『経産トップが忘れっぽいのも困る…国会事故調
国会の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」(黒川清委員長)は16日、昨年3月の事故当時に経済産業次官だった松永和夫氏から参考人聴取を行った。
松永氏は事故直後の昨年3月14日に東京電力による計画停電で首都圏が混乱したことについて、「十分なアセスメント(影響評価)ができないままに打ち出さざるを得なかった面はある。批判を受けざるを得ない」と陳謝した。事故直後、首相官邸に詰めていた海江田経済産業相(当時)との連携についても、「十分なコミュニケーションができていなかったという批判はあり得る」と認めた。
一方、事故発生前の原子力行政をめぐる各委員の質問には、「記憶はない」「承知していない」との回答が目立ち、黒川委員長が「エネルギーと産業を統括する経産省の(事務方の)トップが忘れっぽいのも困ったものだ。国の信用が崩壊していくんじゃないか」と苦言を呈する場面もあった。』
年金問題の時もそうだったが,国民の生命や財産を危険にさらしても官僚は絶対に責任を取らなくていいようになっているんだから,都合の悪い事は聞かなかったことにしてしまえばいいのである.
だから追求する側もせいぜい「国の信用が崩壊していくんじゃないか」と言うくらいしか出来ないのだろう.こんな無責任な人たちが国を動かしているのだから国の信用どころか国そのものが崩壊しても驚くことではないのかもしれない.まあ,それでも北朝鮮や中国には生まれなくてよかったとは思っているのだが,この先はちょっと心配になってきた.
国会の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」(黒川清委員長)は16日、昨年3月の事故当時に経済産業次官だった松永和夫氏から参考人聴取を行った。
松永氏は事故直後の昨年3月14日に東京電力による計画停電で首都圏が混乱したことについて、「十分なアセスメント(影響評価)ができないままに打ち出さざるを得なかった面はある。批判を受けざるを得ない」と陳謝した。事故直後、首相官邸に詰めていた海江田経済産業相(当時)との連携についても、「十分なコミュニケーションができていなかったという批判はあり得る」と認めた。
一方、事故発生前の原子力行政をめぐる各委員の質問には、「記憶はない」「承知していない」との回答が目立ち、黒川委員長が「エネルギーと産業を統括する経産省の(事務方の)トップが忘れっぽいのも困ったものだ。国の信用が崩壊していくんじゃないか」と苦言を呈する場面もあった。』
年金問題の時もそうだったが,国民の生命や財産を危険にさらしても官僚は絶対に責任を取らなくていいようになっているんだから,都合の悪い事は聞かなかったことにしてしまえばいいのである.
だから追求する側もせいぜい「国の信用が崩壊していくんじゃないか」と言うくらいしか出来ないのだろう.こんな無責任な人たちが国を動かしているのだから国の信用どころか国そのものが崩壊しても驚くことではないのかもしれない.まあ,それでも北朝鮮や中国には生まれなくてよかったとは思っているのだが,この先はちょっと心配になってきた.
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