資格停止

2007年10月22日 医療の問題
『薬害肝炎で実名2人、イニシャル116人把握 厚労省

 厚生労働省と製薬会社が、血液製剤でC型肝炎に感染した患者を把握しながら本人に知らせなかった問題で、同省は22日、感染の疑いがある患者2人の実名、116人のイニシャルが書かれた資料を02年時点で持っていたとする調査結果を公表した。舛添厚労相はイニシャルや医療機関名を公表する考えを示しており、検査や治療を呼びかける方針だ。

 当時、患者を特定して検査や治療を呼びかけていれば症状の悪化を防げた可能性がある。厚労省は同日、今回新たに見つかった資料の情報を収集した経緯や、患者に知らせる対応を取らなかった当時の担当者の認識などを調査するプロジェクトチームを設置した。

 実名、イニシャル、医療機関名、医師名といった患者特定につながる情報などがあるのは計165人。また、9人は薬害C型肝炎訴訟の原告の可能性が高いが、国は2人について血液製剤の投与を認めていなかった。この2人のうち1人は大阪訴訟の原告とみられる。

 厚労省は02年、旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)から血液製剤フィブリノゲン投与後の肝炎発症などの副作用症例418人の報告を受けた。この報告について今月18日の民主党の会合で「患者の名前や医療機関名については製薬会社から報告がなく、資料もない」と説明していた。

 ところが、翌19日夜、実名などの記された資料が厚労省の倉庫から見つかった。ファイル8冊分で、特定につながる情報が黒塗りで消された資料と、消されていない資料の2種類。両方とも「厚労省が提出を求めたものだった」という。

 厚労省医薬食品局の中沢一隆総務課長は会見で「当時の肝炎問題の調査チームが解散し、今の担当者が知らなかった」と話した。 』

国民のほうを向いて仕事をしていないからこういうことが続くのだろう.こんな省庁には医療にかかわる資格はない.どうやら組織の深部に問題があるようだから対症療法では改善の見込みはないだろう.また問題を起こす前に完全に解体して膿を出した方がいいのではないだろうか.無能なだけでなく悪質な公務員はさらに不要である.

厚労省の度重なるずさんな仕事ぶりについてはコメントするのもそろそろ飽きてきた.思いつきの医療改革にも愛想が尽きたからいっそのこと無くなった方がいいと思っているのは私だけだろうか.
 

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