まったく

2015年9月4日 社会の問題
『 佐野氏エンブレム、永井氏「しょうがなく了承」

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムが白紙撤回された問題で、審査委員代表を務めた永井一正・日本グラフィックデザイナー協会特別顧問(86)が3日、読売新聞の取材に応じ、コンペで選ばれたアートディレクター・佐野研二郎氏(43)の原案が2度修正されて最終案になった過程を、大会組織委員会から伝えられていなかったことを明らかにした。

 今回のエンブレムが完成する過程では、佐野氏の原案に似た商標が見つかったため、大会組織委員会などの要請によりデザインが修正された。この過程は8月28日の記者会見で公表されたが、永井氏は1回目の修正案をその直前まで知らされておらず、最終案についても「(発表の)1週間くらい前に知らされ、国際商標を取ったというので、いまさら何を言ってもしょうがないと思って了承した」という。』

 審査委員代表が知らないところでデザインが修正され,知らないうちに変更がきかないところまで話が進んでしまっていたということだろうか.

 こうなるとエンブレム問題は原案の類似性を最初から認識していながら勝手に修正をすすめて問題を大きくした大会組織委員会の確信犯と言われてもしょうがないだろう.

 それにしても審査委員代表に権威者を選んでおきながら,それを無視して話をすすめたのでは何のための審査委員だったという感じがする.話の進め方が強引で,やはり出来レースだったのではないかという気がしてくる.

 こんな大会組織委員会に五輪をまかせていいのだろうか.こんな人達では国民にあえて知らせないことがまだたくさんあるような気がするのだがどうなのだろうか.

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