マスゴミ

2014年1月31日 社会の問題
『NHK:原発テーマ変更拒否で出演取りやめ 東洋大教授

 東洋大の中北徹教授(62)=経済学=が出演を予定していたNHKのラジオ番組で、原発問題を取り上げようとしたところ、NHKから東京都知事選を理由にテーマ変更を求められ、出演を取りやめたことが30日、分かった。

 番組は月〜金曜の午前5時からラジオ第1で放送中の「ラジオあさいちばん」。中北教授は「ビジネス展望」のコーナーに20年以上前から月に1度、出演してきた。30日も「原発再稼働のコストと事故リスク」をテーマに出演する予定だった。

 だが、前日にNHKに原稿を送ったところ、担当者から「選挙期間中であり、投票行動に影響を与える可能性があるのでやめてほしい」と言われた。これに対し、中北教授は「特定の人を応援しているわけではない」と繰り返し主張。NHK側が問題視した「原発ゼロでも経済成長が実現できる」などの表現を変えればいいかただしたが、最後は「原稿を全部取り換えてほしい」とNHKから電話があり、出演を見送った。「選挙期間中だからこそ議論の素材を提供し、しっかりした選択を有権者に行ってもらうのが筋ではないか」と話した。

 番組の同コーナーは休止となり、リスナーからのお便り紹介に差し替えられた。

 NHK広報部は「都知事選では原発を巡る問題が争点の一つになっており、選挙期間中はより公平性を期す必要がある。今回は演出上、そうした対応を取ることが困難だったため、テーマの変更を求めた」としている。

 ◇行き過ぎた過剰対応だ

 片山善博・慶応大教授(政治学)の話 都知事選は地方選挙の一つだ。原発が争点だからといって全国放送で取り上げないのは、明らかに行き過ぎた過剰な対応だ。特定候補の応援や批判はできないが、有識者の論評まで封じるべきではない。外交や財政、福祉など選挙のテーマはさまざま。全部控えたらマスコミとして成り立たない。政権や政党から非難されたり、NHKトップから指摘されたりするのを恐れたのではないか。社会や政治を公正に報道する機能は新聞もテレビも一緒。自粛しているとメディアの力は次第に衰えてしまう。』

 NHKの新会長の節操のなさにもあきれたが,原発再稼働に向けて全力で小泉・細川氏を押さえ込もうというマスゴミの姿勢にはなにか滑稽な感じさえする.すべて無かったことにして,昔のような高度経済成長をとりもどしたいのだろうが,あまりに露骨なやり方はかえって反感を買うのではないだろうか.

 そんなに安全な原発なら過疎地ではなく東京都内につくるべきという声が昔からあるようだが,東京都民はどのように考えて原発の是非が焦点となっている今回の選挙に投票するのか興味があるがこのように目くらましされては考えようもないだろう.選挙があるから自粛と言えば聞こえはいいが,国民が知りたい原発の話題を取り上げることさえできないというのだから,こんなものは公共放送などではなく誰かのプロパガンダ放送と思った方がいいだろう.

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