少しはマシになったか?
2011年5月17日 社会の問題『 80キロ圏通過「安全」、米国務省が日本での避難勧告変更
米国務省は16日、東日本大震災による福島第1原発事故を受け原発から半径80キロ圏内に出している避難勧告を一部変更、4月29日に全線で運転を再開した東北新幹線や東北自動車道を利用して、80キロ圏内を通過することは「安全」だとする渡航情報を発表した。しかし、米国の専門家らの分析を踏まえ、原発の状況は依然として厳しく「十分に警戒すべきだ」として、80キロ圏内にいる米国人への避難勧告自体は維持した。国務省は、東北新幹線や東北道は既に一般の利用が可能になっていると指摘。「米科学者による測定の結果」に基づく判断で渡航情報を変更したとしている。』
日本政府の情報はまったく信用ならないから,今のところ移動に関しての安全情報はこれくらいしかないのだろう.しかし,原発の状況は依然として厳しく「十分に警戒すべきだ」というのだから,再び爆発することもあるということなのだろうか.
1号機の炉心溶融は確実となったが,この調子で2号機,3号機のメルトダウンもいずれ既成事実として発表になるのだろう.住民の安全よりも国民のパニックを心配しての情報統制と考えたほうがいいのかもしれないが,政府と東電の隠蔽体質からすれば当然のことなのだろう.
それにしても今頃になって,津波が来る以前に原子炉の損傷を避けるために手動で冷却装置を停止させたことを明らかにする東京電力の意図は何なのだろうか.もし,これが事実なら今回の事故は東京電力側の判断ミスによる完全な人災ということを自ら認めることになるだろう.
こんなことが起きるようではやはり原発の安全性の確保なんて話を信じることはできない.人間は必ずミスを犯すし,そのミスで日本がいや世界が滅ぶということであれば原子力発電なんてものを信じることは到底不可能なことだ.
米国務省は16日、東日本大震災による福島第1原発事故を受け原発から半径80キロ圏内に出している避難勧告を一部変更、4月29日に全線で運転を再開した東北新幹線や東北自動車道を利用して、80キロ圏内を通過することは「安全」だとする渡航情報を発表した。しかし、米国の専門家らの分析を踏まえ、原発の状況は依然として厳しく「十分に警戒すべきだ」として、80キロ圏内にいる米国人への避難勧告自体は維持した。国務省は、東北新幹線や東北道は既に一般の利用が可能になっていると指摘。「米科学者による測定の結果」に基づく判断で渡航情報を変更したとしている。』
日本政府の情報はまったく信用ならないから,今のところ移動に関しての安全情報はこれくらいしかないのだろう.しかし,原発の状況は依然として厳しく「十分に警戒すべきだ」というのだから,再び爆発することもあるということなのだろうか.
1号機の炉心溶融は確実となったが,この調子で2号機,3号機のメルトダウンもいずれ既成事実として発表になるのだろう.住民の安全よりも国民のパニックを心配しての情報統制と考えたほうがいいのかもしれないが,政府と東電の隠蔽体質からすれば当然のことなのだろう.
それにしても今頃になって,津波が来る以前に原子炉の損傷を避けるために手動で冷却装置を停止させたことを明らかにする東京電力の意図は何なのだろうか.もし,これが事実なら今回の事故は東京電力側の判断ミスによる完全な人災ということを自ら認めることになるだろう.
こんなことが起きるようではやはり原発の安全性の確保なんて話を信じることはできない.人間は必ずミスを犯すし,そのミスで日本がいや世界が滅ぶということであれば原子力発電なんてものを信じることは到底不可能なことだ.
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