家族写真

2010年5月19日 日常
家族写真
 家族で写真館に行って撮ってもらった記念写真が出来上がってきた.2年前に行った時にカメラがmamiya RZ67という中判フィルムカメラからCanon EOS40Dに変わったのだが,出来てきた写真のハイライト部分が白く飛んでいるのがずっと気になっていたので,今回はフィルムでの撮影を依頼していた.

 ところが,撮影当日に写真館に行くと,現像所のほうで最近のデジタルデータの処理は2年前よりすっと良くなっているのでデジタルで撮った方が結果がいいと言っているという話を聞かされたので,やっぱりデジタルで撮ってもらう事にした.私は素人だから専門家の意見を素直に聞くことにしたのである.

 撮影に使ったカメラは2年前と同じEOS40Dだったのだが,出来てきた写真は確かに素晴らしい仕上がりだった.4年前のフィルムで撮ったものよりも明らかに解像感が高いし,露出にもまったく文句のつけようがなかった.これなら現像所の言うとおりあの写真館ではもう中判フィルムカメラの出番はないだろう.

 それにしてもカメラはまったく同じ物なのにこの違いはなんなのだろう.EOS40Dはもう生産中止になり,もし中古で買えば本体のみなら5万円を切っているのである.デジカメは新機種で画素数の多いほうが画質がいいに決まっていると思うのはやはり素人の考え方のようだ.

 もちろんレンズにもよるのだろうが,光量などの撮影条件を整え,撮影後の画像処理をきちんとやれば2年前のAPS-Cサイズのデジタル一眼レフでも画質はすでに中判並かそれ以上であることがわかったのは大きな収穫だった.

 おかげで今年の家族写真は素晴らしいものになった.そこには現在の私たち家族がありのままの姿で写っていた.そして,今度撮ってもらう時には家族がどんな姿で写るのかが今から楽しみだ.写真って本当にいい思い出になるものだ.
 

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