『居眠り運転のバスが激突して多数の死傷...』
『連休中に北アルプスで8人が死亡....』
『アメフト部の花見で急性アルコール中毒で2人重体....』

 以前にも同じようなニュースを取り上げたのでその事についてのコメントは省略させていただくとして,どうしてこうも同じような事故が毎度繰り返されるのだろうと思う.

 居眠り運転をすれば事故を起こす事も,低気圧がくるのに軽装で登山すれば遭難する事も,酒を飲み過ぎれば急性アルコール中毒になることも当然知っていただろうに避けられないのだから救いようがない.

 もっとも,生活習慣病も同じようなもので喫煙も過食もやめられないから病気になるのであって,体に悪いと知りながらやってしまい病気になってしまってからではもう元には戻せないのである.

『アルツハイマーには食事より運動療法

 アルツハイマー病の記憶障害の改善には、食事療法よりも運動療法がより効果的と、京都大の木下彩栄教授(神経内科学)のグループがマウスを使った実験で明らかにし、4日付の米科学誌電子版に掲載された。

 アルツハイマー病はタンパク質「アミロイドベータ」が脳内に蓄積して神経細胞に障害を与えることが一因とされる。マウスに高脂肪の餌を与えると記憶力が悪化し、アミロイドベータが多く蓄積するとの報告がある。

 木下教授は「高脂肪食でも、運動をすればアルツハイマー病を防ぎやすく、進行も抑えやすい」と話している。

 遺伝子操作でアルツハイマー病にしたマウスに約5カ月、脂肪分60%の高脂肪の餌を与え続け、後半約2カ月半は回し車で運動させた。

 実験では、マウスの記憶力を確かめるため、あらかじめ覚えさせておいた水槽の中のゴールへ泳いで到達できる時間を測った。

 運動をしなかった高脂肪食マウスが約35秒かかったのに対し、高脂肪食で運動したマウスは約16秒だった。運動させずに脂肪分10%の普通の餌を食べたマウスは約25秒、運動と普通の餌を組み合わせたマウスは約17秒だった。

 また運動をした高脂肪食マウスは、アミロイドベータが、運動しなかった高脂肪食マウスと比べて約50%減り、運動と普通の餌を組み合わせたマウスと同じだった。』

 運動の習慣があれば予防しやすく進行も遅らせることができるというのだから,アルツハイマー病も一種の生活習慣病と言ってもいいかもしれない.ミシュランの3つ星レストランもいいが,好きなだけ食べて認知症の心配をしているよりは外で散歩でもしてダイエットに励むほうがはるかに健康にはいいのではないだろうか.

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