再びタイムマシンのバックアップを起動ディスクに再構築してして再起動.今回は再構築作業を開始してから帰宅し,翌朝に再構築を確認して再起動したので画面を前にして待つ時間は少なかったが,こんなことを毎日やっているわけにはいかないのでトラブルシューティングを始めた.

 こういう場合は大抵アップル純正でないソフトウェアがシステムの動作を妨げていることが多いという事を経験的に知っているので,まずシステム上でメモリーに常駐して割り込みをかけて動く起動時に読み込むタイプのソフトを外してみることにした.簡単に言うと起動時に読み込まれてメニューバーに表示されるものである.

 幸いなことにこれだけでFinderの機能は安定したようだったが,今一番困っているのはSafari上の問題である.まずページを読み込むのが極端に遅い事があり場合によっては再読み込みさせないと表示すら出てこないことがあること.もう一つはこの日記もそうだが,文字入力が極端に遅くてキーボード操作に追従しないことがあることである.

 ところが,今これを書いている時にはあまりその問題が起きない.時によって起きたり起きなかったりするので原因の特定が難しいのだ.Google inputも怪しいので今はことえりだけにして使っているのがいいのかもしれないが,それでも起きる事があるので本当の原因は別にあるのかもしれない.

 とりあえず起動ディスクのハードウェアの問題ではなさそうなので安心した.iMacはハードディスクの交換を自分でするのは結構面倒なのでそれだけは避けたかったのだ.ここ数日はiMacの不具合のためにiPhoneやiPadで代用する機会が増えたが,それだけでなんとかなってしまった.

 Mac OSとiOSの融合を目指したMountain Lionでこれほど不具合が出るのでは,皮肉にも結果的にはMacからiOS機器への乗り換えを促進するための戦略的アップデートになってしまうかもしれないと危惧するのだった.
『オスプレイ防衛相発言に沖縄反発 「個人的な感想」

 米軍の新型輸送機MV22オスプレイに米国で試乗した森本敏防衛相が「想像以上に飛行が安定していた」との感想を述べたことについて、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備に反対する沖縄県では4日、「個人的な感想にすぎない」と反発の声が上がった。

 県幹部は「防衛相が乗っても県民が安心する状況になっていない」と不快感を示した。

 普天間飛行場の米軍機の騒音差し止めなどを国に求めている「普天間爆音訴訟団」の高橋年男事務局長は「過酷な条件での試乗ではなく、安全性の証明にはならない。県民だましのパフォーマンスだ」とあきれた様子で話した。

 普天間飛行場の移設先、同県名護市辺野古で抗議活動を続けている安次富浩(あしとみ・ひろし)さんは「試乗はセレモニーで、安定していたと言われても信用できない。安全性を証明したいなら、防衛相専用機にしたらいい」と皮肉った。

 防衛相の試乗に対し、仲井真弘多知事も3日に「防衛相はテストパイロットでもないんだし、何か意味があるのか。よく分からない」と記者団に疑問を呈していた。』

 食の安全性を問われれば試食してみせるのが政治家の仕事らしいから,飛行機の安全性が問われれば試乗してみせるというのもその延長線上の思考なのだろう。こういう水平思考しかできない政治家も十分危険だが,オスプレイの問題は水平飛行モードから垂直降下モードに切り替わる時の安定性だ.

 砂漠の基地で運用するならまだしも,墜落率の高い飛行機をわざわざ住宅地の近くで運用しようというのだから,ヘリコプターに墜落された地元が猛反対するのも当然だろう.それをこんな意味の無いパフォーマンスをした挙げ句に「想像以上に飛行が安定していた」との感想を述べるのというのだからあきれたものだ.

 まともにコメントするのもばからしいから「安全性を証明したいなら、防衛相専用機にしたらいい」と言った安次富浩(あしとみ・ひろし)さんに座布団一枚あげたいと思う.

新機材購入

2012年8月6日 スポーツ
新機材購入
新機材購入
新機材購入
 マラソン大会まで3週間を切りそろそろ大会で使うシューズをどれにしようかと思っていたのだが,先日娘の水着を買いにスポーツ店に行った帰り際にちょっとランニングシューズのコーナーで試着してみたら軽くてフィット感のいいのが見つかったので買ってきた.

 もう2回程試しに履いて走ってみたのだが,足に当たって痛くなる事もないし軽いのにクッションが程よくて膝にもあまり衝撃がこなくて気持ち良く走れたので本番でもこれを使う事にした.毎年2〜3足は買ってみるのだが,これほど自分にぴったりな感じのシューズはいままでなかったので期待している.

 最近は,回復トレーニングやパワートレーニングに固定ローラーを使う機会が以前よりも増えたのだが,固定ローラーに付けているサイコンはCATEYEのV3のままだった.これでも心拍数,速度,ケイデンス,消費カロリーの記録はとれるのだが,今まではそれを手作業でPCに打ち込んでいた.

 しかし,メモリーが限られているのでちょっと忘れていると以前のデータが上書きされてしまうのでGARMINのサイコンのように簡単にPCにデータをアップロードできるようにならないかと考えていたら,アマゾンでWAHOO KeyというANT+対応センサーのデータをiPhoneに取り込めるものがあることがわかった.

 これとMINOURAのANT+ SPEED&CADENCE SENSORを組み合わせればWAHOO FITNESSというiPhone アプリを使ってデータを記録してGarmin Connectへデータをアップロードすることもできるようなので,早速これらを購入して使ってみた.

 結果は十分満足出来るものだった.スピードはCATEYEよりも若干低めに表示され,消費カロリーは逆に2倍近く高く表示されるのだが,本当のところどちらが実走状態に近いのかはわからない.しかし,データはGarmin Connect上で実走状態でのデータと比較出来るので補正することは可能だろう.

  iPhoneを自転車に固定するためにMINOURAのスマートフォンホルダーもいっしょに購入してみた.これも結構使えそうだがハンドルバーに固定するので汗がちょうど画面上に落ちてしまうことがわかったのでアクセサリーホルダーを別途購入して固定位置を前方に移動することにした.今年はシーズンオフにもデータをしっかり管理してパフォーマンスの維持に努めようと思っている.

 
『「根性焼き」は合意による行為と認識…学校側

 仙台市の私立高校の男子生徒(16)が、同級生からたばこの火を腕に押しつけられる「根性焼き」などのいじめを受けたとして仙台東署に被害届を出した問題で、生徒が通う学校の教頭は7日、読売新聞の取材に応じ、「いじめの可能性を否定せず再調査する」と話した。


「他の生徒に動揺を与える」として生徒側に求めていた自主退学は保留扱いとした。

 学校の説明では、生徒の保護者からいじめの相談を受け、7月中旬に校内に調査委員会を設置。いじめたとされる生徒に話を聞いたところ、被害生徒が自分でたばこの火を腕に押しつけたなどと説明を受けた。被害生徒も自分から頼んだと説明したとして、やけどは「自傷行為」、または「合意による」と認識したという。

 その後、被害生徒が、やけどはいじめによるものと申し出たため、学校側は他の生徒から話を聞くなどしたが、いじめとは認めず、生徒側に今月6日までに自主退学するよう求めたという。学校側は、自主退学に応じなければ退学処分にするとしていたが、被害届が出された6日に行われた保護者との話し合いで、「保護者が納得していない」などとして、再調査と退学処分の保留を決めた。

 学校側は、いじめたとされる同級生が7月31日付で自主退学したことも明らかにした。』

 いじめによる傷害事件を闇から闇へ葬り去る事を考えた学校も,警察に被害届が出されたことで事件が公になってしまったので仕方なく再調査する事にしたということだろう.

 いじめがあることが世間にバレると学校の評判にかかわるからもみ消しを計るのに,加害者と被害者を両方とも自主退学するように仕向けるとは教育者のやることではないが,この事件が明るみに出た事で学校の評価は最低になるだろう.

 今の世の中は情報の拡散スピードが昔とは比べ物にならないから,こういう不適切なことをやってそれを隠し通せるわけなどないのだが,そういうことがわからない人が世の中にはまだたくさんいるようだ.

 学校に限らず世の中でいじめにあっている人たちもこれからはどんどん情報公開すればいいのではないだろうか.もちろん犯罪行為の被害を受けた場合は警察に相談するのが一番いいだろう.学校の先生なんてもはや信用するに値しないということはニュースを見れば明らかだ.

 学校に限らず会社や役所の事なかれ主義にはもう嫌気がさしているから,真実から目を背けた挙げ句に隠蔽するような組織にはきちんと社会的責任を取ってもらうのには大賛成だ.
夏休み
夏休み
夏休み
楽しかった夏休みも終わり明日からはまた仕事.相変わらず天気には恵まれてとても暑かったけれどもとても楽しく充実した夏休みになった.


あと一週間
 初めての時はあまり考えずに参加して完走できたのだけど,今考えると運が良かっただけだったような気もする.今年はやるだけのことはやったのであとは運を天にまかせるだけ...って結局,完走出来るか出来ないかは私の場合は運次第ってことに今頃気がついた.



藻岩山
藻岩山
藻岩山
 札幌市の南西には藻岩山という標高531mの山がある.「モイワ」とはアイヌ語で小さな岩山という意味で本当は今の円山のことをこう呼んでいたのを入植者が間違えて「インカルシペ」(いつも上って見張りをするところ)と呼ばれていたこの山のほうを「藻岩山」と呼ぶようになったらしい.

 私も中学生,高校生の頃は弟や友人とよくこの山の市民スキー場に来たものだ.最近,ロープウェーが新しくなったので今日は家族と行って山頂のレストランで食事をして新しく出来たプラネタリウムを見た.帰りは色々な面白い名前の北海道みやげがある中腹駅の売店で買い物をしてきた.

 レストランからの夜景はかなりきれいだと思うので,今度は夜に行ってみたいと思った.
 
あと3日
いよいよ3日後の午前9時に北海道マラソンがスタートする.

私にとっての最大の難所である新川通りの直線を自転車で走りながら,今年はここをどんなペースで走ることになるのか考えていた.

天気予報では曇りで最高気温は26度のようだから,今日からの体調管理だけに集中しよう.

Run for Fun
今年の夏も終わりました.
ダメなものはダメ
『サムスン8種 販売禁止申請 評決勝利受け米アップル

 米電子機器大手アップルが二十七日、韓国サムスン電子のスマートフォン(多機能携帯電話)八機種について、米国内での販売差し止めの仮処分を米カリフォルニア州の連邦地裁に申し立てたことが分かった。差し止めが認められれば、サムスン側に痛手となりそうだ。

 連邦地裁の陪審団が二十四日、サムスンがスマホに関するアップルの一部特許を侵害したとして、約十億五千万ドル(約八百二十五億円)の賠償を命じる評決を下したことを受けた措置。連邦地裁は九月二十日に販売を差し止めるかどうかについて審問を開く。』

 アップルの主張して来たiPhoneとiPadの特許に関する正当性が裁判で認められ,サムスンはアップルの特許6件を侵害したという判断が下されサムスンの主張はほぼ何一つ聞き入れられなかった.

 私にはサムスンの主張というものがまるで竹島を巡る韓国の主張のように聞こえたのでこれで勝訴することなどあり得ないと思っていたが,やはりその通りの結果になった.

 韓国にしても中国にしても最近の領土問題に対する反応を見ているとまるでクレーマーそのものだ.クレーマーに反論しても余計に逆上して大騒ぎするものである.かといって何もしないでいればさらに要求はエスカレートするから始末が悪い.

 わが国は,領土問題についての正当性をもっときちんと世界に発信する必要があるのではないだろうか.
 
『妊婦の血液でダウン症診断 5施設で9月以降導入 中絶大幅増の懸念も

 妊婦の血液を調べるだけで、胎児にダウン症などの染色体異常があるかどうかがほぼ確実に分かる新しい出生前診断を、国立成育医療研究センター(東京)や昭和大(同)が9月にも導入する方針であることが29日、分かった。

 新しい診断法は、妊婦の腹部に細い針を刺す「羊水穿(せん)刺(し)」で羊水を採取する従来の方法に比べて安全にできるが、簡単な検査のため、異常が発見された際の人工妊娠中絶が大幅に増える懸念もある。米国では昨年から実施されており、国内にも導入の動きがあったことなどから、日本産科婦人科学会は生命の尊厳を尊重したルール作りが必要と判断。専門医やカウンセラーなど体制が整備された医療機関で先行的に行い、検討する必要があるとした。

 導入を検討している病院の医師らは31日に研究組織を立ち上げ、検査を行う際の共通のルールを作る。

 ほかに東京慈恵会医大、東大、横浜市立大などで導入を検討。高齢出産だったり、以前にダウン症の子供を出産していたりするなど、染色体異常のリスクが高い妊婦で検査希望者が対象になる。保険がきかず、費用は20万円程度になる。

 検査は妊娠10週目以降から可能で、妊婦の血液中に含まれるわずかな胎児のDNA型を調べ、99%の精度で異常が分かるという。

 日本産科婦人科学会副理事長の岡井崇昭和大教授は「これまでに比べて検査時のリスクが格段に小さくなるが、乱用されれば問題も出てくる。どう行っていけばいいか、しっかり検討したい」としている。

 一方、日本ダウン症協会の水戸川真由美理事は「出生前診断が胎児のふるい分けとして一般化したり、安易に行われることは断固反対。検査に対する基本的な考え方をしっかりと明示してほしい」と述べた。』

 これで高齢出産のリスクが一つ確実に減ることになるのだろう.いずれ同様に他の遺伝子異常や遺伝病の診断も可能になるのだろうから,これがその始まりになるのは間違いない.

 母体へのリスクがほぼ0で出生前診断ができるのに「乱用されれば問題」とか「安易に行われることは断固反対」という意見が出て来る事が私には理解出来ない.異常があるかないかを知った上で生むか生まないかは妊婦さん自身が決めればいいだけのことだろう.

 そもそも現状でも親の勝手な都合で中絶は行われているのだから,ダウン症がわかったからといって中絶大幅増なんてことが起こるとは考えにくいし,体外受精で他人に子供を産んでもらう人までいるわが国でそんなことを議論するのは馬鹿げているようにさえ思う.

 『「産むことに迷いない」胎児に障害の可能性 東尾理子さんに聞く

 もし、おなかの赤ちゃんに障害の可能性があったら...。誰もが思い悩む重いテーマだ。俳優・石田純一さん(58)の妻で、妊娠中のプロゴルファー東尾理子さん (36)が「胎児にダウン症の可能性がある」と診断されたことを6月にブログで公表した。出産を11月に控え「産むことに迷いはない」と言い切る東尾さんに、不妊治療や出生前診断への思いを聞いた。

 ―不妊治療による待望の妊娠だったそうですね。
 「2009年12月に結婚し、子どもが欲しかったので医師に勧められたタイミング法(予測した排卵日に性交渉する方法)を試しました。それでも授からず、昨年の初めごろから(採取した精子を子宮内に入れる)人工授精を6回、さらに(精子、卵子ともに取り出して、受精させてから子宮内に戻す)体外受精に切り替え、3回目で妊娠しました」
 ―治療中のつらさは。
 「人工授精は平気でしたが、体外受精は排卵誘発剤や抑制剤を毎日自分でおなかやお尻に注射します。おなかはぱんぱんに張って苦しく、痛みで全然動けませんでした」
 ―精神的には。
 「大丈夫でした。できるものはできる、できないものはできない。自分でコントロールできることではなく、怒っても悲しんでも仕方がない。できることを精いっぱいやるだけでした」
 ―3月、妊娠検査薬で陽性と出た結果を直後にブログで公表しました。流産の恐れがまだ残る時期でしたが。
 「実は、流産は15~20%と高い確率で起きるという事実や、初期の流産は母体の責任ではなく受精卵の運命なのだということを、不妊治療を始めてから学びました。知らないのは普段耳にしないから。たとえ流産したとしても『ごく普通にあることだよ』と発信することに意味があると思い、どんな結果も受け止める覚悟で公表しました」
 ―母体から採血し、胎児の染色体異常の可能性を調べる母体血清マーカー検査(クアトロテスト)を受けましたね。なぜ検査を。
 「障害の有無を確かめたかったわけではなく、いろいろある血液検査の一つとの認識でした。検査の結果、82分の1の確率で胎児にダウン症の可能性があると診断されました」
 ―結果を聞いてどうでしたか。
 「年齢の割には高い確率との説明でしたが『この子をおろす選択肢はない。絶対に産む』と強く感じました。検査した時期はつわりで苦しいだけ。でも結果が出たころには胎動も始まり、母になる自覚ができました。どんな赤ちゃんでも幸せ。一緒に暮らしていこうと。(障害の有無が分かる確度が高い)羊水検査は考えませんでした」
 ―6月にブログで結果を公表しました。批判もあったようですが。
 「障害は特別なことではないし、物議を醸すとは思ってもいませんでした。いろんな考えがあると勉強になりました」
 ―若い人たちに伝えたいことは。
 「技術の進歩で『いつでも産める』という間違った安心感が広がっていますが、高齢になれば妊娠率は下がり、流産率や障害の率は上がります。振り返ると避妊の方法は習っても、こうした事実は誰も教えてくれませんでした。仮に私が20代でこの事実を知っていたとしてもゴルフを優先していたでしょう。でも、何を犠牲にして今の人生を歩んでいるか、随分と意味が違ったはずです。時間を無駄にしないためにも、体の仕組みをしっかり理解した上で、人生設計を立ててほしいです」』

まず「技術の進歩で『いつでも産める』という間違った安心感が広がる」ことのないように教育し,生命に対する正しい認識や倫理観を持ってもらう事からはじめるべきだろう.

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