日本国民にも馬鹿はいる
2020年6月8日 こころの問題『「みんな迷惑していました」ベンツで女性をはね飛ばした“川崎の偽セレブ女”31歳の正体
5月20日午後12時半頃、品川区の路上。白いベンツの運転席に座る茶髪にマスク姿の女が、警察官の職務質問を受けていた。
「通報されたんです。その女が奇声を上げながらベンツの周りをウロウロしていましたから」(近隣住民)
押し問答が15分ほど続いた後、女はベンツを急発進させ、国道1号を大田区南馬込まで900メートルほど暴走。道路沿いの防犯カメラは、会社員・高橋悠さん(34)が歩道を通過した後、100キロ近いスピードで走るベンツを捉えていた。
事故を目撃した周辺住民が顔を引きつらせる。
「白い車が歩道に突っ込んだかと思うと、ドカーンと凄まじい音が……。車の下敷きになったのか、歩いていた女性の姿が見えなくなりました。運転席から茶髪の女が降りてきたんですが、巻き込んだ女性を助ける素振りも見せず、小走りで逃げ去ったんです。間もなくパトカーが到着して警察官たちが凄い形相で逃げた女を探し始めました」
直後、警察は隣接するマンションに逃げ込んだ中川真理紗(31)の身柄を確保。中川は無事だったが、後ろからはね飛ばされた高橋さんは助からなかった――。
超高級なベンツ、収入源は謎
ベンツはSLクラスの「SL63AMG」。新車当時なら2000万円を超える超高級車だ。業者によれば、現在は中古価格で500万円から700万円ほどだという。
塀に衝突して大破したベンツ(手前)
「中川本人がローンを組んで購入したようです。謎なのは収入源で、逮捕時の職業は『自称・飲食店店員』となっていますが、貿易に関わる仕事などもしていたようです」(社会部記者)
本人のインスタグラムには、このベンツのほか複数の車、メイクを決めた自撮り写真、高級ホテルや海外旅行先の様子がアップされ、セレブ感に溢れている。
だが、中川が子供の頃に暮らしていたのは、川崎市内にある築年数の経った庶民的な賃貸アパート。
「父親をガンで亡くしたそうで、介護の仕事をしているお母さんと二人暮らしをしていました。マリちゃんは頭の切れる活発な子でしたね」(当時を知る住民)
中学の時に川崎市内の市営住宅に転居。住まいは質素なままだったが、近隣住民は「都内の中高に通った後、明治大で経済を学んだと言っていました」と語る。
ただ、近所ではトラブルメーカーとして有名だった。
「みんな迷惑していました」と住民
「2年ほど前まで住んでいましたが、あの子がいなくなってみんなホッとしています。敷地内で車をいじったり、横柄な停め方をしたりする。注意しても『フン!』という感じで無視するんです。いろんな男が訪ねてきましたが、真夜中にエンジンをふかす音が響いたりするので、みんな迷惑していました」(別の住民)
警察沙汰になったこともあった。
「3、4年前のことですが、ある日の昼間、若い男が部屋からテレビやら電化製品を地面にバンバン投げ落としていたんです。あの子は家の中にいたようで、痴話喧嘩か何か分かりませんが、とにかく下を通る住民に当たったら大変。警察を呼ぶと2人ともいったん連れて行かれました」(同前)
見せかけのセレブとはかけ離れた実像を持つ中川は、逮捕後、「薬を飲み過ぎて衝突するまでの記憶がない」と供述。尿からは覚醒剤の成分が検出された。
近年結婚したという夫は、記者に「文春はロクなことを書かない」と敵意を露わに。母親は「加害者家族は死ねばいいんですか!」と取り乱すばかりだった。』
覚醒剤をやって事故を起こすとは大馬鹿ものだと思うが、他人をネットで誹謗中傷したり、無関係と言いながら似顔絵のイラストを描いて他人を侮辱する人なんかも、現実には庶民的な賃貸アパートに住みながら、インスタグラムでセレブ感を演出しているのと変わるところはないように思う。
要は、本当は自分も大したことはないのに、他人を見下すことで自分が上にいるような錯覚をして自己満足に浸っているだけなんだろうと私は思う。
それでも、他人に迷惑をかけないならまだしも、それで他人が傷つくような思い上がりは迷惑なだけでなく犯罪行為だ。
いくら自分が上から目線で自分は正しいことをしているのだと思っていても、それは単なる思い込みであって、顔が見えないネットの世界では通用しても、身元がバレて現実の世界に戻れば犯罪行為という事実からは逃れることはできないのだ。
そういうことがわかっていないからこそネットで誹謗中傷することができるのだろうが、それは自分が馬鹿であることを曝していることに気づいていないだけだということを知った方がいいだろう。
こういう点でも、日本の政治家達のITへの知識のなさが露呈しているから情けない。政治資金だろうが、税金だろうが、お金の流れだってITでいくらでも追跡できるし、国会だって専門家会議だってネットワークでいくらでも国民にオープンにできるのだ。
あえてそれをやらないのは、自分たちに疾しいところがあるからに決まっている。情報公開をせず、嘘をついて隠蔽する。これではまるで中国共産党である。
だからであろうか、香港安全法を巡る中国批判声明に日本政府は参加を表明しないらしい。未だにオリンピックと習近平を国賓として来日させることに執着しているのだろうか。
ア○首相ではもうどうすることもできないのだろうが、後世で歴史的な失態と言われるようなことをこれ以上積み重ねることだけはやめてもらいたいものだ。
5月20日午後12時半頃、品川区の路上。白いベンツの運転席に座る茶髪にマスク姿の女が、警察官の職務質問を受けていた。
「通報されたんです。その女が奇声を上げながらベンツの周りをウロウロしていましたから」(近隣住民)
押し問答が15分ほど続いた後、女はベンツを急発進させ、国道1号を大田区南馬込まで900メートルほど暴走。道路沿いの防犯カメラは、会社員・高橋悠さん(34)が歩道を通過した後、100キロ近いスピードで走るベンツを捉えていた。
事故を目撃した周辺住民が顔を引きつらせる。
「白い車が歩道に突っ込んだかと思うと、ドカーンと凄まじい音が……。車の下敷きになったのか、歩いていた女性の姿が見えなくなりました。運転席から茶髪の女が降りてきたんですが、巻き込んだ女性を助ける素振りも見せず、小走りで逃げ去ったんです。間もなくパトカーが到着して警察官たちが凄い形相で逃げた女を探し始めました」
直後、警察は隣接するマンションに逃げ込んだ中川真理紗(31)の身柄を確保。中川は無事だったが、後ろからはね飛ばされた高橋さんは助からなかった――。
超高級なベンツ、収入源は謎
ベンツはSLクラスの「SL63AMG」。新車当時なら2000万円を超える超高級車だ。業者によれば、現在は中古価格で500万円から700万円ほどだという。
塀に衝突して大破したベンツ(手前)
「中川本人がローンを組んで購入したようです。謎なのは収入源で、逮捕時の職業は『自称・飲食店店員』となっていますが、貿易に関わる仕事などもしていたようです」(社会部記者)
本人のインスタグラムには、このベンツのほか複数の車、メイクを決めた自撮り写真、高級ホテルや海外旅行先の様子がアップされ、セレブ感に溢れている。
だが、中川が子供の頃に暮らしていたのは、川崎市内にある築年数の経った庶民的な賃貸アパート。
「父親をガンで亡くしたそうで、介護の仕事をしているお母さんと二人暮らしをしていました。マリちゃんは頭の切れる活発な子でしたね」(当時を知る住民)
中学の時に川崎市内の市営住宅に転居。住まいは質素なままだったが、近隣住民は「都内の中高に通った後、明治大で経済を学んだと言っていました」と語る。
ただ、近所ではトラブルメーカーとして有名だった。
「みんな迷惑していました」と住民
「2年ほど前まで住んでいましたが、あの子がいなくなってみんなホッとしています。敷地内で車をいじったり、横柄な停め方をしたりする。注意しても『フン!』という感じで無視するんです。いろんな男が訪ねてきましたが、真夜中にエンジンをふかす音が響いたりするので、みんな迷惑していました」(別の住民)
警察沙汰になったこともあった。
「3、4年前のことですが、ある日の昼間、若い男が部屋からテレビやら電化製品を地面にバンバン投げ落としていたんです。あの子は家の中にいたようで、痴話喧嘩か何か分かりませんが、とにかく下を通る住民に当たったら大変。警察を呼ぶと2人ともいったん連れて行かれました」(同前)
見せかけのセレブとはかけ離れた実像を持つ中川は、逮捕後、「薬を飲み過ぎて衝突するまでの記憶がない」と供述。尿からは覚醒剤の成分が検出された。
近年結婚したという夫は、記者に「文春はロクなことを書かない」と敵意を露わに。母親は「加害者家族は死ねばいいんですか!」と取り乱すばかりだった。』
覚醒剤をやって事故を起こすとは大馬鹿ものだと思うが、他人をネットで誹謗中傷したり、無関係と言いながら似顔絵のイラストを描いて他人を侮辱する人なんかも、現実には庶民的な賃貸アパートに住みながら、インスタグラムでセレブ感を演出しているのと変わるところはないように思う。
要は、本当は自分も大したことはないのに、他人を見下すことで自分が上にいるような錯覚をして自己満足に浸っているだけなんだろうと私は思う。
それでも、他人に迷惑をかけないならまだしも、それで他人が傷つくような思い上がりは迷惑なだけでなく犯罪行為だ。
いくら自分が上から目線で自分は正しいことをしているのだと思っていても、それは単なる思い込みであって、顔が見えないネットの世界では通用しても、身元がバレて現実の世界に戻れば犯罪行為という事実からは逃れることはできないのだ。
そういうことがわかっていないからこそネットで誹謗中傷することができるのだろうが、それは自分が馬鹿であることを曝していることに気づいていないだけだということを知った方がいいだろう。
こういう点でも、日本の政治家達のITへの知識のなさが露呈しているから情けない。政治資金だろうが、税金だろうが、お金の流れだってITでいくらでも追跡できるし、国会だって専門家会議だってネットワークでいくらでも国民にオープンにできるのだ。
あえてそれをやらないのは、自分たちに疾しいところがあるからに決まっている。情報公開をせず、嘘をついて隠蔽する。これではまるで中国共産党である。
だからであろうか、香港安全法を巡る中国批判声明に日本政府は参加を表明しないらしい。未だにオリンピックと習近平を国賓として来日させることに執着しているのだろうか。
ア○首相ではもうどうすることもできないのだろうが、後世で歴史的な失態と言われるようなことをこれ以上積み重ねることだけはやめてもらいたいものだ。
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