『世界の感染者72万人超 死者3.4万人―新型コロナ

 米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によると、日本時間30日午前の時点で、新型コロナウイルスの世界の感染者が累計72万人を突破した。死者は約3万4000人に上った。

 感染者数が最も多いのは引き続き米国で、約14万2000人。イタリア(約9万8000人)、中国(約8万2000人)、スペイン(約8万人)、ドイツ(約6万2000人)が続く。

 死者はイタリアが最多の約1万1000人。次に多いのがスペイン(約6800人)で、中国(約3300人)、イラン(約2600人)、フランス(約2600人)、米国(約2500人)の順となっている。』

致死率を単純計算すると、イタリア11.2%、スペイン8.5%、中国4%、米国1.7%となる。
日本は3月29日の厚労省の集計で死亡者52人、感染者数1693で3.1%である。

致死率はその国の医療レベルにも関係すると思われるが、すでに医療崩壊していると思われるイタリアやスペインは別としても、発生当初の私の雑な推計での2〜4%というのは案外当たっていたかもしれない。

米国は致死率が低いように見えるが、爆発的に増加しているのと感染から死亡までは1週間程度なので、死亡者数も今後倍増する可能性が高い。

日本は感染者数の増加の傾きが今までは直線的で比較的緩やかだったが、首都圏で一気に感染が広がることでイタリアやスペインのようになる可能性もある。

それなのに未だに外出を自粛する気がないとか、シートを持って花見に出かける頭の緩い人たちがいるのには呆れるしかないが、さらに感染者数が急増すれば、首都圏での外出禁止や封鎖ということもありうるだろう。

政府は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて米国、中国、韓国の全土からの入国を拒否する方針を固めたらしいが、私としては貨物便以外の空港利用を制限して感染者の多い首都圏との人的交流を断つのがいいのではないかと思う。

もちろん経済的な影響は今より幾分は大きくなるだろうが、移動を自粛する気もない人がいる以上、全国に一度に感染が広がるのだけは阻止すべきではないだろうか。

私は、首都圏がパンデミック状態になるのはもう時間の問題ではないかと思っている。オリンピックのことを考えるあまり対策が遅くなったことで、もうそれは避けられない状況になっているのではないかと思う。

志村けんさんも亡くなってしまったが、気がついてからやれることをやったとしても、すでに手遅れになっていれば病気は待ったなどしてくれないのだ。


コメント

スミぱん@国会を見よう
2020年3月31日8:27

各省庁はアベの提灯持ちですよ。政府の専門家集団なんてアテになりません。

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