『北アで男女7人救助要請 神戸の3人は不明のまま
3日午前6時ごろ、岐阜県飛騨市の北アルプス寺地山(1996メートル)を登山中の男女7人から「大雪のため身動きできなくなった」と、携帯電話で救助を求める連絡があった。岐阜県警によると、7人にけがはなく元気な様子という。
吹雪の悪天候に加え、登山口付近には約3メートルの積雪があるため、岐阜県警などは4日早朝から入山し救助に向かう。7人は山頂付近で救助要請しているとみられ、約1週間分の食料を持参し3日夜は付近でビバークするらしい。
7人は東京都武蔵野市の山岳ガイド山田哲哉さん(55)、横浜市緑区のエンジニア井口達也さん(48)ら。同じパーティーで12月29日に入山し、1日に下山する予定だった。
一方、奥穂高岳(3190メートル)付近で遭難した神戸市の男女3人について、所属する山岳会のメンバーが3日、現場へ出向き、2400メートル付近でテントを発見したが、3人の姿は見つからなかったという。3人は無線機や携帯電話を持っているが不通状態。岐阜県警が4日、ヘリコプターで捜索を行う。』
『穂高岳で3人と連絡取れず 天候悪化が影響か
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂地内の穂高岳に入山した男女3人が、下山予定を過ぎても連絡が取れないと、所属する山岳会から県警高山署に2日、届け出があった。同署は遭難した可能性もあるとみて、天候が回復し次第、ヘリコプターで捜索する。
同署によると、3人は神戸市東灘区の59歳と52歳の男性、同市長田区の女性(58)。奥穂高岳(3190メートル)を目指し、2泊3日の予定で昨年12月29日に新穂高登山口から登り、テント泊をしながら同月31日に下山する予定だった。』
ガイドがいても山の天気が良くなるはずもなく,年末年始は低気圧が接近して大荒れということはわかっていたはずなのに命がけの登山に挑むような人たちがまだいるらしい.
昨年はトムラウシでの事故が最悪だったのはまだ記憶に新しいが,この人たちはいったい何を考えて登山を決行したのだろうか.プロの登山家ならいざしらず,一般人がこんなところで限界に挑んだところで何の意味もないし,失敗すれば家族や知り合いに心配をかけるだけでなく,正月早々に危険な山に捜索に入らねばならない人たちにとってはいい迷惑だろう.
これらのニュースを見て気になるのは,遭難した人たちがいずれも無謀な若者などではなく40〜50代の人だということだ.いい歳をしてものの考え方が成熟していない見かけだけの大人が増えているということなのだろうか.たしかに,患者さんと話をしていて中高年に病識のないおじさんやおばさんが増えているような感じはしていたが,病識がないのではなく常識のないのが日本全体での傾向だとしたら本当に困ったものだ.
3日午前6時ごろ、岐阜県飛騨市の北アルプス寺地山(1996メートル)を登山中の男女7人から「大雪のため身動きできなくなった」と、携帯電話で救助を求める連絡があった。岐阜県警によると、7人にけがはなく元気な様子という。
吹雪の悪天候に加え、登山口付近には約3メートルの積雪があるため、岐阜県警などは4日早朝から入山し救助に向かう。7人は山頂付近で救助要請しているとみられ、約1週間分の食料を持参し3日夜は付近でビバークするらしい。
7人は東京都武蔵野市の山岳ガイド山田哲哉さん(55)、横浜市緑区のエンジニア井口達也さん(48)ら。同じパーティーで12月29日に入山し、1日に下山する予定だった。
一方、奥穂高岳(3190メートル)付近で遭難した神戸市の男女3人について、所属する山岳会のメンバーが3日、現場へ出向き、2400メートル付近でテントを発見したが、3人の姿は見つからなかったという。3人は無線機や携帯電話を持っているが不通状態。岐阜県警が4日、ヘリコプターで捜索を行う。』
『穂高岳で3人と連絡取れず 天候悪化が影響か
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂地内の穂高岳に入山した男女3人が、下山予定を過ぎても連絡が取れないと、所属する山岳会から県警高山署に2日、届け出があった。同署は遭難した可能性もあるとみて、天候が回復し次第、ヘリコプターで捜索する。
同署によると、3人は神戸市東灘区の59歳と52歳の男性、同市長田区の女性(58)。奥穂高岳(3190メートル)を目指し、2泊3日の予定で昨年12月29日に新穂高登山口から登り、テント泊をしながら同月31日に下山する予定だった。』
ガイドがいても山の天気が良くなるはずもなく,年末年始は低気圧が接近して大荒れということはわかっていたはずなのに命がけの登山に挑むような人たちがまだいるらしい.
昨年はトムラウシでの事故が最悪だったのはまだ記憶に新しいが,この人たちはいったい何を考えて登山を決行したのだろうか.プロの登山家ならいざしらず,一般人がこんなところで限界に挑んだところで何の意味もないし,失敗すれば家族や知り合いに心配をかけるだけでなく,正月早々に危険な山に捜索に入らねばならない人たちにとってはいい迷惑だろう.
これらのニュースを見て気になるのは,遭難した人たちがいずれも無謀な若者などではなく40〜50代の人だということだ.いい歳をしてものの考え方が成熟していない見かけだけの大人が増えているということなのだろうか.たしかに,患者さんと話をしていて中高年に病識のないおじさんやおばさんが増えているような感じはしていたが,病識がないのではなく常識のないのが日本全体での傾向だとしたら本当に困ったものだ.
コメント
表日本の人は、冬の大荒れの天候なんかわからないでしょうから、ほんとに
軽い気持ちで行ったんでしょうね。無知と無謀を足したような感じですね。
登山ブームなのか何なのか知らないけど
無謀な人が多いですね。