『 北海道道1148号札幌恵庭自転車道線は、北海道札幌市白石区と北広島市を結ぶ一般道道である。自転車・歩行者専用道路で、札幌市域は札幌市管理路線。
現在開通している区間の大部分は、1973年(昭和48年)に廃止された旧日本国有鉄道(国鉄)千歳線の跡地を転用したものである。路線は主に北広島市内で千歳線と並走する。エルフィンロードのエリア内では、鉄道標識をかたどった道路標識やJR北広島駅および東札幌からのキロ数表示がされている。数ヶ所を除き、自動車道路とは陸橋かアンダーパスによって交差する。
通称は「札幌恵庭(北広島)自転車道路」。また札幌市内では「白石サイクリングロード」、2004年(平成16年)に開通した区間は「エルフィンロード」、北広島市中心部では「共栄広島通」・「メイプル通」の別名で呼ばれている。JR北広島駅を少し過ぎた地点まで完成している。
起点:北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目(=札幌コンベンションセンター)
終点:北海道北広島市中央6丁目
総延長:19.7km(うち札幌市管理11.5km)』
札幌市内の自転車道路は豊平川沿いと北区,西区にあるものはほとんど走ったことがあったが,ここと野幌森林公園周辺と支笏湖方面はまだ走ったことがなかったので,今回は一条大橋で豊平川を渡りここを通って北広島駅まで自転車で走って来た.自宅を出たのは午前4時前で気温は7度,軽装だったせいもあり思っていたより体感温度は低くてちょっと寒かった.
北一条通りは休日早朝にもかかわらず車が結構走っていて大通りを走れば良かったと少し後悔したが,無事に菊水方面へ右折して札幌コンベンションセンターに到着した.そこから環状線を横断して白石サイクリングロードを走りだした.
午前4時30分なのに高齢な方々がもう数人は散歩していたが,体も暖まってきたので時速30kmほどに加速したものの,舗装があまり良くなくて振動がひどい.おまけに車道と交差するところは地下の覆道で立体交差するから停止はしなくていいが,サイクリングロードと覆道のコンクリートの段差が結構あって足を止めての減速を余儀なくされるのだ.
そして覆道の部分は低くなっているので坂を下ってスピードが出ても段差のために減速し,その後は坂を上るために加速するという状況になるのだった.結局スピードを出すには加速と減速を繰り返すことになり効率が悪いので,時速20km程度でのんびり走ったほうが肉体的にも精神的にもホイールのためにもいいという結論になってしまうのだった.
この状態は上野幌まで続くし,復路では時間とともに周辺住民の方が続々と歩いたり走ったりするので時速20kmを維持するのも怪しくなっていた.はっきり言ってこの区間はママチャリで走るのがいいとこで,ロードバイクでまともな走行をするのは危険ではないだろうか.ついでに言っておくが自転車道でコードを長くして犬の散歩をするのはやめてもらいたいものだ.
上野幌からは周囲に住宅もなくなるので歩行者は少なくなるし,きちんと右側通行を守っている人が多い.舗装の状態も良くなるし,覆道も少なくなるのでとても走りやすい.しかし,数カ所で一般道と交差するので停止する必要があるのが残念だ.それでも自転車の駅を頂点とした適度なアップダウンは走っていて楽しかったので,あっという間に北広島駅に着いてしまった時は,このまま滝野すずらん公園方面まで続いていたら最高なのにと思ってしまった.
帰り道は36号線まで出るのも面倒だったので来た道を引き返したのだが,上野幌からは舗装も悪いし,歩行者も多くなっていて走っていてかなり精神的に疲れてしまった.他のサイクリングロードもそうなのだが,自転車道と言うのならば今後はやはり歩道と自転車の走行区域をもっと明確に分離する必要があるのではないだろうか.どうせならロードバイクで安心して走れる自転車道を作って欲しいものである.ちょっと期待して行ってみたのだが,ちょっと期待はずれな自転車道路だった.
ところで,横断歩道のない北一条通りを右折するために交差点で徐行していたら後ろから来たトラックにクラクションを鳴らされてしまったのだが,もし私が乗用車に乗っていたらあのトラックはクラクションを鳴らしただろうか.あるいは自転車ではなく乗用車が車線の左側を徐行していたら幅寄せ気味に追い越したりするだろうか.
車道を走ると自転車は被害者になる可能性が高いから身を守るために考えることが多くなるし,自転車道を走る時は自分が加害者になることを考えると満足に走ることもできなくなる.こんな窮屈な思いをしてまでロードバイクに乗る必要などないのかもしれないが,それでも自分の体を使ってスピードを出して走る時の爽快感は何物にも代え難いのである.困ったものだ.
現在開通している区間の大部分は、1973年(昭和48年)に廃止された旧日本国有鉄道(国鉄)千歳線の跡地を転用したものである。路線は主に北広島市内で千歳線と並走する。エルフィンロードのエリア内では、鉄道標識をかたどった道路標識やJR北広島駅および東札幌からのキロ数表示がされている。数ヶ所を除き、自動車道路とは陸橋かアンダーパスによって交差する。
通称は「札幌恵庭(北広島)自転車道路」。また札幌市内では「白石サイクリングロード」、2004年(平成16年)に開通した区間は「エルフィンロード」、北広島市中心部では「共栄広島通」・「メイプル通」の別名で呼ばれている。JR北広島駅を少し過ぎた地点まで完成している。
起点:北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目(=札幌コンベンションセンター)
終点:北海道北広島市中央6丁目
総延長:19.7km(うち札幌市管理11.5km)』
札幌市内の自転車道路は豊平川沿いと北区,西区にあるものはほとんど走ったことがあったが,ここと野幌森林公園周辺と支笏湖方面はまだ走ったことがなかったので,今回は一条大橋で豊平川を渡りここを通って北広島駅まで自転車で走って来た.自宅を出たのは午前4時前で気温は7度,軽装だったせいもあり思っていたより体感温度は低くてちょっと寒かった.
北一条通りは休日早朝にもかかわらず車が結構走っていて大通りを走れば良かったと少し後悔したが,無事に菊水方面へ右折して札幌コンベンションセンターに到着した.そこから環状線を横断して白石サイクリングロードを走りだした.
午前4時30分なのに高齢な方々がもう数人は散歩していたが,体も暖まってきたので時速30kmほどに加速したものの,舗装があまり良くなくて振動がひどい.おまけに車道と交差するところは地下の覆道で立体交差するから停止はしなくていいが,サイクリングロードと覆道のコンクリートの段差が結構あって足を止めての減速を余儀なくされるのだ.
そして覆道の部分は低くなっているので坂を下ってスピードが出ても段差のために減速し,その後は坂を上るために加速するという状況になるのだった.結局スピードを出すには加速と減速を繰り返すことになり効率が悪いので,時速20km程度でのんびり走ったほうが肉体的にも精神的にもホイールのためにもいいという結論になってしまうのだった.
この状態は上野幌まで続くし,復路では時間とともに周辺住民の方が続々と歩いたり走ったりするので時速20kmを維持するのも怪しくなっていた.はっきり言ってこの区間はママチャリで走るのがいいとこで,ロードバイクでまともな走行をするのは危険ではないだろうか.ついでに言っておくが自転車道でコードを長くして犬の散歩をするのはやめてもらいたいものだ.
上野幌からは周囲に住宅もなくなるので歩行者は少なくなるし,きちんと右側通行を守っている人が多い.舗装の状態も良くなるし,覆道も少なくなるのでとても走りやすい.しかし,数カ所で一般道と交差するので停止する必要があるのが残念だ.それでも自転車の駅を頂点とした適度なアップダウンは走っていて楽しかったので,あっという間に北広島駅に着いてしまった時は,このまま滝野すずらん公園方面まで続いていたら最高なのにと思ってしまった.
帰り道は36号線まで出るのも面倒だったので来た道を引き返したのだが,上野幌からは舗装も悪いし,歩行者も多くなっていて走っていてかなり精神的に疲れてしまった.他のサイクリングロードもそうなのだが,自転車道と言うのならば今後はやはり歩道と自転車の走行区域をもっと明確に分離する必要があるのではないだろうか.どうせならロードバイクで安心して走れる自転車道を作って欲しいものである.ちょっと期待して行ってみたのだが,ちょっと期待はずれな自転車道路だった.
ところで,横断歩道のない北一条通りを右折するために交差点で徐行していたら後ろから来たトラックにクラクションを鳴らされてしまったのだが,もし私が乗用車に乗っていたらあのトラックはクラクションを鳴らしただろうか.あるいは自転車ではなく乗用車が車線の左側を徐行していたら幅寄せ気味に追い越したりするだろうか.
車道を走ると自転車は被害者になる可能性が高いから身を守るために考えることが多くなるし,自転車道を走る時は自分が加害者になることを考えると満足に走ることもできなくなる.こんな窮屈な思いをしてまでロードバイクに乗る必要などないのかもしれないが,それでも自分の体を使ってスピードを出して走る時の爽快感は何物にも代え難いのである.困ったものだ.
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