整備品を購入した新しいiMacはSSDを内蔵したスマートドライブのおかげでシステムの起動もアプリケーションの起動も迅速になり待ち時間が減ったが,メモリは8Gバイトと以前と同じだったので写真やビデオの編集ソフトを使うとメモリの空きが一気に減少して動作が遅くなるのは変わらなかった.

 これではCPUがいくら早くても意味がないので予定通り以前からメモリを購入していたマックメムに4Gバイトを2枚で8Gバイトのつもりで発注した.もちろんデュアルチャンネル対応を考慮したつもりだったのだが,ネットで発注してすぐにマックメムの店長さんから,

『今回iMac用に4GBを2枚御注文頂きましたが、8GB1枚でなくて良い
でしょうか。

8GBをお勧めする理由です。
1.8GB1枚でも全く正常に動作します。
2.4GBx2よりも、5000円弱、安価です。
3.将来メモリーを追加したい場合さらに8GBを追加可能です。』

という返信が届いた.

 そう言われると,デュアルチャンネル動作はしなくとも将来さらに8Gバイト増設することもあるかもしれないと考え直し,8Gバイトを1枚に発注し直した.

 黙って発送してしまえば5000円近く売り上げが多いのに,わざわざ確認のメールを送ってくれるのがマックメムのいいところだろう.正確には思い出せないが,たしか以前にも似たようことがあって,それ以来マックメムを信頼してきたことを思い出した.

  アップルのMacintosh SEの時は本体に2.5MB付いていたメモリを4MB増設するのにかかったのが8〜10万円だったように記憶している.今回は8GBで2万円だからメモリのコストパフォーマンスはそれこそ指数関数的に良くなったたわけだ.

 ちなみに私のMac SEに内蔵していたハードディスクは20MBだった.単位がギガではなくメガだったのも驚きだが,それに比べても当時からMacのメモリというのはずいぶんと容量が大きかったことがわかる.

 私が初めて使ったMac OSは英語版のSystem 5.0だったが,それでもインストールディスクは3枚.日本語対応の漢字Talk1.0はフロッピーディスク6枚あったからマウスを使った当時としては優れたGraphical User Interface(GUI)を持ったMacのOSは当時からメモリの消費量が大きかったということだろう.

 先日はiMacの内蔵ハードディスクを交換し,今日はメモリの増設をして,久しぶりにMacのハードウェアに触れながら1987年のMacintosh誕生の年のことを思い出した.
 

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