『札幌の呼吸器科病院でクラスター形成か、市中感染拡大なら「新たな対策が必要」

 北海道内で11日に新型コロナウイルスの感染が判明したのは男女16人で、うち7人は札幌呼吸器科病院(札幌市白石区)の看護師と患者だった。札幌市保健所は、院内でクラスター(感染集団)が形成されたとみて調べている。

 道内の感染者は255人(死者10人)で、4日連続で10人を超えた。これを受け、鈴木知事と秋元克広市長は12日に会談し、今後の対応策を協議する。

 札幌市での感染者は過去最多の12人で、うち1人は性別などは非公表とした。感染経路が不明なのは5人だった。残りの7人は同院の関係者で、内訳は40~50歳代の看護師3人、60~90歳代の入院患者4人。市保健所は現在、医師や看護師、入院患者らのPCR検査の結果次第では、感染者がさらに増える可能性があるとしている。

 市保健所の山口亮・感染症担当部長は11日の記者会見で「市中感染の拡大が続けば、新たな対策を取らなければならない」と述べた。

 一方、札幌市以外の新たな感染者は4人。オホーツク地方の60歳代の無職女性は、既に判明している感染者と同居の家族だった。遠軽町の遠軽地区広域組合消防署に勤める20歳代の男性署員と、石狩地方の70歳代の無職男性は感染経路が不明。組合は、男性署員と一緒に勤務していた他の消防士を自宅待機にした。

 千歳市の90歳代の無職女性は、集団感染が起きたとみられる市内のグループホームの入居者。グループホームでは、これまでに入居者ら9人の感染が確認されている。』

千歳市の感染は今のところグループホーム由来だが、札幌市のほうは経路不明が5人いるのが気になる。

政府の呼びかけでススキノの飲食店も自粛に動き出したということだけが明るい話題だ。

東京の二十代の女性歯科医が感染後に旭川に帰省してニュースになっていたが、東京から札幌に帰省してくる人もいるに違いないから油断はできない。

もっとも病院で働いている以上、外来では不特定多数の人と近距離で話すことが多いので自分を守るにも大変な注意が必要だ。

いつまで続くかわからないが、細心の注意を払いつつ忍耐強く他人との接触を避け続けて引き篭もり生活に慣れる以外に方法はない。

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