「この物語はフィクション..」では済まされない.
2014年1月18日 社会の問題 コメント (3)『 赤ちゃんポストの慈恵病院「ドラマ中止を」
親が育てられない子どもを匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運用する慈恵病院(熊本市)の蓮田太二理事長らは16日、日本テレビ系列で15日に始まった連続ドラマ「明日、ママがいない」について、放送中止を申し入れると発表した。養護施設に預けられた子どもたちの人権を侵害し、施設に偏見を与える不適切な場面があるとしている。
病院で記者会見した蓮田理事長らは、過去に赤ちゃんポストに預けられた設定の子役が「ポスト」のあだ名で呼ばれたり、施設職員役が、里親に気に入られるために子役に泣くことを強要する演出があったりすることなどを問題視している。
日本テレビ総合広報部は「ドラマでは、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描く趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯しんしに描きたいと思っています。最後までご覧いただきたい」とコメントした。』
赤ちゃんポストという呼び方もマスゴミがつけたらしいが,今度はそれを赤ちゃんポストに入れられた子供のあだ名にしたらしい.
インパクトが強ければそれで視聴率がとれるのだから,テレビ局にしてみればこういう話題でニュースになれば次回の視聴率は上がってまさに思うつぼだろう.
私はマスゴミに操られるのは馬鹿馬鹿しいので見るつもりはないが,この番組をもし親に捨てられた子供達が見たらどう思うのかという事は気になる,
もし,それで心に傷を負う子供がいたらどうするのだろうか,初回で厭な思いをしても最後まで見る人がいるとは思えないし,最後まで見てやっぱり腹が立ったらどうすればいいのだろうか.
私は,医療関係者として実際に現場で働いている人たちの意見を無視するのはどうかと思う.日本に赤ちゃんポストは1カ所しかないのに、フィクションだと言っても無意味だろう.医療事故や原発事故の報道で今の日本にはマスゴミしかいないと思っているから何の期待もしてないが,現場の医師の声を無視するのなら,それなりの報いを覚悟するべきだろう.
23日追記:『「明日ママ」影響懸念…慈恵病院、BPOに審議要求
児童養護施設が舞台で、複数の団体などが放送中止や内容改善を要請している日本テレビドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)をめぐり、「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を設置する熊本市の慈恵病院は、「施設の子供や職員の人権を侵害している」として、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求めた。
慈恵病院の蓮田健産婦人科部長は記者会見し「第1回放送後に、施設の子供がいじめられたとの報告を伝え聞き、緊急性が高いと判断した。BPOは速やかに結論を出してほしい」と述べた。
病院側は主人公の設定のほか、施設が子供に泣く練習をさせる場面なども問題視。虐待を受けた子供が将来の放送で傷つく恐れがあるとして放送内容の変更を求めている。
熊本市の幸山政史市長も22日の記者会見で言及。「過激な描写や演出、現実離れした表現が多く、児童養護施設への誤解を与えかねない内容だ。局は、施設当事者の声を真摯(しんし)に受け止めてほしい」と述べ、改善を求めた。主人公のあだ名にも触れ「“ポスト”を持ち出す必要性は全くない。子供たちへの影響を懸念している」と述べた。
▼日本テレビ総合広報部 慈恵病院がBPOに申立書を送付したと記者会見で説明されたとのことですが、当社としてコメントする段階ではないと考えております。』
『「明日ママ」提供表示なし…一部CMがAC広告に差し替え
物語の舞台となった児童養護施設の描写などをめぐり、今月15日のスタート直後から賛否両論を巻き起こしている日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)の第2話が22日に放送されたが、提供表示がなかった。
初回放送で提供スポンサーとして社名が表示されたのは8社。番組冒頭、タイトルバックの後に紹介された。
しかし、この日はタイトルバックの後に企業名は何も表示されず。また、一部CMがAC広告に差し替えられ、3度放送された。
同作は主演の芦田愛菜(9)演じる少女のあだ名が「赤ちゃんポスト」に預けられたことから「ポスト」だったり、施設長が「ここにいるおまえたちはペットショップの犬と同じだ」と子どもたちに“暴言”を吐く場面などが問題視され、親が養うのが難しい子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を実際に設置する熊本市の慈恵病院が放送中止を要請。
全国児童養護施設協議会も「当事者の子どもにはこたえる。自殺者が出たら、どうしてくれるんだという思い」と放送内容の改善を求め、20日、同局に抗議文書を送付。同局総合広報部は「指摘も真摯(しんし)に受け止め、内容に細心の注意を払っていく」などとコメント。ただ、22日放送の第2回の内容について変更などは「ない」とした。
22日には、熊本市の幸山政史市長も「過激な描写や演出、現実離れした表現が多く、児童養護施設への誤解を与えかねない内容」などと批判。物議を醸している。』
親が育てられない子どもを匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運用する慈恵病院(熊本市)の蓮田太二理事長らは16日、日本テレビ系列で15日に始まった連続ドラマ「明日、ママがいない」について、放送中止を申し入れると発表した。養護施設に預けられた子どもたちの人権を侵害し、施設に偏見を与える不適切な場面があるとしている。
病院で記者会見した蓮田理事長らは、過去に赤ちゃんポストに預けられた設定の子役が「ポスト」のあだ名で呼ばれたり、施設職員役が、里親に気に入られるために子役に泣くことを強要する演出があったりすることなどを問題視している。
日本テレビ総合広報部は「ドラマでは、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描く趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯しんしに描きたいと思っています。最後までご覧いただきたい」とコメントした。』
赤ちゃんポストという呼び方もマスゴミがつけたらしいが,今度はそれを赤ちゃんポストに入れられた子供のあだ名にしたらしい.
インパクトが強ければそれで視聴率がとれるのだから,テレビ局にしてみればこういう話題でニュースになれば次回の視聴率は上がってまさに思うつぼだろう.
私はマスゴミに操られるのは馬鹿馬鹿しいので見るつもりはないが,この番組をもし親に捨てられた子供達が見たらどう思うのかという事は気になる,
もし,それで心に傷を負う子供がいたらどうするのだろうか,初回で厭な思いをしても最後まで見る人がいるとは思えないし,最後まで見てやっぱり腹が立ったらどうすればいいのだろうか.
私は,医療関係者として実際に現場で働いている人たちの意見を無視するのはどうかと思う.日本に赤ちゃんポストは1カ所しかないのに、フィクションだと言っても無意味だろう.医療事故や原発事故の報道で今の日本にはマスゴミしかいないと思っているから何の期待もしてないが,現場の医師の声を無視するのなら,それなりの報いを覚悟するべきだろう.
23日追記:『「明日ママ」影響懸念…慈恵病院、BPOに審議要求
児童養護施設が舞台で、複数の団体などが放送中止や内容改善を要請している日本テレビドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)をめぐり、「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を設置する熊本市の慈恵病院は、「施設の子供や職員の人権を侵害している」として、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求めた。
慈恵病院の蓮田健産婦人科部長は記者会見し「第1回放送後に、施設の子供がいじめられたとの報告を伝え聞き、緊急性が高いと判断した。BPOは速やかに結論を出してほしい」と述べた。
病院側は主人公の設定のほか、施設が子供に泣く練習をさせる場面なども問題視。虐待を受けた子供が将来の放送で傷つく恐れがあるとして放送内容の変更を求めている。
熊本市の幸山政史市長も22日の記者会見で言及。「過激な描写や演出、現実離れした表現が多く、児童養護施設への誤解を与えかねない内容だ。局は、施設当事者の声を真摯(しんし)に受け止めてほしい」と述べ、改善を求めた。主人公のあだ名にも触れ「“ポスト”を持ち出す必要性は全くない。子供たちへの影響を懸念している」と述べた。
▼日本テレビ総合広報部 慈恵病院がBPOに申立書を送付したと記者会見で説明されたとのことですが、当社としてコメントする段階ではないと考えております。』
『「明日ママ」提供表示なし…一部CMがAC広告に差し替え
物語の舞台となった児童養護施設の描写などをめぐり、今月15日のスタート直後から賛否両論を巻き起こしている日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)の第2話が22日に放送されたが、提供表示がなかった。
初回放送で提供スポンサーとして社名が表示されたのは8社。番組冒頭、タイトルバックの後に紹介された。
しかし、この日はタイトルバックの後に企業名は何も表示されず。また、一部CMがAC広告に差し替えられ、3度放送された。
同作は主演の芦田愛菜(9)演じる少女のあだ名が「赤ちゃんポスト」に預けられたことから「ポスト」だったり、施設長が「ここにいるおまえたちはペットショップの犬と同じだ」と子どもたちに“暴言”を吐く場面などが問題視され、親が養うのが難しい子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を実際に設置する熊本市の慈恵病院が放送中止を要請。
全国児童養護施設協議会も「当事者の子どもにはこたえる。自殺者が出たら、どうしてくれるんだという思い」と放送内容の改善を求め、20日、同局に抗議文書を送付。同局総合広報部は「指摘も真摯(しんし)に受け止め、内容に細心の注意を払っていく」などとコメント。ただ、22日放送の第2回の内容について変更などは「ない」とした。
22日には、熊本市の幸山政史市長も「過激な描写や演出、現実離れした表現が多く、児童養護施設への誤解を与えかねない内容」などと批判。物議を醸している。』
コメント