『HIV陽性、102人に 献血時の検査で日赤集計
2007年に献血した人のうち、エイズウイルス(HIV)抗体検査で陽性となった人は102人に上り、初めて100人を超えたことが23日、日赤の集計(速報値)で分かった。献血者10万人当たりの陽性者も2.065人と過去最多だった。
同日開かれた厚生労働省血液事業部会運営委員会に報告された。
通常の抗体検査では陰性だったが、日赤の高感度ウイルス検査で陽性と判明したケースが6人含まれていた。
厚労省はHIV検査目的で献血する人が増えているとみて「HIVの検査結果は原則として献血者本人には通知しない。検査目的の献血は控えてほしい」(血液対策課)と呼び掛けている。
集計によると、07年の献血者は計493万9548人と過去最少を更新。一方、HIV抗体検査で陽性となったのは06年の87人から15人増の102人で、過去最多だった04年の92人を上回った。
都道府県別では大阪が最多の26人で、次いで東京が17人、千葉が6人だった。
献血時のHIV検査は1986年から実施。感染防止が目的のため結果は本人に通知していないが、通知を受けられると誤解した人の検査目的の献血が数年前から問題となっている。』
HIV検査目的で献血するのは当然のことながら身に覚えがあるからなのだろうが,それにより不幸にも検査すり抜けによる感染例もいずれ報告されることだろう.他のSTDと同様にAIDSも蔓延するときがやってくるに違いない.
間違いを犯す人たちは,その時は自分だけは大丈夫だと思い込めるのだろうが,やはり人間だから後で不安にでもなるのだろうか.仮にその人が感染していなかったとしても同じことを考える他の人が感染していれば献血による感染は広がると考えないのだろうか.
いや,むしろ間違いを犯すような人だからこそ自分のことしか考えないのだろう.だから,軽症患者であふれた救急病院が本当の救急患者の受け入れができないなんてことになったりするのだろう.彼らは,自分が本当の救急患者にならなければ救急病院の存在意義なんてきっとわからないに違いない.もっとも気づいたときには搬送先が見つからず手遅れということになるかもしれないが.
コンビニ患者がやって来ると,一応は応召義務があるから結局は診なければならないし,厭な顔してあとで苦情を言われるのもつまらないから,愛想良く対応する勤務医がほとんどだろう.しかし,自称であれ本当であれ救急患者対応中とか軽症患者ばかりでも病院が満床だったりすれば救急車はきっぱりとお断りする救急病院はこれからも増えていくのではないだろうか.
医療費削減,医者たたき,医療事故の刑事訴訟などの社会的な問題だけでなく,患者個人やその家族も自制を欠いた理不尽な要求を続ければどういう結果になるのかということを考えるべき時が来ているのではないかと思うのだがどうだろうか.
2007年に献血した人のうち、エイズウイルス(HIV)抗体検査で陽性となった人は102人に上り、初めて100人を超えたことが23日、日赤の集計(速報値)で分かった。献血者10万人当たりの陽性者も2.065人と過去最多だった。
同日開かれた厚生労働省血液事業部会運営委員会に報告された。
通常の抗体検査では陰性だったが、日赤の高感度ウイルス検査で陽性と判明したケースが6人含まれていた。
厚労省はHIV検査目的で献血する人が増えているとみて「HIVの検査結果は原則として献血者本人には通知しない。検査目的の献血は控えてほしい」(血液対策課)と呼び掛けている。
集計によると、07年の献血者は計493万9548人と過去最少を更新。一方、HIV抗体検査で陽性となったのは06年の87人から15人増の102人で、過去最多だった04年の92人を上回った。
都道府県別では大阪が最多の26人で、次いで東京が17人、千葉が6人だった。
献血時のHIV検査は1986年から実施。感染防止が目的のため結果は本人に通知していないが、通知を受けられると誤解した人の検査目的の献血が数年前から問題となっている。』
HIV検査目的で献血するのは当然のことながら身に覚えがあるからなのだろうが,それにより不幸にも検査すり抜けによる感染例もいずれ報告されることだろう.他のSTDと同様にAIDSも蔓延するときがやってくるに違いない.
間違いを犯す人たちは,その時は自分だけは大丈夫だと思い込めるのだろうが,やはり人間だから後で不安にでもなるのだろうか.仮にその人が感染していなかったとしても同じことを考える他の人が感染していれば献血による感染は広がると考えないのだろうか.
いや,むしろ間違いを犯すような人だからこそ自分のことしか考えないのだろう.だから,軽症患者であふれた救急病院が本当の救急患者の受け入れができないなんてことになったりするのだろう.彼らは,自分が本当の救急患者にならなければ救急病院の存在意義なんてきっとわからないに違いない.もっとも気づいたときには搬送先が見つからず手遅れということになるかもしれないが.
コンビニ患者がやって来ると,一応は応召義務があるから結局は診なければならないし,厭な顔してあとで苦情を言われるのもつまらないから,愛想良く対応する勤務医がほとんどだろう.しかし,自称であれ本当であれ救急患者対応中とか軽症患者ばかりでも病院が満床だったりすれば救急車はきっぱりとお断りする救急病院はこれからも増えていくのではないだろうか.
医療費削減,医者たたき,医療事故の刑事訴訟などの社会的な問題だけでなく,患者個人やその家族も自制を欠いた理不尽な要求を続ければどういう結果になるのかということを考えるべき時が来ているのではないかと思うのだがどうだろうか.
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