記した報告書を提出する必要がある。同理事は全柔連の事務局から指南を受けてJSCに虚偽の活動報告書を出していたと明言。「内部告発できなかった私に責任がある」と語り、助成金の全額をJSCに返還し、辞任する考えを示した。
問題となっているのは選手・指導者スポーツ活動助成金。全柔連が一部を徴収していたことが問題視されたばかりのプール金と同じものだ。JSCの規定を満たしたトップ選手の指導者には年間最大120万円が支給される。全柔連では強化委員会からリストアップしたメンバーを割り振っていたが、指導実態のない人物がいるのではという疑惑が持ち上がっていた。
一方で、疑惑の目を向けられたある理事は「実業団や大学の合同練習会に参加し、強化委員の立場で声も掛けている。実態がないとの指摘には非常に憤慨している」と反論した。JSCの藤原誠理事は「技術以外でも栄養管理やメンタルなど指導の形態はいろいろある」と語り、全柔連の上村会長に第三者委員会による徹底調査を指示。組織ぐるみの実態が明らかになれば、助成金を数年間凍結する可能性を示した。
今回問題となっている柔道関係者への個人助成は選手、指導者合わせて今年度は約1億2000万円。それに加えて全柔連に対する助成金が約1億5000万円ある。暴力問題のペナルティーとしてJOCから全柔連に対する交付金約2600万円の停止が来年度は決まっており、年間で3億円近い金額が柔道界から消える。暴力、プール金、そして不正受給疑惑。次々に湧き上がる問題は底なし沼になっている。
▽日本スポーツ振興センター 国のスポーツ振興基本計画に基づいて助成事業を行う文科省の外郭団体。スポーツ振興くじ(トト)の収益や政府からの出資金の運用益、民間からの寄付などが財源。スポーツ振興くじ助成、スポーツ振興基金助成、競技強化支援事業助成の3種類があり平成24年度は合計で約165億円。スポーツ団体や地方公共団体、大小あわせて約1000の団体に配分されており、全柔連はその約1%にあたる約1億5000万円を個人助成とは別に受け取った。』
『全柔連、大甘の処分ゼロ!上村会長も留任
全日本柔道連盟(全柔連)は18日、都内で理事会を開き、上村春樹会長(62)を始めとした執行部、理事の幹部全員の留任を決めた。理事会では佐藤宣践副会長(69)が、執行部の責任について動議を出したが、同調者はゼロ。1月29日に女子15選手に対する暴力、パワハラ問題が表面化してから48日。日本柔道界は誰一人、処分を下すことなく、自浄能力のなさを露呈した。
何も変えない。3時間に及ぶ理事会の末、全柔連幹部は全員の居座りが決まった。上村会長は「スピード感を持って改革を進めることが我々の責任」と続投を宣言。第三者委員会から提言のあった女性理事の登用は人選を6月まで先送り。外部人材の執行部への登用は承認すらせず、身内で固く結束した。
理事会では、冒頭で講道館名誉館長の嘉納行光氏が「一枚岩になりましょう」と呼びかけた。普段は理事会に出席しない創始者・嘉納治五郎の孫の一声で、流れは決まった。佐藤副会長が、自身も含めた執行部の責任について動議を出したが、他の22人の理事は黙殺。「お金の問題もあり、執行部の責任はあると思う。どういう責任をとるべきか問うたら、皆さん無言だった」。採決をとるまでもなく、現執行部の存続が支持された。
女子選手に北京五輪後の4年間行われた暴力、パワハラ問題は、日本オリンピック委員会(IOC)によって「不当行為」と認定された。個人助成金から半強制的に徴収して全柔連内部に2000万円以上をプールした問題は、多額の使途不明金が浮上。しかし、暴力問題で園田隆二前監督(39)らが辞任したが、この2つの問題で連盟による処分者はゼロ。上村会長は「今のところ(連盟として)処分を出す考えはない」と語った。助成金問題は「違法でも裏金でもなく、プール金と認識している」と報告。これから金銭の流れを調査する予定で、今後、処分が科される可能性もある。だが、調査を担当するのは全柔連役員の監事3人という“身内”だ。
結局、理事会で決まったことは、女子新監督と強化副委員長の人事、女子代表3コーチに対する処分撤回、それと暴力根絶宣言を行うことだけ。宣言の内容はこれから考えるという。今後、新たな問題が発覚する可能性を問われた上村会長は「少なくとも私は、存じておりません」と話した。何が起きても自分の知らぬところの話。今後も一切、責任をとるつもりがないかのような口調だった。』
日本の柔道に泥を塗り続けるこの団体.女子15選手に対する暴力・パワハラ問題でも執行部は誰一人責任を取らなかったので,相当おかしな団体だとは思っていたが,助成金のピンハネを組織的にやっていたから内部告発が怖くてだんまりを決め込んでいたのだろう.
どうやら全柔連の執行部の人たちは正々堂々と生きるよりは,汚い裏技をかけるのが好きなようだ.もちろん柔道では強いのだろうが,これでは中学・高校で武道の精神なんか教えても無意味だろうし,そんな白々しいことを教える教師も恥ずかしいだろう.これなら護身術でも教えたほうがいいのではないだろうか.
どうやら全柔連は自力での再生は無理なようだから外部から徹底的に助成金の流れを調査して関係者はすべて処分し,執行部は総入れ替えしない限り二度と信頼を取り戻す事はできないだろう.
全日本柔道連盟(全柔連)がまた激震に見舞われた。選手の成績に応じて支払われる日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成金を、その選手に対して指導実態のない指導者が受け取っていたことが分かった。全柔連の田中裕之理事は22日、不正受給の実態を認めて全額を返還し、理事を辞任する意向を示した。JSCは上村春樹会長に第三者委員会による調査を指示。組織ぐるみの不正受給が事実なら、年間約3億円にも及ぶ全柔連への助成金停止のペナルティーを科すことを示唆した。
全柔連の現職理事が疑惑を認めた。田中理事は10年に強化委員に就任。全柔連から岐阜県の女性選手を指導するよう指示があったが、東京在住でこの選手とは面識がなかった。3カ月ごとに30万円の助成金を受け取り、このうち10万円を強化委員会に納めていた。
助成金を受け取るには3カ月に1回、活動の内容を記した報告書を提出する必要がある。同理事は全柔連の事務局から指南を受けてJSCに虚偽の活動報告書を出していたと明言。「内部告発できなかった私に責任がある」と語り、助成金の全額をJSCに返還し、辞任する考えを示した。
問題となっているのは選手・指導者スポーツ活動助成金。全柔連が一部を徴収していたことが問題視されたばかりのプール金と同じものだ。JSCの規定を満たしたトップ選手の指導者には年間最大120万円が支給される。全柔連では強化委員会からリストアップしたメンバーを割り振っていたが、指導実態のない人物がいるのではという疑惑が持ち上がっていた。
一方で、疑惑の目を向けられたある理事は「実業団や大学の合同練習会に参加し、強化委員の立場で声も掛けている。実態がないとの指摘には非常に憤慨している」と反論した。JSCの藤原誠理事は「技術以外でも栄養管理やメンタルなど指導の形態はいろいろある」と語り、全柔連の上村会長に第三者委員会による徹底調査を指示。組織ぐるみの実態が明らかになれば、助成金を数年間凍結する可能性を示した。
今回問題となっている柔道関係者への個人助成は選手、指導者合わせて今年度は約1億2000万円。それに加えて全柔連に対する助成金が約1億5000万円ある。暴力問題のペナルティーとしてJOCから全柔連に対する交付金約2600万円の停止が来年度は決まっており、年間で3億円近い金額が柔道界から消える。暴力、プール金、そして不正受給疑惑。次々に湧き上がる問題は底なし沼になっている。
▽日本スポーツ振興センター 国のスポーツ振興基本計画に基づいて助成事業を行う文科省の外郭団体。スポーツ振興くじ(トト)の収益や政府からの出資金の運用益、民間からの寄付などが財源。スポーツ振興くじ助成、スポーツ振興基金助成、競技強化支援事業助成の3種類があり平成24年度は合計で約165億円。スポーツ団体や地方公共団体、大小あわせて約1000の団体に配分されており、全柔連はその約1%にあたる約1億5000万円を個人助成とは別に受け取った。』
『全柔連、大甘の処分ゼロ!上村会長も留任
全日本柔道連盟(全柔連)は18日、都内で理事会を開き、上村春樹会長(62)を始めとした執行部、理事の幹部全員の留任を決めた。理事会では佐藤宣践副会長(69)が、執行部の責任について動議を出したが、同調者はゼロ。1月29日に女子15選手に対する暴力、パワハラ問題が表面化してから48日。日本柔道界は誰一人、処分を下すことなく、自浄能力のなさを露呈した。
何も変えない。3時間に及ぶ理事会の末、全柔連幹部は全員の居座りが決まった。上村会長は「スピード感を持って改革を進めることが我々の責任」と続投を宣言。第三者委員会から提言のあった女性理事の登用は人選を6月まで先送り。外部人材の執行部への登用は承認すらせず、身内で固く結束した。
理事会では、冒頭で講道館名誉館長の嘉納行光氏が「一枚岩になりましょう」と呼びかけた。普段は理事会に出席しない創始者・嘉納治五郎の孫の一声で、流れは決まった。佐藤副会長が、自身も含めた執行部の責任について動議を出したが、他の22人の理事は黙殺。「お金の問題もあり、執行部の責任はあると思う。どういう責任をとるべきか問うたら、皆さん無言だった」。採決をとるまでもなく、現執行部の存続が支持された。
女子選手に北京五輪後の4年間行われた暴力、パワハラ問題は、日本オリンピック委員会(IOC)によって「不当行為」と認定された。個人助成金から半強制的に徴収して全柔連内部に2000万円以上をプールした問題は、多額の使途不明金が浮上。しかし、暴力問題で園田隆二前監督(39)らが辞任したが、この2つの問題で連盟による処分者はゼロ。上村会長は「今のところ(連盟として)処分を出す考えはない」と語った。助成金問題は「違法でも裏金でもなく、プール金と認識している」と報告。これから金銭の流れを調査する予定で、今後、処分が科される可能性もある。だが、調査を担当するのは全柔連役員の監事3人という“身内”だ。
結局、理事会で決まったことは、女子新監督と強化副委員長の人事、女子代表3コーチに対する処分撤回、それと暴力根絶宣言を行うことだけ。宣言の内容はこれから考えるという。今後、新たな問題が発覚する可能性を問われた上村会長は「少なくとも私は、存じておりません」と話した。何が起きても自分の知らぬところの話。今後も一切、責任をとるつもりがないかのような口調だった。』
日本の柔道に泥を塗り続けるこの団体.女子15選手に対する暴力・パワハラ問題でも執行部は誰一人責任を取らなかったので,相当おかしな団体だとは思っていたが,助成金のピンハネを組織的にやっていたから内部告発が怖くてだんまりを決め込んでいたのだろう.
どうやら全柔連の執行部の人たちは正々堂々と生きるよりは,汚い裏技をかけるのが好きなようだ.もちろん柔道では強いのだろうが,これでは中学・高校で武道の精神なんか教えても無意味だろうし,そんな白々しいことを教える教師も恥ずかしいだろう.これなら護身術でも教えたほうがいいのではないだろうか.
どうやら全柔連は自力での再生は無理なようだから外部から徹底的に助成金の流れを調査して関係者はすべて処分し,執行部は総入れ替えしない限り二度と信頼を取り戻す事はできないだろう.
Apple ID 2段階認証オプション
2013年3月22日 コンピュータ『Apple、2段階認証オプションをApple IDシステムに追加 - セキュリティ強化
TwitterやEvernoteが不正アクセス被害を公表するなど、サイバー攻撃と見られる企業システムへの攻撃がオンラインサービスの根幹を脅かす中、米Appleが2段階認証オプションをApple IDシステムに追加した。現時点では、米国、英国、オーストラリア、アイルランド、ニュージーランドのAppleユーザーに提供されており、少しずつ提供地域を拡大するという。
2段階認証は、My Apple IDページで「Manage your Apple ID (Apple IDを管理)」にサインインし、「Password and Security (パスワードとセキュリティ)」で有効にして、SMSまたは「iPhoneを探す」の通知を受け取れるデバイスを1台以上登録する。以下のようなケースでは、Apple IDアカウントへのサインインにパスワードとデバイスに送信されてくるコードの入力が必要になり、パスワードが漏洩したとしてもアカウントが乗っ取られるのを防げる。
アカウント情報を管理するためにMy Apple IDにサインインする時
iTunes Store、App Store、iBookstoreにおいて新しいデバイスで買い物をする時
Apple ID関連のサポートをAppleから受ける時
2段階認証を有効にしたAppleユーザーは、設定時に14桁のリカバリーキーを受け取る。登録したデバイスが使えなくなった時や、パスワードを忘れた時は、これを用いることでアカウントへのアクセスを回復できる。』
今や国家的なサイバー攻撃が常態化している時代なので,いつアカウント乗っ取りが起きてもおかしくないからこれくらいのセキュリティ強化は当然だと思う.
Facebookでもパスワードの欄にiPhoneのSMSに送られて来た6桁のコードの入力を求められることがあるからあれと同じようなものなのだろう.
しかし,今やパスワードだらけでたまにしか使わないネットショッピングなどではパスワードを忘れて慌てる事もよくあるので,パスワードをおぼえなくてもいいもっと便利な方法を考えて欲しいものだ.
TwitterやEvernoteが不正アクセス被害を公表するなど、サイバー攻撃と見られる企業システムへの攻撃がオンラインサービスの根幹を脅かす中、米Appleが2段階認証オプションをApple IDシステムに追加した。現時点では、米国、英国、オーストラリア、アイルランド、ニュージーランドのAppleユーザーに提供されており、少しずつ提供地域を拡大するという。
2段階認証は、My Apple IDページで「Manage your Apple ID (Apple IDを管理)」にサインインし、「Password and Security (パスワードとセキュリティ)」で有効にして、SMSまたは「iPhoneを探す」の通知を受け取れるデバイスを1台以上登録する。以下のようなケースでは、Apple IDアカウントへのサインインにパスワードとデバイスに送信されてくるコードの入力が必要になり、パスワードが漏洩したとしてもアカウントが乗っ取られるのを防げる。
アカウント情報を管理するためにMy Apple IDにサインインする時
iTunes Store、App Store、iBookstoreにおいて新しいデバイスで買い物をする時
Apple ID関連のサポートをAppleから受ける時
2段階認証を有効にしたAppleユーザーは、設定時に14桁のリカバリーキーを受け取る。登録したデバイスが使えなくなった時や、パスワードを忘れた時は、これを用いることでアカウントへのアクセスを回復できる。』
今や国家的なサイバー攻撃が常態化している時代なので,いつアカウント乗っ取りが起きてもおかしくないからこれくらいのセキュリティ強化は当然だと思う.
Facebookでもパスワードの欄にiPhoneのSMSに送られて来た6桁のコードの入力を求められることがあるからあれと同じようなものなのだろう.
しかし,今やパスワードだらけでたまにしか使わないネットショッピングなどではパスワードを忘れて慌てる事もよくあるので,パスワードをおぼえなくてもいいもっと便利な方法を考えて欲しいものだ.
『 21日、悪天候による猛吹雪に見舞われている北海道で車20台以上が絡む多重衝突事故が相次ぎ、ケガ人が出ている。 21日午前7時前、当別町の国道275号でトラック同士が追突事故を起こし、後続車も相次いで衝突、計25台が絡む事故になり、4人がケガをしたという。事故当時、現場は猛吹雪で視界が悪い状況だった。 千歳市でも国道36号から新千歳空港に向かう高架橋で車両10台が絡む多重衝突事故があった。事故は約200メートルの間で3か所にわたって発生した。これまでのところ、ケガ人はいないという。 また、岩見沢市内の道央自動車道で21日午前8時前、トラック14台を含む計22台が相次いで衝突する事故があった。この事故で、これまでに4人が病院へ搬送され、命に別条はないという。事故当時、現場は猛吹雪で路面は圧雪アイスバーンだった。 旭川北IC近くでも車両20台が絡む事故があり、6人が搬送された。』
『 北日本を中心に暴風が吹き荒れ、半日で30センチ以上の雪が積もったところもあります。北海道では、視界不良で事故も相次いでいます。
21日午前7時前、北海道当別町の国道275号で、赤信号で止まっていたトレーラーにワゴン車が追突しました。その後、後続のトラックなども次々と追突し、約25台の車が絡む玉突き事故となり、4人が軽傷です。
事故に遭った人:「10メートルも視界がきかなくて、1台止まった車が見えたが、止まりきれず歩道に乗り上げた。そのうちダンプがぶつかってきた」
一方、岩見沢市の道央道でも、トラックや乗用車など20台以上が巻き込まれる事故が起き、4人が軽傷です。いずれの事故現場でも、激しい吹雪でほとんど前が見えなかったということです。』
昨日の午後から雪が降り続き,今朝は札幌でも10cm近く雪が積もった.おかげで道路もまた雪のために渋滞した.朝は風が強くて地吹雪になっているところもあったから視界が悪くなり衝突事故が多発したのだろう.
例年,3月末にはもう一度寒くなる時期があるからこのまま春にはならないだろうと思っていたが,おかげで気温も下がりスキー場にはまた新雪が積もったようなので今月末のスキーは問題なさそうだ.
ちなみに札幌の桜の開花予想日は5月3日でほぼ例年並みだ.
『 北日本を中心に暴風が吹き荒れ、半日で30センチ以上の雪が積もったところもあります。北海道では、視界不良で事故も相次いでいます。
21日午前7時前、北海道当別町の国道275号で、赤信号で止まっていたトレーラーにワゴン車が追突しました。その後、後続のトラックなども次々と追突し、約25台の車が絡む玉突き事故となり、4人が軽傷です。
事故に遭った人:「10メートルも視界がきかなくて、1台止まった車が見えたが、止まりきれず歩道に乗り上げた。そのうちダンプがぶつかってきた」
一方、岩見沢市の道央道でも、トラックや乗用車など20台以上が巻き込まれる事故が起き、4人が軽傷です。いずれの事故現場でも、激しい吹雪でほとんど前が見えなかったということです。』
昨日の午後から雪が降り続き,今朝は札幌でも10cm近く雪が積もった.おかげで道路もまた雪のために渋滞した.朝は風が強くて地吹雪になっているところもあったから視界が悪くなり衝突事故が多発したのだろう.
例年,3月末にはもう一度寒くなる時期があるからこのまま春にはならないだろうと思っていたが,おかげで気温も下がりスキー場にはまた新雪が積もったようなので今月末のスキーは問題なさそうだ.
ちなみに札幌の桜の開花予想日は5月3日でほぼ例年並みだ.
脳卒中発症リスクスコア
2013年3月20日 医療の問題 コメント (2)
『脳卒中発症リスク、数値で予測 国立がんセンターなど
藤田保健衛生大学と国立がん研究センターなどの研究グループは19日、年齢や喫煙の有無、血圧など6項目から、今後10年間に脳卒中を発症する確率を知ることができる予測モデルを作成した、と発表した。約1万5000人を14年間追跡した疫学調査の結果を分析し作った。藤田保健衛生大の八谷寛教授(公衆衛生学)は「発症リスクを知っておけば、生活習慣を見直す動機になる」と話している。
例えば、58歳のたばこを吸う男性で、体重(キロ)を身長(メートル)で2回割って算出する肥満度(BMI)が26、糖尿病があり、上の血圧(収縮期血圧)が145、下の血圧(拡張期血圧)が89で降圧薬を飲んでいない場合、合計点は39点となり、脳卒中の発症確率は12%以上15%未満となる。
研究グループは、茨城、新潟、高知、長崎、沖縄5県に住む40~69歳の1万5672人を対象に1993年から14年間、追跡調査した。期間中に790人が脳卒中を発症した。
原因としては高血圧(35%)、喫煙(15%)、肥満(6%)、糖尿病(5%)などが高かった。こうした要因から脳卒中へのなりやすさを点数化し、予測モデルを作った。
脳卒中には脳梗塞やくも膜下出血、脳内出血などがある。がん、心筋梗塞に次ぐ日本人の死因の第3位。2008年の厚生労働省の調査によると、入院患者数の中で脳卒中患者の割合は約14%とひとつの疾患としては最も多かった。』
このスコアの優れているのは誰でも自分で簡単に計算できることだろう.ちなみに私は15点だったから今後10年間に脳卒中になる確率は1~2%.発症確率が5%未満,27点以下ならまあ安心していいんじゃないだろうか.
外来にやってくる人には頭が心配だからとMRI検査を希望するのに,喫煙や高血圧や肥満,はたまた糖尿病にまで無頓着な人が多すぎると思う.そういう人たちはこのスコアをやってみて自分のどこに問題があるのかを知ったほうがいいだろう.
藤田保健衛生大学と国立がん研究センターなどの研究グループは19日、年齢や喫煙の有無、血圧など6項目から、今後10年間に脳卒中を発症する確率を知ることができる予測モデルを作成した、と発表した。約1万5000人を14年間追跡した疫学調査の結果を分析し作った。藤田保健衛生大の八谷寛教授(公衆衛生学)は「発症リスクを知っておけば、生活習慣を見直す動機になる」と話している。
例えば、58歳のたばこを吸う男性で、体重(キロ)を身長(メートル)で2回割って算出する肥満度(BMI)が26、糖尿病があり、上の血圧(収縮期血圧)が145、下の血圧(拡張期血圧)が89で降圧薬を飲んでいない場合、合計点は39点となり、脳卒中の発症確率は12%以上15%未満となる。
研究グループは、茨城、新潟、高知、長崎、沖縄5県に住む40~69歳の1万5672人を対象に1993年から14年間、追跡調査した。期間中に790人が脳卒中を発症した。
原因としては高血圧(35%)、喫煙(15%)、肥満(6%)、糖尿病(5%)などが高かった。こうした要因から脳卒中へのなりやすさを点数化し、予測モデルを作った。
脳卒中には脳梗塞やくも膜下出血、脳内出血などがある。がん、心筋梗塞に次ぐ日本人の死因の第3位。2008年の厚生労働省の調査によると、入院患者数の中で脳卒中患者の割合は約14%とひとつの疾患としては最も多かった。』
このスコアの優れているのは誰でも自分で簡単に計算できることだろう.ちなみに私は15点だったから今後10年間に脳卒中になる確率は1~2%.発症確率が5%未満,27点以下ならまあ安心していいんじゃないだろうか.
外来にやってくる人には頭が心配だからとMRI検査を希望するのに,喫煙や高血圧や肥満,はたまた糖尿病にまで無頓着な人が多すぎると思う.そういう人たちはこのスコアをやってみて自分のどこに問題があるのかを知ったほうがいいだろう.
『認知症を注射で治療へ
血管からの投与によるマウスの遺伝子治療実験
長崎大と自治医科大、理化学研究所の共同研究チームが、中高年での発症が多く、記憶障害を伴う認知症「アルツハイマー病」について、治療遺伝子をマウスの血管から注射器で投与して症状を緩和させる実験に世界で初めて成功した。今後、アルツハイマー病の予防、治療法の確立に向け実用化を目指す。
チームリーダーの一人、長崎大大学院医歯薬学総合研究科の岩田修永教授によると、アルツハイマー病はタンパク質「アミロイドβ(ベータ)ペプチド」が脳内に蓄積し、神経伝達を阻害することなどが原因とされ、確実な治療法はない。
一方、脳内では「ネプリライシン」というアミロイドβペプチドを分解する酵素も作られている。加齢やアルツハイマー病の進行とともにネプリライシンの量は減少することから、研究チームはこの酵素を増強することで病気の症状を緩和しようと試みた。
そこで、ネプリライシンを作る治療遺伝子(ネプリライシン遺伝子)を脳内に届ける"運び屋"となるウイルスを開発。末梢(まっしょう)血管に投与しても脳の神経細胞だけに作用する無害なウイルスで、長期間にわたって効果が保たれるという。これにネプリライシン遺伝子を組み込んだ。マウスに注射した結果、アミロイドβペプチドが減少し、学習・記憶能力も通常のマウスのレベルにまで回復したという。
これまで脳疾患の遺伝子治療では、頭蓋(ずがい)骨に穴を開けて直接注入する方法しかなかった。今回の成果で、脳の広い範囲に作用し、かつ簡単に遺伝子治療をすることが可能になる。"運び屋"ウイルスに組み込む遺伝子を変えれば別の疾患にも応用できるという。
今後、ウイルスの大量生産技術の開発や安全性といった問題を解決する必要はあるものの、岩田教授は「5、6年ほどで実用化できれば」としている。研究成果は、18日付の英国のオンライン科学雑誌にも掲載された。』
最近は,脳神経外科の外来でも認知症の薬物療法のために通院する人が増えている.治療薬も種類が増えて選択肢が増えたために進行の度合いや症状に応じて使い方を工夫するようになってきてはいるが,はっきり言って効く人には効くが効かない人には効かないような印象である.
私は脳血管障害が専門で認知症の専門家ではないし,今のところ脳へのアミロイドの沈着の度合いを画像で直接見る事もできないからHDS-Rの点数で評価しても良くなっている実感なんてわかないのが治療する側としては不満なのである.
その点,この治療法が実用化されればこれだけでアルツハイマー病の予防と改善ができる可能性がありそうで期待している.
血管からの投与によるマウスの遺伝子治療実験
長崎大と自治医科大、理化学研究所の共同研究チームが、中高年での発症が多く、記憶障害を伴う認知症「アルツハイマー病」について、治療遺伝子をマウスの血管から注射器で投与して症状を緩和させる実験に世界で初めて成功した。今後、アルツハイマー病の予防、治療法の確立に向け実用化を目指す。
チームリーダーの一人、長崎大大学院医歯薬学総合研究科の岩田修永教授によると、アルツハイマー病はタンパク質「アミロイドβ(ベータ)ペプチド」が脳内に蓄積し、神経伝達を阻害することなどが原因とされ、確実な治療法はない。
一方、脳内では「ネプリライシン」というアミロイドβペプチドを分解する酵素も作られている。加齢やアルツハイマー病の進行とともにネプリライシンの量は減少することから、研究チームはこの酵素を増強することで病気の症状を緩和しようと試みた。
そこで、ネプリライシンを作る治療遺伝子(ネプリライシン遺伝子)を脳内に届ける"運び屋"となるウイルスを開発。末梢(まっしょう)血管に投与しても脳の神経細胞だけに作用する無害なウイルスで、長期間にわたって効果が保たれるという。これにネプリライシン遺伝子を組み込んだ。マウスに注射した結果、アミロイドβペプチドが減少し、学習・記憶能力も通常のマウスのレベルにまで回復したという。
これまで脳疾患の遺伝子治療では、頭蓋(ずがい)骨に穴を開けて直接注入する方法しかなかった。今回の成果で、脳の広い範囲に作用し、かつ簡単に遺伝子治療をすることが可能になる。"運び屋"ウイルスに組み込む遺伝子を変えれば別の疾患にも応用できるという。
今後、ウイルスの大量生産技術の開発や安全性といった問題を解決する必要はあるものの、岩田教授は「5、6年ほどで実用化できれば」としている。研究成果は、18日付の英国のオンライン科学雑誌にも掲載された。』
最近は,脳神経外科の外来でも認知症の薬物療法のために通院する人が増えている.治療薬も種類が増えて選択肢が増えたために進行の度合いや症状に応じて使い方を工夫するようになってきてはいるが,はっきり言って効く人には効くが効かない人には効かないような印象である.
私は脳血管障害が専門で認知症の専門家ではないし,今のところ脳へのアミロイドの沈着の度合いを画像で直接見る事もできないからHDS-Rの点数で評価しても良くなっている実感なんてわかないのが治療する側としては不満なのである.
その点,この治療法が実用化されればこれだけでアルツハイマー病の予防と改善ができる可能性がありそうで期待している.
コーヒーは脳卒中にも効く
2013年3月15日 医食同源 コメント (3)
『緑茶、コーヒーで脳卒中リスク減=8万人追跡調査―循環器病センター
緑茶やコーヒーをよく飲む人ほど脳卒中になるリスクが軽減されるとの調査結果を、国立循環器病研究センターなどがまとめ、米医学誌「ストローク」(電子版)に発表した。
調査は1995年と98年に、岩手、新潟、長野、高知、長崎、沖縄県などにある九つの保健所管内の45~74歳の男女約8万2000人を対象に実施。緑茶および缶コーヒーを除くコーヒーの摂取頻度のアンケート調査を行い、2007年末まで追跡調査したところ、うち3425人が脳卒中を発症していた。
緑茶の摂取頻度で発症リスクを比較したところ、頻度の最も少ない「飲まない」人に比べ、最も多い「毎日4杯以上」の人は20%、「毎日2、3杯」の人は14%リスクが低かった。
コーヒーでは、「飲まない」人に比べ、頻度の最も多い「毎日2杯以上」で19%、次いで「毎日1杯」で20%、「週3~6日」で11%、それぞれリスクが減った。
また、緑茶もコーヒーも両方飲まない人と比べると、緑茶を毎日2杯以上飲むか、コーヒーを毎日1杯以上飲むと、脳卒中のリスクがそれぞれ約3割低下した。
同研究センター予防健診部の小久保喜弘医長は「あくまで推察だが、緑茶カテキンは抗凝固作用などで血管を保護し、コーヒーは血管の詰まりの危険因子である高血糖を下げるといわれるクロロゲン酸がリスク軽減に関与しているのかもしれない」と話している。』
以前にも「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはなく、心血管系疾患死亡のリスクが低下する可能性がある」という記事をここで引用した事がある.
http://nougekai.diarynote.jp/200806280910130000/
「男女とも、年齢、喫煙、他のCVDおよび癌のリスクファクターについての調整後、コーヒー摂取の各区分を通してあらゆる原因による死亡の相対リスクは、コーヒー摂取が増加するにつれて低下した。摂取量が1ヵ月に1杯未満の場合と比べて、1日に6杯以上の摂取では、男性において20%、女性において17%のリスク低下と関連があった。」とういうし,ほかにもコーヒーを1日に1杯以上飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度っていう話がある.
そして,「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはない」というのだから飲めば飲むだけ脳および心血管系のリスクが下がると考えていいのだろう.
以前も書いたが,私はもともと紅茶党だったのが大学に入って喫茶店でコーヒーを飲むようになり,仕事をするようになってからは1日に何杯もコーヒーを飲むコーヒー党になった.休日でも自宅で1日に少なくとも2杯は飲んでいる.
医局では手間のかからないモンカフェを買い置きしてもらっているが,休日は近くの宮越屋にコーヒー豆を買いに行って自宅でドリップして飲んでいる.手間がかかるのは厭なのでもっぱら豆はペーパーフィルター用に挽いてもらっていたが,最近は豆だけ買って来て自宅でミルを使うようになった.
独身時代には生の豆を買って来て自宅で焙煎したこともあった.味も香りも格別なのだが,焙煎の時に出る煙の匂いが強烈なのと手間がかかるのでやめてしまった.今はコーヒーショップが近いので少量だけ購入して味が落ちる前に消費するようにしている.
私はモカやコナ等どちらかというと苦みのあるコーヒーが好きなのだが,残念ながら家族には評判が良くないので,もっぱらブルーマウンテンブレンドを買っている.もっとも家族は六花亭のケーキがあれば機嫌がいいので週末は近所に散歩がてらケーキとコーヒー豆を買いに行くのが日課のようになっている.
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は糖分の吸収を遅らせ血糖を下げる働きを持つようだからケーキとの相性はいいのではないだろうか.
緑茶やコーヒーをよく飲む人ほど脳卒中になるリスクが軽減されるとの調査結果を、国立循環器病研究センターなどがまとめ、米医学誌「ストローク」(電子版)に発表した。
調査は1995年と98年に、岩手、新潟、長野、高知、長崎、沖縄県などにある九つの保健所管内の45~74歳の男女約8万2000人を対象に実施。緑茶および缶コーヒーを除くコーヒーの摂取頻度のアンケート調査を行い、2007年末まで追跡調査したところ、うち3425人が脳卒中を発症していた。
緑茶の摂取頻度で発症リスクを比較したところ、頻度の最も少ない「飲まない」人に比べ、最も多い「毎日4杯以上」の人は20%、「毎日2、3杯」の人は14%リスクが低かった。
コーヒーでは、「飲まない」人に比べ、頻度の最も多い「毎日2杯以上」で19%、次いで「毎日1杯」で20%、「週3~6日」で11%、それぞれリスクが減った。
また、緑茶もコーヒーも両方飲まない人と比べると、緑茶を毎日2杯以上飲むか、コーヒーを毎日1杯以上飲むと、脳卒中のリスクがそれぞれ約3割低下した。
同研究センター予防健診部の小久保喜弘医長は「あくまで推察だが、緑茶カテキンは抗凝固作用などで血管を保護し、コーヒーは血管の詰まりの危険因子である高血糖を下げるといわれるクロロゲン酸がリスク軽減に関与しているのかもしれない」と話している。』
以前にも「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはなく、心血管系疾患死亡のリスクが低下する可能性がある」という記事をここで引用した事がある.
http://nougekai.diarynote.jp/200806280910130000/
「男女とも、年齢、喫煙、他のCVDおよび癌のリスクファクターについての調整後、コーヒー摂取の各区分を通してあらゆる原因による死亡の相対リスクは、コーヒー摂取が増加するにつれて低下した。摂取量が1ヵ月に1杯未満の場合と比べて、1日に6杯以上の摂取では、男性において20%、女性において17%のリスク低下と関連があった。」とういうし,ほかにもコーヒーを1日に1杯以上飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度っていう話がある.
そして,「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはない」というのだから飲めば飲むだけ脳および心血管系のリスクが下がると考えていいのだろう.
以前も書いたが,私はもともと紅茶党だったのが大学に入って喫茶店でコーヒーを飲むようになり,仕事をするようになってからは1日に何杯もコーヒーを飲むコーヒー党になった.休日でも自宅で1日に少なくとも2杯は飲んでいる.
医局では手間のかからないモンカフェを買い置きしてもらっているが,休日は近くの宮越屋にコーヒー豆を買いに行って自宅でドリップして飲んでいる.手間がかかるのは厭なのでもっぱら豆はペーパーフィルター用に挽いてもらっていたが,最近は豆だけ買って来て自宅でミルを使うようになった.
独身時代には生の豆を買って来て自宅で焙煎したこともあった.味も香りも格別なのだが,焙煎の時に出る煙の匂いが強烈なのと手間がかかるのでやめてしまった.今はコーヒーショップが近いので少量だけ購入して味が落ちる前に消費するようにしている.
私はモカやコナ等どちらかというと苦みのあるコーヒーが好きなのだが,残念ながら家族には評判が良くないので,もっぱらブルーマウンテンブレンドを買っている.もっとも家族は六花亭のケーキがあれば機嫌がいいので週末は近所に散歩がてらケーキとコーヒー豆を買いに行くのが日課のようになっている.
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は糖分の吸収を遅らせ血糖を下げる働きを持つようだからケーキとの相性はいいのではないだろうか.
『中韓、震災追悼式を欠席 昨年は参加、関係影響か
政府が11日に都内で開催した東日本大震災2周年追悼式に、中国と韓国の代表者が出席しなかったことが分かった。政府筋が明らかにした。両国とも昨年の追悼式には参加した。日中、日韓関係が影響しているとの見方もある。
関係者によると、外務省は2月前後、中韓両国を含む約150の在京大使館に追悼式の案内状を送付した。中国は案内状の返信でいったん「出席」と返事をしたが、3月に入り欠席の連絡があった。理由については特段の説明はなかった。
韓国は案内状の返信で「欠席」と回答。在京韓国大使館は外務省に「他意はない」と連絡した。』
『韓国の3・11式典欠席は「ガチうっかり」? 駐日大使がツイッターで「事務的なミス」強調
韓国・申大使はツイッターで「知らなかった」と弁明
東日本大震災から2年、2013年3月11日政府が開催した式典では、約140の国や国際機関の代表が犠牲者への哀悼の意を示した。ところが、前年は参加したにもかかわらず、今年は欠席した隣国がある。中国と韓国だ。
このうち中国は、台湾が献花の際に国家並みの扱いを受けたことが理由だと明らかになっている。一方わからないのが韓国で、その言い分は「意図的ではなく、事務的なミス」だという。実際のところは――
■「招待のファックス、間違えて捨てた」
韓国が3・11式典を欠席――そう聞けば、ほとんどの人は「政治的な嫌がらせ」と考えるだろう。日韓関係は2012年夏以来緊張状態が続いており、13年2月22日には島根県の「竹島の日」式典開催が一悶着を起こしたばかりだ。これまでのいきさつからも、韓国が政治的理由で「不参加」の挙に出ることは容易に想像できる。
ところが意外にも、韓国側は「他意はなかった」と弁明しきりだ。
「昨日の追悼式には『事務的なミスがあって、招待の事実を知らなかったので行けなかった』ことであります。私が知ってたら行かないはずが全然ないのはよく判っていただけると思います」
申ガク秀・駐日大使はツイッターで12日、一般ユーザーからの問いに答える形でこうつぶやいた。
申大使は別のユーザーからの問いに対しても重ねて、「いいえ、事務的なミスで知らなっかた(※原文ママ)から行けなかったんです」と弁明、あくまで「ミス」だと繰り返す。岸田文雄外相も12日の会見でこの立場を支持し、問題視しない意向を示した。
なら「事務的なミス」とはいったい何なのか。駐日韓国大使館は「この件については一切コメントしておりません」とにべもないが、韓国のテレビ局SBSは、
「招待のファックスが英語だったので、大使館員が重要なものと思わずうっかり捨てた」
と「事の真相」を報じる。しかしこの弁明には当のSBSさえ「理解できない」と首をかしげる。
「あれだけ支援した韓国の欠席、日本はなぜ確認しない」
そもそも韓国が国ぐるみの明確な意図を持って「欠席」したのなら、同国のメディアは胸を張ってこの話を取り上げそうなものだ。しかし実際にはこの話題の現地での扱いは比較的小さく、あっても上記のような「言い訳」ばかり。OBS京仁テレビに至っては、
「日本側にしても、大震災が起きるやいなや直ちに救助隊を派遣し、しかも国民こぞって募金活動までした韓国が参加しないなら、本来なら変だと思うはずだ。だが日本はしっかりと確認しなかった。(中略)結局申大使は追悼式に参加できなかった」
と日本側に「責任転嫁」する始末だ。この「韓国スタイル」外交には、外務省の担当者も苦笑を隠さない。
「中国とはまったく事情が違います。今ごろ『しまった!』と思ってるのでは。確認しなかった日本が悪い? いや、他の国は普通に来ていますし……」』
私は,この2つのニュースを見て『韓国は案内状の返信で「欠席」と回答。在京韓国大使館は外務省に「他意はない」と連絡』しておいて,『事務的なミスがあって、招待の事実を知らなかったので行けなかった』と言える韓国人は子供みたいだと思った.
子供という言い方が失礼ならば,韓国人は「理想主義者」なのではないだろうか.きっと世の中は自分を中心に回っていると考えたくて,自分の思うように行かない事は認めたくなくて,都合の悪い事はすべて他人のせいにする事によってつじつまを合わせたいのではないだろうか.
こういう考え方は,私には非常に幼稚に思えるのでそうだとすれば何でも日本が悪いと言う韓国人もそれほど憎むべき人たちでもないように思えてくる.彼らに言わせればきっと「他意はない」のだろうから悪気はないということなのだ.
問題なのはたとえ悪気がなくとも,そんな言い分が世の中に通用するかどうかということだ.まるでダダッ子のようで理屈を聞く耳ももたないから始末に負えないし,子供じゃないから親が叱るわけにもいかないわけだ.外相が問題視しない意向を示したのは大人の対応というものだろう.
かくしてTPOをわきまえずオリンピックなどでも傍若無人な振る舞いをする韓国人が現れるわけで,中国のように意図的な悪意はないのだろうが,韓国にはもうちょっと大人の対応ができるようになってもらいたいものだ.
4月5日 追記)あれだけ支援したと主張する韓国の実体 図表追加
『震災後の義援金、米と台湾が最多 最貧国30カ国からも
東日本大震災後、海外から日本赤十字社に寄せられた義援金の額を、日赤が国・地域別にまとめた。昨年末時点で米国、台湾が29億円を超え1、2位。一方で最貧国30カ国からも支援があった。全体では179カ国・地域から計227億円にのぼる。
今回日赤が集計した義援金は自治体を通じて被災者の支援にあてられるもので、日赤の活動にあてられる救援金とは異なる。
台湾と国交はないが、政府は「破格の支援を受けた」(菅義偉官房長官)として、先月の震災追悼式に参加した代表を他国と同様に扱った。中国からの義援金は約9億円で5位。香港とあわせると約16億円で、タイに次ぎ4位になる。
国連が認定する後発開発途上国(最貧国)49カ国のうち30カ国からも計約6億円が集まった。多い順にバングラデシュ1・6億円、アフガニスタン1億円、ブータンや東ティモールからも9千万円を超えた。アフリカも17カ国にのぼる。
最貧国からの義援金の背景について、日赤は「日本からの途上国援助(ODA)や過去の自然災害支援への感謝もあるのではないか」と説明している。現地の日本人による支援も含まれるかもしれないという。
海外からの義援金は国内で集まった分とともに、被災した15都道県に配分されている。日赤の義援金受け付けは来年3月末まで。』
何を言っても実際にやったことを見れば,何を考えているかはわかるものです.
政府が11日に都内で開催した東日本大震災2周年追悼式に、中国と韓国の代表者が出席しなかったことが分かった。政府筋が明らかにした。両国とも昨年の追悼式には参加した。日中、日韓関係が影響しているとの見方もある。
関係者によると、外務省は2月前後、中韓両国を含む約150の在京大使館に追悼式の案内状を送付した。中国は案内状の返信でいったん「出席」と返事をしたが、3月に入り欠席の連絡があった。理由については特段の説明はなかった。
韓国は案内状の返信で「欠席」と回答。在京韓国大使館は外務省に「他意はない」と連絡した。』
『韓国の3・11式典欠席は「ガチうっかり」? 駐日大使がツイッターで「事務的なミス」強調
韓国・申大使はツイッターで「知らなかった」と弁明
東日本大震災から2年、2013年3月11日政府が開催した式典では、約140の国や国際機関の代表が犠牲者への哀悼の意を示した。ところが、前年は参加したにもかかわらず、今年は欠席した隣国がある。中国と韓国だ。
このうち中国は、台湾が献花の際に国家並みの扱いを受けたことが理由だと明らかになっている。一方わからないのが韓国で、その言い分は「意図的ではなく、事務的なミス」だという。実際のところは――
■「招待のファックス、間違えて捨てた」
韓国が3・11式典を欠席――そう聞けば、ほとんどの人は「政治的な嫌がらせ」と考えるだろう。日韓関係は2012年夏以来緊張状態が続いており、13年2月22日には島根県の「竹島の日」式典開催が一悶着を起こしたばかりだ。これまでのいきさつからも、韓国が政治的理由で「不参加」の挙に出ることは容易に想像できる。
ところが意外にも、韓国側は「他意はなかった」と弁明しきりだ。
「昨日の追悼式には『事務的なミスがあって、招待の事実を知らなかったので行けなかった』ことであります。私が知ってたら行かないはずが全然ないのはよく判っていただけると思います」
申ガク秀・駐日大使はツイッターで12日、一般ユーザーからの問いに答える形でこうつぶやいた。
申大使は別のユーザーからの問いに対しても重ねて、「いいえ、事務的なミスで知らなっかた(※原文ママ)から行けなかったんです」と弁明、あくまで「ミス」だと繰り返す。岸田文雄外相も12日の会見でこの立場を支持し、問題視しない意向を示した。
なら「事務的なミス」とはいったい何なのか。駐日韓国大使館は「この件については一切コメントしておりません」とにべもないが、韓国のテレビ局SBSは、
「招待のファックスが英語だったので、大使館員が重要なものと思わずうっかり捨てた」
と「事の真相」を報じる。しかしこの弁明には当のSBSさえ「理解できない」と首をかしげる。
「あれだけ支援した韓国の欠席、日本はなぜ確認しない」
そもそも韓国が国ぐるみの明確な意図を持って「欠席」したのなら、同国のメディアは胸を張ってこの話を取り上げそうなものだ。しかし実際にはこの話題の現地での扱いは比較的小さく、あっても上記のような「言い訳」ばかり。OBS京仁テレビに至っては、
「日本側にしても、大震災が起きるやいなや直ちに救助隊を派遣し、しかも国民こぞって募金活動までした韓国が参加しないなら、本来なら変だと思うはずだ。だが日本はしっかりと確認しなかった。(中略)結局申大使は追悼式に参加できなかった」
と日本側に「責任転嫁」する始末だ。この「韓国スタイル」外交には、外務省の担当者も苦笑を隠さない。
「中国とはまったく事情が違います。今ごろ『しまった!』と思ってるのでは。確認しなかった日本が悪い? いや、他の国は普通に来ていますし……」』
私は,この2つのニュースを見て『韓国は案内状の返信で「欠席」と回答。在京韓国大使館は外務省に「他意はない」と連絡』しておいて,『事務的なミスがあって、招待の事実を知らなかったので行けなかった』と言える韓国人は子供みたいだと思った.
子供という言い方が失礼ならば,韓国人は「理想主義者」なのではないだろうか.きっと世の中は自分を中心に回っていると考えたくて,自分の思うように行かない事は認めたくなくて,都合の悪い事はすべて他人のせいにする事によってつじつまを合わせたいのではないだろうか.
こういう考え方は,私には非常に幼稚に思えるのでそうだとすれば何でも日本が悪いと言う韓国人もそれほど憎むべき人たちでもないように思えてくる.彼らに言わせればきっと「他意はない」のだろうから悪気はないということなのだ.
問題なのはたとえ悪気がなくとも,そんな言い分が世の中に通用するかどうかということだ.まるでダダッ子のようで理屈を聞く耳ももたないから始末に負えないし,子供じゃないから親が叱るわけにもいかないわけだ.外相が問題視しない意向を示したのは大人の対応というものだろう.
かくしてTPOをわきまえずオリンピックなどでも傍若無人な振る舞いをする韓国人が現れるわけで,中国のように意図的な悪意はないのだろうが,韓国にはもうちょっと大人の対応ができるようになってもらいたいものだ.
4月5日 追記)あれだけ支援したと主張する韓国の実体 図表追加
『震災後の義援金、米と台湾が最多 最貧国30カ国からも
東日本大震災後、海外から日本赤十字社に寄せられた義援金の額を、日赤が国・地域別にまとめた。昨年末時点で米国、台湾が29億円を超え1、2位。一方で最貧国30カ国からも支援があった。全体では179カ国・地域から計227億円にのぼる。
今回日赤が集計した義援金は自治体を通じて被災者の支援にあてられるもので、日赤の活動にあてられる救援金とは異なる。
台湾と国交はないが、政府は「破格の支援を受けた」(菅義偉官房長官)として、先月の震災追悼式に参加した代表を他国と同様に扱った。中国からの義援金は約9億円で5位。香港とあわせると約16億円で、タイに次ぎ4位になる。
国連が認定する後発開発途上国(最貧国)49カ国のうち30カ国からも計約6億円が集まった。多い順にバングラデシュ1・6億円、アフガニスタン1億円、ブータンや東ティモールからも9千万円を超えた。アフリカも17カ国にのぼる。
最貧国からの義援金の背景について、日赤は「日本からの途上国援助(ODA)や過去の自然災害支援への感謝もあるのではないか」と説明している。現地の日本人による支援も含まれるかもしれないという。
海外からの義援金は国内で集まった分とともに、被災した15都道県に配分されている。日赤の義援金受け付けは来年3月末まで。』
何を言っても実際にやったことを見れば,何を考えているかはわかるものです.
『中国のサイバー攻撃 世界経済をも変えさせかねない
米国のコンピューターセキュリティー企業が、米国の企業や政府機関に対するハッカー攻撃には中国人民解放軍が関与していたとする報告書を2月に発表した。それによると、中国は2006年から、テレコミュニケーションや宇宙開発、エネルギー分野など約20業種、少なくとも141企業からデータを盗んでいたという。長期に及ぶ慎重な調査は、大半の攻撃が中国・上海のオフィス街にある12階建てのビルを発信元としていることを突き止めた。そこに存在するのは人民解放軍の部隊「61398」だった。
「スモーキングガン(動かぬ証拠)」。2月23日号の英誌エコノミストは報告書をこう呼んだ。世界の多くの疑心は確信に変わった。同誌は「中国にとって国家安全保障という言葉の意味は、あからさまな盗難行為であることを報告書は示した」と皮肉った。
どの国も経済価値のある機密を求めている。だが、2月20日付米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)の社説は「中国のケースは異なる」との立場を取る。同紙は「産業革命や開発の波は、起業家が自分たちの創造力と労働によって利益をあげる枠組みに依存しているが、中国は常に自由経済の創造力にただ乗りしてきた」とし、「中国は自国の企業が成長を続けるために、いんちきが必要だと判断した」と指摘。結果として、国を挙げて企業などから情報を盗もうとする中国は、攻撃をしかける量も、抜き取るデータも大量なだけに「世界経済秩序を変えかねない」と警鐘を鳴らす。
欧米、とりわけ米国は、サイバー攻撃の問題で中国と対峙(たいじ)すべきだ。エコノミストは、「米国は政府が支援する犯罪は受け入れられないと中国に明確にする必要がある」と訴える。ここまで証拠があがってきていることから、「もっと名指しや恥をかかせることを考える必要がある」とも提言する。
サイバー攻撃は、被害側が被害を隠すことが多い。だが、防衛意識を政府や企業間に広げるためにも公表することが必要だ。2月26日付米紙ニューヨーク・タイムズの社説(電子版)は、「企業幹部は脅威をオープンに協議することが、ほかの人を危険に対してもっと警戒させることになり、それが長期的な利益となることを理解すべきだ」としている。』
中国がコピー商品の天国だったことは知っていたが,これは国家が企業秘密を盗んで自国の産業振興にそれを利用しているという話であり,中国という国そのものが泥棒をする犯罪国家という事だろう.他人の家に上がり込んで価値のあるものを盗み取る窃盗犯と何ら変わりない.
そう考えれば尖閣問題は強盗に近いが,こういう国だから他国の領土を掠め取るくらい別に何とも思わないのだろう.結果として日本は長年ODAをつぎ込んで泥棒国家の国力を高めることに尽力してきたことになり何とも間の抜けた話である.中国人のマナーが最低なことは知っているが,それが国家レベルだというのだからまったくお話にならない.
すっかり平和ぼけしている日本人もこれからは『中国人を見たら泥棒と思え』くらいの気持ちでしっかり自己防衛をしなければならない時が来ているのだろう.
注)ODAとは「政府開発援助」の略語で,開発途上国の経済開発や福祉向上を助ける仕組み.内容は「返済義務のない資金を供与する“無償資金協力”」「技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を援助する“技術協力”」「低金利で資金を貸す“円借款”」に分けられる.
米国のコンピューターセキュリティー企業が、米国の企業や政府機関に対するハッカー攻撃には中国人民解放軍が関与していたとする報告書を2月に発表した。それによると、中国は2006年から、テレコミュニケーションや宇宙開発、エネルギー分野など約20業種、少なくとも141企業からデータを盗んでいたという。長期に及ぶ慎重な調査は、大半の攻撃が中国・上海のオフィス街にある12階建てのビルを発信元としていることを突き止めた。そこに存在するのは人民解放軍の部隊「61398」だった。
「スモーキングガン(動かぬ証拠)」。2月23日号の英誌エコノミストは報告書をこう呼んだ。世界の多くの疑心は確信に変わった。同誌は「中国にとって国家安全保障という言葉の意味は、あからさまな盗難行為であることを報告書は示した」と皮肉った。
どの国も経済価値のある機密を求めている。だが、2月20日付米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)の社説は「中国のケースは異なる」との立場を取る。同紙は「産業革命や開発の波は、起業家が自分たちの創造力と労働によって利益をあげる枠組みに依存しているが、中国は常に自由経済の創造力にただ乗りしてきた」とし、「中国は自国の企業が成長を続けるために、いんちきが必要だと判断した」と指摘。結果として、国を挙げて企業などから情報を盗もうとする中国は、攻撃をしかける量も、抜き取るデータも大量なだけに「世界経済秩序を変えかねない」と警鐘を鳴らす。
欧米、とりわけ米国は、サイバー攻撃の問題で中国と対峙(たいじ)すべきだ。エコノミストは、「米国は政府が支援する犯罪は受け入れられないと中国に明確にする必要がある」と訴える。ここまで証拠があがってきていることから、「もっと名指しや恥をかかせることを考える必要がある」とも提言する。
サイバー攻撃は、被害側が被害を隠すことが多い。だが、防衛意識を政府や企業間に広げるためにも公表することが必要だ。2月26日付米紙ニューヨーク・タイムズの社説(電子版)は、「企業幹部は脅威をオープンに協議することが、ほかの人を危険に対してもっと警戒させることになり、それが長期的な利益となることを理解すべきだ」としている。』
中国がコピー商品の天国だったことは知っていたが,これは国家が企業秘密を盗んで自国の産業振興にそれを利用しているという話であり,中国という国そのものが泥棒をする犯罪国家という事だろう.他人の家に上がり込んで価値のあるものを盗み取る窃盗犯と何ら変わりない.
そう考えれば尖閣問題は強盗に近いが,こういう国だから他国の領土を掠め取るくらい別に何とも思わないのだろう.結果として日本は長年ODAをつぎ込んで泥棒国家の国力を高めることに尽力してきたことになり何とも間の抜けた話である.中国人のマナーが最低なことは知っているが,それが国家レベルだというのだからまったくお話にならない.
すっかり平和ぼけしている日本人もこれからは『中国人を見たら泥棒と思え』くらいの気持ちでしっかり自己防衛をしなければならない時が来ているのだろう.
注)ODAとは「政府開発援助」の略語で,開発途上国の経済開発や福祉向上を助ける仕組み.内容は「返済義務のない資金を供与する“無償資金協力”」「技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を援助する“技術協力”」「低金利で資金を貸す“円借款”」に分けられる.
暴風雪の後は汚染黄砂?
2013年3月11日 日常 コメント (1)
札幌にもたまに黄砂が飛来して空が黄色っぽく霞んでいるのを何回かは見た記憶がある.東京の空が黄色くなったという話を聞いて,気象庁の黄砂予測を見ていたら明日あたりから黄砂が北海道にも飛んで来るらしい.
今年は中国からのPM2.5が話題になっているが,黄砂と反応すると発がん物質が生成されるというのをこの間テレビでやっていた.だとするとこの黄砂はできるだけ避けた方がいいのかもしれない.
東日本大震災から今日でちょうど丸2年.地震も津波も暴風雪も黄砂も発生を防ぐ事はできないだろうが,事故やPM2.5の発生は防げるはず.私に出来るのはせいぜい避難するだけだが,それを理由に仕事を休むのはさすがにちょっと気が引けた.
今年は中国からのPM2.5が話題になっているが,黄砂と反応すると発がん物質が生成されるというのをこの間テレビでやっていた.だとするとこの黄砂はできるだけ避けた方がいいのかもしれない.
東日本大震災から今日でちょうど丸2年.地震も津波も暴風雪も黄砂も発生を防ぐ事はできないだろうが,事故やPM2.5の発生は防げるはず.私に出来るのはせいぜい避難するだけだが,それを理由に仕事を休むのはさすがにちょっと気が引けた.
『北日本、また大荒れ 10日にかけ警戒を
気象庁は9日、発達する低気圧の影響で北日本(北海道、東北)は10日にかけて猛吹雪になる所があるとして、警戒を呼び掛けた。見通しの悪化や、吹きだまりができて車の運転が困難になる恐れがある。北海道の日本海側南部や太平洋側を中心に大雪も予想される。雪崩にも注意が必要だ。
気象庁によると、9日は北日本を中心に冬型の気圧配置になった。冬型は9日夜にいったん緩むが、日本海に発生する低気圧が10日は急発達しながら北海道を通って千島近海に進む見通し。低気圧の通過後は急激に風が強まるという。
北海道・襟裳岬では9日、最大瞬間風速32・5メートルの強風を観測した。』
先週は土曜日の午後から大荒れになったが,今週は今朝から札幌市内でも暴風雪になった.こんな日は土曜日に午前中だけ仕事に行くなんていうのが厭になる.
気象庁は9日、発達する低気圧の影響で北日本(北海道、東北)は10日にかけて猛吹雪になる所があるとして、警戒を呼び掛けた。見通しの悪化や、吹きだまりができて車の運転が困難になる恐れがある。北海道の日本海側南部や太平洋側を中心に大雪も予想される。雪崩にも注意が必要だ。
気象庁によると、9日は北日本を中心に冬型の気圧配置になった。冬型は9日夜にいったん緩むが、日本海に発生する低気圧が10日は急発達しながら北海道を通って千島近海に進む見通し。低気圧の通過後は急激に風が強まるという。
北海道・襟裳岬では9日、最大瞬間風速32・5メートルの強風を観測した。』
先週は土曜日の午後から大荒れになったが,今週は今朝から札幌市内でも暴風雪になった.こんな日は土曜日に午前中だけ仕事に行くなんていうのが厭になる.
3月3日は朝から忙しくて写真を数枚撮るだけで精一杯だった.
せっかくなのでちょっと遅くなってしまったが写真だけ載せることにした.おひな様も今年は箱から出たのが3日間だけだった.
娘が大きくなるとひな祭りもだんだん簡素になっていくようだ.
せっかくなのでちょっと遅くなってしまったが写真だけ載せることにした.おひな様も今年は箱から出たのが3日間だけだった.
娘が大きくなるとひな祭りもだんだん簡素になっていくようだ.
正しい知識がないと...
2013年3月4日 社会の問題 コメント (2)
『“雪に埋まったらエンジン切る”注意を
北海道中標津町で、雪に埋まって動けなくなった車の中にいた家族4人が一酸化炭素中毒で死亡したことについて、JAF=日本自動車連盟北海道本部は、車のマフラー部分が雪で埋まったら必ずエンジンを切るよう注意を呼びかけています。
中標津町では、2日夜雪に埋まって動けなくなった車の中で、小学生から高校生のきょうだい3人とその母親の、合わせて4人が排気ガスによる一酸化炭素中毒で死亡しました。
JAFによりますと、暴風雪などで車が立ち往生して雪に埋まると、排気ガスを出すマフラーの排出口も雪で覆われ、一酸化炭素中毒を引き起こすおそれがあるということです。
これは、ガスがうまく排出されずに車の下にたまり、車体の隙間から中に流れ込むためだということです。
一酸化炭素は無色でにおいが無く、車の中に流れ込んで来ても気づくのが遅れ、異変に気付いた時は体が思うように動かず、逃げることもできなくなってしまう場合があるということです。
このためJAFは、吹雪などで車が立ち往生したら必ずエンジンを切るよう注意を呼びかけています。
立往生が長時間に及び、寒さ対策でやむを得ずエンジンをかける場合は、マフラーの排出口を中心に、車の周りを除雪する必要があるということです。
JAFは、ふだんから車に暖をとるための毛布や除雪のためのスコップを積んでおいてほしいと話しています。』
『北海道の暴風雪 死者9人に
猛吹雪となった北海道北見市の路上で2日、倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された76歳の女性は、死因が凍死だったことが分かりました。
北海道や北見市によりますと、2日からの北海道の暴風雪で死亡した人は9人になりました。
この女性は、北見市留辺蘂町平里に住む仁義邦子さん(76)で、2日午後10時すぎ、近くの路上で倒れているのを一緒に住む長男が見つけて病院に運ばれましたが、3日の未明、死亡が確認されました。その後、警察が遺体を調べた結果、死因は凍死だったことが分かったということです。
警察によりますと、仁義さんは当時、車で帰宅途中だったとみられ、車はエンジンがかかった状態で自宅からおよそ200メートル離れた路上の雪の吹きだまりの中に埋まっていて、仁義さんは、そこから70メートルほど家に近づいた場所で倒れていたということです。
警察は、猛吹雪で車が立往生し、車から降りて自宅に戻る途中に倒れたのではないかとみて詳しい状況を調べています。』
『凍死の父親 両手を娘の体の下に
猛吹雪となった北海道のオホーツク海側の湧別町で、9歳の娘と一緒に道路脇で倒れ、凍死した男性は、娘に覆いかぶさって両手を娘の体の下に回し娘の体を守るようにした状態で見つかったことが分かりました。
湧別町で行方不明になった岡田幹男さん(53)と9歳の長女の2人は、3日朝、乗っていた車からおよそ300メートル離れた道路脇の農業用倉庫の前で倒れているのが見つかり、岡田さんは病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、見つかったとき、岡田さんはあおむけに横たわっていた娘の上に覆いかぶさり、両手を娘の体の下に回し娘の体を守るようにした状態だったということです。
2人を見つけた警察官は岡田さんに声をかけましたが反応はなく、続けて娘の肩をたたきながら声をかけ続けたところ、しばらくしてからうめき声を上げそのあと泣きじゃくっていたということです。
2人が行方不明になる直前に携帯電話で連絡を取り合っていた知人の男性に岡田さんは「ガソリンがなくなりそうだ。友人の家が近くにあるはずだから、車を置いて歩いていく」と話していて、警察は2人が吹雪の中、避難しようと車から出たとみて詳しい状況を調べています。』
『猛吹雪の北海道 死者は8人に
猛吹雪が続いた北海道では、雪に埋まって動けなくなった車の中にいた家族4人が一酸化炭素中毒で死亡したほか、吹雪で立往生した車から降りて歩いて避難しようとした人が力尽きて亡くなるなど、これまでに8人の死者が出ています。
2日午後7時すぎ、北海道中標津町の道路の真ん中で、軽乗用車が高さ2メートルほどの雪に埋まり、中にいた、近くに住む宮下加津世さん(40)と宮下さんの子どもで小学生から高校生の3人のきょうだいが、いずれも一酸化炭素中毒で死亡しました。
車はエンジンをかけた状態で、マフラーが雪に埋もれたていたということで、警察は排気ガスが車内に流れ込んだ可能性があるとみて調べています。
また、湧別町では2日午後、湧別町の漁業、岡田幹男さん(53)と小学3年の9歳の長女の2人が軽トラックで出かけたあと連絡が取れなくなりました。
車は午後9時半すぎに自宅から2キロ余り離れた道路で見つかりましたが、3日午前7時すぎ、車から300メートル余り離れた農業用の倉庫の前で、岡田さんが抱きかかえるように長女に覆いかぶさっているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。長女は命に別状はないということです。
警察は、車が吹雪で立往生したため知人の家に避難しようと外に出たところ、動けなくなったとみて調べています。
このほか、中標津町で2日夜から連絡が取れなくなっていた23歳の女性が自宅近くの牧草地で死亡しているのが見つかったほか、網走市と富良野市でも吹雪で身動きがとれなくなったとみられる男性の遺体が、道路脇や畑で見つかり、北海道ではこれまでに8人の死者が出ています。』
積雪量は13cm程度だったようだから地吹雪によるホワイトアウトで吹きだまりに突っ込み動けなくなった車が多かったのだろう.一度でも経験したことがあれば恐ろしさが身にしみてどのように対処すればよいかも考えることだろうが,初めてだったらこのように不幸な転帰になっても不思議ではない.
車から200〜300mで倒れるのが不思議なように思うかもしれないが,目を開けるどころか息をするのも困難になる地吹雪はそういうものだろう.私も十数年前に石狩で酷い地吹雪に遭遇したことがあるが,道路と路肩の境界もまったく分からず路肩表示の矢印をたよりにのろのろと走行した記憶がある.それでも風が強くなると何も見えないので止まるしかなくなるほどだった.
雪に埋もれた車の中での一酸化炭素中毒というのも最近は聞かなくなっていたが,子供の頃から何度かニュースで聞いていたのでたとえ雪に埋もれてもエンジンは切らなければいけないし,時々は換気のために少し窓を開けなければならないことも知っていた.幸い車ごと雪に埋もれたことはないが北海道で冬に車を運転するなら知っておくべきことだろう.
娘を守って亡くなった父親はあまりに可哀想だが,知っていると知らないとで人生が大きく変わってしまうことは他にもあるような気がする.雪の犠牲になった人達のご冥福をお祈りする.
北海道中標津町で、雪に埋まって動けなくなった車の中にいた家族4人が一酸化炭素中毒で死亡したことについて、JAF=日本自動車連盟北海道本部は、車のマフラー部分が雪で埋まったら必ずエンジンを切るよう注意を呼びかけています。
中標津町では、2日夜雪に埋まって動けなくなった車の中で、小学生から高校生のきょうだい3人とその母親の、合わせて4人が排気ガスによる一酸化炭素中毒で死亡しました。
JAFによりますと、暴風雪などで車が立ち往生して雪に埋まると、排気ガスを出すマフラーの排出口も雪で覆われ、一酸化炭素中毒を引き起こすおそれがあるということです。
これは、ガスがうまく排出されずに車の下にたまり、車体の隙間から中に流れ込むためだということです。
一酸化炭素は無色でにおいが無く、車の中に流れ込んで来ても気づくのが遅れ、異変に気付いた時は体が思うように動かず、逃げることもできなくなってしまう場合があるということです。
このためJAFは、吹雪などで車が立ち往生したら必ずエンジンを切るよう注意を呼びかけています。
立往生が長時間に及び、寒さ対策でやむを得ずエンジンをかける場合は、マフラーの排出口を中心に、車の周りを除雪する必要があるということです。
JAFは、ふだんから車に暖をとるための毛布や除雪のためのスコップを積んでおいてほしいと話しています。』
『北海道の暴風雪 死者9人に
猛吹雪となった北海道北見市の路上で2日、倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された76歳の女性は、死因が凍死だったことが分かりました。
北海道や北見市によりますと、2日からの北海道の暴風雪で死亡した人は9人になりました。
この女性は、北見市留辺蘂町平里に住む仁義邦子さん(76)で、2日午後10時すぎ、近くの路上で倒れているのを一緒に住む長男が見つけて病院に運ばれましたが、3日の未明、死亡が確認されました。その後、警察が遺体を調べた結果、死因は凍死だったことが分かったということです。
警察によりますと、仁義さんは当時、車で帰宅途中だったとみられ、車はエンジンがかかった状態で自宅からおよそ200メートル離れた路上の雪の吹きだまりの中に埋まっていて、仁義さんは、そこから70メートルほど家に近づいた場所で倒れていたということです。
警察は、猛吹雪で車が立往生し、車から降りて自宅に戻る途中に倒れたのではないかとみて詳しい状況を調べています。』
『凍死の父親 両手を娘の体の下に
猛吹雪となった北海道のオホーツク海側の湧別町で、9歳の娘と一緒に道路脇で倒れ、凍死した男性は、娘に覆いかぶさって両手を娘の体の下に回し娘の体を守るようにした状態で見つかったことが分かりました。
湧別町で行方不明になった岡田幹男さん(53)と9歳の長女の2人は、3日朝、乗っていた車からおよそ300メートル離れた道路脇の農業用倉庫の前で倒れているのが見つかり、岡田さんは病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、見つかったとき、岡田さんはあおむけに横たわっていた娘の上に覆いかぶさり、両手を娘の体の下に回し娘の体を守るようにした状態だったということです。
2人を見つけた警察官は岡田さんに声をかけましたが反応はなく、続けて娘の肩をたたきながら声をかけ続けたところ、しばらくしてからうめき声を上げそのあと泣きじゃくっていたということです。
2人が行方不明になる直前に携帯電話で連絡を取り合っていた知人の男性に岡田さんは「ガソリンがなくなりそうだ。友人の家が近くにあるはずだから、車を置いて歩いていく」と話していて、警察は2人が吹雪の中、避難しようと車から出たとみて詳しい状況を調べています。』
『猛吹雪の北海道 死者は8人に
猛吹雪が続いた北海道では、雪に埋まって動けなくなった車の中にいた家族4人が一酸化炭素中毒で死亡したほか、吹雪で立往生した車から降りて歩いて避難しようとした人が力尽きて亡くなるなど、これまでに8人の死者が出ています。
2日午後7時すぎ、北海道中標津町の道路の真ん中で、軽乗用車が高さ2メートルほどの雪に埋まり、中にいた、近くに住む宮下加津世さん(40)と宮下さんの子どもで小学生から高校生の3人のきょうだいが、いずれも一酸化炭素中毒で死亡しました。
車はエンジンをかけた状態で、マフラーが雪に埋もれたていたということで、警察は排気ガスが車内に流れ込んだ可能性があるとみて調べています。
また、湧別町では2日午後、湧別町の漁業、岡田幹男さん(53)と小学3年の9歳の長女の2人が軽トラックで出かけたあと連絡が取れなくなりました。
車は午後9時半すぎに自宅から2キロ余り離れた道路で見つかりましたが、3日午前7時すぎ、車から300メートル余り離れた農業用の倉庫の前で、岡田さんが抱きかかえるように長女に覆いかぶさっているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。長女は命に別状はないということです。
警察は、車が吹雪で立往生したため知人の家に避難しようと外に出たところ、動けなくなったとみて調べています。
このほか、中標津町で2日夜から連絡が取れなくなっていた23歳の女性が自宅近くの牧草地で死亡しているのが見つかったほか、網走市と富良野市でも吹雪で身動きがとれなくなったとみられる男性の遺体が、道路脇や畑で見つかり、北海道ではこれまでに8人の死者が出ています。』
積雪量は13cm程度だったようだから地吹雪によるホワイトアウトで吹きだまりに突っ込み動けなくなった車が多かったのだろう.一度でも経験したことがあれば恐ろしさが身にしみてどのように対処すればよいかも考えることだろうが,初めてだったらこのように不幸な転帰になっても不思議ではない.
車から200〜300mで倒れるのが不思議なように思うかもしれないが,目を開けるどころか息をするのも困難になる地吹雪はそういうものだろう.私も十数年前に石狩で酷い地吹雪に遭遇したことがあるが,道路と路肩の境界もまったく分からず路肩表示の矢印をたよりにのろのろと走行した記憶がある.それでも風が強くなると何も見えないので止まるしかなくなるほどだった.
雪に埋もれた車の中での一酸化炭素中毒というのも最近は聞かなくなっていたが,子供の頃から何度かニュースで聞いていたのでたとえ雪に埋もれてもエンジンは切らなければいけないし,時々は換気のために少し窓を開けなければならないことも知っていた.幸い車ごと雪に埋もれたことはないが北海道で冬に車を運転するなら知っておくべきことだろう.
娘を守って亡くなった父親はあまりに可哀想だが,知っていると知らないとで人生が大きく変わってしまうことは他にもあるような気がする.雪の犠牲になった人達のご冥福をお祈りする.
『スマホで撮った写真、無料でフォトブックに ミクシィの新サービス「nohana」
ミクシィは2月19日、スマートフォンで撮影・アップロードした写真をフォトブックにできるサービス「nohana」(ノハナ)を公開した。フォトブックは月1回、無料(送料別途)で届くのが特徴。無料フォトブックの魅力で顧客を獲得し、2冊目以降の販売や、カメラマン派遣など周辺サービスで収益化する計画だ。
「DeployGate」、「Petite jete」(すでに終了)に続く同社新規事業の第3弾。無料のiPhoneアプリ(公開済み)かAndroidアプリ(今春公開予定)からお気に入りの写真を投稿し、サーバに保管したり、家族など指定した人と共有できる。
アップロードした写真が20枚以上たまると、簡単な手続きのみで毎月1冊、フォトブックが届く。1冊目は送料90円のみ支払えば無料で届き、2冊目以降は1冊525円(送料別。1050円以上注文すれば送料無料)と安価に抑えた。旅行や子どものイベントなどでフォトブックを作ったり、遠くに住む家族に届けるといった用途を想定している。
フォトブックの無料配布で多くのユーザーを集め、追加購入など有料サービスで収益化していく計画。カメラマンが指定の場所まで出張する撮影サービス(50カット、2~3万円前後を想定)や撮影会、企業とタイアップした撮影付きイベント、プライベートスタジオの運営といったサービス展開を検討している。』
毎月1冊フォトブックが送料90円のみで作れるとなれば,やってみない手はないと思い,さっそくiPhoneに入っているデータで試しに1冊作ってみたのが2週間ほど前.昨日,それがクロネコメール便で届いた.
印刷なので画質は自分でインクジェットプリンタで写真用紙に印刷したものとは比べようもないが,週刊誌の写真みたいな感じでサービス版よりは大きなサイズで見ることが出来る.20枚で1冊になっていて写真にコメントが入れられるのでタイトルや説明をつける事ができるのは便利でもある.
写真のExifから自動的に入ってしまう撮影日時がちょっと邪魔だったり,入るのは撮影日時だけで絞りやシャッタースピードなどの撮影データが入れられないのは残念なところだ.設定で自分の表示したいデータだけを選べるようにするといいだろう.
フォトブックにはこの他にページのサムネイルを印刷したカードもついてくる.これがあるといちいちフォトブックの中身を見なくともどんな写真があるのかがわかるのでフォトブックのカタログ代わりに使うといいのではないだろうか.
iOSのアプリはまだちょっと使いにくい部分もあるのだが,フォトブック自体は結構気に入ったので手持ちの写真でまた何冊か作ってみたいと思っている.
ミクシィは2月19日、スマートフォンで撮影・アップロードした写真をフォトブックにできるサービス「nohana」(ノハナ)を公開した。フォトブックは月1回、無料(送料別途)で届くのが特徴。無料フォトブックの魅力で顧客を獲得し、2冊目以降の販売や、カメラマン派遣など周辺サービスで収益化する計画だ。
「DeployGate」、「Petite jete」(すでに終了)に続く同社新規事業の第3弾。無料のiPhoneアプリ(公開済み)かAndroidアプリ(今春公開予定)からお気に入りの写真を投稿し、サーバに保管したり、家族など指定した人と共有できる。
アップロードした写真が20枚以上たまると、簡単な手続きのみで毎月1冊、フォトブックが届く。1冊目は送料90円のみ支払えば無料で届き、2冊目以降は1冊525円(送料別。1050円以上注文すれば送料無料)と安価に抑えた。旅行や子どものイベントなどでフォトブックを作ったり、遠くに住む家族に届けるといった用途を想定している。
フォトブックの無料配布で多くのユーザーを集め、追加購入など有料サービスで収益化していく計画。カメラマンが指定の場所まで出張する撮影サービス(50カット、2~3万円前後を想定)や撮影会、企業とタイアップした撮影付きイベント、プライベートスタジオの運営といったサービス展開を検討している。』
毎月1冊フォトブックが送料90円のみで作れるとなれば,やってみない手はないと思い,さっそくiPhoneに入っているデータで試しに1冊作ってみたのが2週間ほど前.昨日,それがクロネコメール便で届いた.
印刷なので画質は自分でインクジェットプリンタで写真用紙に印刷したものとは比べようもないが,週刊誌の写真みたいな感じでサービス版よりは大きなサイズで見ることが出来る.20枚で1冊になっていて写真にコメントが入れられるのでタイトルや説明をつける事ができるのは便利でもある.
写真のExifから自動的に入ってしまう撮影日時がちょっと邪魔だったり,入るのは撮影日時だけで絞りやシャッタースピードなどの撮影データが入れられないのは残念なところだ.設定で自分の表示したいデータだけを選べるようにするといいだろう.
フォトブックにはこの他にページのサムネイルを印刷したカードもついてくる.これがあるといちいちフォトブックの中身を見なくともどんな写真があるのかがわかるのでフォトブックのカタログ代わりに使うといいのではないだろうか.
iOSのアプリはまだちょっと使いにくい部分もあるのだが,フォトブック自体は結構気に入ったので手持ちの写真でまた何冊か作ってみたいと思っている.
モンスター患者?
2013年3月1日 病院のかかり方(脳神経外科の場合)『モンスター患者に殴られた医師10人に1人 会話不足も一因か
医師の10人に1人が患者から暴力を振るわれた経験がある――との衝撃的な調査結果が出た。
医療従事者向けの情報サービスサイトを運営するケアネットが会員医師1000人に行った意識調査によると、自己中心的で理不尽な要求を繰り返す悪質な患者、いわゆる「モンスターペイシェント」に悩まされたことがあると回答した一般病院の医師が70.7%もいたそうだ。
その内容は、医療スタッフに対するクレーム(60.5%)から、「訴える」「刺す」などといった脅迫(27.6%)、暴力(16.2%)、土下座ほか度を越した謝罪の要求(11.3%)まで。およそ医療現場とは思えぬトラブルが頻発していることが分かる。
患者の健康を守るはずの医師が、患者によって身の危険にまで晒されている現状。同調査に寄せた医師の匿名コメントからは、悲痛な叫びが伝わってくる。
■俺の言うとおりの薬だけ出せと強要する(60代内科)
■循環器内科であるにもかかわらず局所を出して「腫れているので触ってくれ」と何度も強要する(40代循環器科)
■患者の自分本位な要求に応じなかったら、激昻して殴られたことがある(40代精神・神経科)
■危険が予測される場合には、眼鏡やポケットの中身などを外すようにしている(30代精神・神経科)
■逃げ場のない個室で診察しているときに、監禁されたことあり(40代内科)
患者は精神的にも不安定なのは当然だが、監禁や暴行まで発展すれば、医師にとっては明らかな業務妨害となるばかりか、犯罪行為に該当する。そのため、暴力事案が発生すると館内放送でスタッフが集まるような仕組みをつくったり、ボタンひとつで警察に通報できる非常装置を設置したりするなど、防衛策をとる病院も増えた。
だが、モンスターペイシェントの増加は、医療システムそのものが招いた結果だと話す医師もいる。医療問題に詳しい作家で医学博士の米山公啓氏が話す。
「いまの病院は電子カルテ化が進み、医師はパソコンのモニターを眺めながら診察して患者の顔色さえ見なくなりました。あの光景だけ見れば、患者が怒るのも無理はありません。経営効率を上げるためにコンピューターを導入したのに、結局は患者サービスにつながっていないのです」
電子カルテ化により、レントゲンや血液検査の結果が診察当日に素早く出るなど、患者にとっては便利になった反面、医師と患者の会話が減っていく。「トラブルの7割はコミュニケーション不足による患者の誤解から起きる」(都内の大学病院医師)というのも頷ける。
新渡戸文化短期大学学長で医学博士の中原英臣氏は、さらに厳しい指摘をする。
「患者さんが納得するまで平易な言葉で診断をくだし、十分なコミュニケーションが取れている医師は、怒鳴られたり殴られたりすることも少ないと思います。それでもモンスターペイシェントやドクターハラスメント(医師による患者への嫌がらせ)の問題が収まらないのなら、診察室を可視化したり診察内容を録音したりするしか手はありません」
現行の医師法では、正当な事由がない限りどんな患者でも診察・治療の求めを拒めないことになっている。そのため、医療機関としてはトラブル対策やリスク対応を定めておかなければ、現場の混乱は避けられない。
前出の米山氏は、防衛一辺倒の医療サイドに同情的な見解も示す。
「いまは小さな医療ミスでもすぐに訴えられて、医者の刑事責任が問われる時代。医者の裁量権は法律では通用せず、訴えた者勝ちみたいな風潮になっています。でも、そうやって医療現場が弱体化すれば、無難な処置しか行われなくなり、最終的には患者のメリットがなくなることを、もっと考えるべきです」
医師と患者。立場は違えど対等な信頼関係のうえに成り立っていることを、改めて双方が認識する必要があるだろう。』
私が最近気になっているのは,本人が自分でも特に異常を感じているわけでもないのに病院に初診でやって来てMRI検査や血液検査を希望する人たちである.
まあ,暇な時には頭部MRIやMRAなど脳ドックでやっているような検査をしてあげてもいいのだけれど,忙しくて検査が立て込んでいる時には希望に従ってあげるわけにはいかないので後日に予約で検査を受けてもらうことにしている.
しかし,これですんなり予約して帰ってくれるような人は少数で今日中に検査の結果が出ない事に不満を言いながら渋々予約して帰って行く人が多い.その後どうなったかは次回に受診すればわかるのだが,実際には半数くらいの人は検査をキャンセルしているようである.
特に悪いところもないのに病院にやってきて,自分の希望の検査結果を欲しがり,自分の意に添わないとまた他の病院へ行く.こういうのはどう考えても正しい病院のかかり方じゃないように思うのだがどうだろうか.
医師の10人に1人が患者から暴力を振るわれた経験がある――との衝撃的な調査結果が出た。
医療従事者向けの情報サービスサイトを運営するケアネットが会員医師1000人に行った意識調査によると、自己中心的で理不尽な要求を繰り返す悪質な患者、いわゆる「モンスターペイシェント」に悩まされたことがあると回答した一般病院の医師が70.7%もいたそうだ。
その内容は、医療スタッフに対するクレーム(60.5%)から、「訴える」「刺す」などといった脅迫(27.6%)、暴力(16.2%)、土下座ほか度を越した謝罪の要求(11.3%)まで。およそ医療現場とは思えぬトラブルが頻発していることが分かる。
患者の健康を守るはずの医師が、患者によって身の危険にまで晒されている現状。同調査に寄せた医師の匿名コメントからは、悲痛な叫びが伝わってくる。
■俺の言うとおりの薬だけ出せと強要する(60代内科)
■循環器内科であるにもかかわらず局所を出して「腫れているので触ってくれ」と何度も強要する(40代循環器科)
■患者の自分本位な要求に応じなかったら、激昻して殴られたことがある(40代精神・神経科)
■危険が予測される場合には、眼鏡やポケットの中身などを外すようにしている(30代精神・神経科)
■逃げ場のない個室で診察しているときに、監禁されたことあり(40代内科)
患者は精神的にも不安定なのは当然だが、監禁や暴行まで発展すれば、医師にとっては明らかな業務妨害となるばかりか、犯罪行為に該当する。そのため、暴力事案が発生すると館内放送でスタッフが集まるような仕組みをつくったり、ボタンひとつで警察に通報できる非常装置を設置したりするなど、防衛策をとる病院も増えた。
だが、モンスターペイシェントの増加は、医療システムそのものが招いた結果だと話す医師もいる。医療問題に詳しい作家で医学博士の米山公啓氏が話す。
「いまの病院は電子カルテ化が進み、医師はパソコンのモニターを眺めながら診察して患者の顔色さえ見なくなりました。あの光景だけ見れば、患者が怒るのも無理はありません。経営効率を上げるためにコンピューターを導入したのに、結局は患者サービスにつながっていないのです」
電子カルテ化により、レントゲンや血液検査の結果が診察当日に素早く出るなど、患者にとっては便利になった反面、医師と患者の会話が減っていく。「トラブルの7割はコミュニケーション不足による患者の誤解から起きる」(都内の大学病院医師)というのも頷ける。
新渡戸文化短期大学学長で医学博士の中原英臣氏は、さらに厳しい指摘をする。
「患者さんが納得するまで平易な言葉で診断をくだし、十分なコミュニケーションが取れている医師は、怒鳴られたり殴られたりすることも少ないと思います。それでもモンスターペイシェントやドクターハラスメント(医師による患者への嫌がらせ)の問題が収まらないのなら、診察室を可視化したり診察内容を録音したりするしか手はありません」
現行の医師法では、正当な事由がない限りどんな患者でも診察・治療の求めを拒めないことになっている。そのため、医療機関としてはトラブル対策やリスク対応を定めておかなければ、現場の混乱は避けられない。
前出の米山氏は、防衛一辺倒の医療サイドに同情的な見解も示す。
「いまは小さな医療ミスでもすぐに訴えられて、医者の刑事責任が問われる時代。医者の裁量権は法律では通用せず、訴えた者勝ちみたいな風潮になっています。でも、そうやって医療現場が弱体化すれば、無難な処置しか行われなくなり、最終的には患者のメリットがなくなることを、もっと考えるべきです」
医師と患者。立場は違えど対等な信頼関係のうえに成り立っていることを、改めて双方が認識する必要があるだろう。』
私が最近気になっているのは,本人が自分でも特に異常を感じているわけでもないのに病院に初診でやって来てMRI検査や血液検査を希望する人たちである.
まあ,暇な時には頭部MRIやMRAなど脳ドックでやっているような検査をしてあげてもいいのだけれど,忙しくて検査が立て込んでいる時には希望に従ってあげるわけにはいかないので後日に予約で検査を受けてもらうことにしている.
しかし,これですんなり予約して帰ってくれるような人は少数で今日中に検査の結果が出ない事に不満を言いながら渋々予約して帰って行く人が多い.その後どうなったかは次回に受診すればわかるのだが,実際には半数くらいの人は検査をキャンセルしているようである.
特に悪いところもないのに病院にやってきて,自分の希望の検査結果を欲しがり,自分の意に添わないとまた他の病院へ行く.こういうのはどう考えても正しい病院のかかり方じゃないように思うのだがどうだろうか.