『「ぶつかって頭にきた」渋谷駅男性刺傷
「東京メトロ」副都心線・渋谷駅で男性が刺された事件で、警視庁は23日、埼玉・朝霞市に住む男を逮捕した。「ぶつかって頭にきてやった」と供述している。 警視庁によると、朝霞市に住む職業不詳・渡辺知宏容疑者(32)は21日、東京メトロ副都心線・渋谷駅のエスカレーターで、新聞配達員の男性(53)の腹などを刃物で刺し、重傷を負わせた殺人未遂の疑いが持たれている。 渡辺容疑者は警視庁の調べに対し、「エスカレーターでぶつかって、頭にきてやった」「サバイバルナイフで刺したが、殺意はなかった」と、容疑を一部否認している。』
『 騒音めぐり「うるさいんだよ」=住民とトラブル、神経質な面も-渡辺容疑者
渋谷駅の刺傷事件で23日逮捕された渡辺知宏容疑者(32)は、10年以上前から埼玉県朝霞市のマンションに一人で住んでいた。人付き合いはなく、生活は地味だったというが、同じマンションの住民に大声で抗議するなど、トラブルを起こしたこともあった。
下の部屋に住む男性(57)は6年ほど前、騒音をめぐり、同容疑者に抗議された。「いきなりドンドンと足を踏み鳴らすような大きな音がして『うるさいんだよ』と叫び声がした。怖くなって慌てて謝りに行った」と話す。アパート大家のおじに付き添われて謝罪に行ったが、この際には、渡辺容疑者は落ち着いていたといい、「かっとなりやすい性格なんだろう」と感じたという。
その後顔を会わすこともあったが、あいさつしても返事はなし。「いつも髪形をきちんと整え、洗濯物も丁寧に干していた。神経質な人だと思っていた」と振り返った。事件当日もいつもと同じ午後8時ごろ帰宅したという。
一方、大家は「おとなしい人。まさか人を刺すとは」と絶句。「10年以上住んでいるが、大きなトラブルは、騒音をめぐる一度だけ」と首をひねる。』
「エスカレーターでぶつかって、頭にきてやった」「サバイバルナイフで刺したが、殺意はなかった」と言っているそうだが,普通は『頭に来たから死なない程度にサバイバルナイフで刺してやろう』なんて考えるわけがないし,たとえ考えても上手く急所をはずして刺すなんてことができる一般人はいないだろう.
だから,素直に『その時は殺してやろうと思った』と言えば刺された人も納得できるのではないだろうか.もっとも刺された人は突然に見知らぬ男に刺されたのだから殺意を感じる時間などなかったかもしれない.
先日の嫉妬に狂った医師もそうだが,頭に来ると考えられない事をやる『切れちゃう頭を持ったヒト』というのは確かに存在するのだろうが,だからと言ってそれが異常な精神状態にあったと情状酌量される余地などはないと思う.
刺された人は助かったようだが,まさかエスカレーターでぶつかっただけで刺されるとは考えもしなかったことだろう.しかし,普段は目立たなくともいつでも犯罪者に豹変してしまう人がそこらじゅうにいるということはわかったのではないだろうか.
エスカレーターに限らず人が集まる所へ行けば,先を急ぐ人に押しのけられたり,ぶつかられたりして厭な思いをさせられることもあるし,ところ構わず大声で話す人たちに辟易することもある.これが通勤時間ともなれば避けることもできずにストレスが溜まるだろう.
横浜での学会のモーニングセミナーに向かう途中で,朝の通勤ラッシュに巻き込まれた.電車から降りても階段が渋滞して普通に降りることもできないのには驚いたが,これが毎日続いたらストレスで体調を崩しそうだと感じたことを思い出した.
「東京メトロ」副都心線・渋谷駅で男性が刺された事件で、警視庁は23日、埼玉・朝霞市に住む男を逮捕した。「ぶつかって頭にきてやった」と供述している。 警視庁によると、朝霞市に住む職業不詳・渡辺知宏容疑者(32)は21日、東京メトロ副都心線・渋谷駅のエスカレーターで、新聞配達員の男性(53)の腹などを刃物で刺し、重傷を負わせた殺人未遂の疑いが持たれている。 渡辺容疑者は警視庁の調べに対し、「エスカレーターでぶつかって、頭にきてやった」「サバイバルナイフで刺したが、殺意はなかった」と、容疑を一部否認している。』
『 騒音めぐり「うるさいんだよ」=住民とトラブル、神経質な面も-渡辺容疑者
渋谷駅の刺傷事件で23日逮捕された渡辺知宏容疑者(32)は、10年以上前から埼玉県朝霞市のマンションに一人で住んでいた。人付き合いはなく、生活は地味だったというが、同じマンションの住民に大声で抗議するなど、トラブルを起こしたこともあった。
下の部屋に住む男性(57)は6年ほど前、騒音をめぐり、同容疑者に抗議された。「いきなりドンドンと足を踏み鳴らすような大きな音がして『うるさいんだよ』と叫び声がした。怖くなって慌てて謝りに行った」と話す。アパート大家のおじに付き添われて謝罪に行ったが、この際には、渡辺容疑者は落ち着いていたといい、「かっとなりやすい性格なんだろう」と感じたという。
その後顔を会わすこともあったが、あいさつしても返事はなし。「いつも髪形をきちんと整え、洗濯物も丁寧に干していた。神経質な人だと思っていた」と振り返った。事件当日もいつもと同じ午後8時ごろ帰宅したという。
一方、大家は「おとなしい人。まさか人を刺すとは」と絶句。「10年以上住んでいるが、大きなトラブルは、騒音をめぐる一度だけ」と首をひねる。』
「エスカレーターでぶつかって、頭にきてやった」「サバイバルナイフで刺したが、殺意はなかった」と言っているそうだが,普通は『頭に来たから死なない程度にサバイバルナイフで刺してやろう』なんて考えるわけがないし,たとえ考えても上手く急所をはずして刺すなんてことができる一般人はいないだろう.
だから,素直に『その時は殺してやろうと思った』と言えば刺された人も納得できるのではないだろうか.もっとも刺された人は突然に見知らぬ男に刺されたのだから殺意を感じる時間などなかったかもしれない.
先日の嫉妬に狂った医師もそうだが,頭に来ると考えられない事をやる『切れちゃう頭を持ったヒト』というのは確かに存在するのだろうが,だからと言ってそれが異常な精神状態にあったと情状酌量される余地などはないと思う.
刺された人は助かったようだが,まさかエスカレーターでぶつかっただけで刺されるとは考えもしなかったことだろう.しかし,普段は目立たなくともいつでも犯罪者に豹変してしまう人がそこらじゅうにいるということはわかったのではないだろうか.
エスカレーターに限らず人が集まる所へ行けば,先を急ぐ人に押しのけられたり,ぶつかられたりして厭な思いをさせられることもあるし,ところ構わず大声で話す人たちに辟易することもある.これが通勤時間ともなれば避けることもできずにストレスが溜まるだろう.
横浜での学会のモーニングセミナーに向かう途中で,朝の通勤ラッシュに巻き込まれた.電車から降りても階段が渋滞して普通に降りることもできないのには驚いたが,これが毎日続いたらストレスで体調を崩しそうだと感じたことを思い出した.
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