コーヒーは脳卒中にも効く
2013年3月15日 医食同源 コメント (3)
『緑茶、コーヒーで脳卒中リスク減=8万人追跡調査―循環器病センター
緑茶やコーヒーをよく飲む人ほど脳卒中になるリスクが軽減されるとの調査結果を、国立循環器病研究センターなどがまとめ、米医学誌「ストローク」(電子版)に発表した。
調査は1995年と98年に、岩手、新潟、長野、高知、長崎、沖縄県などにある九つの保健所管内の45~74歳の男女約8万2000人を対象に実施。緑茶および缶コーヒーを除くコーヒーの摂取頻度のアンケート調査を行い、2007年末まで追跡調査したところ、うち3425人が脳卒中を発症していた。
緑茶の摂取頻度で発症リスクを比較したところ、頻度の最も少ない「飲まない」人に比べ、最も多い「毎日4杯以上」の人は20%、「毎日2、3杯」の人は14%リスクが低かった。
コーヒーでは、「飲まない」人に比べ、頻度の最も多い「毎日2杯以上」で19%、次いで「毎日1杯」で20%、「週3~6日」で11%、それぞれリスクが減った。
また、緑茶もコーヒーも両方飲まない人と比べると、緑茶を毎日2杯以上飲むか、コーヒーを毎日1杯以上飲むと、脳卒中のリスクがそれぞれ約3割低下した。
同研究センター予防健診部の小久保喜弘医長は「あくまで推察だが、緑茶カテキンは抗凝固作用などで血管を保護し、コーヒーは血管の詰まりの危険因子である高血糖を下げるといわれるクロロゲン酸がリスク軽減に関与しているのかもしれない」と話している。』
以前にも「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはなく、心血管系疾患死亡のリスクが低下する可能性がある」という記事をここで引用した事がある.
http://nougekai.diarynote.jp/200806280910130000/
「男女とも、年齢、喫煙、他のCVDおよび癌のリスクファクターについての調整後、コーヒー摂取の各区分を通してあらゆる原因による死亡の相対リスクは、コーヒー摂取が増加するにつれて低下した。摂取量が1ヵ月に1杯未満の場合と比べて、1日に6杯以上の摂取では、男性において20%、女性において17%のリスク低下と関連があった。」とういうし,ほかにもコーヒーを1日に1杯以上飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度っていう話がある.
そして,「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはない」というのだから飲めば飲むだけ脳および心血管系のリスクが下がると考えていいのだろう.
以前も書いたが,私はもともと紅茶党だったのが大学に入って喫茶店でコーヒーを飲むようになり,仕事をするようになってからは1日に何杯もコーヒーを飲むコーヒー党になった.休日でも自宅で1日に少なくとも2杯は飲んでいる.
医局では手間のかからないモンカフェを買い置きしてもらっているが,休日は近くの宮越屋にコーヒー豆を買いに行って自宅でドリップして飲んでいる.手間がかかるのは厭なのでもっぱら豆はペーパーフィルター用に挽いてもらっていたが,最近は豆だけ買って来て自宅でミルを使うようになった.
独身時代には生の豆を買って来て自宅で焙煎したこともあった.味も香りも格別なのだが,焙煎の時に出る煙の匂いが強烈なのと手間がかかるのでやめてしまった.今はコーヒーショップが近いので少量だけ購入して味が落ちる前に消費するようにしている.
私はモカやコナ等どちらかというと苦みのあるコーヒーが好きなのだが,残念ながら家族には評判が良くないので,もっぱらブルーマウンテンブレンドを買っている.もっとも家族は六花亭のケーキがあれば機嫌がいいので週末は近所に散歩がてらケーキとコーヒー豆を買いに行くのが日課のようになっている.
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は糖分の吸収を遅らせ血糖を下げる働きを持つようだからケーキとの相性はいいのではないだろうか.
緑茶やコーヒーをよく飲む人ほど脳卒中になるリスクが軽減されるとの調査結果を、国立循環器病研究センターなどがまとめ、米医学誌「ストローク」(電子版)に発表した。
調査は1995年と98年に、岩手、新潟、長野、高知、長崎、沖縄県などにある九つの保健所管内の45~74歳の男女約8万2000人を対象に実施。緑茶および缶コーヒーを除くコーヒーの摂取頻度のアンケート調査を行い、2007年末まで追跡調査したところ、うち3425人が脳卒中を発症していた。
緑茶の摂取頻度で発症リスクを比較したところ、頻度の最も少ない「飲まない」人に比べ、最も多い「毎日4杯以上」の人は20%、「毎日2、3杯」の人は14%リスクが低かった。
コーヒーでは、「飲まない」人に比べ、頻度の最も多い「毎日2杯以上」で19%、次いで「毎日1杯」で20%、「週3~6日」で11%、それぞれリスクが減った。
また、緑茶もコーヒーも両方飲まない人と比べると、緑茶を毎日2杯以上飲むか、コーヒーを毎日1杯以上飲むと、脳卒中のリスクがそれぞれ約3割低下した。
同研究センター予防健診部の小久保喜弘医長は「あくまで推察だが、緑茶カテキンは抗凝固作用などで血管を保護し、コーヒーは血管の詰まりの危険因子である高血糖を下げるといわれるクロロゲン酸がリスク軽減に関与しているのかもしれない」と話している。』
以前にも「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはなく、心血管系疾患死亡のリスクが低下する可能性がある」という記事をここで引用した事がある.
http://nougekai.diarynote.jp/200806280910130000/
「男女とも、年齢、喫煙、他のCVDおよび癌のリスクファクターについての調整後、コーヒー摂取の各区分を通してあらゆる原因による死亡の相対リスクは、コーヒー摂取が増加するにつれて低下した。摂取量が1ヵ月に1杯未満の場合と比べて、1日に6杯以上の摂取では、男性において20%、女性において17%のリスク低下と関連があった。」とういうし,ほかにもコーヒーを1日に1杯以上飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度っていう話がある.
そして,「コーヒーの摂取によって男性または女性におけるあらゆる原因による死亡のリスクが上昇することはない」というのだから飲めば飲むだけ脳および心血管系のリスクが下がると考えていいのだろう.
以前も書いたが,私はもともと紅茶党だったのが大学に入って喫茶店でコーヒーを飲むようになり,仕事をするようになってからは1日に何杯もコーヒーを飲むコーヒー党になった.休日でも自宅で1日に少なくとも2杯は飲んでいる.
医局では手間のかからないモンカフェを買い置きしてもらっているが,休日は近くの宮越屋にコーヒー豆を買いに行って自宅でドリップして飲んでいる.手間がかかるのは厭なのでもっぱら豆はペーパーフィルター用に挽いてもらっていたが,最近は豆だけ買って来て自宅でミルを使うようになった.
独身時代には生の豆を買って来て自宅で焙煎したこともあった.味も香りも格別なのだが,焙煎の時に出る煙の匂いが強烈なのと手間がかかるのでやめてしまった.今はコーヒーショップが近いので少量だけ購入して味が落ちる前に消費するようにしている.
私はモカやコナ等どちらかというと苦みのあるコーヒーが好きなのだが,残念ながら家族には評判が良くないので,もっぱらブルーマウンテンブレンドを買っている.もっとも家族は六花亭のケーキがあれば機嫌がいいので週末は近所に散歩がてらケーキとコーヒー豆を買いに行くのが日課のようになっている.
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は糖分の吸収を遅らせ血糖を下げる働きを持つようだからケーキとの相性はいいのではないだろうか.
コメント
緑茶やコーヒーがいいのですね。
せいぜい飲むようにしたいですね。
豆が違うと味が変わりますが、やはりエスプレッソブレンドのような苦味の強いタイプはうちでも不人気です。
あの苦味とケーキの甘さがちょうどいいんじゃないか!と力説しても数の暴力で負けます。
コーヒー美味しいですよね。