『 周産期母子医療センター:厚労相「来年度中に整備」-衆院厚生労働委

 大淀町立大淀病院に入院していた妊婦が、転院先の大阪府内の病院で出産後に死亡した問題で27日、民主党の柚木道義衆院議員が衆議院厚生労働委員会で質問。柳沢伯夫・厚労相が答弁した。主なやり取りは次の通り。

 ----今回の奈良の悲劇は、なぜ起こったのか。

 ◆担当医に過失があったかなかったか。答えを留保する。今後、総合周産期母子医療センターの整備などで再発防止に努めたい。

 ----センター整備は都道府県にまかせていると言いながら、厚労省はこの6月に未整備8県の担当者を呼んで指導したというではないか。奈良も含めいつまでにセンターを整備するつもりか?

 ◆来年度中に行う。

 ----大変重い答弁をいただいた。来年度というのは、計画か、実施か。

 ◆来年度中に実施し、動かすということ。

 ----大変前向きな答弁をいただいた。

 警察が業務上過失かどうか捜査に入っている。先に福島県の産科医が逮捕された事例もあったが原因、責任について意見が分かれる件では、警察が追及するより専門家の機関が究明する方が重要。慎重であるべきでは。

 ◆より専門的・技術的な調査が大事と思う。国交省の航空・鉄道事故調査委員会のような体制が必要だ。時期としては、今年度中に試案を厚労省が出して来年度には有識者の意見を聞きたい。

 ----(搬送先が長時間決まらなかったのは)25日の毎日新聞夕刊にあるように、満床、分娩(べん)中、麻酔医不在などいくつか理由はある。奈良県のハイリスク分娩母体の県外搬送率は約40%と他のある県の4倍。これまでは全国有数とされる大阪府の産婦人科診療総合援助システムのおかげでやり繰りしてきた。それも限界。奈良と大阪について、一般の救急医療と母子医療センターをプラスした、県境を越えた医療網の構築を省としてもリードできないか。

 ◆府県がネットワークを組むことは非常に有意義。府県の話し合いが進むことが大事だが、厚労省としてもバックアップして参りたい。』

 笛を吹くのは勝手だが,パンダのいない檻を整備したところで誰が芸をするのだろうか.一生懸命に自分のできる芸を見せたのに,芸が下手だと牢屋へ移されるようではパンダの絶滅は近いだろう.パンダを集約してセンターで芸をさせたところで,観客が増えてより芸への要求が厳しくなるのでは,たとえ餌が多少良くなったとしても状況が改善されるとは思えない.

 今は奈良のパンダたちにばかり注目が集まっているが,他の地方で頑張っているパンダやヒグマやツキノワグマたちも芸の厳しさと観客のマナーにすでに嫌気がさしているのではないだろうか.議員様や大臣様が国会でなにを言うのも勝手だが,いくら芸達者なクマ達でも勝手な言い分に付き合う気がなければ逃散するだけだということを忘れないほうがいいだろう.

コメント

かあこ
かあこ
2006年10月30日22:24

マナーの悪い観客,厳しい園長,鬱陶しい○○ムシなど,パンダや他の動物の労働意欲は奪われるばかりです。
大きな動物園を作っても,何か根本的なところで引っかかって上手く立ち行かない気がします。
大した芸をしなくてもいい,小動物の動物園で働こうかな,園長になろうかな・・・と思っている私には他の動物達にあやまることしか出来ません。

おのぞ
おのぞ
2006年10月30日22:48

観客のマナーの悪さに辟易してるのは、動物園だけじゃなく、植物園も水族館も同じだとおもいます。
この国から「芸」という「芸」が消えてしまうかもしれません。
芸らしい芸ももたずに、蛾になるかどうかさえ怪しいのに観客を煽るだけの○○ムシが、××な△△を遂げますように…

さち
さち
2006年10月31日9:34

大自然の中に帰りたいと思うときもしばしば。餌事情は厳しいかもしれないけど・・・

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