『マイクロソフト、OneDriveの無料ディスク容量を15GBに倍増

 マイクロソフトは23日、オンラインストレージサービス「OneDrive」について、無料ディスク容量を増加することを発表した。

 現在7GBで提供中の無料ストレージ容量を15GBに拡大する。さらに多くのディスク容量が必要な場合は、追加で購入することもできるが、その価格も引き下げる。新価格は、100GBで月額190円(現行価格:月額799円)、200GBで月額380円(同:1,199円)となる。

 これらの変更は今後1か月以内に適用される予定。手続きの必要はなく、自動的に新価格・新容量に移行する。

 OneDriveは、最新のWindows 8.1ではOSに統合されているほか、Office製品からも使用可能。対応デバイスは、Windows PC、Windows Phone、iPhone、iPad、Androidスマートフォン/タブレットやMac OSなど。』

 Cloud Driveと呼ばれるネット上の仮想ドライブを初めて使ったのはAppleのMacで使うMobile Meが最初だったように記憶しているが,その後Google DriveやDropbox,Box,Sky Drive(現One Drive),そしてBitcasaとどれも今やiPhone上のアプリで使える時代になった.

 Google DriveやDropboxはPC上に同期のためにストレージ領域が必要で,Bitcasaはネット上のストレージだけでPC上にストレージ領域が不要という特徴がある.これらに対しOneDriveはPC用のアプリを使って同期するとPC上にストレージ領域が必要だが,WEBブラウザでネット上のファイルの出し入れをするだけならPC上にストレージ領域を確保しなくても使えるという点が便利だ.

 おすすめの使い方はファイルへのアクセスが速い必要があるものはPC上に同期のためにストレージ領域を確保するGoogle DriveやDropboxに保存するようにして,OneDriveはPC用のアプリを使わずにWEBブラウザ経由でネット上にファイルを保存して必要な時にダウンロードもしくはストリーミングで使う方法だ.

 Google DriveやDropboxは無料だとそれぞれ5GBくらいしか使えないのに,OneDriveの無料ストレージ容量が15GBになるというのだからこれを使わない手はないだろう.今回iWorkとの親和性も上がるようだからプレゼンの資料などを全部入れておくにもちょうどいいかもしれない.Apple純正iCloudの使い勝手が悪いので,15GBものまとまった容量が無料で自由に使えるというのはありがたい話である.

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