『F1元王者・シューマッハ氏、スキー事故で重体
7度のF1ワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハさんが、フランス・アルプスでスキー中に頭を強打し、ヘリコプターで病院に運ばれ意識不明の重体です。
事故があったのは、フランスのアルプスのひとつメリベルのリゾートで、29日午前11時ごろ、F1の元王者・シューマッハさん(44)が、ゲレンデではない所を滑走中に転倒し、頭部を岩に激突させたということです。
シューマッハさんは、ヘルメットをかぶっていたということですが、ヘリコプターで近くの病院に搬送された後、すぐに別の施設のある病院に移送され、現在も治療中だということですが、病院によると、非常に危険な状態だということです。
シューマッハさんは、その冷静な走りから「サイボーグ」や「ターミネーター」などと呼ばれ、91勝を挙げたF1界の伝説とされていて、2006年に一度引退したものの、4年後に復帰、去年末に再び引退しました。』
『シューマッハーが重体、緊急手術も昏睡状態
スキー中の事故で頭部を負傷したミハエル・シューマッハーが重体に陥っていると、入院先の病院側が明らかにした。
ドイツのSID通信が日曜夕方(現地時間29日)に発表した声明では、シューマッハーのケガは当初の報道よりも深刻なもので、緊急手術も施されていたことがわかった。現在彼は危険な状態にあるとみられ、昏睡状態に陥っているという。
「昏睡を伴う頭部外傷で緊急の神経外科処置を必要とした」と声明には記されている。
シューマッハーは現地時間29日朝、フランス・アルプスのリゾート地スリー・バレーのメリベルでスキーをしている最中に頭から転倒し、岩で頭部を負傷した。彼はすぐに近郊の町ムティエの病院にヘリコプターで搬送されたが、現在は脳神経外科を専門とするグルノーブルの病院に移されている。
彼は事故当時、ヘルメットを被っていたとスポークスマンが明らかにしており、意識もあったといわれていた。
シューマッハー重体のニュースはヨーロッパ内外でも大きく報道されており、イギリスのBBCも速報で伝えている。』
ヘルメットを被っていて少なくとも受傷直後には意識もあったようだから,おそらく急性硬膜下血腫であろう.
そうだとすると,意識を失ってからどれくらいの時間で血腫を除去できたかが重要な点で,ヘリコプターで近くの病院に搬送された後、すぐに別の施設のある病院に移送されとあるけれども脳ヘルニアを回避できたかどうかは微妙なところだろう.おそらく1週間前後で救命できたかどうかわかるだろうが,たとえ救命できてもそのまま遷延性意識障害になる可能性もあるだろう.
ゲレンデではない所を滑走中に転倒し,頭部を岩に激突させたということだし,ヘルメットを被っていたということだからリスクも当然承知の上で滑っていたのだろうが,不整地には雪の下に何があるかわからないので突発的な障害物を避けられなかったのかもしれない.
私はセナが好きだったのもあるが,シューマッハの走りは見ていてあまり面白味のあるものではなかったしセナがいなくなってからはF1も見なくなっていた.だからその後のシューマッハのことは時々ニュースで見る程度だったが,まさかスキーでこんなことになるとは本人も思いもしなかったことだろう.
これからいよいよスキーシーズンになるが,私もスキーで怪我などしないように十分注意することにしよう.
7度のF1ワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハさんが、フランス・アルプスでスキー中に頭を強打し、ヘリコプターで病院に運ばれ意識不明の重体です。
事故があったのは、フランスのアルプスのひとつメリベルのリゾートで、29日午前11時ごろ、F1の元王者・シューマッハさん(44)が、ゲレンデではない所を滑走中に転倒し、頭部を岩に激突させたということです。
シューマッハさんは、ヘルメットをかぶっていたということですが、ヘリコプターで近くの病院に搬送された後、すぐに別の施設のある病院に移送され、現在も治療中だということですが、病院によると、非常に危険な状態だということです。
シューマッハさんは、その冷静な走りから「サイボーグ」や「ターミネーター」などと呼ばれ、91勝を挙げたF1界の伝説とされていて、2006年に一度引退したものの、4年後に復帰、去年末に再び引退しました。』
『シューマッハーが重体、緊急手術も昏睡状態
スキー中の事故で頭部を負傷したミハエル・シューマッハーが重体に陥っていると、入院先の病院側が明らかにした。
ドイツのSID通信が日曜夕方(現地時間29日)に発表した声明では、シューマッハーのケガは当初の報道よりも深刻なもので、緊急手術も施されていたことがわかった。現在彼は危険な状態にあるとみられ、昏睡状態に陥っているという。
「昏睡を伴う頭部外傷で緊急の神経外科処置を必要とした」と声明には記されている。
シューマッハーは現地時間29日朝、フランス・アルプスのリゾート地スリー・バレーのメリベルでスキーをしている最中に頭から転倒し、岩で頭部を負傷した。彼はすぐに近郊の町ムティエの病院にヘリコプターで搬送されたが、現在は脳神経外科を専門とするグルノーブルの病院に移されている。
彼は事故当時、ヘルメットを被っていたとスポークスマンが明らかにしており、意識もあったといわれていた。
シューマッハー重体のニュースはヨーロッパ内外でも大きく報道されており、イギリスのBBCも速報で伝えている。』
ヘルメットを被っていて少なくとも受傷直後には意識もあったようだから,おそらく急性硬膜下血腫であろう.
そうだとすると,意識を失ってからどれくらいの時間で血腫を除去できたかが重要な点で,ヘリコプターで近くの病院に搬送された後、すぐに別の施設のある病院に移送されとあるけれども脳ヘルニアを回避できたかどうかは微妙なところだろう.おそらく1週間前後で救命できたかどうかわかるだろうが,たとえ救命できてもそのまま遷延性意識障害になる可能性もあるだろう.
ゲレンデではない所を滑走中に転倒し,頭部を岩に激突させたということだし,ヘルメットを被っていたということだからリスクも当然承知の上で滑っていたのだろうが,不整地には雪の下に何があるかわからないので突発的な障害物を避けられなかったのかもしれない.
私はセナが好きだったのもあるが,シューマッハの走りは見ていてあまり面白味のあるものではなかったしセナがいなくなってからはF1も見なくなっていた.だからその後のシューマッハのことは時々ニュースで見る程度だったが,まさかスキーでこんなことになるとは本人も思いもしなかったことだろう.
これからいよいよスキーシーズンになるが,私もスキーで怪我などしないように十分注意することにしよう.
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