気持ちの問題
 前回のハーフマラソンではゆっくり走ってどのくらい余裕が残せるかと思って試してみたが,ゴールしてみれば余裕などなく,予定タイムにも遅れそうになってスピードアップしてしまった揚げ句,ゴール後に下腿の筋攣縮を起こした.

 スタートから5kmまでのペースが遅すぎたとはいえ,前回は目標を低くしても得られる物はないということを身をもって知っただけだったので,今回のハーフマラソンは目標を高く持って最後まで頑張って走りきることに専念することにした.

 結果は,昨年より5分ほどタイムが良くて自己記録を更新しただけでなく,レース後の疲労もゆっくり走った前回よりもむしろ少ない感じがした.マラソンの雑誌をみると体の限界も脳が決めているという話が最近はよく取り上げられているが,こういうことなのかなとも思う.

 もっとも,自分の限界は自分の脳が決めているというのはスポーツに限らないわけで,気の持ちようで不可能が可能になるということは誰しも経験する事ではないだろうか.

コメント

えすこ
2010年6月7日10:04

完走おめでとうございます。なるほど、自分自身でハードルを作ってはいけないのですね、とても参考になります。ゆっくり体を休めて下さい。
もうちょっと落ち着いたら、私も何かスポーツの趣味を持ちたいです。

ブログ脳外科医
2010年6月7日11:20

物理的に不可能なことは可能にはならないんでしょうが,脳の働きで肉体に変化を起こす事はできるはずなので,自分で出来ないと思い込まなければ可能性はあるということになるはずです.リハビリテーションをしている患者さんにも時々こちらの予想を大きく覆して回復する人もいます.スポーツに限らず人間は自分の脳力をもっと開発してみるべきだと思います.

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