『拡散予測、米軍に提供 事故直後に文科省

 東京電力福島第1原発事故直後の昨年3月14日、放射性物質の拡散状況を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果を、文部科学省が外務省を通じて米軍に提供していたことが16日、分かった。

 SPEEDIを運用する原子力安全委員会が拡散の試算結果を公表したのは3月23日。公表の遅れによって住民避難に生かせず、無用な被ばくを招いたと批判されているが、事故後の早い段階で米軍や米政府には試算内容が伝わっていた。』

 今更ながらこの国の官僚たちはどっちを向いて仕事をしているのだろうと思う.きっと,国民は馬鹿で長生きする必要なんてないと思っているのだろう.

 国民の税金で食べている文部省と厚労省と外務省そして経済産業省の人達は一体何を考えているのだろうか.インサイダー取引などの裏ビジネスで忙しいから,そんなことはどうでもいいのだろうか.

 事故後に米国政府関係機関が放射能汚染に対して速やかかつ厳重な対策を講じたのも実はこの情報があったからなのではないだろうか.情報があれば適切に避難できた人達にとっては実に悔しい話だろう.

 そして,こういう重要なことがあまり大きく取り上げられないのにもきっと理由があるのだろう.こうなると政府やマスコミの言うことなんか信じていたらどうなるかわかったものではないという話になってくる.まったく酷い話だ.政治家は日の丸だ国歌だという前にやることがあるのではないだろうか.

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