風が吹く前に
 雨上がりの朝は気持ちがいい.ふと気がつくと,朝日がそそぐ小川の土手のタンポポが綿毛をつけていた.風が吹いて飛んで行ってしまわないうちに,写真に撮っておく.朝からいい写真が撮れると楽しい一日になるような気がする.

 身近な所の自然でもよく注意して見ると,普段なら見逃すような小さなところにとても美しいものを発見することがある.そんな時にカメラがあって,きれいな写真が撮れるとそれだけでとても幸せな気持ちになる.

NIKE FREE

2009年6月6日 スポーツ
http://www.youtube.com/watch?v=9pCnmqx738Y

これがより速く走れる方法って言われても,私にはちょっと無理だな.

 Worldwide Developers Conference 2009が開幕してAppleの新製品の情報が少しずつ明らかになってきた.MacBookやiPhoneのマイナーチェンジは予想通りだったし,iPhone OS3.0の無償アップグレードが6月18日になったのは大変嬉しかった.

 次期MacOSXである10.6 Snow Leopardも9月に発売が決まったようだが,やはりIntelプロセッサを搭載したMacが必要なようで,未だにG4,G5といったPower PC搭載機しか持っていない私にとっては寂しい話である.ただ,Safari4は現在のシステムにインストールできるらしいのがせめてもの救いだ.

 自宅用と職場用のデスクトップ機とラップトップ全てをSnow Leopard搭載機に換えるのをいつにするのかを考えなければならないことになりそうだが,自転車とMacどちらを先にするか,それが問題だ.
きっと体のどこかが悪いのだろうが,ブログのコメント欄に有害サイトへのリンクを書き込む不審者が最近よく出没するようなので,大変残念ですが当分のあいだコメントはDiaryNoteユーザーからのみ受け付けることにしました.あしからず.
『骨髄バンク天下り役人のパワハラ認定 東京地裁

 「日本骨髄バンク」を運営する骨髄移植推進財団で、天下り幹部による職員への嫌がらせ疑惑を告発して懲戒解雇された元総務部長の男性(58)が、職員の地位の確認を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。白石哲裁判官は、嫌がらせ行為があったのに財団は適切に対応しなかったとして解雇を無効とし、未払い賃金と慰謝料50万円の支払いを財団に命じた。

 この幹部は財団を所管する厚生労働省の元キャリア官僚で、04年に財団常務理事に就いた。男性は当時総務部長で、常務理事からセクハラ(性的嫌がらせ)や上下関係を使ったパワハラを受けているとの相談を職員たちから受け、疑惑を指摘する報告書を05年8月に理事長に出した。

 これに対し財団は同10月、男性を降格処分とし、06年9月には「報告書は虚偽で、個人への中傷だ」などとして懲戒解雇した。常務理事は06年3月に退職し、現在は私大教授を務めている。

 判決では、常務理事が複数の女性職員を呼んで連絡先を聞き出そうとしたなどの行為を事実と認定。また、「広報は体だけを使うご苦労な仕事で馬鹿になる」「(マスコミ勤務で)頭がさびついたんだろう」などと職員の学歴や職歴を見下した言動を繰り返していたことも指摘した。その上で「パワハラ・セクハラは基本的に事実なのに、財団は不当な降格人事や無効な解雇をした」と厳しく批判した。

 財団は「主張が認められず、極めて残念。判決文をよく読んで適切に対処したい」とコメントしている。』

 2005年12月6日に書いたのと同じ天下り幹部なのでしょうか.財団のコメントからするとこんな天下り官僚を守るために費用や時間を無駄にしているようではどうせろくな仕事はしていないに違いないし,このままでは「骨髄バンク」の評価を下げるだけだろうから上層部を一掃し,ついでに厚労省からの天下りも禁止にするべきだろう.

 それにしても公然と人を見下すような発言をする人間が厚生労働省のキャリア官僚だったのだから,国民を馬鹿にしたかのような厚生労働省の相次ぐ不祥事も当然といえば当然の結果なのだろう.本当にあきれたものだ.
『局長が証明書発行に「決裁不要」 厚労省係長が供述

 郵便制度悪用事件で虚偽有印公文書作成・同行使容疑で再逮捕された厚生労働省の係長上村勉容疑者(39)が、容疑となった証明書発行について大阪地検特捜部の調べに「国会議員から頼まれた案件なので正式な決裁はいらないと、課長から指示された」と供述していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。

 証明書は障害者団体「凜の会」(現・白山会)向けで、特捜部は当時の担当課長の局長村木厚子容疑者(53)=同容疑で逮捕=が証明書発行を「議員案件」として配慮し、偽造の認識もあったとみて供述の裏付けを進め、詳しい経緯を調べている。

 捜査関係者らによると、村木容疑者の上司だった当時の障害保健福祉部長(57)は特捜部の任意聴取に「2004年2月ごろ、証明書発行を国会議員から電話で頼まれた」と証言している。

 凜の会を設立した倉沢邦夫容疑者(73)=同容疑で再逮捕=も調べに、同月ごろ、この国会議員の関係者を名乗り、厚労省を訪れ「村木容疑者に発行を依頼した」と供述している。

 元部長は発行について、部下だった村木容疑者に「うまくやって、と指示した」とも証言。通常、証明書の発行には課長補佐や他の係長らの決裁と押印がいるが、上村容疑者の供述によると、村木容疑者は正規の手続きを踏まず、直接上村容疑者に指示したという。』

 部長が課長に指示して,課長が係長に指示したから組織的犯行ということになるのかどうかは知らないが,国家公務員が一部の人の利益のためだけに働いたらそれは国民への背信行為であることは間違いない.課長は直接手を下していないからという理由で容疑を否認しているのかもしれないが,犯罪を知っていて黙認したらやはり同罪だろう.

 だが,それ以上に問題なのは証明書発行を電話で頼んだ国会議員ではないだろうか.国会議員は一部の人々の利益のために選ばれた人たちであるから,それらの人たちの利便を計るのも仕事のうちのつもりなのかも知れないが,国家公務員に違法行為を働かせるのは職権乱用どころの話ではないだろう.こういうモラルの低い政治家こそ選挙で資格を問うべきだろう.

 それにしても思うのは,厚労省の役人は現場の多数の医師の声は簡単に無視するが,一人の議員の個人的な電話注文には応えるということの理不尽さである.こんな情けない役人を雇うために税金を払っているのかと思うと馬鹿らしくなるのは私だけではないだろう.
今度は洗濯機が...
 洗濯機から異音がすると妻が言うので,動かなくなってからではまずいだろうと思い,狭い場所だったが裏側のパネルを外して原因を調べてみた.電源を入れて様子をみると送風用と思われるモーターからギーギーという音がする.モーターの中で回転するどこかが擦れている音のようだ.

 まだモーターは回ってはいるようだが,摩擦で発熱して煙が出たり突然動かなくなっても困るし,部品交換するにしても修理中は洗濯機を使わないわけにもいかない.調べてみたところ購入したのは2004年度だったので,5年が寿命とあきらめて買い換えることにした.

 さっそくyodobashi.comで調べると,どうも縦型の全自動が人気らしい.斜めドラムの故障の原因が2台続けて送風系だったことと,洗濯槽内にカビが発生しやすいような気がしたので,今回は縦型にすることにした.白物家電はPanasonicに決めているので,今回もPanasonicで一番新しい型の全自動を購入した.

 先日,無事に取り付けが終わり洗濯機が動いているのを眺めていたが,作動音が大変静かなことに驚いた.隣の居間にいるとほとんど音が聞こえないくらいである.洗濯が終わると蓋を開けておくので洗濯槽内も乾燥しやすいようだ.肝心の洗濯物の仕上がりなんていうのは私にはわからないが,気のせいか妻はよく洗濯してくれているようなのでまあそれなりに満足なのだろうと思う事にした.
 映画館で観た時からDVDでもう一度観ようと思っていたので買ったのだが,この限定版の特典映像はPixarやAppleに興味のある人には一見の価値があるものだと思う.Computer animationの歴史を知る上で非常に重要な映像集なのではないだろうか.また,映画館でも上映された短編や本編未収録映像も面白い.これくらいの付加価値があれば敢えてDVDを購入する意味があると言えるだろう.パッケージが紙なのもエコな感じでいいと思う.
 PowerBookG4にiLife’09をインストールしたついでに,しばらく更新していなかった『ブログ脳外科医のギャラリー』を更新しました.今までこのブログに掲載した私の写真集ですが,今回から掲載日の降順に並べ変えてみました.

 http://nougekai.blogdns.net/web/index.html

*写真の個人的使用は構いませんが,著作権は放棄しておりません.また,営利目的での使用はご遠慮ください.


あー疲れた.
 iLife’09をPower Mac G5にインストールしてiWebやiPhotoを起動すると,うまく立ち上がらないばかりか,Finder上でアプリケーションやディレクトリのウィンドウをセレクトし続けることもできなくなっていることに気づいた.つまり,実質的にキーボードでの文字の入力も,マウスによるコマンドセレクトも出来ないという非常事態になったわけだ.

 幸い画面上のポイントをクリックすることだけはできるので,アクティビティモニタで動いているプロセスを見ながら,怪しいものを外して再起動するという手順で原因を探したところ,あるプログラムを停止したところで症状が消えた.そのプログラムのバージョンは2.14だったが,最新版の2.15をダウンロードして走らせてみたら今のところ問題なさそうだ.

 そういえば,昔のMac OSでは新しいソフトを入れる度にたくさん入れていた起動書類やコントロールパネルのうちのどれかがコンフリクトを引き起こしていたような気がする.OSXになってからはあまり無かった事だが,OSX10.6が出たらIntel Macに買い換えるつもりでいるのがバレてG5の機嫌を損ねてしまったのかもしれない.
 予約してあったので発売日に届いた.翌日には単体のWiiモーションプラスも届き,昨夜は娘と2人でリゾートアイランドでスポーツ三昧.完成度が高くて絵がきれいだし,30分くらい遊ぶと休憩をすすめてくるところなど,実に任天堂らしいゲームだが安心感があり期待通りだった.

 わりと頻繁にWiiモーションプラスのキャリブレーションを喚起されるのがちょっと煩わしいが,動き自体は滑らかでゲームのスピード感は素晴らしい.娘も操作感やスピード感は大変気に入ったようだった.

 種目数が多いので全部をやってないが,アーチェリーやフリスビーは結構難しくて長く楽しめそうだ.自転車やカヌーも面白かったが,Wiiモーションプラスを装着したコントローラーは意外に重いので,腕がだるくなった.でも,運動と考えれば結構いいのかもしれない.週末はまだやってない種目に挑戦してみよう.
ハナコとタカヨ
ハナコとタカヨ
ハナコとタカヨ
 土曜日の夜,日曜日の早朝とWiiで遊んで娘と盛り上がったのだが,昼食をとっていると娘が動物園に行きたいと言い出した.目的は動物の撮影だったので,2台のカメラと交換レンズを私のリュックに詰めて,日差しを避けて15時頃に着くように自転車で出発した.

 レッサーパンダ,カンガルー,ホッキョクグマ,アシカ,鹿などを撮り,夕張メロン味のソフトクリームを食べたら娘はすっかり上機嫌だったのだが,私にはもう一つどうしても撮りたいものがあった.それは前回時間切れで撮れなかった『ハナコとタカヨ』のツーショット.生前にお隣どうしだった2頭が骨格標本になりまた隣合わせという珍しい展示で,近くで見るとなかなかの迫力だった.

 閉園時間いっぱいまで写真を撮り,ちょっぴり夏休み気分を味わって二人とも大満足で帰ってきました.

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