『 納付記録確認、「社会保障番号」を検討 首相「処理容易に」
◇参院厚労委
安倍晋三首相は14日の参院厚生労働委員会で、年金保険料の納付記録を確認できるようにする方法について、「社会保障番号のようなものを作れば処理も容易になる。個人情報保護の問題がありコンセンサスを得る必要はあるが、早急に検討しなければならない」と述べ、医療、介護、年金の各制度にまたがって国民1人に一つの番号を割り振る社会保障番号導入に強い意欲を表明した。これに関連し、柳沢伯夫厚労相は12年4月導入を想定している「健康ITカード(仮称)」にパソコンで本人の年金記録を確認できる機能を盛り込むことを検討する考えを明らかにした。
現在は医療や年金、介護、雇用保険でそれぞれ異なる番号が加入者に付けられているが、社会保障番号は国民に各制度共通の一つの番号を付ける。
「社会保障番号に関する関係省庁連絡会議」は昨年9月、社会保障番号の導入が適当との最終報告をまとめ、初期費用が最低750億円との試算を示している。』
転んでもただでは起きないくらいでないと一国の首相は務まらないというわけでもないだろうが,社会保険庁の人為的ミスと歴代厚生労働大臣の職務怠慢の結果を国民総背番号制とすり替えようとするとは恐れ入りましたと言うしかないだろう.
しかし,はっきり言って社会保障番号を導入したところで怠惰で傲慢な公務員たちのミスが減るわけがない.また新たに番号を導入したら移行の際にまたミスを重ねるのがオチに決まっている.番号を一つにすれば情報の漏洩のリスクもかえって高まるのも問題である.そんなことのためにまた税金を無駄遣いされたのでは堪らない.厚生労働省ではITを導入しても人件費の節約にはならず,コピー代がかさむばかりのようだからやめたほうがいいだろう.
ところで,安倍晋三首相は我が国の歴史に自分の足跡を残そうと躍起になっているようにも見えるが,やっていることは単純で,どうも米国を手本とした焼き直しにすぎないような気がするのだが,まさか留学して米国かぶれにでもなったのだろうか.
医師にも留学して米国かぶれになってくるものは多い.でも,米国で医師として働けるほど優秀な人はそれほどいないから,大抵は見学してきた知識だけでものを言うから始末が悪い.なぜそうするのかということは知らずに形だけまねようとするからうまくいかないことに気がついていないのである.留学してもらっても裸の王様になって帰ってこられたのではまわりが迷惑するだけなのである.
米国人の愛国心の焼き直しが『美しい国』や『教育改革』そして『憲法改変』なのだとしたらいずれ向かう道は『米国風テロ国家との戦い』などという思い込みになりはしないかと心配しているのは私だけだろうか.
◇参院厚労委
安倍晋三首相は14日の参院厚生労働委員会で、年金保険料の納付記録を確認できるようにする方法について、「社会保障番号のようなものを作れば処理も容易になる。個人情報保護の問題がありコンセンサスを得る必要はあるが、早急に検討しなければならない」と述べ、医療、介護、年金の各制度にまたがって国民1人に一つの番号を割り振る社会保障番号導入に強い意欲を表明した。これに関連し、柳沢伯夫厚労相は12年4月導入を想定している「健康ITカード(仮称)」にパソコンで本人の年金記録を確認できる機能を盛り込むことを検討する考えを明らかにした。
現在は医療や年金、介護、雇用保険でそれぞれ異なる番号が加入者に付けられているが、社会保障番号は国民に各制度共通の一つの番号を付ける。
「社会保障番号に関する関係省庁連絡会議」は昨年9月、社会保障番号の導入が適当との最終報告をまとめ、初期費用が最低750億円との試算を示している。』
転んでもただでは起きないくらいでないと一国の首相は務まらないというわけでもないだろうが,社会保険庁の人為的ミスと歴代厚生労働大臣の職務怠慢の結果を国民総背番号制とすり替えようとするとは恐れ入りましたと言うしかないだろう.
しかし,はっきり言って社会保障番号を導入したところで怠惰で傲慢な公務員たちのミスが減るわけがない.また新たに番号を導入したら移行の際にまたミスを重ねるのがオチに決まっている.番号を一つにすれば情報の漏洩のリスクもかえって高まるのも問題である.そんなことのためにまた税金を無駄遣いされたのでは堪らない.厚生労働省ではITを導入しても人件費の節約にはならず,コピー代がかさむばかりのようだからやめたほうがいいだろう.
ところで,安倍晋三首相は我が国の歴史に自分の足跡を残そうと躍起になっているようにも見えるが,やっていることは単純で,どうも米国を手本とした焼き直しにすぎないような気がするのだが,まさか留学して米国かぶれにでもなったのだろうか.
医師にも留学して米国かぶれになってくるものは多い.でも,米国で医師として働けるほど優秀な人はそれほどいないから,大抵は見学してきた知識だけでものを言うから始末が悪い.なぜそうするのかということは知らずに形だけまねようとするからうまくいかないことに気がついていないのである.留学してもらっても裸の王様になって帰ってこられたのではまわりが迷惑するだけなのである.
米国人の愛国心の焼き直しが『美しい国』や『教育改革』そして『憲法改変』なのだとしたらいずれ向かう道は『米国風テロ国家との戦い』などという思い込みになりはしないかと心配しているのは私だけだろうか.
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