『新千歳混雑、観光地は閑散 「我慢の3連休」初日 「感染対策徹底して楽しむ」/GOTO停止「先行き見えぬ」
新型コロナウイルスの感染急増を受け、日本医師会が道内を含む感染拡大地との往来自粛を求めた「我慢の3連休」が21日に始まった。新千歳空港は旅行客や帰省客で混雑した一方、道内の観光地は自粛ムードで閑散とする施設も。観光支援事業「Go To トラベル」の一時停止が決まる中、観光関係者からは「先が見えない」「影響を最小限に」と悲痛な声も上がった。
新千歳空港の到着ロビーはこの日、スーツケースを手にする道外からの家族連れらで混雑した。
「旅行の中止も考えたが、キャンセル料が高くついてしまう」。横浜市から来た30代女性はこう話した。「Go To」で1カ月前、家族5人分の旅行を予約し、2泊3日で札幌や小樽、旭川を巡る予定。札幌を中心に感染が急拡大し、不安もあるが「感染に気をつけて行動し、おいしいご飯を楽しみたい」と語った。
菅義偉首相は21日、「Go To」の運用見直しを表明。感染拡大地域への旅行の新規予約を一時停止する方針で、感染が急拡大する札幌市が対象に浮上している。
札幌・ススキノ地区の洋食店「ビストロます家5札幌店」の田上秀和店長(46)は「札幌の感染状況から、いつか外れると予想していた」と冷静に受け止めた。
大阪市のパート職員下賀祐美子さん(68)は「Go To」を使い、3泊の日程で20日に札幌入り。「密」を避けるため、同市北区の北大総合博物館を訪れた。初日はススキノでの夕食を避け、JR札幌駅地下街で買った海鮮丼をホテルで食べた。
釧路市の釧路和商市場では、旬のシシャモを買い求めたり、名物の「勝手丼」を味わったりする観光客らでにぎわった。釧路和商協同組合の柿田英樹理事長(57)は「お客は先週の2倍ほどでかなり多い。厳しい寒さを迎えるが換気を徹底し、市場一丸で感染防止に努めたい」と誓った。
観光客の姿がまばらな施設も目立った。帯広市内の屋台村「北の屋台」は、店主の感染により24日まで全20店が休業中。出張で訪れた大阪市の会社員男性(45)は「地元の料理を食べたかったのに」。近くの飲食店街「十勝乃長屋」も人通りはほとんどなく、十勝乃長屋会の葛西智会長(47)は「金曜日もゴーストタウンのようだったのに」と肩を落とした。』
『札幌市手稲区の基幹病院でクラスター 道央の医療体制懸念
札幌市は21日、札幌市手稲区の手稲渓仁会病院で13人が感染し、クラスター(感染者集団)を確認したと発表した。同病院は救命救急センターのある道内の基幹病院の一つ。小樽市も稲穂小で児童5人と教職員1人の感染を確認して同日、クラスターと認定した。
手稲渓仁会病院の感染者は入院患者9人と職員4人で、二つの病棟で確認された。緊急性のない手術や検査を24日まで休止する。同病院はドクターヘリで救急患者を受け入れており、感染が広がれば道央圏を中心とする医療体制への影響が懸念される。同病院は「感染がこれ以上広がらないよう対応したい」としている。札幌市内の医療機関でのクラスターは13件目で、同じく基幹病院の国立病院機構北海道医療センター(西区)など5件が終息していない。
既にクラスターが確認されている医療機関でも感染が広がった。計67人の感染が明らかになった札幌市手稲区のタナカメディカル札幌田中病院は、新たに職員3人の感染が分かり、計70人となったことを明らかにした。旭川市の慶友会吉田病院は入院患者3人と職員2人の感染が確認され、計87人に。岩見沢市の北海道中央労災病院は入院患者1人が加わり、計35人になった。札幌市内の二つの医療機関でも、それぞれ患者1人増の計15人と、職員3人と患者4人増の計21人に膨らんだ。
道内のクラスターは10月30日から23日連続して発生し、11月21日までの累計は70件となった。』
我慢の三連休と言われても、空港は混雑し、札幌の時計台の前は記念写真をとる観光客で賑わっていたらしい。その一方で基幹病院でクラスターが発生し、救急患者の受け入れにも影響が出ていることだろう。
私は、外出を控えてボジョレー・ヌーボを飲みながらYoutubeでゴルフを見たり、DVDで映画を見ながらのんびりしている。
米国では12月中にもワクチン接種が始まるようだ。日本では来年になるだろうが、早く始まってもらいたいものだ。
新型コロナウイルスの感染急増を受け、日本医師会が道内を含む感染拡大地との往来自粛を求めた「我慢の3連休」が21日に始まった。新千歳空港は旅行客や帰省客で混雑した一方、道内の観光地は自粛ムードで閑散とする施設も。観光支援事業「Go To トラベル」の一時停止が決まる中、観光関係者からは「先が見えない」「影響を最小限に」と悲痛な声も上がった。
新千歳空港の到着ロビーはこの日、スーツケースを手にする道外からの家族連れらで混雑した。
「旅行の中止も考えたが、キャンセル料が高くついてしまう」。横浜市から来た30代女性はこう話した。「Go To」で1カ月前、家族5人分の旅行を予約し、2泊3日で札幌や小樽、旭川を巡る予定。札幌を中心に感染が急拡大し、不安もあるが「感染に気をつけて行動し、おいしいご飯を楽しみたい」と語った。
菅義偉首相は21日、「Go To」の運用見直しを表明。感染拡大地域への旅行の新規予約を一時停止する方針で、感染が急拡大する札幌市が対象に浮上している。
札幌・ススキノ地区の洋食店「ビストロます家5札幌店」の田上秀和店長(46)は「札幌の感染状況から、いつか外れると予想していた」と冷静に受け止めた。
大阪市のパート職員下賀祐美子さん(68)は「Go To」を使い、3泊の日程で20日に札幌入り。「密」を避けるため、同市北区の北大総合博物館を訪れた。初日はススキノでの夕食を避け、JR札幌駅地下街で買った海鮮丼をホテルで食べた。
釧路市の釧路和商市場では、旬のシシャモを買い求めたり、名物の「勝手丼」を味わったりする観光客らでにぎわった。釧路和商協同組合の柿田英樹理事長(57)は「お客は先週の2倍ほどでかなり多い。厳しい寒さを迎えるが換気を徹底し、市場一丸で感染防止に努めたい」と誓った。
観光客の姿がまばらな施設も目立った。帯広市内の屋台村「北の屋台」は、店主の感染により24日まで全20店が休業中。出張で訪れた大阪市の会社員男性(45)は「地元の料理を食べたかったのに」。近くの飲食店街「十勝乃長屋」も人通りはほとんどなく、十勝乃長屋会の葛西智会長(47)は「金曜日もゴーストタウンのようだったのに」と肩を落とした。』
『札幌市手稲区の基幹病院でクラスター 道央の医療体制懸念
札幌市は21日、札幌市手稲区の手稲渓仁会病院で13人が感染し、クラスター(感染者集団)を確認したと発表した。同病院は救命救急センターのある道内の基幹病院の一つ。小樽市も稲穂小で児童5人と教職員1人の感染を確認して同日、クラスターと認定した。
手稲渓仁会病院の感染者は入院患者9人と職員4人で、二つの病棟で確認された。緊急性のない手術や検査を24日まで休止する。同病院はドクターヘリで救急患者を受け入れており、感染が広がれば道央圏を中心とする医療体制への影響が懸念される。同病院は「感染がこれ以上広がらないよう対応したい」としている。札幌市内の医療機関でのクラスターは13件目で、同じく基幹病院の国立病院機構北海道医療センター(西区)など5件が終息していない。
既にクラスターが確認されている医療機関でも感染が広がった。計67人の感染が明らかになった札幌市手稲区のタナカメディカル札幌田中病院は、新たに職員3人の感染が分かり、計70人となったことを明らかにした。旭川市の慶友会吉田病院は入院患者3人と職員2人の感染が確認され、計87人に。岩見沢市の北海道中央労災病院は入院患者1人が加わり、計35人になった。札幌市内の二つの医療機関でも、それぞれ患者1人増の計15人と、職員3人と患者4人増の計21人に膨らんだ。
道内のクラスターは10月30日から23日連続して発生し、11月21日までの累計は70件となった。』
我慢の三連休と言われても、空港は混雑し、札幌の時計台の前は記念写真をとる観光客で賑わっていたらしい。その一方で基幹病院でクラスターが発生し、救急患者の受け入れにも影響が出ていることだろう。
私は、外出を控えてボジョレー・ヌーボを飲みながらYoutubeでゴルフを見たり、DVDで映画を見ながらのんびりしている。
米国では12月中にもワクチン接種が始まるようだ。日本では来年になるだろうが、早く始まってもらいたいものだ。
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