『訪問先で勧められ、渋々喫煙→停職1カ月 たばこ“厳罰”の大阪市「ルールはルール」
生活保護受給者を家庭訪問した際、禁止されている勤務時間中の喫煙を行ったとして、大阪市は9日、此花区役所のケースワーカーの男性職員(57)を停職1月の懲戒処分にした。職員は「相手からすすめられ、断ると人間関係が悪くなると思い吸った」と説明しているというが、市人事室では「ルールはルール」と話している。
市人事室によると、この職員は昨年8月上旬、女性受給者方でたばこ2本を吸った。今年6月、担当を外れた職員からの生活に関する指導に悩んでいるとして、女性が区役所を訪れて相談。これまでの経緯などを話す中、過去の喫煙が発覚したという。
同市では勤務中の喫煙は以前、懲戒処分ではなく、注意の対象だった。だが昨年4月に市営地下鉄の駅で助役が喫煙して火災報知機が作動、運行に支障が出るトラブルが起きたことをきっかけに、橋下徹市長が“厳罰化”にかじを切り、現在は停職1カ月が処分の相場となっている。』
仕事の訪問先で相手が嫌がるのに喫煙し苦情がきたというのならまあわかるが,相手が勧めたのを断れなかったというのなら厳重注意でいいんじゃないだろうか.「ルールはルール」だから何でも画一的にやって例外を一切認めないというのは子供っぽいやり方だ.
ことの重大さを勘案して多少の裁量の余地を残すのが大人のやり方だろう.もっとも市長がそういう未熟な考え方でごり押しするような人だと部下もそれにならうしかないのかもしれない.だとするとこんな市長を選んだ大阪市民はどう考えているのだろうか.ついでに,この件に関する橋下市長の考えも聞いてみたいところだ.
生活保護受給者を家庭訪問した際、禁止されている勤務時間中の喫煙を行ったとして、大阪市は9日、此花区役所のケースワーカーの男性職員(57)を停職1月の懲戒処分にした。職員は「相手からすすめられ、断ると人間関係が悪くなると思い吸った」と説明しているというが、市人事室では「ルールはルール」と話している。
市人事室によると、この職員は昨年8月上旬、女性受給者方でたばこ2本を吸った。今年6月、担当を外れた職員からの生活に関する指導に悩んでいるとして、女性が区役所を訪れて相談。これまでの経緯などを話す中、過去の喫煙が発覚したという。
同市では勤務中の喫煙は以前、懲戒処分ではなく、注意の対象だった。だが昨年4月に市営地下鉄の駅で助役が喫煙して火災報知機が作動、運行に支障が出るトラブルが起きたことをきっかけに、橋下徹市長が“厳罰化”にかじを切り、現在は停職1カ月が処分の相場となっている。』
仕事の訪問先で相手が嫌がるのに喫煙し苦情がきたというのならまあわかるが,相手が勧めたのを断れなかったというのなら厳重注意でいいんじゃないだろうか.「ルールはルール」だから何でも画一的にやって例外を一切認めないというのは子供っぽいやり方だ.
ことの重大さを勘案して多少の裁量の余地を残すのが大人のやり方だろう.もっとも市長がそういう未熟な考え方でごり押しするような人だと部下もそれにならうしかないのかもしれない.だとするとこんな市長を選んだ大阪市民はどう考えているのだろうか.ついでに,この件に関する橋下市長の考えも聞いてみたいところだ.
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