関西人

2020年3月20日 社会の問題
『3連休中の往来自粛、大阪と兵庫の両知事が呼びかけ

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大阪府の吉村洋文知事は19日、大阪府と兵庫県との往来を20~22日の3連休中、自粛するよう要請した。両府県ではクラスター(感染集団)が確認されており、感染の急拡大を防ぐ狙いがある。

 兵庫県の井戸敏三知事も19日の記者会見で、大阪など他の地域との間で不要不急の往来を自粛するよう求めた。

 吉村知事によると、18日に国の感染症対策の専門家から、兵庫県で感染者1人がうつす平均人数を表す「実効再生産数」の値が1を超え、大阪府でも感染ルートが特定できない陽性者が相次いで確認されているとの分析結果が伝えられた。その上で、今後3週間にわたって、行楽など不要不急の往来自粛や、大規模イベントの自粛継続などを住民に呼びかけるよう提案があったという。

 吉村知事はこれを受け、「感染拡大を防ぎながら、経済活動をしていく必要がある」として、20日からの3日間、両府県間の往来自粛を呼びかけた。

 吉村知事は19日夕、府庁で記者団に対し、「両府県でいつ爆発的な感染が起きてもおかしくない状況だ。両府県は経済圏域が一体で、連休中に行き来を計画している人もいると思うが、感染拡大を防ぐため自粛をお願いしたい」と述べた。』

大阪と感染症と言えば、昔は結核が全国一多いこと、最近ではAIDSが全国で2番目に多くて爆発的な増加があったことを思い出す。

結核は低所得地域と関係があるし、AIDSは人口密集と関係がある。要するに都市への人口集中と格差社会は感染症の爆発的な発生の確率を上昇させるということだろう。

私が持つ関西の人への印象もやはり活動的、陽気で人懐っこい、食い道楽などでなんとなくイタリア人の印象とかぶっている。

だから、知事が自粛を要請しても本当に恐いと自分で思わない限りは移動を自粛したりはしないような気がする。

イタリアでは北部が封鎖されると気づいた人たちが逃げ出して全土に拡散させたようだし、フランスでは自粛を要請しても生活態度が変わらずに大統領が戦時下非常事態を宣言する有様だった。

3連休中の往来自粛要請にもテレビでの地元の人たちの反応は、電車が動いてるから無理というもので、誰も自粛しようと考えてはいなくてまるで他人事のように答えているのが印象的だった。

北海道は冬の期間が長くて自宅で過ごすことに慣れているから休日に外出を自粛するのは比較的容易だったと思うが、関西の人たちにそんなことができるのだろうか。

関西で爆発的な流行が起きたら、それがまた全国的流行の火種になるかもしれないから、そんな事には決してなって欲しくはないが、考えられることは全て起きるから心配でならない。

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