長い道のり

2009年11月5日 スポーツ
長い道のり
『松井秀、初の世界一!先制弾&6打点の大爆発!

 米大リーグ、ワールドシリーズ第6戦が4日(日本時間5日)行われ、ヤンキースが7−3でフィリーズを下し、対戦成績4勝2敗で9年ぶり27度目の世界一に輝いた。「5番・指名打者」で先発出場したヤンキースの松井秀喜外野手(35)は、先制2ランを含む3安打6打点の活躍で、チームを勝利に導いた。さらに松井秀は今シリーズのMVPを獲得した。

 松井秀は注目の第1打席、二回無死一塁からカウント2−3からの7球目を叩くと、打球は高々と舞い上がり右翼席へ飛び込む特大の先制2ラン。松井秀はこれで今シリーズ3本目のホームランとなった。

 三回の第2打席は、1−2と1点差に迫られた場面で二死満塁の好機。松井秀はここでカウント2−0と追い込まれながら中前に弾き返す2点適時打を放ち、この試合早くも4打点。

 五回の第3打席は、5−1とリードを広げ一死一、二塁とまたも走者を置いた場面。フィリーズはここで3番手の左腕・ハップを登板させた。観客総立ちの中、松井秀は1−3からの5球目を叩くと打球はあわや本塁打かという右中間フェンス直撃の2点二塁打となった。これでこの日6打点、松井秀には観客の「MVP」コールが送られた。

 第4打席は7−3と4点のリードに変わっての七回、一死一塁の場面。松井秀は外角低めのスライダーに手を出して空振り三振に倒れた。松井秀はこの日初めての凡退となった。

 試合は7−3でヤンキースが勝利し、9年ぶり27度目の世界一に輝いた。

 松井秀は、この日先制2ランを含む3安打6打点の活躍。第2戦では決勝ホームラン、第3戦では代打でソロホームランを放つなどし、今シリーズのMVPを獲得した。』

 松井選手を福岡の某ホテルの中華レストランで見かけたのは渡米する前年の秋だった.ずいぶんと背中が大きくて,野球選手というよりは格闘家みたいに感じたのと耳たぶが大きくて福耳だったのをよく憶えている.あれから7年,監督が代わったり,膝の故障がなかなか完治せず契約最終年の今年はついにDH専門になったりして,このまま夢かなわず帰国してしまうのかと思っていた.

 それが,ワールドシリーズで大活躍してMVPを獲得するなんて,さぞかし夢のような出来事だったに違いない.人生は偶然の連続と言ってしまえばそれまでだが,私はやはり不屈の精神と不断の努力の結果だと思いたい.しかし,渡米して最初の打席でのホームランといい,今回の6打点といい,やはりチャンスをものにする何かを持っているのも間違いないだろう.

 ところで,松坂選手は渡米1年目でワールドシリーズ優勝をすでに経験しているが,イチロー選手はまだである.もし,自分が野球選手だったとしたら3人のうちでどの選手のようになりたいだろうか.もしくは,今までどの選手のように人生を歩んで来ているだろうかと考えてみたのだが...

 さて,今夜は日ハムー巨人の第5戦.日ハムには勝って札幌に戻って来て優勝を決めてもらいたいものだ.ヤンキースが優勝したって巨人には関係ないもんね.
iPhoneにDRC-BT30を使ってみた
 iPhoneで通話と音楽の両方に使えるBluetooth対応ヘッドフォーンを物色していたのだが,最近になり普通のヘッドフォーンを差し込んで使えるSONYのDRC-BT30というワイヤレスレシーバーが発売されるのを知りネットで予約しておいたのが今日届いた.

 設定はいたって簡単でiPhoneの環境設定でBluetoothをオンにしたら,DRC-BT30のUSBポート隣のペアリングボタンを押すだけですぐに音楽が聴けるようになりiPhoneに着信した電話も問題なくワイヤレスで通話ができるようになった.

 ところが,iPhoneでiPodを立ち上げて色々な曲に変えてみながら聴いているうちは良かったのだが,1分間ぐらい続けて聞いていると音が途切れるようになった.びっくりしてiPhoneのロックを解除するとちゃんと聞こえるようになる.iPhoneの自動ロックがかかると音が途切れるようだ.

 iPhone本体や附属のヘッドフォーンではこのようなことは起きなかったからiPhoneのBluetooth接続の問題のようだが,毎回,自動ロックしない設定にしてからiPodとして使うというのもいまいちだ.なにかいい解決法はないかと思っているのだが,OSのアップデートを待つしかないのだろうか.

追記)自動ロック設定を1分に設定した状態で起きる現象のようです.今朝3分にしてみたらロックがかかっても音が途切れません.もう少し使ってみてまた何かわかったらここに書き込みます.私はSHUREのSE115で使ってますが,聴きやすい音でノイズも少なく相性はいいみたいです.

追記2)その後,もう一度自動ロック設定を1分にしてみましたが,今のところ同様の症状は出ていません.何かの条件が重なった時に出るのかもしれません.しばらくこのまま使ってみようと思います.

追記3)iMacで使ってみました.iPhoneでは曲の送り戻しが出来ませんでしたが,iMacでは出来ました.Bluetoothデバイス設定でiPhoneの時と同様に接続したあとサウンド環境設定の出力でBluetoothヘッドフォンを選択します.

追記4)手持ちの携帯電話でP-906iとNM705iでは問題なく使えました.曲の送り戻しもできます.NM705iとの相性がいいのには驚きました.今まで附属のイヤホーンを使っていましたが,電話の受信後もリモートで曲を再開できるので特にランニングの時に便利に使えそうです.

追記5)iPhone 4でも出来なかった曲送りがiOS4.1アップデートでできるようになりました.

氷点下

2009年11月18日 私の写真集
氷点下
氷点下
氷点下
 今週に入って最低気温が氷点下を記録するようになってきた.幸い道路は乾いているのでまだ滑るようなことはないが,今週末には雪も積もりそうで朝の路面は凍結しているかもしれない.
 
 迷ったあげくに購入したFINEPIX F70EXRはなかなか試写のチャンスがなかったのだが,ようやくその10倍ズームの効果を感じられる写真が撮れた.F200EXRの5倍ズームでもいいが,倍率は高い方がシャッターチャンスが増えることは間違いない.

 F70EXRのズームレンズで最も気に入った点は,広角端での歪曲収差がF200EXRよりも目立たなくなったことと,コンパクトな設計でカメラ本体が薄くなったことである.もちろん厳密に言えば歪曲収差も周辺減光もちゃんと残っているのだが,普段持ち歩けるこの大きさのコンデジのズームレンズとしては非常によく出来ていると思う.

 F200EXRの1/1.6型1200万画素から1/2型 1000万画素になったのもこのコンパクトな10倍ズームのためだと思えば納得できるし,1200万画素を電子ズームで切り取るより高倍率の光学ズームでフレーミングしたほうが画質もいいだろう.

 ちょっと撮りたいなと思った時に,持っていて良かったと思えるようなコンデジにやっと出会えたような気がしている.

 ※3段目の写真は最大ズームで撮った2段目の写真を等倍で切り出したものです.
『「医師だけ高止まり」 診療報酬引き下げ、予算に反映へ

 財務省の野田佳彦副大臣は記者会見で、10年度に改定時期を迎える診療報酬を引き下げる方向で予算編成に臨む意向を明らかにした。予算編成の過程を公開する試みの一環として、財務省の主張をインターネット上のホームページでも同日公開。ほかの主な事業についても毎週、考え方を公表するという。

 野田氏は、医師らの人件費や物件費について「民間給料が伸び悩み、(公務員給与を左右する)人事院の勧告もマイナス2.4%。ドクターだけが高止まりでいいのか」と指摘した。

 記者会見やネット上では、病院の勤務医より開業医の年収が1.7倍も多いことを示すグラフを提示。全体として報酬を引き下げても、不足している勤務医や産婦人科などには手厚く配分するよう厚生労働省に求める方針を示した。

 また、診療報酬の一部を占める薬価についても、成分が同じ後発品がある先発品の薬価を引き下げることで、数%のマイナス改定を要求する。

 厚労省は診療報酬の引き上げを主張しており、財務省は今後、両論をネット上で公開する考え。野田氏は「(予算の)議論の経過とともに、(査定に関する情報)内容が厚くなっていくようにしたい」と話した。』

『財務省、診療報酬3%減要求…勤務医に重点配分

 財務省は19日、医療機関に支払われる診療報酬の2010年度の改定で、総額で3%程度の引き下げを要求する考えを明らかにした。

 医師不足が深刻化している産婦人科や小児科の医師などの勤務医に報酬を重点配分することで、国民負担を増やさず医療崩壊を食い止めるべきだとしている。野田佳彦財務副大臣が19日の記者会見で、「報酬全体を上げなくても、配分の見直しで調整できることが相当ある」と語った。

 診療報酬は、医師の技術料にあたる本体部分と、薬価などが対象。財務省は、本体部分について前回改定した08年度の水準以下に引き下げるよう求める。さらに、薬価についても、先発品の価格を後発品と同じ水準に引き下げ、約8000億円の予算削減を図るよう求める。

 財務省によると、医療費の総額は年間約34兆円で、診療報酬が1%上がった場合、医療費が約3400億円増える。財務省は、開業医の平均年収(約2500万円)が病院の勤務医(約1479万円)の1・7倍で、報酬が高止まりしていることなどを問題視した。』

 平均的開業医が年収2500万円で平均的勤務医が年収1479万円ということはどういうことか考えてみても中身がよくわからなかったが,要するに勤務医も開業医も同じ医者なのに年収格差があるのがいけないという程度の意味だと思っていた.

 だから,一生懸命働いている勤務医の給料を増やしてくれるんだろうと思っていたら,いつの間にか医師だけ給料が下がらないのはいけないという話になっているらしい.でも,本当の理由は財政難で医療費が払えないからだというのだから,それを医師の報酬を下げることで償わせようというのだったらとんでもない話である.

 そもそも,国民皆保険制度というのは政府が医師の収入を間接的に保証するから成り立っているのであり,医師は増えないのに患者が増えるという悪循環の中で診療報酬を増やさないというのだったら,結果的に給料が増えるはずもない現場の医師がやる気を失うのは当然の結果だろう.配分をどう見直したところで赤字の公的病院が黒字になることなんかあり得ないのだから.

 医療に経済を持ち込んで,不景気で民間の給料が下がるのに医師が高止まりするのが問題だというのなら,医療の需要が減って医師の労働量も低下するように政府が国民に受診制限でもしなければバランスがとれないはずだが,平均年収という言葉で国民の不満の矛先をそらし,財政破綻という言わば財務省のミスを医師の過重労働と診療報酬減額に転嫁しようなんていかにもずる賢い官僚の考えそうなことである.

 診療報酬は減らすが診療は今までどおりにやれと言われて医師がいつまでも黙って働いていると思ったら大間違いだろう.こんな状況で医師の数だけ増やしたところで質的な医療の崩壊は止まるはずもない.優秀な医学生は形成外科,眼科,耳鼻科に進むそうだが,これからは優秀な学生ほど医学部は避けるようになるのではないだろうか.

 今から転科も転職もすることはできないだろうし,もともと好きでやってる脳外科だから労働環境に不満があっても続けていくかもしれないが,世の移り変わりを見るにつけ医師の価値は暴落し続けているように感じる.
ホワイトイルミネーション
ホワイトイルミネーション
 今年も大通公園のホワイトイルミネーションが27日からはじまるらしい.夏はよく歩く大通り公園もさすがに冬は寒いので,イルミネーションは時々車内から眺める程度であるが,チャンスがあれば札幌タワーからの眺めを撮りたいとは思っている.

 写真は円山裏参道の交差点にある教会のイルミネーションで,例年は大きな木のほうだけだったと思うが,今年は入り口ドアまでの通路にクリスマスツリーみたいな形の木を並べたのがきれいだった.

 実は,毎年1〜2回はこのイルミネーションを帰宅途中に撮っていて手持ちのコンデジではうまく撮るのが難しかったのだが,今年はF70EXRのおかげできれいに撮れた.


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