悪いのは中国人ではなく中国共産党
2020年4月2日 社会の問題『「中国は感染者を過少申告」と米情報機関 新型コロナで
米ブルームバーグ通信は1日、中国は新型コロナウイルスの感染者数と死者数を過少に申告しているとの分析を米情報機関がまとめていたと伝えた。3人の政府高官の話に基づく報道で、先週までにホワイトハウスにも報告されたという。ポンペオ国務長官らはこの分析を踏まえ、中国に透明性の確保を求めているとみられる。
中国は最近まで無症状の人を感染者数に含めず発表し、これまで公表している統計の信頼性には疑問符が投げかけられていた。香港紙が2月末時点で無症状の感染者が約4万3千人いたと報じたのを受け、1日から新たに公表することになった。無症状の人が隔離されずに自由に動き回れば、感染を広げるリスクも高まる。
米ジョンズ・ホプキンス大によると、人口3億人超の米国の感染者数が20万人を超えるのに対し、同13億人以上の中国の感染者数は8万人台にとどまっている。人口に比べて感染者の数が少ないとの見方は強い。データの信頼性が揺らげば、有効な対策も打ちにくくなる。
これに関連し、ペンス副大統領は1日の米CNNテレビのインタビューで「中国がもっと協力的だったら、私たちはもっとうまくやれていた」と主張。「世界が知るよりずいぶん前から、中国がこの問題に対処していたのは明らかだ」と述べ、中国の対応を重ねて批判した。』
志村けんさんを殺したのは中国だと言う人がいるらしい。中国人をバッシングする人もいるようだ。厚労省は「悪いのは人ではなくウィルス。」と言ってるらしい。
私は、中国の人たちも被害者だと思うし、ウィルスに善悪を言っても意味はない。ウィルスはそもそも俗に言う生物でさえない。
誰のせいだと言っても感染を予防できるわけではないが、感染を広めた元凶はやはり中国共産党の体制だと言っていいだろう。
共産党は党に都合の悪いことは民衆に極力知らせずに消し去るというのが基本行動になっているから、都合の悪い情報は伝えないようになっているのだろう。
だから、感染初期から感染の事実を隠蔽してもみ消そうとしたり、患者の数を過小に報告したりしているだろうし、無症候の感染者は新たな感染者とカウントしないことで事態が早く終息したように見せかけるのだろう。
天安門事件やウィグル族の収容所と同様に、ネットからは初期に感染を報告した医師達の報告や記録が抹消されているらしい。
自由主義の世界の常識は中国共産党の非常識なんだか、ら習近平の言うことを真に受けてとんでもないことになってもおかしなことではない。習近平は共産党の不利益になるようなことは決してしないだろう。
中国の人たちは情報を自由に知ることができないから、世界の見方が他の国の人たちと違ってしまうのは仕方のないことで、そのために中国人がバッシングされたらそれも中国共産党の体制のせいなのだ。
中国共産党の隠蔽と党員の党中央部への忖度が言わば今回の大流行の火付け役になったことは明らかで、今さら善人顔で各国にマスクを配ったところでそう簡単に許されることではないだろう。
我が国でも首相がマスクを国民に配ってくださるそうだが、一世帯に2つだそうでこれには失笑してしまった。そもそも自宅待機してる人はマスクはいらないし、家族の人数に関係なく2つになる理由もわからない。政治が自虐的なギャグになってきた。
お友達や支持者との桜を見る会の前夜祭での大盤振る舞いに比べたらとってもしょぼいマスク配りをやる暇があるとは思えない。まず休業補償などの給付金を急ぐべきだろう。日本の首相の想像力の貧困さが国民の貧困を招くことにならないことを只々祈るばかりである。
19:00追記)
4/1 22:30時点クルーズ船などを除く。厚労省などによる
国内で確認された感染者2419人,死者69人,退院者456人
『布マスクは有効? WHOは「どんな状況でも勧めない」
新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを5千万余りある全世帯に2枚ずつ配る方針を表明した。布マスクの効用をめぐっては、専門家の間でも懐疑的な見方が多い。
九州大学大学院の矢原徹一教授(生命科学)は「国は布マスクの配布に加え、子どもたちのために自作するよう要請しているが、適切ではない」と指摘する。
布マスクは織り目のサイズが大きいため、飛沫(ひまつ)を防ぐ効果が小さい。また繰り返し洗って使う場合、管理が悪いと雑菌がはびこる可能性があり、かえって不衛生になる可能性も挙げる。
5年前に英国の医学誌に発表された論文では、1607人の医療従事者を、医療用マスクをつける人、布マスクをつける人、マスクをつけたり外したりする人にわけて感染リスクを比べたところ、布マスクをつけた人がもっとも呼吸器疾患やインフルエンザ症状を示した人が多かったという。
WHO(世界保健機関)は、新型コロナ感染拡大期における布マスク使用について「いかなる状況においても勧めない」と助言している。
聖路加国際大学の大西一成准教授(公衆衛生学)も「布マスクには他者からの感染を防ぐ効果はまったく期待できない」と話す。布マスクとの間に不織布を挟むというアイデアもあるが、顔との間に隙間ができてしまうため、効果は限定的という。ただ、大きな飛沫をせき止め、のどを保湿する可能性はあるため「他人にうつさないという目的を考えれば、『つけない』という選択肢はない」と話す。』
首相の取り巻きにはろくな専門家がいないのか、はたまた思いつきによる独断なのかわかりませんが、またエラーを一つ増やしただけでしょう。政府の対応はもはや冗談としか思えないレベルですね。今日も新たに97人感染が判明した東京はまもなく医療崩壊してダメになるんじゃないでしょうか。
米ブルームバーグ通信は1日、中国は新型コロナウイルスの感染者数と死者数を過少に申告しているとの分析を米情報機関がまとめていたと伝えた。3人の政府高官の話に基づく報道で、先週までにホワイトハウスにも報告されたという。ポンペオ国務長官らはこの分析を踏まえ、中国に透明性の確保を求めているとみられる。
中国は最近まで無症状の人を感染者数に含めず発表し、これまで公表している統計の信頼性には疑問符が投げかけられていた。香港紙が2月末時点で無症状の感染者が約4万3千人いたと報じたのを受け、1日から新たに公表することになった。無症状の人が隔離されずに自由に動き回れば、感染を広げるリスクも高まる。
米ジョンズ・ホプキンス大によると、人口3億人超の米国の感染者数が20万人を超えるのに対し、同13億人以上の中国の感染者数は8万人台にとどまっている。人口に比べて感染者の数が少ないとの見方は強い。データの信頼性が揺らげば、有効な対策も打ちにくくなる。
これに関連し、ペンス副大統領は1日の米CNNテレビのインタビューで「中国がもっと協力的だったら、私たちはもっとうまくやれていた」と主張。「世界が知るよりずいぶん前から、中国がこの問題に対処していたのは明らかだ」と述べ、中国の対応を重ねて批判した。』
志村けんさんを殺したのは中国だと言う人がいるらしい。中国人をバッシングする人もいるようだ。厚労省は「悪いのは人ではなくウィルス。」と言ってるらしい。
私は、中国の人たちも被害者だと思うし、ウィルスに善悪を言っても意味はない。ウィルスはそもそも俗に言う生物でさえない。
誰のせいだと言っても感染を予防できるわけではないが、感染を広めた元凶はやはり中国共産党の体制だと言っていいだろう。
共産党は党に都合の悪いことは民衆に極力知らせずに消し去るというのが基本行動になっているから、都合の悪い情報は伝えないようになっているのだろう。
だから、感染初期から感染の事実を隠蔽してもみ消そうとしたり、患者の数を過小に報告したりしているだろうし、無症候の感染者は新たな感染者とカウントしないことで事態が早く終息したように見せかけるのだろう。
天安門事件やウィグル族の収容所と同様に、ネットからは初期に感染を報告した医師達の報告や記録が抹消されているらしい。
自由主義の世界の常識は中国共産党の非常識なんだか、ら習近平の言うことを真に受けてとんでもないことになってもおかしなことではない。習近平は共産党の不利益になるようなことは決してしないだろう。
中国の人たちは情報を自由に知ることができないから、世界の見方が他の国の人たちと違ってしまうのは仕方のないことで、そのために中国人がバッシングされたらそれも中国共産党の体制のせいなのだ。
中国共産党の隠蔽と党員の党中央部への忖度が言わば今回の大流行の火付け役になったことは明らかで、今さら善人顔で各国にマスクを配ったところでそう簡単に許されることではないだろう。
我が国でも首相がマスクを国民に配ってくださるそうだが、一世帯に2つだそうでこれには失笑してしまった。そもそも自宅待機してる人はマスクはいらないし、家族の人数に関係なく2つになる理由もわからない。政治が自虐的なギャグになってきた。
お友達や支持者との桜を見る会の前夜祭での大盤振る舞いに比べたらとってもしょぼいマスク配りをやる暇があるとは思えない。まず休業補償などの給付金を急ぐべきだろう。日本の首相の想像力の貧困さが国民の貧困を招くことにならないことを只々祈るばかりである。
19:00追記)
4/1 22:30時点クルーズ船などを除く。厚労省などによる
国内で確認された感染者2419人,死者69人,退院者456人
『布マスクは有効? WHOは「どんな状況でも勧めない」
新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを5千万余りある全世帯に2枚ずつ配る方針を表明した。布マスクの効用をめぐっては、専門家の間でも懐疑的な見方が多い。
九州大学大学院の矢原徹一教授(生命科学)は「国は布マスクの配布に加え、子どもたちのために自作するよう要請しているが、適切ではない」と指摘する。
布マスクは織り目のサイズが大きいため、飛沫(ひまつ)を防ぐ効果が小さい。また繰り返し洗って使う場合、管理が悪いと雑菌がはびこる可能性があり、かえって不衛生になる可能性も挙げる。
5年前に英国の医学誌に発表された論文では、1607人の医療従事者を、医療用マスクをつける人、布マスクをつける人、マスクをつけたり外したりする人にわけて感染リスクを比べたところ、布マスクをつけた人がもっとも呼吸器疾患やインフルエンザ症状を示した人が多かったという。
WHO(世界保健機関)は、新型コロナ感染拡大期における布マスク使用について「いかなる状況においても勧めない」と助言している。
聖路加国際大学の大西一成准教授(公衆衛生学)も「布マスクには他者からの感染を防ぐ効果はまったく期待できない」と話す。布マスクとの間に不織布を挟むというアイデアもあるが、顔との間に隙間ができてしまうため、効果は限定的という。ただ、大きな飛沫をせき止め、のどを保湿する可能性はあるため「他人にうつさないという目的を考えれば、『つけない』という選択肢はない」と話す。』
首相の取り巻きにはろくな専門家がいないのか、はたまた思いつきによる独断なのかわかりませんが、またエラーを一つ増やしただけでしょう。政府の対応はもはや冗談としか思えないレベルですね。今日も新たに97人感染が判明した東京はまもなく医療崩壊してダメになるんじゃないでしょうか。
コメント