今回の総会のメインテーマは「機能を重視した脳神経外科の手術スタンダード」ということだった.当初は,2日目にはライブサージェリーが企画されていたらしいが,学会上層部に反対する先生がおられ中止になったようだ.これに関しては福島先生(Duke大学)は大変に不満だったようでライブサージェリーに代わって行われたビデオ手術セミナーの2回のセッションの冒頭でこの件に関してコメントしていました.
ビデオ手術セミナーでは相変わらず手術の上手な先生方であったが,特に会長の堀先生(東京女子医大),佐野先生(藤田保健衛生大),そして福島先生のお話は今まで未公開(?)だった手術のTipsも熱心に解説していただき普段から色々考えながら手術している術者にとって十分満足できる内容でした.その分,基本手技と言いながらも一部には初心者向けではなさそうな手技もありました.
もっとも,この先生達が基本手技と言っているようなことを実際にできる若い脳外科医は今後ますます減少していくことも危惧されるところであり,産婦人科医ほどではないにせよ開頭手術のできる脳外科医も絶滅危惧種であることが感じられた今回は手術手技の伝承が裏のテーマだったようにも思われある意味で分岐点となる学会だったのかもしれません.
2日目夜の懇親会では森口博子さんのミニライブがあり,二次会では東京のトッププロジャズメンによる素晴らしいライブ演奏が聴けるなどこちらも今までの学会とは一味ちがう画期的なもので私はとても楽しかったので,今回の会長の堀先生はじめ学会主催者の東京女子医大脳神経外科の皆さまには大変感謝しています.ご苦労様でした.
*写真は本文とは関係ありません.
ビデオ手術セミナーでは相変わらず手術の上手な先生方であったが,特に会長の堀先生(東京女子医大),佐野先生(藤田保健衛生大),そして福島先生のお話は今まで未公開(?)だった手術のTipsも熱心に解説していただき普段から色々考えながら手術している術者にとって十分満足できる内容でした.その分,基本手技と言いながらも一部には初心者向けではなさそうな手技もありました.
もっとも,この先生達が基本手技と言っているようなことを実際にできる若い脳外科医は今後ますます減少していくことも危惧されるところであり,産婦人科医ほどではないにせよ開頭手術のできる脳外科医も絶滅危惧種であることが感じられた今回は手術手技の伝承が裏のテーマだったようにも思われある意味で分岐点となる学会だったのかもしれません.
2日目夜の懇親会では森口博子さんのミニライブがあり,二次会では東京のトッププロジャズメンによる素晴らしいライブ演奏が聴けるなどこちらも今までの学会とは一味ちがう画期的なもので私はとても楽しかったので,今回の会長の堀先生はじめ学会主催者の東京女子医大脳神経外科の皆さまには大変感謝しています.ご苦労様でした.
*写真は本文とは関係ありません.
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