『 -- 鈴花ちゃん入園拒否、市の処分取り消す 東京地裁判決 --

 息を吸う時に気管がふさがる障害があり、定期的に吸引器で痰(たん)を吸い出すことが必要な東京都東大和市の青木鈴花ちゃん(6)と両親が、保育園への受け入れを拒否した東大和市に入園を認めるよう求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。杉原則彦裁判長は鈴花ちゃんの身体や精神の状態について、「障害のない児童と同じと見ることができ、保育は可能」と判断。市の処分は裁量権を逸脱し違法として取り消し、入園の承諾を義務づけた。

 鈴花ちゃんは現在、入園の承諾を仮に市に義務づけた1月の東京地裁決定を受け、市内の保育園に通っている。しかし、市が「痰の吸引は医療行為にあたり、対応できない」との方針を改めず、訴訟が継続していた。

 杉原裁判長は「市町村には児童が心身ともに健やかに育成する上で真にふさわしい保育を行う責務がある」とし、「障害者だからといって一律に保育を認めないことは許されない」と述べた。

 判決後、鈴花ちゃんは父親の繁宜(しげよし)さん(41)に「(保育園に)行っていいんだよね」と話しかけた。来春からは小学生。記者会見では「これからがんばって小学校に行きます」と笑顔を見せた。繁宜さんは「これで仮の入園から、本当に入園を認めていただけると思っている」と語った。

 東大和市の尾又正則市長は「判決内容を厳粛に受け止め、原告のお子さんについては現在の保育園で責任を持って対応します。控訴はしません」とのコメントを出した。』

 昨夜のプロ野球日本シリーズの試合は接戦でたいへん面白かった.日本ハムのにわかファンになった私も夏の甲子園以来のテレビ観戦で十分に楽しませてもらったが,それ以上に感動したのが試合の途中でやっていたこのニュースである.

 この裁判については以前から知っていたけれど,鈴花ちゃんの声を聞いたのは今回が初めてだった.気管カニューレからもれる息を交えながら,低くて小さい声だったけれど,「これからがんばって小学校に行きます」としっかり自分の言いたいことを言う姿に感動しました.まわりの人たちの力もあるのだろうけど,病気を克服してのあの笑顔には感心させられました.

 最近のニュースを見ていると鈴花ちゃんより年上なのに情けない人ばかりで,日本全体がおかしくなったように錯覚しそうになるのだけれど,鈴花ちゃんを見て自分ももっと頑張ろうと思った人もきっと多いことと思います.彼女のおかげで,ああいう笑顔がもっと増え,そして絶えることのないように医療関係者や教育関係者はもっともっと頑張らなくてはならないと私も素直に思うことができました.

コメント

yuyuneko
2006年10月26日11:13

とても嬉しいニュースでした。でもこんなに大変な思いをしなければ保育園に行けないなんて、おかしいです。どうやったらその子の保育が可能か探ることは重要だけど拒否する方向でなく、受入れる方向でいつも考えられる大人でありたいですね。

Fruits
2006年10月26日12:15

私も話すの聞いて、とても感激しました
やはり画像に声が加わり、より一層心に訴えて
ずっしり響きます
ご両親が自分の声で語るのを聞き
説得力が違うなと感じました
新聞で読むよりもずっと強く伝わり
見る側も真剣に見るだと思います

mm
mm
2006年10月26日15:28

鈴花ちゃんより年上なのに情けない人ばかりで・・・
↑ほんとにそうですね。鈴花ちゃんに恥ずかしいです。
あんなに明るく立派なお子さんに育てているご両親もえらいです。
私も新米ママとして頑張ろうと思いました。

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