親子撮影会
 連休に合わせたように円山公園の桜も満開になり,桜の写真を撮るのに忙しかったり,連休中で駐車場から1km以上も車が並んだりしているのを見てあまり行く気がしなかった円山動物園.しかし,北極グマの赤ちゃんだけは撮っておきたいので午後になってから撮影会と称して娘と二人で行ってきた.

 北極グマのところは観る時間が5分間ぐらいに制限されていたので,いいポーズで撮れるかどうか心配したのだが,時間ぎりぎりになってかわいいポーズを決めてくれた.娘も北極グマの赤ちゃんの他にもアザラシの赤ちゃんや昼寝するペンギンを望遠レンズで大きくアップで撮影したり,帰り道に満開の桜を撮ったりして大満足のようだった.

『強制わいせつ容疑で医師逮捕=検査で女性患者に−「故意でない」と否認

 女性患者にわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査一課と目白署は7日までに、強制わいせつの疑いで、東京都板橋区小豆沢、外科医師○○○○容疑者(53)を逮捕した。同課によると、○○容疑者は行為を認めたが、「故意ではなく、手元が狂った」として否認している。
 逮捕容疑は2004年5月28日午後、勤務していた豊島区内の病院で、大腸の内視鏡検査を受けに来た都内在住の30代女性に対し、内視鏡を使い、わいせつな行為をした疑い。
 同課によると、女性が行為に気付き、同容疑者に指摘したところ、故意を否定したという。』(実際には実名で報道されています.)

 実は私もこれをネットで「外科医を強制わいせつ容疑で逮捕 」という見出しで見かけた時は外科医にも変なのがいるなと思った程度で内容は読まなかったのだが,その後,何回も見かけるのでちょっと興味を持ったのである.

 ネットでの医師の反応は概ね内視鏡検査の偶発症としてありうる,もしくは自分も経験したという意見が多いようだが,非医師と思われる人々のネットでの意見は9割以上が「手元が狂うわけない.故意に決まっている」という調子だった.

 マスコミは警察から流された情報なのでそのまま実名報道していて構わないという判断なのかも知れないが,これが裁判で無罪になったらマスコミはどう責任を取ってくれるのだろうか.大腸の内視鏡検査なんて全国で日常的に行われているのだから,この影響は単に個人への風評被害にとどまらないということがマスコミには理解できないか,あるいはそんなことには無関心なのだろう.

 海外渡航歴がなく、新型インフルエンザ感染の可能性の低い発熱患者が、医療機関から診察を拒否されるケースが相次いでいることが問題になっているようだが,受診した患者が万が一新型インフルエンザでそれで病院がマスコミの餌食にされてしまうことが病院にとっては一番恐ろしいことではないだろうか.

 厚労省からの通達が届いたが,それを読んでも「相談センターが『疑いなし』とした患者の診療を拒否しないように」と書かれているだけで,電話で嘘の申告をした患者がコンビニ受診して病院がトラブルに巻き込まれてもどうせ何もしてくれないだろう.

 第一,新型インフルエンザでないのなら38度以下の微熱や風邪症状だけで急いで病院を受診する必要なんてないはずであるし,重症で緊急性を要する程なら感染症対策病院でもなければちゃんとした隔離もできないのである.

 話が横道にそれてしまったが,大野病院事件のおかげで産婦人科医の意識は大きく変化したし,私も少なからず手術の訴訟リスクについて考えさせられる結果になったが,患者とその家族やマスコミに対する警戒心は大きくなったことは間違いない.

 なぜ,この事件では5年も経って今年になってから警察に相談に行ったのかがよくわからないが,身に覚えがないのなら病院からコメントを出すべきだろうし,こういった偶発症について内視鏡学会ももっと一般に知ってもらうような努力をするべきではないだろうか.

 大野病院事件からも学べないマスコミにはとっくに愛想が尽きているが,いくら素人とは言え無責任なマスコミに釣られたかのように一方的に医師を非難するようなコメントを書くのはどうだろうか.事実はどうであれ,医師だって人間だということを忘れるべきではないと私は思うのだがどうだろうか.


NIKEiD

2009年5月11日 スポーツ
NIKEiD
 昨日は早朝に雨が降りまだ路面が濡れていたのだが,水たまりをよけたり下り坂でのスリップに注意したりして足に余計な負担をかけてしまったらしい.6km程走った後の登りの中間地点付近で急に右ふくらはぎにチクリという痛みを感じ,次第に痛みが増したので立ち止まってストレッチをしたら痛みはさらに強くなりついに走れなくなってしまった.

 足がつったと思ったのが間違いでどうやら軽い肉離れを起こしてしまったらしい.しょうがないので走るのをあきらめて歩いて帰宅したのだが,歩くにも親指を地面につけると痛むようだ.不思議なことにエアロバイクではほとんど痛みはないのでランニングは休んで自転車で走ることにしたのだが,ランニングできないとなるとどうにも気持ちが落ち着かないのでNIKEiDでシューズを注文して気を紛らわすことにした.

 NIKEiDでは色々なシューズのデザインやIDの記入そしてサイズと幅の指定ができるのだが,たとえ自分が気に入ったデザインが出来たと思ってもそれを履いて走る姿を想像するとまた迷いが生じてしまうものである.あまりに派手なのも気が引けるし,あまりにシンプルなのではわざわざオーダーする意味がないというものだ.

 結局,1時間程もかかって決めたものを発注したが,受注してから海外で生産して直接発送するので3〜6週間かかるらしい.早ければ次の大会に間に合うが,駄目でもその次には間に合うので,これを履いて走るのが今から楽しみだ.それよりも,右足が完治して思うように走れるようになるのはいつ頃になるのかが心配だが,これを考えだすと気分がシューズを発注する前に戻ってしまうのでやめておこう.
ちょっと違う
『携帯電話:最大の落ち込み 08年度国内出荷

 電子情報技術産業協会(JEITA)が13日発表した08年度の移動電話(携帯電話・PHS)の国内出荷台数は、前年度比30.7%減の約3585万3000台だった。04年度以来4年ぶりの前年実績割れで、減少幅は92年度の調査開始以来、最大となった。

 NTTドコモなど携帯電話キャリアの各社が07~08年にかけて、端末価格を値引きしない代わりに毎月の通信料を安くする新販売方式を導入。この結果、端末価格が大幅に上昇し、ユーザーの買い替えサイクルが長期化。さらに、昨秋以降の不況に伴う消費者の買い控えも重なり、出荷台数が過去最大の落ち込みとなった。

 08年度の移動電話出荷台数の内訳は、携帯電話が約3464万台、PHSが約121万台。機能面では、ワンセグ対応機種が携帯電話の約8割を占めた。

 同時に発表された09年3月単月の移動電話の出荷台数は前年同月比39.9%減の290万2000台で9カ月連続の前年実績割れとなった。JEITAは「携帯電話の国内普及台数が1億台を超え、頭打ちになっている。買い替え需要を刺激するには、さらなる高機能化が不可欠」としている。』

 私などは昨年の夏に買い替えたP906iでもうすでに機能を持て余していて,ワンセグもGPSも災害などの非常時でもなければそう使う事もなさそうである.メールも迷惑メールが圧倒的に多いのでPCからのメールは登録済のアドレス以外からは受けないのでほとんど使用していない.どうしても携帯でメールをチェックする必要がある時はブラウザでG-mailを使うくらいだ.

 自転車で走る時にはトップチューブに付けるバッグに入れるのでまったく気にならなかったのだが,ランニングだと123gでもポケットの中で動くのが気になる程に重いのだ.それでも自宅に置いて外出するわけにもいかないので,ランニングに都合のいい携帯電話をネットで探したらNOKIAのNM705iというのを見つけた.

 本体の大きさは縦横はわずかに小さい程度だが,厚みと重さは3分の2強ほどだ.角が丸く落とされているせいか,実際に持つと半分くらいの重さに感じる.ただし,液晶画面は2インチと小さく,電池の持ちも半分ほどだ.ワンセグも着うたフルもないが,FMラジオとmp3ファイルの使用が出来るのが大きな利点だ.

 ランニング中に使うならラジオの方が都合がいいし,PCからファイル変換なしにmp3をコピーするだけで再生できるのはiPodを同期するより手間が省ける.ヘッドセットが附属していているので走りながらの通話も出来る.今はiPod nanoでNike+も使っているのだが,Garmin Forerunnner 405の方が測距は正確なので,これからはGarminとNOKIAの2つで十分だろう.

 自動車と同じで,1台で何でも間に合わせようとすると確かに高機能にはなるだろうが,それに従って無駄な部分も多くなり道具としての魅力はかえって低下してしまうのではないだろうか.どんな人がどんな風に使うのかという商品のコンセプトがはっきりせず,誰でも何にでも使えるようにつくられた物が,結局はゴテゴテして値段が高いだけの物になり下がり食傷気味になっているのも売れない原因のような気がするのは私だけだろうか.
 
いい天気だ
いい天気だ
いい天気だ
今週もいろいろあったが,今日は天気がいい.

来週には「さっぽろライラックまつり」が始まり,梅雨のない北海道は夏に向かって一直線である.円山公園の桜はもう散っているが,大通公園の花壇にはチューリップが咲き誇っている.


明日も日中は天気がいいみたいだから,またカメラを持ってどこかへ出かけたいところだが,さてどこへ行こうか.



『新型インフル:麻酔科学会を延期 医師の感染を懸念

 日本麻酔科学会(神戸市、会員約1万800人)は18日、神戸市で22~24日に開催予定の学術集会を8月に延期すると発表した。麻酔科医に新型インフルエンザ感染が広がると、麻酔が必要な外科手術ができなくなることを懸念した。集会は年1回開き、全国の麻酔科医の8割、約8000人が参加する。』

 麻酔科学会の開催予定の1週間前に脳神経外科コングレスが大阪で開催されたが,ちょうど帰ってくるころに感染者が増えたのがちょっと心配だった.もし,学会に参加した脳外科医が感染していたら大変なことになるだろうが,大丈夫だっただろうか.

 各種のイベントや高校の修学旅行までもが影響を受けているようだが,感染者に接触しないことが一番確実な予防法だろうから仕方ないだろう.もっとも,たとえ延期したところで8月だったら絶対安全ということもないだろうから,こういう時にはネットで学会をやってしまうのがいいのではないだろうか.

 10月には東京で日本脳神経外科学会総会が開催されるのだが,その頃には東京で流行しているなんてことになっていなければいいのだが...

今さらながらのiPhone3G
『「iPhoneは尻上がりに伸びている」 孫社長、新機種のうわさにはコメントせず

 ドコモが初のAndroid端末を発売するが、孫社長は「iPhoneはいまだに一番売れている端末」と自信。iPhone新機種のうわさについてはコメントしなかった。

 ソフトバンクモバイルの孫正義社長は、5月19日に開いた新商品発表会で、NTTドコモが国内初投入するAndroid端末について「スマートフォン市場を拡大するもの」と歓迎しつつ、「米国ではAndroid端末が発売されたが、iPhoneがナンバーワンをキープしている状態。日本でも全キャリアの全機種中でiPhoneがいまだに一番売れている」と話し、Android端末との競争に自信を見せた。

 発売から1年近くたつiPhoneの販売が「尻上がりに伸びている」のは、「今までの日本の携帯でなかった現象。新しい時代を作り出す息の長い商品では」と今後の拡販に期待した。6月に米Appleが新機種を発表するとの観測が広まっているが、孫社長は「うわさにはコメントしない」と話した。ただ、「ソフトバンクとしてはiPhoneは大変好調であり、積極的に継続していきたい」と今後の販売継続に意欲を見せた。

 今回発表した新動画サービスなどはiPhoneで利用できないが、「ソフトバンクの営業政策によるものではない。Appleの制限で対応できないが、時間の問題だと思っている」と話しし、iPhone向けサービスの拡充を図っていく姿勢を示した。』

 はやいもので発売からもう1年近くたつそうだが,最近になってやっとiPhone用の使えそうなソフトが増えて来たようなのと,新機種発表が近くなったのか本体価格も下がったので,今のうちにiPhoneを購入しておくことにした.

 iPhoneはApple製なのでもともとMacとの相性がいいが,私はGmailやGoogleカレンダーを愛用しているのでこれらとの同期が問題なくできるまで買うつもりはなかったのだが,試してみるとそれらも問題なくできるようになっており非常に便利だ.LAN環境で音声のみだがSkypeも使えるようになり購入の最低限の条件はクリアしたと思う.

 外出時に持ち歩くにはちょっと大きいが,白衣のポケットに入れておくには苦にならない程度だ.インターネットがどこでも使えるし,アプリでちょっと調べものをしたり,メモ代わりに写真を撮るのはかなり便利である.どちらかと言うと電話機としても使えるPDAという感じである.YouTubeに音楽やPodcastも視聴できるからちょっとした待ち時間が有効に使えるような気もする.

 着信音の種類が少ないのが気になったが,これもSoundtrackやGarageBandで自作してカスタマイズできることもわかった.当分はアプリとカスタマイズ作業で遊べそうである.できればアプリの自作もやってみたいが,これはちょっと敷居が高そうだ.

今年初の夏日
『夏日:札幌で今年初

 21日の道内は高気圧の影響で朝から気温が上昇し、札幌で今年初の夏日(最高気温25度)を観測した。

 札幌管区気象台によると、午前10時10分に25度を観測した。気温は午後にかけてさらに上昇し、7月下旬並みの暖かさになると予想される。このほか網走管内遠軽、滝上25.8度、紋別25.3度などと各地で夏日となっている。』

 2週間程前に桜が咲いたと思っていたらもう夏がやってきたみたいだ.まだ冷房なんて入ってないから室温は31度,Macの温度計は35.5度まで上昇して作業をするとファンの騒音がいつもよりうるさい.仕方がないので窓を開けて外気で冷却している.

 外からたまに風がすうっと入ってきて気持ちがいい.夏が待ち遠しい.

 最近はiPhone3Gにアプリを入れてみたり,ゲームをしてみたりと忙しかったのだが,久しぶりにAspire OneでWindowsとアンチウィルスソフトをアップデートして再起動したら画面が真っ暗なままでまったく動かなくなってしまった.

 液晶は動いているようだが,BIOSの起動画面が出てこないのでおそらくBIOS自体の問題だろうと考え,修理に出すつもりで日本エイサーにメールを書いたところ,翌日に返事が来た.

 メールの要旨は,1.『BIOSリカバリ』作業で復旧が見込めること.2.復旧したら『BIOS更新』作業も行うこと.というものだったので,さっそくやってみたら,あっさりと再起動に成功した.用意するのは『BIOSリカバリ』用のソフトをダウンロードできるPCと起動時にソフトを入れておくUSBメモリだけである.

 BIOSが起動しないなんてことは経験がなかったので,てっきりEPROMが壊れたのかと思ってしまった.もっとも,Desktop PCにはDual BIOSなんていう緊急時にBIOSを切り替えて起動する機能を持っているものもあるから,BIOS自体が書き換わることもあるのだろう.

 ひょっとすると同じような症状がまた起きないとも限らないし,Aspire Oneにはよくあることなのかも知れないので,リンク先を書いておこう.

『BIOSリカバリ』
http://www2.acer.co.jp/support/?cat=one&dir=faq&src=one-faq-081002-02
『BIOS更新』
http://www2.acer.co.jp/support/?cat=one&dir=faq&src=one-faq-081002-01

 普段は見ず知らずの人の話を聞くのは病院の中だけだし,患者さんが相手だから病気に関する話しかすることもない.モンスターペイシェントやモンスターファミリーもそれなりに対処の仕方が決ってるから,仕事だと思えばそれほど気になることではない.

 ところが,この週末はどういうわけか聞きたくもない話を聞かされたり,話したくもない相手が近づいて来たりして厭になることが多かった.一言で言えば『自分の都合だけしか考えられない非常識な人たち』なのだが,人が集まる場所ではこういう人たちを避けるのも難しいとは札幌もずいぶん住みにくい所になったものだ.

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