FinePix X100 アップデート

 そろそろ各社からX100用カメラケースが出揃った頃なので,どれにしようかと探してみた.以前にWEBで見つけたリコイルというメーカーは種類が豊富なのでそこから選んでも良かったのだが,いまいちデザインや附属のストラップが気に入らなかったりして決心できなかった.

 その後,色々探したがなかなか気に入ったものが見つからず,疲れてきた頃に見つけたのがLUXE CASEという韓国製のものだった.WEBの写真で見た皮のシボの感じと附属のネックストラップが今使っているArtisan & ArtistのLEICA M3用のに似ているせいか安心感があって気に入ったのだ.昨日届いて装着したが,質感も造りも非常に良いし,まったく違和感がないので満足している.

 気に入ったケースも手に入り外見が立派になったX100だが,ケースについての情報をWEBで調べていたら本体のファームウェアの2回目のアップデートが出ていた.ケースを装着後にあらかじめダウンロードしておいたVer.1.10のファームにアップした.

 今回のファームウェアの更新で仕様の追加・変更点は23箇所にもなったようだが,一番良かったのは近接撮影用のAFフレームが表示できる機能が追加されたことだった.以前に書いたX100の弱点としてAFの合焦が遅いのと時々ピントが抜けてしまうことがあったのだが,どうも近接撮影ではAFフレーム表示と実際の合焦点がパララックスの関係でずれていたようだ.

 近接撮影用のAFフレームが表示されることでどこにピントを合わせれば良いかがわかるようになったので,これからは開放絞りでも安心して撮影することができるようになりそうだ.おかげで,また一つX100のことがわかったような気がして喜んでいる.

 ついでにAmazonで「THE FinePix X100 Book」という本を買った.写真家の内田ユキオさんの本だが,以前に買った「ライカとモノクロの日々」が良かったのでちょっと読んでみたかったのだ.いっしょに届いた8月号の「日本カメラ」の詳細なテストレポートがX100に関してだったのも何かの縁か,昨夜はX100に関してのアップデート三昧で楽しませてもらった.                                      

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