『「次官殺した」と男出頭 銃刀法違反容疑で逮捕へ

 22日午後9時20分ごろ、東京都千代田区霞が関の警視庁本部に、男が「次官を刺した」と車で出頭した。警視庁によると、男は血の付いたナイフとスニーカーを持っていたという。

 警視庁は男を麹町署に同行、銃刀法違反の疑いで逮捕する方針。元厚生次官ら連続殺傷事件との関連について、慎重に調べている。男は46歳で「コイズミ・ツヨシ」と名乗り「昔、保健所にペットを殺され腹が立った」などと話しているという。

 男は連続殺傷事件の犯人の目撃情報と同じ身長165センチで、さいたま市の住民票を所持していた。サバイバルナイフ8本を所持し、うち2本に血が付いていた。車は川越ナンバーの軽乗用車で後部座席には段ボール箱があった。レンタカーだった。

 連続殺傷事件は18日午前発覚。さいたま市南区の元次官山口剛彦さん(66)宅で、山口さんと妻美知子さん(61)が玄関で胸などを複数回刺され死亡しているのが見つかった。同日午後6時半ごろには、東京都中野区の元次官吉原健二さん(76)宅玄関で、吉原さんの妻靖子さん(72)が宅配便を装った男に胸を刺され重傷となった。

 吉原さんは1988-90年、山口さんは96-99年に旧厚生省の事務次官を務めた。警察庁は元同省幹部を狙った連続テロの可能性があるとみて、全国の警察本部に関係者の警備強化を指示していた。』

 真犯人かどうかは吉原靖子さんの証言を待つしかないが,動機が小学生の頃にペットを殺された恨みというのはどうにも信じられない話だ.そもそも保健所というのは厚労省ではなくて地方自治体の管轄だったような気がする.

 事務次官という厚労省の実質トップ経験者が狙われたということで,まず考えられるのは厚労省の年金事業の不祥事に関する口封じではないかということだ.将来的に民衆党政権になったときには,歴代厚労省幹部に対して国会による訴追が行われるという話もあるようだから,その時に重要な証人となる事務次官の口を封じることは厚労省に指示を出した誰かにとっては重要なことだったに違いない.

 それにしてもあまりにも準備周到で,一般人が知りえない個人情報を犯人が知りえたことも不思議である.真犯人として自首するために証拠の品がきちんと揃っているというのも出来すぎのような気がする.これで事件が解決するとしたらあまりに安易な結末で何かおかしな感じがするのは私だけだろうか.

コメント

スミぱん@国会を見よう
2008年11月24日15:36

スミぱん家でも色々言っています。何か不自然ですよね。この事件。
裏で何やらやっている人がいるんじゃないでしょうか。

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