『ポニョの舞台・鞆の浦 工事差し止め判決 景観保護優先

 江戸期の港と町並みが一体で残り、宮崎駿(はやお)監督のアニメ映画「崖(がけ)の上のポニョ」の舞台として全国的な注目を集めた景勝地「鞆(とも)の浦」(広島県福山市)で県と市が進める埋め立て・架橋計画をめぐり、地元住民らが県を相手取り、知事が埋め立て免許を県と市に交付しないよう求めた訴訟の判決が1日、広島地裁で言い渡された。能勢顕男(あきお)裁判長は住民側の請求を全面的に認め、知事に埋め立て免許の交付をしないよう命じた。

 歴史的景観を保護するために大型公共工事の許認可を差し止めることができるかどうかが争われた初めての訴訟で住民側が勝訴した。各地の開発と景観をめぐる紛争に大きな影響を与えるのは必至だ。

 訴訟では、(1)埋め立て・架橋工事により、住民らが鞆の浦の良好な景観の恩恵を受ける利益が損なわれるか(2)事業によって交通が便利になったり、観光客用の駐車場などを整備したりすることで得られる利益が、景観を損なう不利益を大きく上回るといえるか(3)埋め立て免許が出されると回復不可能な重大な損害が生じる恐れがあるか——などが主な争点になった。

 判決はまず、鞆の浦の景観は住民らの利益にとどまらず、瀬戸内海の美観を構成し、文化的・歴史的価値をもつ「国民の財産ともいうべき公益」と指摘し、法的保護の対象になると判断。瀬戸内海の環境保全を趣旨とする「瀬戸内法」によっても公益として保護されていると述べ、景観を侵害する政策判断は慎重になされるべきだとした。

 そのうえで、行政側が実施しようとしている道路や駐車場の整備などの事業に必要性や公共性があることは認めつつ、景観保全を犠牲にしてまでの必要性があるかどうかについては「大きな疑問が残る」とした。さらに、事業が完成した後に景観を復元することは不可能で、事業自体の調査・検討も不十分として、埋め立てを認めることは知事の裁量権を超えており差し止めの対象になるとの結論を導いた。

 県知事は昨年6月、埋め立て免許の交付に必要な国土交通相認可を申請した。金子一義・前国交相は「住民同意ではなく、国民同意が必要」として認可に慎重な姿勢を示し、手続きは事実上停止している。』

 この計画の予定図をみると架橋と埋め立てで海岸線の美しい景観は見る影もなくなることがわかる.確かに橋が出来れば湾を横断してショートカットができるようになり町の中を車が走る必要はなくなるだろうが,これが地元住民のためになるとは思えない.たとえ不便でもそこが好きで昔から住んでいる人や町の歴史というものを無視したかのような粗雑な開発計画は中止されて当然だろう.

 私も医局の人事で北海道内を移り住んだおかげで,渡島半島の西側を除くほとんどの海岸線を見る事ができた.その結果わかったことは北海道の海岸線も道路や港の開発のためにほとんどが破壊されてしまっているということだ.きっと河川も同じようなものだろう.めったに車も走らないないようなところに立派な道路があったり,大きな船が着く予定もないのに港だけ立派なのは結果的に美しい自然を破壊しただけである.

 公共事業で建造物をつくること自体が景気対策になるというのはわからないでもないが,大きな利益を得るのはゼネコンで地元は下請けの代金と工事で働く人の生活費しか得られず,残るのは無用の長物と破壊された自然だけというのは道民全体にとっては将来的な不利益になるのではないだろうか.主要な産業が一次産業の北海道で人口が地方を中心に落ち込み,札幌に集中したり道外に出て行く人が多くなるのは自然破壊が進んだのと無縁ではないだろう.

 北海道には世界遺産となった知床半島やいくつもの国立公園など景勝地はたくさん残ってはいるのだが,その一方で日常的に地域の住民が接する自然はどんどん壊されているように思う.新しい開発から景観を保護することも大切だが,同様に壊されてしまった自然や景観を回復することも大切だと思うのだがどうだろうか.

 
目標達成
 北日本最大の市民マラソン「第34回札幌マラソン」に参加してきました.男女ハーフマラソンなど21種目のエントリーは,過去最多の1万3353人だったそうです.真駒内セキスイハイムスタジアム発着のレースは5月6日の豊平川マラソン大会以来でしたが,今回は参加人数が多かったので会場周辺にはウォームアップで走るところもないほどでした.
 
 プログラムでソニンさんが参加するということを知りブログで確認してみました. 12月のNAHAでのフルマラソンに向けたトレーニングで初マラソンだそうです.女子は全員列の先頭近くに並んでスタートしたので,いずれ追い抜くことになるだろうと思っていたのですが,5km付近まではあまりに密集して走っていたのでいつのまにか追い抜いてしまい気がつきませんでした.

 駅前通りを北上し,三越前で折り返すころには沿道の観客がものすごく多いのにびっくりしました.前半は天気も良く追い風でしたが,豊平川の河川敷を走る後半になると曇り空から雨粒がポツリポツリと落ちてきました.向かい風の中,スタジアムに近づくほどに登り坂がきつくなるコースに負けそうになりながらもなんとかペースを維持して予想タイムを30秒ほど上回るタイムでゴールに駆け込むことができました.自分としては十分満足すべき結果でした.
 Wiiの『みんなのニンテンドーチャンネル』で発売予告を見てアマゾンで予約しておいたのが日曜日に届きました.さっそく娘が始めたので見ていましたが,新ジャンルの「トレーニング+」が面白そうなので「ちょっと交代」機能を使っていくつかやってみました.

 なかでも「パタパタ飛行」がまるで鳥になったみたいで気に入りました.他にもサイクリングや雪合戦などけっこう楽しめると思います.ゴルフレッスンのアドバイスはなかなか良く出来ていて感心しました.これでスイング練習したらスライス病が治るかもしれません.

 「ジョギング+」では,終了後に途中で見た物を質問されて正解すると新しいコースに進めるようになっていました.全体にプレーヤーの認知機能や記憶力を問うようなものがプラスされているような印象です.おそらく認知症の予防を意識してのことでしょう.

 以前のバージョンと同じく設定機能でWiiのメニューにWii Fit Plus メニューが追加できデータの引き継ぎも自動的に行われます.「簡単測定」機能がプラスされたので時間のない時でも体重だけを計って記録する手間が少なくなりました.

 これで実売価格は1615円だったからお買い得だと思いました.
『新型インフル、49歳男性死亡

 北九州市は1日、新型インフルエンザに感染した同市八幡東区の男性(49)が死亡したと発表した。男性には基礎疾患がなく、直接の死因は多臓器不全だった。インフルエンザの治療薬は投与されていなかったという。厚生労働省によると、新型への感染が確認されたか、疑われた患者の死亡は全国で20人目。

 市によると、男性は9月中旬から呼吸が苦しいなどの不調があり、同月21日、発熱で出張先の福岡県外の医療機関を受診。39度7分の熱で肺炎を発症していた。インフルエンザの簡易検査では陰性だった。入院を断って北九州市に戻り、22日未明に市内で受診した際には肝・腎機能障害を併発していた。集中治療室で治療を受けたが30日朝、死亡したという。遺伝子検査で翌1日に、新型インフルエンザの陽性が確認された。

 北九州で診察した医師は簡易検査で陰性だったと聞き、腎障害など発熱以外の症状もあったため、インフルエンザとは考えず、再度の検査やタミフルなど治療薬の投与はしなかったという。遺伝子検査の検体は25日に採取したが、「遺伝子変異がないかを確認するためで、緊急性はない」と伝えていたため、結果が出たのは6日後だったという。』

『新型インフル感染40歳代女性が死亡

 堺市は6日、新型インフルエンザに感染した市内の40歳代の女性が4日午後に死亡したと発表した。新型インフルに感染した、または感染が疑われる患者の死亡は全国で21人目。直接の死因は、致死性が強い劇症型A群溶連菌感染症による多臓器不全で、新型インフル感染との関係は不明という。女性には高血圧症の基礎疾患があった。

 市によると、9月29日からのどの痛みやせき、発熱などの症状があり、今月2日に入院。3日からタミフルを服用していた。インフルの簡易検査で3度、陰性だったが、死後の遺伝子検査で新型インフルの感染が確認された。』

『新型インフルエンザ重症例で目立つ発症初期の「簡易検査A型陰性」

 これまで確認された新型インフルエンザ感染者の死亡例の経緯をみると、発症初期に「簡易検査でA型陰性」だった事例が5例ほど確認できた。

 1例目の50代男性(心筋梗塞の既往、慢性腎不全で透析)の場合、8月9日に咽頭通や咳の症状があり、10日に受診したが、その時点で37℃台で、簡易検査ではA型陰性だった。12日に簡易検査でA型陽性となり、タミフルによる治療を受けていた。

 2例目の70代男性(肺気腫、糖尿病、高血圧の基礎疾患。糖尿病による腎不全で週に3日、腎透析)の場合は、8月16日に38℃の発熱、倦怠感、軽い咳、息苦しさがあった。17日午前に市内の医療機関を受診した際、迅速診断キットの結果はA型陰性だった。そこでは「肺炎疑い」と診断されたが、状態不良のため、精査目的で市内の病院を紹介された。

 その後、同日午後に、紹介先の病院へ入院。急性気管支炎による肺気腫の悪化と診断された。発熱、呼吸困難、全身倦怠感の症状があり、再度、迅速診断キットを実施したところ、A型陽性となったため、タミフルを投与し、抗生剤を点滴された。

 4例目の新型インフルエンザ疑い例(70代女性)の場合は、8月24日に38.5℃の発熱。しかし、簡易検査ではA型もB型も陰性だった。この時点で胸部X線検査を実施したが、肺炎の所見はなかった。25日に呼吸困難、40.4℃の発熱があり、この段階で簡易検査でA型陽性となった。酸素吸入に入るが同日午前10時23分に死亡した。

 5例目の30代男性(慢性心不全 糖尿病 気管支喘息 アトピー性皮膚炎)の場合は、8月20日に咳、水様性下痢、食欲低下があった。8月23日に発熱(37.9℃)があり、市内医療機関受診。症状が改善しなかったため、25日に自宅近くのかかりつけの医療機関を受診。市内医療機関を紹介され、再度、同医療機関を受診したところ、慢性心不全と肺炎のため入院となった。この時点で、インフルエンザ迅速簡易検査ではA型陰性だった。

 26日朝に状態が悪化したため、人工呼吸器を装着しICUで治療が開始された。この時点でも、インフルエンザ迅速簡易検査ではA型陰性だった。

 6例目の60代女性(消化器がん術後)の場合も、27日に発熱(38℃)、咽頭痛、咳、鼻汁があった。28日に近医を受診、そこでは迅速診断でA型もB型も「陰性」だった。入院し人工呼吸器の装着となったが、29日未明に死亡した。なお、28日にPCR検査により、新型インフルエンザ陽性を確認している。

 このほか死亡には至っていない重症例においても、たとえば沖縄県で確認された重症化例の中には、病初期における簡易キット検査でA型陰性と判定され、その後の検査でA型陽性に転じた例が報告されている。このため、沖縄県は重症例の発生に伴い、医療機関に対して、インフルエンザ症状のある患者で新型インフルエンザが疑われる場合は、簡易検査の結果にかかわらず、抗インフルエンザ薬による治療を検討するよう求めた。また、状況によっては再検査の必要性についても留意するよう求めていもいる。

 日本臨床内科医会のインフルエンザ研究班のメンバーである原土井病院臨床研究部部長の池松秀之氏は、特にハイリスク群と言われる人では、「発症初期にインフルエンザ診断を簡易検査に頼るのは危険だ」とし、「症状優先」で取り組むべきと指摘している。』

『Q 新型インフルエンザの特徴は?

 A 季節性インフルエンザと同様、突然の熱やせき、鼻水、関節痛などの症状が出ます。海外のデータでは症状が重くならない弱毒性で、熱がほとんどない患者もいます。早期発見し、タミフルやリレンザなどで治療すれば、重症化は避けられます。

しかし、タミフルやリレンザは、発症してから48時間以内に服用しないと、効果を発揮しませんので、発熱などの症状がでましたら、すぐに発熱相談*に電話し、指示を仰ぎ診察を受けてください。(*注:現在は発熱相談に電話の必要性はないようです.受診予定の病院に電話して相談したほうがいいかもしれません.)

今の新型インフルエンザの特徴として分かってきているのは、下痢や腹痛などの症状が多く、必ずしも高熱がでるわけではない場合もあるそうです。なので、下痢や腹痛がある場合、熱がなくても新型インフルエンザを疑ったほうがいいかもしれません。

そして、慢性疾患を抱える患者さんや、妊婦の方、糖尿病の人はその症状が重症化する恐れがありますので、細心の注意が必要です。』

 シルバーウィークの影響で病院の受診者数が減ってるとはいえ,私の周囲でもスタッフに陽性者がすでに出ているし,娘の小学校でもついに学級閉鎖が始まっているから流行しているということなのだろう.相変わらず内科の外来には簡易検査を求めて受診する人が多いようである.

 私自身も高熱などの症状がなければ簡易検査でさえ受けようなどとは思わないが,下痢や腹痛だけで熱がない場合もあるなんて言われるともうどうしてよいかわからない.感染していて入院中でも簡易検査では陰性なのが21%もあるというデータもあるそうだし,ハイリスク群で簡易検査陰性の場合は治療開始が遅れて重症化することが多いようだ.

 結局のところ簡易検査に頼らず症状優先で治療するというのであれば,簡易検査はタミフルなどの治療薬を投与するかどうかを決める目安になるだけということになるのだろうか.ハイリスク患者であれば症状だけで治療薬を投与するべきだろうが,特に既往歴が無く簡易検査陰性であれば48時間以上経過して重症化してしまってからでは治療薬も効果がないわけで,臓器障害への対症療法しかないのだろう.

 こうなると頼りはやはりワクチンだが,いまだに具体的な接種予定についての連絡がない.やっぱり間に合わないような気がするのだがどうなることやら...

Melor ついに上陸!
Melor ついに上陸!
『強い勢力の台風18号は8日午前5時過ぎ、愛知県の知多半島付近に上陸した。日本に台風が上陸するのは07年9月以来、約2年ぶり。8日から9日にかけて本州を縦断するとみられ、全国的に大雨や暴風、高潮などによる被害が出る恐れがある。

 気象庁によると、18号は8日午前4時現在、中心気圧955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートルで、今後は東海や北陸地方を通り、東北地方を横切るとみられる。暴風域は中心の南東側200キロ以内と北西側170キロ以内で、中心の東側560キロ以内と西側430キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっている。

 全国的に強い雨が降ったり、激しい風が吹いたりする恐れがあり、気象庁が厳重な警戒を呼びかけている。』

 日本列島縦断コースになるのは間違いなさそうだが,ヒトの力では台風をどうすることもできない.命が惜しければ安全な場所で通過するのを待つのが最善だろうがそうもいかない人間社会.大きな被害が出ないことを祈るばかりである.

 本日の脳神経外科学会のシンポジウム1のタイトルだが,こんなことが学会のシンポジウムになるほど事態は深刻になってきているということなのだろう.学会のアンケートでは専門医の平均労働時間は現状では64.4時間だそうだが,厚生労働省が言うところの40時間労働で同じ業務をこなすには64.4×4430÷40=7132(人)が必要で,7132-4430=2702(人)不足ということになるそうだ.

 確かに現在の1.5倍の人数がいれば専門医は定時に帰宅できるようになるかもしれないが,そもそも脳外科医が今後増えるなんてことは期待できないし,高齢化に伴い患者が増加する一方で脳外科医は退職者が増えるわけだから,今と同じ業務を続けることはいずれ不可能になることだろう.人口動態からは2030年が患者数のピークになるそうだ.

 問題はこれをどう解決するかということだが,脳卒中患者を神経内科と脳外科にうまくふり分けたり,事務職や看護師などのパラメディカルスタッフを増員して脳外科医の仕事量を減らすということが考えられているようである.では,脳外科医を増やすにはどうすればいいのかというのもあるが,ドクターズフィーの導入は現実的ではなさそうだった.

 以前に医師を地方に計画配置すればいいと言っていた読売新聞の記者が今回は心臓外科関連学会の施設集約の例を引き合いに色々言っていたが,脳外科の現場のことがわかっているとは思われなかったし,わからない故に脳神経外科学会に今後の対策を説明するように求めているようだったが,施設を集約しても脳外科医の仕事量が減るわけでもないし,ひたすら安い医療費で世界最高レベルの医療を希望する国民に説明しても得られるものはなさそうで,発言が確かに患者目線だということが理解できただけだった.

 現場で救急患者を診ている脳外科医として言いたいことは色々あるが,特に有効な解決法も思い浮かばない私としては力尽きるまであるいは絶滅するまで脳外科医を続けるしかないが,2030年までは働いているに違いない.しかし,これから労働条件がまだ悪化するのかと思うとどうやって本当に脳外科医として必要な仕事以外から逃れるかを考えないと脳外科医としてやっていけなくなるような気がしてきた.
外傷性低髄液圧症候群 - その後の状況
 今回の学会は色々な意味で今までとは雰囲気がちょっと違った感じで興味深かったのだが,第3日目A会場の午前の部を全て費やして開催された - 特別企画3 関連学会Update いま何がホットか - というセッションは短時間で脳神経外科とその周囲の問題の現状が理解できる大変優れた企画だった.

 10の関連学会の中で日本神経外傷学会からの報告に「外傷性低髄液圧症候群」についての研究の進捗状況が発表されていた.我が国の症例を海外と比較すると,「症例数が海外の15倍以上.交通事故が原因である比率が高い.漏出の大部分が腰仙部.起立性頭痛の頻度が低い.Gd硬膜増強の頻度が低い.転帰が不良.」などの特異性があり,我が国で外傷性低髄液圧症候群と診断されている病態には神経症・うつ状態,慢性疲労症候群,頚椎捻挫・外傷性頚部症候群,緊張性頭痛・その他の頭痛,などが混在しているらしいことが述べられていた.

 会場から健康保険診療についての質問があったが,病態がはっきりしていないものに健康保険を適用することは厚労省が認めないとのことだった.現在は,病態をはっきりさせるべく調査を進めている最中とのことで,本邦の外傷性低髄液圧症候群も典型例は欧米並に少ない?らしいとの話で終わったが結論はまだ出ていないようだ.

 交通事故の際に治療費の問題で「事故による外傷性低髄液圧症候群」かどうかが裁判で争われているニュースが以前にあったが,ネットで少し調べてみたところでは最近はいわゆる典型例以外は裁判官も認めなくなってきているようで,今回の学会で報告されたように典型例のみを「外傷性低髄液圧症候群」と診断する方向で社会的なコンセンサスが得られるようになるのかもしれない.

噂どおりに新型iMac登場
『 Apple、21.5インチと27インチのディスプレイを搭載した新しいiMacを発表

 Appleは本日、継ぎ目のないオールアルミニウム製の筐体の端までガラスで覆う、明るいLEDバックライト方式の21.5インチおよび27インチのワイドスクリーンディスプレイを搭載した、まったく新しい「iMac(アイマック)」を発表しました。118,800円から提供される新しいiMacは、3.06 GHzから始まるIntel Core 2 Duoや、Core i5および i7クアッドコアプロセッサを搭載して最大2倍の性能を実現するなど、これまでで最も速いiMacとなっています。すべての新しいiMacにはワイヤレスキーボードと、まったく新しくなったワイヤレスのMagic Mouseが付属しています。Magic Mouseは、Multi-Touch(マルチタッチ)テクノロジーを採用した、世界初のマウスです。』

 Windows7の発売に合わせて登場するという噂のあった新型iMacが発表されたようだ.今朝,AppleのHPに新型のMacBook,Mac miniといっしょに載っているのを発見し,さっそくStoreで21.5インチモデルを発注した.

 実は,居間のG4 Cubeの無線マウスの調子が悪くなったのと古くなった電源が心配になってきていたので買い替えを検討し始めていたのだが,パソコン机の関係で24インチでは大きすぎるので新型が出るまで様子をみていたのだった.

 CPUが速くなりSDカードスロットを搭載し液晶が大きくなって価格は安くと順当な進化をしているが,今回の目玉はやはりマジックマウスだろう.トラックボールがなくなりiPhoneのようにマウスの背面で指を使ってマルチタッチできるというものである.

 ついでにMacBookのスペックもチェックしたのだが,残念ながらSDカードスロットは付いていないようだった.もっとも私が待っているのはCore iシリーズのCPUを搭載したMacBookProなので今しばらくは食卓のPowerBook G4に頑張ってもらうことになるだろう.

 
...の秋
芸術の秋,読書の秋,食欲の秋の順かな.

スポーツの秋...寒くて走る気になれないし.

インフルエンザの秋...なんていうのは厭だなあ.

台風20号が近くを通過して紅葉は落ち葉になりました.

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