『看護女子学生の喫煙率18% 一般女性より高い傾向
全国の看護学校に在籍する女子学生の喫煙率が20歳以上で18・6%に上り、20代と30代では同世代の一般女性よりも高いことが30日、分かった。
20~30代は半数以上が医療機関などで働きながら通学しており、調査した日本医師会総合政策研究機構は「仕事と学校の両立がストレスとなり、喫煙率を押し上げた可能性がある」と分析。喫煙率が高い学校に禁煙指導の強化を促している。
調査は昨年11月、全国の医師会が運営する273の看護学校に通う学生3万3067人を対象に実施し、3万1124人から回答があった。性別では8割が女性。年代別は20代と30代が全体の7割余りを占める。』
日本医師会立看護等学校の看護学生31124人を対象にした調査では,喫煙率は女子15.8 %、男子35.8%、全体で19.6%で,25歳~30歳の喫煙率は高く、女子23.9% 、男子45.1%だったそうだ.
看護師の喫煙率は医師より高いとする報告が多いようだが,日本看護協会は2006年時点で喫煙率は18.5%と報告した以降調査結果は開示されておらず,現時点での喫煙率は不明だそうだが,これでは都合が悪いから隠蔽していると思われてもしょうがないだろう.
以前に,医師の診療科目毎の喫煙率というデータを見たが,2012年時点で呼吸器科,皮膚科,循環器科,小児科の喫煙率が低いようだ.最も喫煙率が高い泌尿器科でも17.9%だから看護師の喫煙率は医師より高いというのはたぶん本当の話ではないだろうか.
一般外科は12.4%,整形外科は17.0%だったが,脳神経外科のデータは載っていなかった.しかし,脳神経外科学会は10年ほど前から禁煙を徹底しているし,私の知っている先生でまだ喫煙している先生は記憶にないほどなのでおそらく10%を切っているのは確実ではないかと思う.脳外科医はストイックな人が多いのだ.
医師が喫煙する要因としては,男性,60歳代,月4回以上当直,毎日の飲酒習慣,運動習慣がないなどがあるらしく勤務のストレスとの関係も考えられるが,脳外科医のストレスは高いので実際はストレスが大きな因子ではないような気がする.
看護師の場合も不規則な勤務やストレスとの関係が言われているが,問題はむしろ学生時代からの喫煙率が高い事と看護師となってからの禁煙率が低い事にあるのではないだろうか.これはすなわち医療従事者としての意識の低さの現れではないかとも考えられるから,同じ医療従事者としてなんとも情けない話だと思う.
メタボリックシンドロームもそうであるが,少なくとも医療従事者たるもの自分の健康管理くらいはきちんとできないといけないと思うのだがどうだろうか.
全国の看護学校に在籍する女子学生の喫煙率が20歳以上で18・6%に上り、20代と30代では同世代の一般女性よりも高いことが30日、分かった。
20~30代は半数以上が医療機関などで働きながら通学しており、調査した日本医師会総合政策研究機構は「仕事と学校の両立がストレスとなり、喫煙率を押し上げた可能性がある」と分析。喫煙率が高い学校に禁煙指導の強化を促している。
調査は昨年11月、全国の医師会が運営する273の看護学校に通う学生3万3067人を対象に実施し、3万1124人から回答があった。性別では8割が女性。年代別は20代と30代が全体の7割余りを占める。』
日本医師会立看護等学校の看護学生31124人を対象にした調査では,喫煙率は女子15.8 %、男子35.8%、全体で19.6%で,25歳~30歳の喫煙率は高く、女子23.9% 、男子45.1%だったそうだ.
看護師の喫煙率は医師より高いとする報告が多いようだが,日本看護協会は2006年時点で喫煙率は18.5%と報告した以降調査結果は開示されておらず,現時点での喫煙率は不明だそうだが,これでは都合が悪いから隠蔽していると思われてもしょうがないだろう.
以前に,医師の診療科目毎の喫煙率というデータを見たが,2012年時点で呼吸器科,皮膚科,循環器科,小児科の喫煙率が低いようだ.最も喫煙率が高い泌尿器科でも17.9%だから看護師の喫煙率は医師より高いというのはたぶん本当の話ではないだろうか.
一般外科は12.4%,整形外科は17.0%だったが,脳神経外科のデータは載っていなかった.しかし,脳神経外科学会は10年ほど前から禁煙を徹底しているし,私の知っている先生でまだ喫煙している先生は記憶にないほどなのでおそらく10%を切っているのは確実ではないかと思う.脳外科医はストイックな人が多いのだ.
医師が喫煙する要因としては,男性,60歳代,月4回以上当直,毎日の飲酒習慣,運動習慣がないなどがあるらしく勤務のストレスとの関係も考えられるが,脳外科医のストレスは高いので実際はストレスが大きな因子ではないような気がする.
看護師の場合も不規則な勤務やストレスとの関係が言われているが,問題はむしろ学生時代からの喫煙率が高い事と看護師となってからの禁煙率が低い事にあるのではないだろうか.これはすなわち医療従事者としての意識の低さの現れではないかとも考えられるから,同じ医療従事者としてなんとも情けない話だと思う.
メタボリックシンドロームもそうであるが,少なくとも医療従事者たるもの自分の健康管理くらいはきちんとできないといけないと思うのだがどうだろうか.
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