『 「女性は子ども産む機械」柳沢厚労相、少子化巡り発言

 柳沢厚生労働相が27日、松江市で開かれた自民県議の後援会の集会で、女性を子どもを産む機械や装置に例えた発言をしていたことが分かった。

 集会に出席した複数の関係者によると、柳沢厚労相は年金や福祉、医療の展望について約30分間講演。その中で少子化問題についてふれた際、「機械と言って申し訳ないけど」「機械と言ってごめんなさいね」などの言葉を入れながら、「15〜50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」などと述べたという。

 会場では発言について異論はなく、主催者からの訂正などもなかったという。』

 厚労相にしてこれだから,わが国の政治家には毎度のことながら失望させられる.「美しい日本」などと唱える前に,美しい日本語で話せる政治家を国民が選ばなければいけないということなのだろうが,会場で異論も訂正もないということは,この人の支持者たちも女性は子供を産むのが役目だと思っているのだろうか.

 病床を削減すれば医療費が削減できると考えて病院を潰している厚労省だから,厚労相は少子化問題も女性の数合わせばかり考えているのだろうか.それにしても,この発言は「ベビーマシーン」という言葉の直訳で,その表現力の乏しさがそのままこの人の本性をあらわしているようで情けない.

 こんな表現力のない人に医療改革のいいアイデアが出せるわけがないし,病気や障害を持った社会的弱者に十分な配慮が出来るはずはないと思うのは私だけだろうか.

http://diarynote.jp/d/41284/20050130.html

コメント

ユキ
2007年1月30日8:56

最近、お忙しそうですね。
もしお時間がありましたら、私のブログにもまた遊びに来てください。

勉強、ちゃんと頑張っています。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索