『日本原電に敦賀報告書案を漏らす 規制庁審議官を更迭

 日本原子力発電敦賀原発(福井県)直下の断層問題をめぐり、原子力規制委員会は1日、事務局である原子力規制庁の名雪(なゆき)哲夫審議官(54)が公表前に専門家会合の報告書案を原電役員に手渡し、漏出させていたと発表した。同日付で内規で最も重い訓告処分とし、更迭した上で出身元の文部科学省へ異動させた。

 規制委によると、名雪審議官は1月22日午後3時ごろ、規制委庁舎内で原電の市村泰規常務ら3人と30分ほど面会し、その場で報告書案を手渡した。面会は原電側からの申し込みで、名雪審議官が1人で対応した。電力会社側と面会する際、あいさつをのぞき、2人以上で対応するという規制委の内規に違反した。

 報告書案は原電側から提供を求めた。名雪審議官は当初、「評価会合の議論を実りあるものにするため」と考え、提供しても問題ないとの認識だったという。だが翌23日、問題に気付いて本人が申し出たため、規制委は同日中に担当から外した。』

 日本の未来を築く指導的な立場でありながら,やっていい事と悪い事の区別もつかない大人が連日のようにニュースになっていてあきれるばかりだ.

 そしてまたこのニュース.組織の名称を変えたところで中にこんなのが混じっているようでは原子力村の中にいた保安院のころと変わりないだろう.処分も大甘で相変わらず公務員は何をやってもクビにならないお手本のようだ.

 身内に甘いこんな処分でお茶を濁しているようでは原子力規制委員会も国民の信頼を得るのは難しいだろう.国民が期待しているのは独立した機関としてきちんと国民の安全を守る姿勢だと思うのだが,残念ながらそういう事には鈍感なメンバーが揃っているようだ.
雪まつりを駆け足で
雪まつりを駆け足で
雪まつりを駆け足で
 今日は午後から休みだったので,第64回さっぽろ雪まつりの大通り会場にちょっと写真を撮りに行ってきた.


 とは言ってものんびり散歩しながらというわけにはいかないので,人ごみの中を早足で歩きながら大通公園を2丁目から11丁目まで駆け抜けて大急ぎでめぼしいところだけを撮影してきた.


 例年は開会の前日の夕方に撮影しているのだが,今年は昨日が開会式で前日も平日だから撮影に行くことが出来なかったのだ.開会前日は主な雪像は完成してライトアップされているし,人出もまだ少ないので写真を撮るには好都合なのである.

 しかし,さすがに今日は観光客で混んでいるし,雪像前のステージでは色々なショーをやっているので満足な写真は撮れなかったが,少しでも雪像の美しさを感じていただければ幸いです.
D800と5DMarkIIでマクロレンズ比較(その1)
D800と5DMarkIIでマクロレンズ比較(その1)
D800と5DMarkIIでマクロレンズ比較(その1)
 D800と5DMarkIIを使って手持ちのマクロレンズの解像度比較をしてみた.

 上から5DMarkIIにヤシコンのマクロプラナー100mmF2.8,ライカRのアポマクロエルマリート100mmF2.8,そしてD800にマイクロニッコール105mmF4をつけてISO12233チャートを撮影した物を上二つはピクセル等倍で切り出したもの.D800のは等倍で切り出した後にピクセル解像度が5DMarkIIと同じになるようにリサイズした.

 撮影時の絞りは全てF5.6で撮影感度は5DMarkIIはISO1000でD800はISO1250で三脚に固定して撮影している.

 結果は見ての通りで,下から順に解像感が高いと感じた.3本のレンズの解像度が実際にこれほど違うとは思えないから,やはりこの差はカメラ側の性能差なのだろうと思われる.同じ5DMarkIIを使っている2本についてはアポマクロエルマリートの方がにじみが少ないのはアポクロマート補正の効果だろう.

 マイクロニッコールはD800を使っているので当然有利なのであるが,ピクセル等倍で見てもチャートがほぼそのまま写っているように感じるほどで,性能に余裕がありそうだから,今までのカメラでは性能がフルに使い切れていなかったのかもしれず,古いレンズも侮れないということに気付かされた.

 そう考えると残る2本も5DMarkIIの2200万画素センサーでは性能が十分に発揮出来ていない可能性もあり,将来もっと高画素のカメラが出たらもう一度テストして汚名挽回のチャンスを与えるべきだろう.

 もっとも現在でもZEISSからはZF2マウントレンズが出ているし,さらに高性能なレンズがこれから出て来るらしいので,D800で使える高性能レンズが増えるからレンズ遊びだけでもお金と時間がいくらあっても足りなくなりそうでなんとも悩ましいことだ.
D800と5DMarkIIでマクロレンズ比較(その2)
D800と5DMarkIIでマクロレンズ比較(その2)
 今度はセンサーの違いによる解像感の違いを比較するために,同じMicro-Nikkor 105mmF4をD800と5DMarkIIにつけて撮り比べてみた.

 予想通りとても同じレンズとは思えないほどの差が出た.やはり2200万画素ではまだレンズの解像度がセンサーの解像度を大きく上回っているようだ.

 5DMarkIIにMicro-Nikkor 105mmF4をつけた画像を先日のマクロプラナーやアポマクロエルマリートと比較するとマクロプラナーに近い解像感だったからやはりこの3本のレンズの解像度の差はそれほど大きくないのではないだろうか.

 それにしても同じレンズでこうも解像感が違うことに驚いたが,考えてみるとD800にはデフォルトで色収差補正機能があるのでその効果もあるのだろう.デジタル画像処理で歪曲収差のみならず色収差までも補正して昔のレンズも蘇らせてしまうとはまさに今までマウント変更で妥協しなかったニコンの面目躍如というところだろう.
 
『義理チョコを渡す理由 「なんとなく」「義務感でしかたなく」7割弱

 デジタルポストは「バレンタインに関する実態調査」の結果を、2013年2月13日までに公表した。

 それによると、バレンタインに義理チョコを渡す理由として、「イベントなのでなんとなく」(39.7%)という回答が2位、「義務感でしかたなく」(28.7%)が3位で、ネガティブなものが全体の68.4%を占める結果となった。1位は「感謝の気持ちを伝えるために渡している」で45.7%だった。

 女性からはネガティブな意見として、

「職場の男性全員に渡すのが面倒です」(30歳)
「わずかでもお返しを期待して空振りだった」(37歳)
「職場の課の男性社員に一人ずつ渡したのに、お返しは課からまとめてクッキー一箱。なんていうか、がっかりしました。手作りは義理だと嫌がられるので、安い既製品を探しても、数が多いのでかなり高くついて憂鬱です。」(33歳)
「職場の上司に渡すが、毎年同じにならないように考えるのが面倒」(29歳)

 といったものが出ている。

 調査の対象としたのは全国の義理チョコを毎年贈っている女性300名・20歳~39歳で調査期間は2013年1月23日から25日までの3日間。』

 私の職場では看護部や検査部門や事務やリハビリといった部署毎から義理チョコが1〜2コずつ各医師に届けられる.持って来るのは1〜2年目の女子が多い.それに対して,お返しは各部署の女性全員に行き渡るようにクッキーなどを届けなければいけないのだ.

 だから食べたくもないチョコのためにお返しのクッキーをたくさん買いに行かねばならず,そのために休みが半日潰れてしまいお金も時間も無駄になる.何年も前からいい加減やめたいと思っていたのだが,今年になってやっとバレンタインデーのチョコは受け取らないと言うことができた.

 でも,このアンケートを見るとどうやら女性の方も義理チョコは面倒というのが本音のようだから辞退すると宣言したら感謝されているのではないだろうか.いや,感謝なんかされなくてもいいから,お互いに無駄なことはしないほうがいいだろう.

帰宅すると
自室の机の上に妻と娘からのメッセージ付きのチョコが置いてあった.
D800で大口径標準レンズ比較
D800で大口径標準レンズ比較
D800で大口径標準レンズ比較
上から順に

Nikon Ais 50mm F1.2
NIKKOR-S Auto 55mm F1.2(Ai改)
Nikon Noct-Nikkor Ais 58mm F1.2

撮影時の絞りは全て開放値.

 他にもNikon Ais 50mm F1.4やNikon AF 50mm F1.4Dも比較してみたが,F4まで絞り込んでしまうと解像感では見分けがつかなくなる.

 やはり明るいレンズは絞り開放で使ってこそレンズの性能が生かせるというものなのだろう.そういう意味では55mmF1.2で楽しむのもいいかもしれない.

 こんな風にレンズの描写の微妙な違いがわかるD800はやはり面白い.
チベット
『「どうか命とひきかえに」=自殺の小5、閉校中止訴え-大阪

 大阪府大東市で列車に飛び込み自殺した市立小5年の男児(11)が、「どうか一つのちいさな命とひきかえに、とうはいごうを中止してください」などと書いたメモを残し、統廃合による母校の閉校中止を求めていたことが15日、男児の祖母(76)への取材で分かった。

 閉校式は17日に予定されていたが、小学校は延期を決めた。祖母は取材に「死んで何かを解決する風潮があってはいけない」と訴え、両親も市教育委員会に「死んで解決することは正しくない」と話したという。

 男児は14日午後4時45分ごろ、JR野崎駅ホームから飛び降り、快速電車にはねられ死亡。メモは現場に残されていた。祖母によると、この3分前、男児から母親の携帯電話に「家族み→んな大・大・だあい好き」とメールがあった。

 男児は以前から「学校がなくなるのは嫌だ」と話していたという。同級生に統廃合の賛否をアンケート調査したとみられ、メモに「自分をぬいて25人全員が『とうはいごうがなくなってほしい』に賛成しました。ちなみにぼくは賛成です」とも記していた。』

 死んでしまっては何も解決することは出来ないのだが,もう誰もそれを教えてあげることが出来ないことが残念だ.

 このニュースを見たとき何とも言えない悲しい気持ちになったと同時にチベットのことを思い出した.チベットでは中国に抗議しての焼身自殺が後を絶たず,わざわざ国外に出てまでやる人もいるようだ.

 だが,自殺という決死のアピールも他人にとっては一時的な衝撃にすぎないのだ.死んでしまってはそういう現実さえも見る事はできなくなるから何の意味もないことだ.死ぬほどの決心があるのなら他にやることがあるはずだ.

 アルカイダの自爆テロも同じ事だ.こちらは他人を巻き込んで憎しみを倍増させるだけで意味が無いどころか逆効果だろう.自分が主張したい事を他人に伝えて共感を得なければ何も変える事は出来ないということを知るべきだ.

 勝手な思い込みで行動しても他人に理解してもらえなければ意味をなさないことはたくさんある.この少年には大人にも真似できないほどの決断力や行動力があったかもしれないが,それを使う方向は明らかに間違えている.

 考えるに世の中に自殺する人が増えているのは,子供時代にまわりの大人からちゃんとした物の考え方を教えてもらえなかったからなのではないだろうか.

週末

2013年2月18日 日常 コメント (2)
週末
週末
週末
モリエールで食事会.
六花亭のケーキに宮超屋のコーヒー.
札幌国際スキー場.
こんな週末はいい.
 先日,札幌国際スキー場へ行ってきた.今回は一人で行ったので最大斜度30度というダウンヒルコースを含めて10本以上は思い切り滑ることが出来た.今年はロッカースキーが注目を浴びているようで,このブログへも「ロッカースキーとは?」で検索してやって来る人が多いので,少しだけロッカースキーの感想を書いてみる.

 今まで乗っていたサロモンの板はいわゆるカービングスキーで短いけれど結構硬めで重さもある板だった.今回私が購入したのはロシニョールの「EXPERIENCE 88 TPX」という板である.これはオールラウンドモデルといわれるものでロッカーキャンパーになっていて深雪もゲレンデもそれなりに滑れるということらしい.

 滑ってみて最初に気がついた事は,「板の幅が広い」ということだ.そんなことは見ればわかるのだが,滑って分かる事はエッジの位置が今までとは違うということだ.特に内エッジが今までよりかなり内側に遠くなってエッジへの荷重がしにくくなった感じで,エッジに乗っている感じが薄くなった.

 もう一つは「先端部のエッジのひっかかりがなくなった」ことだ.これは特にバーンが不整な時にもまったくといっていいほどスキー先端のひっかかりがなくなった.だから突然に足を取られるようなことがなくなり,幅が広いことと相まって滑走中の安定感が増した.

 で,滑りがどう変わったか,どう変えると滑りやすいかというと,荷重したエッジでシャープに切り込むような滑り方ではなくて,スキーの底面で雪を押しつぶすような感じの滑り方にしてカービングより気持ち大きな弧でターンすると実に気持ち良く滑る事ができた.サイドベントとエッジを使って曲がるのではなく板を面でスライドさせていく感じである.

 残念ながらまだ膝上の深雪では滑ってないのでわからないが,これだけ幅があればさほどスピードを出さなくとも気持ちよく板が浮いてくるだろうし,バランスも取りやすいのではないだろうか.

 ちなみにスピードを出したときの安定感も悪くないが,方向を変えるときはエッジが効きにくいぶん思ったより横に流れるので他の人がいる狭いところでスピードを出すのはやめたほうがいいように思う.また,コブ斜面には向いていないと思う.

 カービングスキーに比べると小回りや高速ターンは苦手になるが,ゆったりと景色を楽しみながらマイペースで滑るにはいいように思う.ガンガン滑って上達したい人よりは,そういうのはもうやめてゆっくりスキーを楽しもうという人に丁度いいのではないだろうか.

 最後にアドバイスだが,あまり幅の広い板はゴンドラのスキーホルダーに入らずスノーボードのようにキャビンへ持って入らなければならないから,長い板は他人の迷惑になるので幅と長さのバランスをよく考えて買ったほうがいいだろう.ちなみに私の板では札幌国際の8人乗りはOKだったが,6人乗りのほうはダメだった.

 半年ほど前に腕時計のねじを巻き上げるときにジジッと音がして巻き上げ時に1カ所だけギアがうまくかみ合っていないような違和感が出るようになったのだが,そのまま使っていたら11月のある日についに巻き上げが噛んで動かなくなってしまった.

 結婚10周年に妻に買ってもらった腕時計なのでさすがにまずいと思い修理に出す事にして休日にデパートの時計屋さんの修理コーナーに持って行ったら預かり証を渡され修理の予定と見積もりがわかったら連絡をもらうことになった.

 1ヶ月近く経って,スイスから部品の取り寄せが必要なので修理には3ヶ月位で修理代は57,750円と連絡があった.その時は,やっぱり部品が壊れたのだなということと取り寄せになるような部品だから修理代もそれぐらいはかかるのだろうと思った.

 その時計の修理が終わったと先日連絡があり引き取りに行ってきた.店頭で時計を確認するように言われて見て驚いた。時計はまるで新品のように輝いていたからだ.修理の伝票を見ると機械内部不具合のためオーバーホールにて完全修理と書かれていた.

 具体的には不具合な部品を交換し,さらにガラスパッキン,プッシュボタン,リューズ交換とベルト研磨とベルトの銘板の交換,そして防水テストがされたようだ.カメラやレンズのオーバーホールも同じくらいの料金だから修理代には驚かないが,この修理内容にはちょっと驚いた.

 そして,ねじを巻き上げてみてさらに驚いた.新品の時よりも巻き上げ時の滑らかさが増しているように感じたからである.修理担当のお店の人にそれを伝えると,それが本来の巻き上げの手応えだと言っていたが,もしそうだとするとこの腕時計には何らかの初期不良があったのかもしれない.

 何れにしても時計は新品のようになったので気分よく帰ろうとしたら,お店の人が最後に一言,「時計は精密機械なので落としたり腕を動かした時にどこかにぶつけたり,あるいは携帯電話とか磁気を帯びたものに近づけるとくるうようになるので大切に扱うようにしてください.」とつけ加えた.

 私は軽くて精巧でタフな時計を選んだつもりだったのだけど,タフなように見えて実はこの時計は意外に繊細なものだったようだ.これからは傷つけないように大切に使おうと思う.

温故知新

2013年2月25日 趣味
温故知新
『ニコン、デジタル一眼レフ「D7100」を発売 高い描写性能と被写体捕捉性能

 ニコンの子会社ニコンイメージングジャパンは21日、被写体の細部まで精細に再現する高い描写性能と高い被写体捕捉性能を小型・軽量ボディーに凝縮した、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ「D7100」を3月に発売すると発表した。

 「D7100」は、有効画素数2410万画素、ニコンDXフォーマットCMOSセンサーと高性能画像処理エンジン「EXPEED 3」、鮮鋭感の高い描写を実現する光学ローパスフィルターレス仕様を採用している。描写性能に優れたNIKKORレンズと組み合わせることで、高画素、高精細の「D7100」の画質性能を最大限に引き出すことができる。

 また、高密度51点AFシステムを搭載し、被写体を的確に捕捉、追尾する高い被写体捕捉性能を発揮する。使用頻度の高い中央部15点にはクロスタイプセンサーを採用。中央部1点のフォーカスポイントはf/8まで対応しており、開放F値4の望遠NIKKORレンズにテレコンバーター(2.0x)の組み合わせで合成F値が8になる場合でもスムーズなAF撮影が可能。

 さらに、「D7100」は新たな撮像範囲「対DX 1.3×クロップ」での撮影が可能。装着レンズの約1.5倍の焦点距離に相当する撮影画角となるDXフォーマットからさらに約1.3倍、つまり装着レンズの約2倍の焦点距離相当の撮影画角となるため、被写体を引き寄せて撮影することができる。「対DX1.3×クロップ」時には、51点のフォーカスポイントが画面全域を広くカバー。また、約7コマ/秒の高速連続撮影もでき、動きの速い被写体でも的確に捉えられる。』

 D800を購入してまだ2ヶ月も経っていないからD7000をD7100に更新するのは今年の夏休み前ぐらいでいいかと思っていたのだが,初値13万のはずがすでに124200円になっており,予約特典で液晶保護フィルム&SDHCカード32GB付きというものだからついポチッとやってしまった.D7000は使わなくなるだろうから購入時に下取りしてもらう条件にした.

 D7000は価格も性能もバランスが非常にいいカメラだが,AFの性能だけは最初からちょっと物足りなく,高感度性能もD800に比べるとかなり見劣りするようになった.良いカメラだがD7100が出たので世代交代は仕方ないだろう.D800でDXのレンズを使うとD7000と同等以上の画質なのだが,ハンドリングや連射性能を考えるとやはりDX専用機は必要である.

 今回,D800でレンズ性能をテストしてみてわかったことは撮像素子の画素数が上がり,画像処理のソフトが進化すると手持ちのレンズの見かけの性能が上がるということである.倍率色収差軽減 や自動ゆがみ補正はD7000にもあるのだが,ローパスフィルターレスの2400万画素とEXPEED3による画質向上は間違いないだろうし,高感度性能もD5200と同等かそれ以上にはなるだろう.

 だから,D7100にすれば手持ちのDXレンズや古いニッコールレンズの性能を今まで以上に引き出せるわけで,DXのシステムを捨てるのでもなければD7100の購入に議論の余地はないのである.実はD7100の発表前にX100をX100sに交代する考えもあったのだが,X-E1の後継機がX100sの事実上のレンズ交換モデルになるような気がするので今回はX100sを見送ることにしたのだ.

 D7100の発売日は3月末なのでまだ1ヶ月以上あるが,D7100でDXレンズや古いニッコールレンズの解像感がどれほど上がるのかと考えると今から届くのが楽しみだ.

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