『日本市民団体「盗難仏像返すべき」=韓日関係を懸念

 日本国内にある韓国文化財の返還運動に取り組んできた市民団体「韓国・朝鮮文化財返還問題連絡会議」(代表世話人、荒井信一・茨城大学名誉教授)は2日、聯合ニュースに送付した声明文で長崎県対馬市の寺社から盗まれ韓国に保管されている仏像を日本に返すべきだと主張した。韓国内では朝鮮半島から強奪された文化財を返してはならないとの声が挙がっているが、同団体は仏像問題が韓日間の対立を深めかねないとの懸念から返還を求めている。

 日本の侵略の歴史に対する反省を率先して行ってきた同団体だが、今回の盗難事件については日本国内の反韓感情を助長しかねないと訴える。

 団体は、仏像が日本に合法的に渡ったという証明がないからといって、倭寇が略奪したという主張には無理があると指摘した上で、「例え略奪されたとしても、略奪に盗難で対応するという説は成り立たない」と指摘した。

 また、豊臣秀吉の朝鮮侵略や1910年の韓国併合で朝鮮半島から多くの人や物が略奪されたことは認めなければならないが、両国間の人や物の往来がいつも略奪と被略奪の関係だったとは考えられないと主張した。

 その上で、窃盗犯の刑事裁判の判決が出た時点で仏像をひとまず対馬に返し、あらためて文化財の返還について議論しようとの意見を提示した。

 歴史学者の荒井代表世話人は聯合ニュースの取材に対し、「(韓日)両国の文物が行き交った対馬に仏像が渡ってきたことを近代的な思考で『略奪』と断定することはできない。また14世紀の文化財の入手経路を明らかにするのは無理がある」と話した。

 荒井氏は1991年から20年以上にわたり日本の戦争犯罪の実態調査を行っており、93年には「日本の戦争責任資料センター」という団体を設立。旧日本軍の従軍慰安婦関連資料を日本政府に提出するなど歴史反省に立った活動を続けている。

 盗難仏像については、対馬市の海神神社に保管されていた日本の重要文化財「銅造如来立像」と同市観音寺の長崎県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」を盗んだ窃盗犯が韓国で検挙された。

 このうち「観世音菩薩坐像」について、忠清南道瑞山市の浮石寺は14世紀に韓国で製作されて同寺に奉納されたが、倭寇が略奪したと主張。日本への移送を禁じる仮処分申請を韓国地裁に申し立てた。地裁は原告の請求を認め、仏像2点は今も韓国に保管されている。』

 タイトルの言葉は戦時中に韓国の人たちとともに軍需工場で働いた義理の叔父の言葉だが,対馬に住む人たちにこれは本当のことだと言われても韓国の人は今後反論することはできないのではないだろうか.

 『仏像が日本に合法的に渡ったという証明がないからといって、倭寇が略奪したという主張には無理があると指摘した上で、「例え略奪されたとしても、略奪に盗難で対応するという説は成り立たない」』というのは合理的な話でこう考える事のできない韓国の裁判所は司法機関として常軌を逸していると言わざるをえないだろう.

 また,こういうことがまかり通る韓国社会には今後朝鮮半島由来のものを持ち込む事は不可能になるだろうし,韓国人が日本に来ることを快く思わない日本人は確実に増えるに違いない.韓国の人たちは自国の国宝を増やすどころか見ることも,日本人との健全な文化交流も自らの手で閉ざす事になるのではないだろうか.

 普通に考えればわかることだが,たとえ不正な行為をただすためだとしてもその手段が不正なものであれば相手の不正を責める資格などないのである.歴史的に略奪だの強奪だの諸説を唱えるのは結構だが,きちんと物的証拠を示さなければ単なる言いがかりに過ぎないし,まずは盗んだ物を返さなければ窃盗犯と同類になるということを知るべきだろう.
『「初めてのライフル」で妹を射殺、相次ぐ悲劇に揺れる米社会

 5歳の男児が2歳の妹を誤ってライフルで射殺した事故は、米国でこれまで幾度となく繰り返されてきた銃についての議論を再燃させた。
 
 米ケンタッキー(Kentucky)州カンバーランド(Cumberland)郡で4月30日に起きたこの事故を引き起こした22口径ライフルは、「マイ・ファースト・ライフル」のキャッチコピーで子ども向けに販売されていた「クリケット(Crickett)」というブランドだった。この銃は事故当時、兄妹の自宅の部屋の片隅に、弾丸一発が装填された状態で置かれていた。
 
 今回が他の似たような事故と異なるのは、銃が男児のものであったという点だ。ライフルは昨年、プレゼントとして買い与えられていた。
 
「常軌を逸した事故の一つにすぎない」。カンバーランド郡検視官のゲイリー・ホワイト(Gary White)氏は、地元紙レキシントン・ヘラルドリーダー(Lexington Herald-Leader)にこう語った。「子ども向けの小型ライフルだった…男児は、この小さな銃を撃つことに慣れていた」

 クリケットのメーカー側は、この件について今のところコメントを出していない。この銃はグリーンとブルーの他、女の子向けとしてピンク色のモデルも販売されている。

 コネティカット(Connecticut)州ニュータウン(Newtown)のサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で子ども20人と大人6人が犠牲になった銃乱射事件の衝撃にいまだ揺れる米国で、今回の事故は新たな怒りの声を生み出した。

 銃規制を呼びかけるロビー団体「Americans for the Protection of Children(子どもを守る米国人)」は、「クリケット、全米ライフル協会(National Rifle Association、NRA)とその支持者らが、われわれの子どもたちに向けて銃を販売するのを阻止する」ためのオンライン請願運動を立ち上げた。

 一方、NRAはテキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)での年次総会に合わせ、子ども向け銃のメーカー各社を招いて「若者の日」を5日に開催する予定だ。請願運動はこれを「恐ろしいことだ」と批判している。

 年間6万丁販売される子ども向けライフル

 2日の時点ですでにアクセス不可能となっているクリケットのウェブサイトには、ライフルを扱う子どもたちの写真、数十枚が掲載されていた。中には迷彩柄のロンパースを着て、膝に置かれた銃をしっかりとつかむ赤ちゃんの写真もあった。

 クリケットの製造元でペンシルバニア(Pennsylvania)州に本社を置くキーストーン・スポーティング・アームズ(Keystone Sporting Arms)は、同ブランドのライフルを販売初年の1996年に4000丁、2008年には約6万丁を販売したとしている。

 同社は「銃を使う若者たちに安全性に対する意識を植え付け、狩猟や射撃に必要かつふさわしい知識と敬意を身に着けるよう奨励する」ことを目指しているとうたう。

 重さわずか1.1キログラムで銃身40センチメートル、全長が76センチのクリケットは、一度に一発しか撃つことができない単発式で、引き金はロックすることができる。モデルごとに異なる価格は110~140ドル(約1万1000~1万4000円)で、大手小売店ウォルマート(Walmart)で簡単に購入できる。

 銃に関する意見交換サイト「ファイアリング・ライン(The Firing Line)」には、わが子にライフルを買い与えた親たちが集まり、その経験について熱のこもった書き込みをしている。中には、3歳の子に銃を与えた親もいる。

「息子が私と一緒に銃声を聞きたがるのでワクワクしている。息子が何を撃とうが構わない。今の時点では、何でも『大当たり』だ」。ユーザー名「Saltydog235」さんは4歳の息子について、2010年にこう書き込んだ。「息子には今、銃の安全性と扱い方について教えている。今の時点では、正確さよりもその方が重要だ」

 子どもは「新たな顧客層」

 非営利組織(NPO)「バイオレンス・ポリシー・センター(Violence Policy Center)」のジョシュ・シュガーマン(Josh Sugarmann)事務局長は、米国には「さまざまな種類の」銃が幼い子ども向けに販売されていると指摘。米ABCニュース(ABC News)に対し、「ここ数十年にわたり銃の所有者数は減り、銃器産業は衰退を続けている。たばこ(産業)と同じように、銃産業には新たな顧客層が必要なのだ」と説明した。「子どもたちを将来の銃の消費者として取り入れるには、幼いうちが最も効果的だ」

 米国児童青年精神医学会(American Academy of Child and Adolescent Psychiatry)によると、米国では年間、10代の若者と子ども合わせて3000人以上が銃により死亡し、1万5000人以上が負傷している。これはつまり、イラク戦争があった約9年間において、米兵の死者数を上回る子どもたちが犠牲になったということだ。

 今年4月初めには、ニュージャージー(New Jersey)州で4歳の男児が一緒に遊んでいた6歳の男児の頭部を撃つ事件が、その2日前には、テネシー(Tennessee)州で家族とバーベキューをしていた4歳児が女性を撃ち死亡させる事件が起きている。』

『子供が手にした銃による死傷事故相次ぐ、米国

 米ニュージャージー(New Jersey)州トムズリバー(Toms River)で9日、4歳の男児が手にしていた銃から弾丸が発射されて6歳の男児に当たった。地元警察が発表した。

 警察によると、2人が遊んでいたところ、4歳の男児が持っていた22口径のライフル銃から何らかの理由で弾丸が発射され、14メートルほど離れた場所にいた6歳の男児の頭部に当たった。6歳の男児は入院し、重体だという。

 この日はテネシー(Tennessee)州でも、4歳児が手にした拳銃から発射された弾丸が当たった女性が死亡した。拳銃は、死亡した女性の夫である地元の保安官代理が所有するものだった。同州ウィルソン(Wilson)郡のロバート・ブライアン(Robert Bryan)保安官は米紙USAトゥデイ(USA Today)に、「悲劇的な事故だと思う」と語った。

 米国では年間3万1000人以上が銃により死亡している。その大半は事故か自殺で、殺人は3分の1程度とされている。』

 武器商人にとっては自分が売った武器で何人死のうが関係ない.武器は自分の身を守るために必要と信じる人たちも,自分以外の人が何人死のうが関係ない.自分の家族が自分の銃で死んでしまった人たちは,それでも自分の身を守るために銃が必要だと言い続けるのだろうか,

 米国ならではのニュースだが,注目すべきなのは「イラク戦争があった約9年間において、米兵の死者数を上回る子どもたちが犠牲になった」のと,「年間3万1000人以上が銃により死亡している。その大半は事故か自殺で、殺人は3分の1程度」という点だ.

 合理的な米国人ならこんな事態はおかしいと気付いて当然だろうが,これでも銃の所持が禁止にならないのはどういうわけなのだろう.ボストンマラソンのテロ事件で全米が大騒ぎになって犯人探しに躍起になったのは記憶に新しいが,テロの犠牲者など問題にならないほど多数の子供達が傷付いている事実をどう考えるのだろうか.

 米国人の正義や合理主義というのもこう考えると眉つばものだと思うのは私だけだろうか.
こどもの日
こどもの日
こどもの日
 娘が「今日はこどもの日だから,私の日だ.」というので円山動物園に連れて行った.娘の目当てはホッキョクグマの赤ちゃんたちということで,最初に動物園の一番奥にあるホッキョクグマのところへ行ったが,時間が早かったせいかまだそれほど混んでおらずゆっくり写真を撮ることができた.

 意外に混んでいたのは虫類・両生類館だった.少し雨がぱらついていたのでちょうど良かったが,ゆっくり蛇やトカゲやカメを見て廻った.娘がかわいいと言うのでよく見てみたが,残念ながら私にはカメやトカゲのかわいさというのはあまりよくわからなかった.

 新しく完成したアジアゾーンというところに,レッサーパンダやマレーバクやマレーグマなんかがいて愛嬌のある昼寝姿は結構楽しめた.ゆっくり見ていたらお昼をまわってしまったので動物科学館にあるZoo CafeでZOOカレーを食べ,オフィシャルショップで娘にホッキョクグマのピリカの顔が描かれたiPhoneケースを買ってあげた.

散歩写真

2013年5月6日 私の写真集
散歩写真
散歩写真
散歩写真
 昨夜からの雨はまだ降り続いている.例年ならゴールデンウィーク中に3回くらいはサイクリングに行けるのだが,今年は一度も出ることが出来なかった.今夜には雨は上がるようだが,明朝の予想気温は2度.とても自転車に乗れるような気温ではない.

 ずっと家の中にいるのも厭なので,昨朝はD7100を持って円山公園にリスの写真を撮りに行った.しかし,円山に少し登ってみてもリスの姿は見えず,雪解けと雨で道が滑るのでリスの写真は諦めて代わりに野鳥の写真を少しだけ撮った.

 不思議なことに遊歩道のわきで小鳥の声に耳を澄ませてじっとしていると,目の前の小枝や木の切り株に次々と小鳥が飛んできてはポーズをとってくれているように見える.

 今年は天気には恵まれていないが,D7100を使うようになってからシャッターチャンスには恵まれているようだ.


初サイクリング
初サイクリング
 ようやく朝の気温が9度になり路面もきれいになって自転車に乗れるようになった.例年はゴールデンウィークには乗れるのだが,今年は今日が最初のサイクリングになった.

 札幌の桜の開花予想も例年はゴールデンウィークなのだが,今年は当初5月9日と言われていたのがさらに遅れて5月12日になったらしい.考えてみると私が自転車に乗り始める時期と桜の開花はほぼ一致しているようだ.

 それにしても今年の雪解けは遅い.新川通りを海に向かって走って信号待ちをしている時にふと手稲山を見ると山頂にはまだたくさん雪が残っていた.さっそく,先日買ったソニーのWX300をサドルバッグから取り出して写真を撮った.

開花

2013年5月12日 私の写真集
開花
今朝,様子を見にいったらやっと開花が始まってました.

追記)『札幌でようやく桜が開花…2番目に遅い記録

 札幌市で13日、桜の開花が宣言された。札幌管区気象台の職員が、敷地内の標本木(ソメイヨシノ)で確認し、発表した。

 1953年に観測を始めて以来、80年の「5月14日」に次いで2番目に遅い開花で、平年より10日、昨年より12日それぞれ遅かった。

 気象台によると、札幌市は4月下旬以降、最高気温が10度を下回る日が続き、開花時期が大幅に遅れていた。13日午前10時半現在の気温も10・9度で、最高気温は14度の予想と4月下旬並みとなっている。』

散歩写真

2013年5月17日 私の写真集
散歩写真
散歩写真
散歩写真
 今年はなかなか気温が上がらないので餌が不足しているのだろうか.普段はあまり人に近づかないキタキツネが逃げずに餌を探して道端を歩いていた.新千歳空港の2mのフェンスを乗り越えて敷地内まで餌を探しに行くキツネもいるらしい.数年前には着陸する飛行機にひかれてしまったキツネもいたようだ.

 史上2番目に遅く開花した円山公園の桜は,その後もなかなか満開にならなかったようだが,今朝,様子を見に行くとほとんど満開に近い状態になっていた.今週末には満開になって公園はまた花見客で混雑するのだろう.
サイクリング
サイクリング
サイクリング
 やっと気温も上がり先週l後半から早朝の自転車に乗れるようになった.

 日曜の朝は時間に余裕があるので4時間のサイクリングも可能なのだが,今朝は今年初めてなのでまずは小樽運河まで70kmほどのサイクリングに出かけた.

 今日のコースは私がクロスバイクでサイクリングを始めた頃から走っているコースで,過去の走行データと比較してパフォーマンスがチェックできるから,シーズン初めを含めて年に3回くらいは走っているコースである.

 今日の結果は、当然かもしれないが今まで一番良かった.齢をとってもトレーニング効果は上がるという話を信じて冬の間も屋内でトレーニングを続けた甲斐があったようだ.

世界の三浦雄一郎
『三浦雄一郎さん“世界最高齢”エベレスト登頂に成功

 冒険家の三浦雄一郎さんは日本時間の23日午後0時15分ごろ、世界最高峰のエベレストの山頂に到達しました。三浦さんは午前5時半に最終キャンプを出発して、午前11時半すぎには、「ヒラリーステップ」と呼ばれる最後の難所も無事乗り越え、偉業を達成しました。三浦さんは80歳で、これまでのネパール人男性が達成した76歳の記録を更新し、世界最高齢でのエベレスト登頂となりました。』

 Weathernewsが天気情報を登山隊に送り応援とサポートをしていることをiPhoneアプリで見て知っていたが,今日の午後にそのWeathernewsアプリからのメッセージがiPhoneの画面に出て登頂成功を知った.

 アプリ内で現地からの三浦雄一郎さんの肉声も聞くことが出来る。80歳と7ヶ月での成功と息子と二人で二度登頂したのが世界で初だろうと言っているのが聞こえた.80歳というとちょうど私の父とほぼ同じ,そう思うと三浦雄一郎氏の体力というのはやはり人並みはずれている.

 私も80歳まで手術ができるように体力の維持に努めたいと思うが,ふと考えると80歳の脳外科医に手術してもらいたい患者などいるのだろうか.先のことは考えてもしょうがないから自転車とスキーだけは続ける事にしておこう.

散歩写真

2013年5月25日 私の写真集
散歩写真
散歩写真
散歩写真
今朝は石狩灯台までサイクリングに行ってきた.
さすがに石狩川河口の風はまだ冷たくて写真を撮ってすぐに引き返してきた.
円山公園で散歩写真
円山公園で散歩写真
円山公園で散歩写真
 今日は昼前から天気が良くなったので,D800とレンズ一式を持って円山公園にチューリップの写真を撮りに行ってきた.D800にマクロレンズできれいなチューリップの花の写真を撮りたくなったのだ.色々な種類のチューリップが花壇に植えられていたが、残念な事にまだ半分ほどしか咲いていなかった.

 それでも,一応満足するまで撮影し帰ろうと公園の入り口に向かうと,そこの花壇のチューリップにモンシロチョウがとまっていた.マクロレンズでは届かないので70-200mmのズームレンズで撮影した.それでもぜんぜん足りてなかったのだけれど,帰ってきてデータを拡大表示してみるとまるでマクロレンズで撮ったかのような写真になった.

 D800で撮ってトリミングというのはちょっとズルイような気もするが,どうしても焦点距離が足りない時の非常手段としてならありだろう.それにしても,まさかここまで撮れるとは思っていなかった. D800の3630万画素おそるべしである.

 

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