『スピード社水着で日本新ラッシュ 北島も3年ぶり更新
競泳の北京五輪壮行会、ジャパンオープンが6日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、世界新を連発している英スピード社製水着「レーザー・レーサー」を着た日本代表が5個の日本新記録を樹立した。日本水泳連盟は10日に代表の着用水着について結論を出すが、どの水着でも着られるようになる可能性が高まった。
壮行会に出場する代表は、欧州遠征中の選手らを除く26人。この日は24選手がレースに臨み、16選手がスピード社製を着た。男子100メートル平泳ぎでアテネ五輪2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)が59秒44の日本新、3年ぶりに更新した。女子背泳ぎのメダル候補、中村礼子(東京SC)は100メートルで59秒82の日本記録をマークした。
4月に開催された日本選手権は6日間の開催で、生まれた日本記録は八つだった。代表は現在、五輪に向けて泳ぎ込みを続け万全の体調ではない。選手からは「この時期にこんなタイムが出るなんてびっくり」との声が続出した。
日本水連がミズノなど国内3社と水着提供の契約を結んでいるため、日本代表は五輪では基本的に3社の水着を着ることになっている。ジャパンオープンは8日まである。』
陸上競技でもシューズの性能による差があるそうだが,水着の性能でこれほど差が出るというのは素人の私には驚きだった.しかし,自分の自転車のホイールとタイアを換えたら,それだけで今までより速く走れたのにはもっと驚いた.自転車の場合はタイアとホイールによる空気抵抗が減少したからなのだが,自分で経験してみて改めてその差は大きいということが理解できた次第である.同様のことがプールの水と水着の間にも起きているのだろうから実は大変な問題だったのだ.
自転車はタイアとホイールが無ければ走れないし,水泳だってまさか水着を着ないで泳ぐわけにもいかないから自ずとそれらの性能の差が記録の差となることは避けられない.人間の能力を重視するなら,これらの言わば外的な要因は排除した方がいいという考え方もあるのかもしれないが,記録の更新も大切な事であるから水着の性能で記録が伸びるのであればその性能を向上させるのも当然のことだし,選手が記録の出る水着を着るのも当然のことだろう.
日本水連の契約のために日本代表は五輪では基本的に国内3社の水着を着なければならなくなるのかもしれないが,それで記録が伸びなければかえって国内3社の企業イメージが低下することは間違いないだろう.国内3社にとっては頭が痛い問題だろうが,オリンピックが始まる前にすでに水着の性能で負けているというのも日本の企業として情けないと感じているのは私だけだろうか.
選手の人達も,主役である自分よりも水着に注目が集まるのは気分が良くないだろうが,日頃から自分の極限まで練習を積んでいるのに水着の性能差で負けてしまうのもひどい話なので,オリンピックの本番では契約に関係なく自分の好きな水着が使えるようにしてあげるべきだと思うのだがどうだろうか.
競泳の北京五輪壮行会、ジャパンオープンが6日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、世界新を連発している英スピード社製水着「レーザー・レーサー」を着た日本代表が5個の日本新記録を樹立した。日本水泳連盟は10日に代表の着用水着について結論を出すが、どの水着でも着られるようになる可能性が高まった。
壮行会に出場する代表は、欧州遠征中の選手らを除く26人。この日は24選手がレースに臨み、16選手がスピード社製を着た。男子100メートル平泳ぎでアテネ五輪2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)が59秒44の日本新、3年ぶりに更新した。女子背泳ぎのメダル候補、中村礼子(東京SC)は100メートルで59秒82の日本記録をマークした。
4月に開催された日本選手権は6日間の開催で、生まれた日本記録は八つだった。代表は現在、五輪に向けて泳ぎ込みを続け万全の体調ではない。選手からは「この時期にこんなタイムが出るなんてびっくり」との声が続出した。
日本水連がミズノなど国内3社と水着提供の契約を結んでいるため、日本代表は五輪では基本的に3社の水着を着ることになっている。ジャパンオープンは8日まである。』
陸上競技でもシューズの性能による差があるそうだが,水着の性能でこれほど差が出るというのは素人の私には驚きだった.しかし,自分の自転車のホイールとタイアを換えたら,それだけで今までより速く走れたのにはもっと驚いた.自転車の場合はタイアとホイールによる空気抵抗が減少したからなのだが,自分で経験してみて改めてその差は大きいということが理解できた次第である.同様のことがプールの水と水着の間にも起きているのだろうから実は大変な問題だったのだ.
自転車はタイアとホイールが無ければ走れないし,水泳だってまさか水着を着ないで泳ぐわけにもいかないから自ずとそれらの性能の差が記録の差となることは避けられない.人間の能力を重視するなら,これらの言わば外的な要因は排除した方がいいという考え方もあるのかもしれないが,記録の更新も大切な事であるから水着の性能で記録が伸びるのであればその性能を向上させるのも当然のことだし,選手が記録の出る水着を着るのも当然のことだろう.
日本水連の契約のために日本代表は五輪では基本的に国内3社の水着を着なければならなくなるのかもしれないが,それで記録が伸びなければかえって国内3社の企業イメージが低下することは間違いないだろう.国内3社にとっては頭が痛い問題だろうが,オリンピックが始まる前にすでに水着の性能で負けているというのも日本の企業として情けないと感じているのは私だけだろうか.
選手の人達も,主役である自分よりも水着に注目が集まるのは気分が良くないだろうが,日頃から自分の極限まで練習を積んでいるのに水着の性能差で負けてしまうのもひどい話なので,オリンピックの本番では契約に関係なく自分の好きな水着が使えるようにしてあげるべきだと思うのだがどうだろうか.
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