『「どうか命とひきかえに」=自殺の小5、閉校中止訴え-大阪
大阪府大東市で列車に飛び込み自殺した市立小5年の男児(11)が、「どうか一つのちいさな命とひきかえに、とうはいごうを中止してください」などと書いたメモを残し、統廃合による母校の閉校中止を求めていたことが15日、男児の祖母(76)への取材で分かった。
閉校式は17日に予定されていたが、小学校は延期を決めた。祖母は取材に「死んで何かを解決する風潮があってはいけない」と訴え、両親も市教育委員会に「死んで解決することは正しくない」と話したという。
男児は14日午後4時45分ごろ、JR野崎駅ホームから飛び降り、快速電車にはねられ死亡。メモは現場に残されていた。祖母によると、この3分前、男児から母親の携帯電話に「家族み→んな大・大・だあい好き」とメールがあった。
男児は以前から「学校がなくなるのは嫌だ」と話していたという。同級生に統廃合の賛否をアンケート調査したとみられ、メモに「自分をぬいて25人全員が『とうはいごうがなくなってほしい』に賛成しました。ちなみにぼくは賛成です」とも記していた。』
死んでしまっては何も解決することは出来ないのだが,もう誰もそれを教えてあげることが出来ないことが残念だ.
このニュースを見たとき何とも言えない悲しい気持ちになったと同時にチベットのことを思い出した.チベットでは中国に抗議しての焼身自殺が後を絶たず,わざわざ国外に出てまでやる人もいるようだ.
だが,自殺という決死のアピールも他人にとっては一時的な衝撃にすぎないのだ.死んでしまってはそういう現実さえも見る事はできなくなるから何の意味もないことだ.死ぬほどの決心があるのなら他にやることがあるはずだ.
アルカイダの自爆テロも同じ事だ.こちらは他人を巻き込んで憎しみを倍増させるだけで意味が無いどころか逆効果だろう.自分が主張したい事を他人に伝えて共感を得なければ何も変える事は出来ないということを知るべきだ.
勝手な思い込みで行動しても他人に理解してもらえなければ意味をなさないことはたくさんある.この少年には大人にも真似できないほどの決断力や行動力があったかもしれないが,それを使う方向は明らかに間違えている.
考えるに世の中に自殺する人が増えているのは,子供時代にまわりの大人からちゃんとした物の考え方を教えてもらえなかったからなのではないだろうか.
大阪府大東市で列車に飛び込み自殺した市立小5年の男児(11)が、「どうか一つのちいさな命とひきかえに、とうはいごうを中止してください」などと書いたメモを残し、統廃合による母校の閉校中止を求めていたことが15日、男児の祖母(76)への取材で分かった。
閉校式は17日に予定されていたが、小学校は延期を決めた。祖母は取材に「死んで何かを解決する風潮があってはいけない」と訴え、両親も市教育委員会に「死んで解決することは正しくない」と話したという。
男児は14日午後4時45分ごろ、JR野崎駅ホームから飛び降り、快速電車にはねられ死亡。メモは現場に残されていた。祖母によると、この3分前、男児から母親の携帯電話に「家族み→んな大・大・だあい好き」とメールがあった。
男児は以前から「学校がなくなるのは嫌だ」と話していたという。同級生に統廃合の賛否をアンケート調査したとみられ、メモに「自分をぬいて25人全員が『とうはいごうがなくなってほしい』に賛成しました。ちなみにぼくは賛成です」とも記していた。』
死んでしまっては何も解決することは出来ないのだが,もう誰もそれを教えてあげることが出来ないことが残念だ.
このニュースを見たとき何とも言えない悲しい気持ちになったと同時にチベットのことを思い出した.チベットでは中国に抗議しての焼身自殺が後を絶たず,わざわざ国外に出てまでやる人もいるようだ.
だが,自殺という決死のアピールも他人にとっては一時的な衝撃にすぎないのだ.死んでしまってはそういう現実さえも見る事はできなくなるから何の意味もないことだ.死ぬほどの決心があるのなら他にやることがあるはずだ.
アルカイダの自爆テロも同じ事だ.こちらは他人を巻き込んで憎しみを倍増させるだけで意味が無いどころか逆効果だろう.自分が主張したい事を他人に伝えて共感を得なければ何も変える事は出来ないということを知るべきだ.
勝手な思い込みで行動しても他人に理解してもらえなければ意味をなさないことはたくさんある.この少年には大人にも真似できないほどの決断力や行動力があったかもしれないが,それを使う方向は明らかに間違えている.
考えるに世の中に自殺する人が増えているのは,子供時代にまわりの大人からちゃんとした物の考え方を教えてもらえなかったからなのではないだろうか.
コメント
負けてるから自爆テロしか方法が無くなるのでしょうね
相手のTOPを暗殺は方法としてあるけど
偶然にそこに居る民衆をできるだけ大量に暗殺と言うのも
でも5年生、中国でも毛沢東が作った少年兵がこの年頃でしたね
チベットの場合、「死んでも生まれ変わる」
が信仰の基本なので、
「弾圧支配からの逃散(文字通り「亡命」)」に過ぎず、
悲惨さ悲壮さの印象が、他国人のイメージとは違います。
「肉体的苦痛や現世(命)への未練を恐れず自殺を決行した」、
という「宗教的英雄行為」なところがポイントで、仏教の「即身成仏」の概念。
ムスリムのジハードと称して自爆するのと似ています。
日本もほんのすこし前まで、特攻隊とか一億玉砕とか、讃美してましたし。
今も逆行してますよね。一億総「被曝自殺」……(--;)……。
「おれの魂は何度でも生まれ変わり、
鷹になり熊になり鮭になって何度でも戻って来て、
おまえたちと闘い続ける!」
みたいなことを語り残しています。
チベット人の焼身自殺も、それと同じ
「何度でも戻ってきて諦めずに闘い続ける!」という
「強い意思表示」で、
今の日本の小学生の悲壮な自殺観とは別ですね……。