『ウイルスに打ち勝った証し→コロナと闘う五輪に 厚労相

 田村憲久厚生労働相は9日の閣議後会見で、緊急事態宣言下で開く東京オリンピックについて「コロナと闘う五輪にしていきたい」と話した。これまで政権は五輪を「ウイルスに打ち勝った証し」(菅義偉首相)などと位置づけてきたが、開幕直前になっても東京で感染が拡大し、日常生活を制限する宣言を出すまでに至った状況を踏まえ、表現を修正した形だ。

 田村厚労相はこの日の会見で、「アスリートはコロナと闘って東京のフィールドに立ち、競技する。まさにコロナと闘ってきた五輪だ」と強調。一方で「多くの方は家(のテレビ)で見ることが前提だ」とし、「国民のみなさんはアスリートを応援しながら、感染が広がらないように行動していただき、ともにコロナと闘う五輪にしていきたい」と話した。「感染が広がらなければ成功した五輪になる」とも語った。

 昨年3月、安倍晋三前首相は国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で協議し、東京五輪・パラリンピックの延期を検討することで合意。協議後、記者団に対して「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証しとして、完全な形で東京五輪・パラリンピックを開催する」と発言した。菅首相も昨年11月、バッハ会長との会談で「人類がウイルスに打ち勝った証し」と強調していたが、現実は感染拡大が終息しない状況で開催を迎えることになる。』

 どうやら1都3県の無観客は決定したようだが、北海道はまだ検討中だ。マラソンは無観客だが、サッカーが未定らしい。

 北海道に感染を持ち込むのはほぼ東京や関西からの観光客だったから、五輪の観戦を許せば北海道の感染者数もそれに伴って増加するのは間違いないだろう。

 ススキノの飲食店も自粛していることだから、観戦客が来ても経済効果なんて微々たるもので、むしろ感染客による医療崩壊や自粛期間の延長によるマイナス効果の方がはるかに多いだろう。

 知事や市長も五輪のコロナ敗戦をさっさと認めて、ワクチンも不足してコロナに竹槍で突き進むようなことをさせる国に、道内での競技の完全な無観客を強く要望するべきだろう。


コメント

スミぱん@国会を見よう
2021年7月9日17:19

IOCは日本を舐めてるとしか思えません。オリンピックを誘致しようとしていた
オスロ(だったと思う)は、IOCのわがままにつき合いきれないと、誘致を蹴りました。

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