YOSAKOIも今や格差の象徴?
2007年6月10日 社会の問題
『 所得や雇用中心に格差拡大 地方財政、医師不足も懸念 各省次官アンケート
雇用、所得などの経済分野や自治体の財政力を中心に「格差は拡大している」?。中央省庁の事務次官の多くが、大都市部と地方の地域間格差の拡大を懸念していることが7日、共同通信社のアンケートで分かった。地方の医師不足などナショナルミニマム(国民生活の最低保障)の公平性を危ぶむ声も上がった。
しかし財政難の中、格差是正策として公共事業や補助金を増やす旧来型の景気対策には多くが消極的。代わって地方分権推進や地域経済の自立支援策が「処方せん」に挙げられ、こうした流れが今後の政策展開で鮮明になってきそうだ。
アンケートは地域経済や生活に関係が深い総務、財務、文部科学、厚生労働、農水、経済産業、国土交通各省と内閣府の事務次官8人が対象。
北畑隆生(きたばた・たかお)経産次官は「有力企業の立地地域と、農林、建設業などの比率が高い地域間で経済力、自治体の財政力、雇用、所得の格差が拡大」と指摘。松田隆利(まつだ・たかとし)総務次官も、激しい国際競争下で「都市への経済活動と所得の集中は必然」とみる。
身近な行政サービスでも「地方で医師不足が深刻化、介護や医療費負担が高まっている」(辻哲夫(つじ・てつお)厚労次官)。
ただ経済格差の指摘には「景気循環の中での動き。格差ととらえるのは不適切」(内田俊一(うちだ・しゅんいち)内閣府次官)と異論も出た。
是正策の手法をめぐっては「無理に縮小すれば膨大なコストが必要」(結城章夫(ゆうき・あきお)文科次官)など、旧来型の景気対策に疑問が呈された。
一方で「公共事業に依存しない自立的な産業育成」(経産次官)「自ら考え、前向きに取り組む地域を社会資本整備で後押し」(安富正文(やすとみ・まさふみ)国交次官)と、地方の自立の必要性が強調された。地方分権や自治体の財政格差縮小も「早急に対応すべき課題」(藤井秀人(ふじい・ひでと)財務次官)に挙がった。
また地方の豊かな生活環境を評価し「都市との格差という画一的な考えでなく、個性・多様性を重視すべきだ」(小林芳雄(こばやし・よしお)農水次官)と発想の転換を唱える声も目立った。』
YOSAKOI ソーランを観ていて思うのは,やはり都市部と地方の地域間格差は拡大しているということ.地方のチームは健闘していると思うが,正直言って精彩を欠いていた.市内のチームはもちろん,全国の都市からはるばるやって来たチームの威勢がすごくいい.台湾のチームも参加して,ちょっと中国雑技団風なのもご愛嬌だった.夕張の学生チームのステージはもっと応援したかったが,ちょうど観客の入れ替え時刻になってしまい残念だった.進行が遅れたせいだろうが,もうちょっと主催者側の配慮が欲しかった.
市民の立場で言わせてもらえば,経済効果があるのはわかるが,もともと大通公園という公共の場でのイベントなのに,あまりに商業化しすぎているのとスタッフの態度が一般市民にはずいぶんと横柄に見えたのがちょっと気になった.各種イベントの度に不便な思いを我慢している部分もあるのだから,来年以降も続けていくのであれば考えてもらいたいところだ.
雇用、所得などの経済分野や自治体の財政力を中心に「格差は拡大している」?。中央省庁の事務次官の多くが、大都市部と地方の地域間格差の拡大を懸念していることが7日、共同通信社のアンケートで分かった。地方の医師不足などナショナルミニマム(国民生活の最低保障)の公平性を危ぶむ声も上がった。
しかし財政難の中、格差是正策として公共事業や補助金を増やす旧来型の景気対策には多くが消極的。代わって地方分権推進や地域経済の自立支援策が「処方せん」に挙げられ、こうした流れが今後の政策展開で鮮明になってきそうだ。
アンケートは地域経済や生活に関係が深い総務、財務、文部科学、厚生労働、農水、経済産業、国土交通各省と内閣府の事務次官8人が対象。
北畑隆生(きたばた・たかお)経産次官は「有力企業の立地地域と、農林、建設業などの比率が高い地域間で経済力、自治体の財政力、雇用、所得の格差が拡大」と指摘。松田隆利(まつだ・たかとし)総務次官も、激しい国際競争下で「都市への経済活動と所得の集中は必然」とみる。
身近な行政サービスでも「地方で医師不足が深刻化、介護や医療費負担が高まっている」(辻哲夫(つじ・てつお)厚労次官)。
ただ経済格差の指摘には「景気循環の中での動き。格差ととらえるのは不適切」(内田俊一(うちだ・しゅんいち)内閣府次官)と異論も出た。
是正策の手法をめぐっては「無理に縮小すれば膨大なコストが必要」(結城章夫(ゆうき・あきお)文科次官)など、旧来型の景気対策に疑問が呈された。
一方で「公共事業に依存しない自立的な産業育成」(経産次官)「自ら考え、前向きに取り組む地域を社会資本整備で後押し」(安富正文(やすとみ・まさふみ)国交次官)と、地方の自立の必要性が強調された。地方分権や自治体の財政格差縮小も「早急に対応すべき課題」(藤井秀人(ふじい・ひでと)財務次官)に挙がった。
また地方の豊かな生活環境を評価し「都市との格差という画一的な考えでなく、個性・多様性を重視すべきだ」(小林芳雄(こばやし・よしお)農水次官)と発想の転換を唱える声も目立った。』
YOSAKOI ソーランを観ていて思うのは,やはり都市部と地方の地域間格差は拡大しているということ.地方のチームは健闘していると思うが,正直言って精彩を欠いていた.市内のチームはもちろん,全国の都市からはるばるやって来たチームの威勢がすごくいい.台湾のチームも参加して,ちょっと中国雑技団風なのもご愛嬌だった.夕張の学生チームのステージはもっと応援したかったが,ちょうど観客の入れ替え時刻になってしまい残念だった.進行が遅れたせいだろうが,もうちょっと主催者側の配慮が欲しかった.
市民の立場で言わせてもらえば,経済効果があるのはわかるが,もともと大通公園という公共の場でのイベントなのに,あまりに商業化しすぎているのとスタッフの態度が一般市民にはずいぶんと横柄に見えたのがちょっと気になった.各種イベントの度に不便な思いを我慢している部分もあるのだから,来年以降も続けていくのであれば考えてもらいたいところだ.
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