2030年6月1日は土曜日
『金環日食狂騒曲 雲の切れ間から黄金リング

 21日午前7時半ごろに観測された金環日食に日本中が大騒ぎだった。テレビでは「金環日食の生中継」が放送され、ネットではライブ配信が流された。

 日食が観測可能な九州から東北南部にかけての天気はおおむね曇り。雲の切れ間から世紀の天体ショーを見ようと各地で早朝から人があふれた。

 午前7時半前後の東京・銀座界隈では、「会社の近くで金環日食を見ようという人が多かったようで、いつもより電車が混雑していた」と嘆きながらも、足を止めて上空を見上げるサラリーマンやOLが続出。太陽がリング状に見える「金環」の時間帯には、タイミング良く雲が途切れた。「おおッ、ホントに金環がクッキリ」「すっげー」「絵みたい」の歓声が上がった。

 だが、曇り空だったせいで「肉眼でも見える」の声も。日食メガネをかけずに太陽を直視する人も多かった。曇りが災いして「日食網膜症」が急増する恐れがある。眼科医らは、数千人規模の網膜症患者が出る危険性を指摘していたが、現実になるかもしれない。』

 娘の中学校からは『日食網膜症を避けるために登校中に日食を見ないように』という注意書きが配られていたし,東京都などでは道路の電光掲示板にも金環日食による脇見運転注意の警告が出ていたそうだから金環日食狂騒曲というのはなかなか的を得ているかもしれない.

 ちょうど通勤時間帯であったし,札幌では部分皆既日食にしかならないので私は見る気もなかったが,市内では直接観察した人よりもテレビで全国の金環日食をライブ中継で見た人のほうがはるかに多かったのではないだろうか.

 私は2030年6月1日のほうに期待しているのでちょっと調べてみたら,ちょうどこの日は土曜日で開始時刻も15時40分頃なので悠々自適な年金生活者でなくとも自宅で観察や写真撮影ができるかもしれない.

 18年も先の話だから当然その時まで生きていればの話になるが,明日にでも死んでしまうかもしれないのが人なのだから明日の事を楽しみにするのも18年後の事でも思っているほどの差はないだろう.

 18年後も私はたぶん何も変わっていないような気がする.変わっているとすればせいぜいまだマラソン大会に出ているかとか自転車に乗れているかとか手術をしているかどうかくらいのことではないだろうか.

 どれも今より歳をとればいつかは出来なくなるのだろうが,それを決めるのは現在の自分であることは明らかだろう.結局,大切なのは今であって過去でも未来でもないということだ.
東電屋おぬしは悪よのう
『東電、利益の9割家庭から 大口単価は家庭の半値

 経済産業省は23日、東京電力が認可を求める家庭向けなど規制部門の電気料金の引き上げを巡り有識者で作る「電気料金審査専門委員会」(委員長・安念潤司中央大教授)を開いた。東電は素材産業など大口上位10社平均の電気代の単価が、家庭向け(23.34円)の半値である11.8円になると示した。電気事業の利益の9割を規制部門で稼ぐ収益構造もわかった。

 前回開いた15日の会合で「大企業向けの極めて安い料金メニューを示すべきだ」(上田清司埼玉県知事)との指摘が出ていた。東電によると、大口顧客10社は夜間電力の使用が中心。昼間の電力は自家発電で賄っているため、割安になっているという。

 東電の収益構造が家庭など規制部門への依存度が高いこともわかった。2006~10年度の年平均の電気事業の利益は、規制部門からが91%を占めた。この比率は全国10電力会社の平均(69%)を上回り、10社の中で最も高かった。

 料金算定の根拠となる原価を巡り福島第1原子力発電所の廃炉に向けた費用についても議論。八田達夫学習院大教授は「株主や国が責任を負うべきで、料金に転嫁すべきではない」と指摘した。』

 こんな冗談みたいな料金体系になっているとは知らなかった.しかも,これが独占体制で行われていたと言うのだから東電エリアの人はまたしても騙されていたような気分になるのではないだろうか.

 さて,北海道電力はどうかと見てみると44%の販売電力量で57%の利益を上げているようだ.これが妥当かどうかわからないが,新聞によると太陽発電も風力発電も道内の発電量は過去最高になっているようだから,電力自由化になって家庭用電力も各家庭が複数の給電会社を選べるようになれば競争が生じて価格も下がるだろう.

 それにしても思うのは,NHKも含めて公共料金などというものは国民から税金代わりに搾取するためにあるようなものだということだ.夏に向けて節電はするつもりだったが,これを見たらもう電気料金もあまり払いたくなくなったので徹底的に節電することにしよう.

 ついでに昨日,どん太さんの日記(http://66270.diarynote.jp/201205221812218753/)で興味深いページが紹介されていたのでリンクを貼っておきます.

「被災地の復興支援のため、瓦礫を全国で受け入れるべきだというお考えをお持ちの皆様へ

http://www3.hp-ez.com/hp/kakusan/page1
『「ぶつかって頭にきた」渋谷駅男性刺傷

「東京メトロ」副都心線・渋谷駅で男性が刺された事件で、警視庁は23日、埼玉・朝霞市に住む男を逮捕した。「ぶつかって頭にきてやった」と供述している。  警視庁によると、朝霞市に住む職業不詳・渡辺知宏容疑者(32)は21日、東京メトロ副都心線・渋谷駅のエスカレーターで、新聞配達員の男性(53)の腹などを刃物で刺し、重傷を負わせた殺人未遂の疑いが持たれている。  渡辺容疑者は警視庁の調べに対し、「エスカレーターでぶつかって、頭にきてやった」「サバイバルナイフで刺したが、殺意はなかった」と、容疑を一部否認している。』

『 騒音めぐり「うるさいんだよ」=住民とトラブル、神経質な面も-渡辺容疑者

 渋谷駅の刺傷事件で23日逮捕された渡辺知宏容疑者(32)は、10年以上前から埼玉県朝霞市のマンションに一人で住んでいた。人付き合いはなく、生活は地味だったというが、同じマンションの住民に大声で抗議するなど、トラブルを起こしたこともあった。

 下の部屋に住む男性(57)は6年ほど前、騒音をめぐり、同容疑者に抗議された。「いきなりドンドンと足を踏み鳴らすような大きな音がして『うるさいんだよ』と叫び声がした。怖くなって慌てて謝りに行った」と話す。アパート大家のおじに付き添われて謝罪に行ったが、この際には、渡辺容疑者は落ち着いていたといい、「かっとなりやすい性格なんだろう」と感じたという。

 その後顔を会わすこともあったが、あいさつしても返事はなし。「いつも髪形をきちんと整え、洗濯物も丁寧に干していた。神経質な人だと思っていた」と振り返った。事件当日もいつもと同じ午後8時ごろ帰宅したという。

 一方、大家は「おとなしい人。まさか人を刺すとは」と絶句。「10年以上住んでいるが、大きなトラブルは、騒音をめぐる一度だけ」と首をひねる。』

「エスカレーターでぶつかって、頭にきてやった」「サバイバルナイフで刺したが、殺意はなかった」と言っているそうだが,普通は『頭に来たから死なない程度にサバイバルナイフで刺してやろう』なんて考えるわけがないし,たとえ考えても上手く急所をはずして刺すなんてことができる一般人はいないだろう.

だから,素直に『その時は殺してやろうと思った』と言えば刺された人も納得できるのではないだろうか.もっとも刺された人は突然に見知らぬ男に刺されたのだから殺意を感じる時間などなかったかもしれない.

先日の嫉妬に狂った医師もそうだが,頭に来ると考えられない事をやる『切れちゃう頭を持ったヒト』というのは確かに存在するのだろうが,だからと言ってそれが異常な精神状態にあったと情状酌量される余地などはないと思う.

刺された人は助かったようだが,まさかエスカレーターでぶつかっただけで刺されるとは考えもしなかったことだろう.しかし,普段は目立たなくともいつでも犯罪者に豹変してしまう人がそこらじゅうにいるということはわかったのではないだろうか.

エスカレーターに限らず人が集まる所へ行けば,先を急ぐ人に押しのけられたり,ぶつかられたりして厭な思いをさせられることもあるし,ところ構わず大声で話す人たちに辟易することもある.これが通勤時間ともなれば避けることもできずにストレスが溜まるだろう.

横浜での学会のモーニングセミナーに向かう途中で,朝の通勤ラッシュに巻き込まれた.電車から降りても階段が渋滞して普通に降りることもできないのには驚いたが,これが毎日続いたらストレスで体調を崩しそうだと感じたことを思い出した.



『 核燃サイクル秘密会議 原子力委員長も出席

 核燃サイクル政策の見直しを進めてきた内閣府原子力委員会が推進側だけで「勉強会」と称する秘密会議を開いていた問題で、近藤駿介原子力委員長(69)が昨年12月8日の会合に出席していたことが、毎日新聞の入手した関係者のメモで分かった。秘密会議は20回以上開かれ、高速増殖炉の研究開発などを担当する文部科学省職員が出席していたことも新たに判明した。正式な議事録は作成せず、配布された資料の多くは事務局を務める内閣府原子力政策担当室職員が回収する取り決めだった。

【秘密会議は存在した】核燃サイクル原案:秘密会議で評価書き換え 再処理を有利

 出席メンバー関係者が作成したメモによると、近藤委員長が出席した会合は昨年12月8日午後4~6時、内閣府会議室で開かれた。1月以降、使用済み核燃料を再利用する核燃サイクルのあり方を検討する原子力委・小委員会による政策の見直し作業が本格化するため原子力委で準備を進めていた時期だった。

 原子力委員会の出席者は近藤委員長のほか鈴木達治郎委員長代理、秋庭悦子委員。このほか▽文科省原子力課の課長補佐▽経済産業省・資源エネルギー庁の香山(かやま)弘文・原子力国際協力推進室長、苗村(なむら)公嗣・放射性廃棄物等対策室長▽青森県六ケ所村の再処理工場を経営する「日本原燃」の田中治邦常務▽高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する「日本原子力研究開発機構」や電力各社で作る電気事業連合会幹部らが出席。推進派ばかりで反対・慎重派はいなかった。

 関係者取材や毎日新聞記者が現場で確認した情報を総合すると、秘密会議は20回以上開催された。このうち4月24日は小委員会で論議する予定の報告案の原案が配布され、事業者らが自社に有利になるよう修正を求めたことが分かっている。配布資料は回収するルールで正式な議事録はないとされるが、一部参加者が議事内容や出席者名を記載したメモを作成し、限られた範囲に電子メールなどで伝えている。

 原子力委員は委員長を含め5人おり、原子力委員会設置法によると、委員長を含む3人がいれば会議を開き、議決することができる。近藤委員長はこれまで「忘年会とかは別だが(定例会議やその打ち合わせ以外では誤解を招かないよう)3人以上の委員が集まって原子力政策の議論をしないようにしている」(昨年12月27日の委員会)と透明性を強調してきた。しかし昨年12月8日の秘密会議には近藤委員長ら3人が参加した。近藤委員長は出席を認めたうえで「(自分が出たのはデータの提供や説明を求める)単なる勉強会だった」として問題はないとの見解を示した。

 ◇原子力委員会

 国の原子力政策を計画的に進めることを目的に1956年設置。委員長と委員4人の計5人(任期はいずれも3年)から成り、原子力利用や研究開発の基本方針を決める。委員長は当初、科学技術庁長官が充てられていたが、01年の省庁再編に伴い、学識経験者らから選ばれ衆参両議院の同意を得て首相が任命する形になった。省庁や電気事業者、メーカーなどからの出向者で構成される内閣府原子力政策担当室が事務局(庶務)を担当する。』

 推進派ばかりで反対・慎重派がいない秘密会議で小委員会で論議する予定の報告案の原案を事業者らが自社に有利になるよう修正を求めたのが事実ならそれで十分に近藤委員長ら3人の委員は不適任だろう.

 まあ,原子力ムラは今までもずっとこんなでやって来たのだろうから問題はないという見解になるのだろうし,核燃サイクル自体が嘘っぱちであることが明らかになった今だからこそこういう情報が漏れて来たのだろうが,まったく非常識きわまりない話に聞こえる.

 国民の知らないところでコソコソと捏造した報告書を作り,都合の悪い事実は隠蔽して国民に知らせずにやってきた原子力ムラの人たちのおかげで一体どれだけの国民の財産や生存権が脅かされたのかと思うとこういう汚いことをやってきた人たちは許すべきではないと思う.

 こんな氷山の一角だけでなく今までの原子力行政全般にわたって問題点をきちんと追求してしかるべく責任をとってもらわなければ,放射能汚染に日常的に脅かされるようになってしまった日本国民だけでなく,いずれ放射能汚染の拡散で世界中からも厳しい視線が向けられることになるだろう.

穏やかな週末

2012年5月26日 日常
穏やかな週末
穏やかな週末
穏やかな週末
今朝はランニングも自転車も休んで体を休めることにした.
ランニング雑誌と宮越屋のコーヒーと六花亭のケーキで午後の時間を過しながら,明朝はどこに行こうかと考えていた.

気が付くと1ヶ月以上も毎日ここに書いてきましたが,今夜はお休みモードで写真だけアップしておきます.雰囲気だけでも楽しんでいただければ幸いです。


節電プロジェクト
北海道も泊原発3号機が停止したことだし,一般消費者は電力会社に割高な電気料金を課せられているのもわかったので,徹底的な節電をすることにした.

とは言うものの,すでに昨年の震災以降わが家の電力消費の最大要因だった自作Windows機は省エネタイプのビデオサーバー1台を残しすべて退役させたので,今回は居間のiMacを省エネ設定にし,自室のMac miniもタイマー設定で週末以外は自動的に電源offにすることにしたくらいだ.

しかし,これだけでは10%の節電にもならないような気がしたので次はどうするかと考えていたら,円山クラスでLEDクリプトン電球というのを見つけたので,家に帰りLED電球について色々調べてみた.

結果として,Amazonで洗面所用にLEDクリプトン電球2個と食卓用のLEDペンダントライトを注文した.全部で1万円ほどだが,同じ明るさで消費電力は1/8ほどになるらしい.使ってみてよければ居間のシーリングライトや台所など使用時間の長いところから順次LEDランプを使ったものに交換したいと思っている.



散歩写真
散歩写真
散歩写真
昨日は昼からは天気が良かったが,風が冷たかった.買い物のあとで時間が空いたので自転車の整備をした.整備した自転車の試運転に円山公園に出かけたついでに写真を少しだけ撮って来た.


LED電球

2012年5月29日 日常
洗面所用のLEDクリプトン電球が届いたのでさっそく白熱球と交換した.40W相当ということだったが,確かに今までの35W球より明らかに明るい.電源ON時のタイムラグも全くなく使用感はまったく変わらなかった.これで消費電力が1/8で40000時間使えるのだったら必要十分な性能だろう.

蛍光管を使ったタイプの省エネ電球もすでに使っているが,電源ONから明るさが一定になるのに若干タイムラグがあるのと同じ銘柄の電球でも光源の色が微妙に異なるのが気になる点だが,LEDはこの点でも優れていてさらに低消費電力である.

もっとも,LEDランプはまだ値段が高めなのでコストパフォーマンスを考えると今使っている蛍光管タイプのものをLEDランプに替えるのは使用頻度などによってケースバイケースで決めた方がいいようだ.

でも,私はLEDランプの光色が一定でちらつき感が無いのが気に入ったので,居間のシーリングランプやキッチンのダウンライトなども交換することにした.ついでに玄関の100WのレフランプもLEDレフランプに交換することにしてAmazonに発注した.

すべてを交換して1ヶ月の電気使用量が今までの同時期と比べてどれだけ減少するのか調べてみるのが楽しみだ..
『首相の協力要請、小沢氏が拒否「やるべきことある」 消費税増税で

 野田佳彦首相は30日、小沢一郎民主党元代表と党本部で約1時間半にわたり会談した。首相は消費税増税関連法案について「待ったなしだ。協力してもらいたい」と述べた。これに対し小沢氏は会談後、記者団に「大増税は納得できない。国民に大きな税負担をさせる前にやることがあると首相に話した」と述べ、法案に反対する考えを伝えたことを明らかにした。』

会談後の小沢氏のコメントを要約すると,

1.霞ヶ関支配による中央集権から脱却し地方分権をすすめる.
2.「税と社会保障の一体改革」は新しい社会保障のビジョンが忘れさられている.
3.日本経済のデフレからの脱却と震災からの復興がまだなされていない.

以上の3点から現時点で消費税増税という13兆円に近い大増税に賛成はできない.
大増税の前に民主党はやるべきことをきちんとやる必要がある.

ということのようです.

これに対して野田首相は

1.もう増税は待った無しで時間がない.今やらなければならない.
2.民主党政権になって自民党政権時代より色々な面で前進している.(?)

ということだったようです.

小沢議員の言ってることは理解出来るが,野田首相の言ったという事はよくわからない.野田首相は自分の言った事をマスコミに説明しなかったのか,具体的な発言内容はわからずじまい.ただ,増税に賛成してくれとでも言ったのだろうか.

今さら増税は待ったなしと言われても,なぜ一体改革の条件である社会福祉の話も十分しないで増税だけを急ぐのかその根拠がわからないし,自民党政権時代より色々な面で前進したと言うのもあまり思い当たる政策がない.

全体的に選挙の時の公約を半分も達成したとは思えないのに,党議などという勝手な都合を持ち出されても今すぐ増税に賛成出来る人は半分もいないというのが,世論調査の結果にも現れているのだろう.

党議よりも公約が優先するのが政党ではないかと思うのだがどうだろうか.

『大飯原発再稼働へ!同意の地元町長に4億円受注疑惑

関西電力・大飯原発3、4号機について、野田首相はきのう30日(2012年5月)の関係閣僚会合で、「一定の理解が得られつつある」として、立地自治体の同意を前提に「私の責任で判断を行う」と言明、近く正式に再稼動に踏み切るようだ。

「安全が確保された原発は再稼働させる必要がある」というのが野田の考え方だが、細野原発相が「4月の閣僚会合で決めた安全基準は暫定的なもの」と述べているように、誰が見ても不安が残ったままの再稼動となる。このところ露骨になった野田首相得意の『口三味線』がまた出たようだ。

「息子が社長、本人も取締役の会社」で原発関連工事

野田の強気を後押ししているのが、「再稼動して欲しい」という立地自治体おおい町の時岡忍町長の存在だ。時岡は「国の経済活性化は、原発が回るのと回らないのとで大きな開きが出て来る」と主張する。

ところが、この町長を巡ってある問題が浮上してきた。ジャーナリストの吉富有治が指摘するのは、町長が創業し現在は息子が社長を務める会社が、原発関連の工事を過去6年間で4億円以上受注していたというのだ。「モーニングバード」が直撃インタビューした。

「息子さんに譲ったとはいえ、今も取締役に名を連ねていますが…」と聞かれて、町長は「全然ノータッチ。関係ない、まったく中立です」と言いながら、「(会社は)いま倒産寸前ですよ。原発1本やりです」と、原発頼みであることを明かした。

「だからこそ再稼動させて欲しいのでは?」という質問には、「そんな、うちの息子のために再稼働できるはずないですよ。原発が回る、回らないは町の命運に大きく影響するのは事実です」と答えた。再稼動すれば町も息子も潤うというのが本音かも。

大飯再稼働が実現すれば、「口三味線」でそのほかの原発も次々と再稼働させるつもりなのか。コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日ディレクター)は「なし崩し的に再稼働を狙っているのだと思う」と言い切った。』

 冗談じゃない.「一定の理解が得られつつある」として、立地自治体の同意を前提に「私の責任で判断を行う」なんて言うが,重大事故が起きたらたとえ首相が腹を切っても責任なんかとりきれるわけがない.何てテキトーな事を言う人だろう.

 再稼働するかどうかは安全基準をどう考えるかであって,金に釣られた自治体の同意なんかではないはずである.昨日の小沢氏との対談での内容を聞いてもそうだったが,野田首相という人はどうやら論理的な思考が出来ず,思い込みで強引に物事を進めるタイプの人のようだ.

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